JP2520789B2 - 等速ボ―ルジョイントのインナとボ―ルケ―ジの組立体のアウタへの組付方法及び装置 - Google Patents

等速ボ―ルジョイントのインナとボ―ルケ―ジの組立体のアウタへの組付方法及び装置

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    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アウタと、該アウタに内嵌するボールケー
ジと、該ボールケージに内嵌するインナと、ボールケー
ジの複数のボール窓に収納され各ボール窓に対向するア
ウタとインナのトラック溝に係合する複数のボールとか
ら成る等速ボールジョイントの組立に際し、インナをボ
ールケージに内嵌すると共にボールケージの1つのボー
ル窓にボールを収納して成るインナとボールケージの組
立体をアウタ内に組込む、等速ボールジョイントのイン
ナとボールケージの組立体のアウタへの組付方法及びこ
の方法の実施に用いる組付装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の組付方法として、特開平1−210234号
公報により、インナとボールケージの組立体を、その軸
線がアウタの軸線に直交する起立姿勢で且つアウタのト
ラック溝間の突条のうちアウタの所定の直径方向両側に
位置する突条にボールケージの所定の直径方向両側に位
置する空のボール窓が整合する位相でアウタ内に挿入
し、次いで組立体を、該ボール窓が該突条に隣接するア
ウタのトラック溝に正対するように、起立姿勢のままア
ウタの軸線回りに所定角度回動させ、次に組立体を起立
姿勢のまま組立体の軸線回りに回動させて、組立体に予
め組付けた1個のボールを該トラック溝に係合し、その
後組立体を起立姿勢から傾倒させてアウタ内に組込むよ
うにしたものは知られている。
(発明が解決しようとする課題) 上記の方法では、組立体を起立姿勢でアウタ軸線回り
に回動するときの角度誤差や、組立体を起立姿勢で組立
体の軸線回りに回動するときの組立体の振れにより、ボ
ールがアウタの突条に干渉してトラック溝にスムーズに
係合しなくなることがある。
本発明は、以上の点に鑑み、アウタの突条をボールの
ガイドに利用して、ボール突条に隣接するトラック溝に
スムーズに係合し得るようにした組付方法及び組付装置
を提供することをその目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本発明装置は、インナをボー
ルジョイントに内嵌すると共にボールケージの1つのボ
ール窓にボールを収納して成るインナとボールケージの
組立体をその軸線がアウタの軸線に直交する起立姿勢で
且つアウタの各トラック溝間に形成される突条のうちの
アウタの所定の直径方向両側に位置する突条にボールケ
ージの所定の直径方向両側に位置する空のボール窓が整
合する位置で把持して、アウタ内に該アウタの軸線方向
から組立体を挿入する挿入手段と、アウタ内に挿入され
た組立体をその軸線回りに回動させてボールケージの外
周に突出する前記ボールの突出部分を前記直径方向一側
の突条の端面に当接させる回動手段と、該ボールの突出
部分とボールケージのアウタからの突出部分とにアウタ
の前記直径方向に直交する方向から当接して組立体を傾
倒させる傾倒手段とを備える。
(作 用) 挿入手段により組立体を起立姿勢でアウタに挿入する
が、この際組立体はその所定の直径方向両側の空のボー
ル窓がアウタの所定の直径方向両側の突条に整合するよ
うに挿入手段に把持されているから、突条の端面側のア
ンダーカット部との干渉をボール窓により回避して、組
立体をアウタに挿入できる。
次に、回動手段により組立体を起立姿勢のままその軸
線回りに回動させるもので、これによれば組立体のボー
ルケージの外周に突出するボールの突出部分がアウタの
前記直径方向一側の突条の端面に当接し、次いで傾倒手
段によりボールの突出部分とボールケージのアウタから
の突出部分とをアウタの前記直径方向に直交する方向か
ら押圧すれば、ボールの突出部分が突条の端面上を摺動
して該突条に隣接するトラック溝に該端面に案内されて
落し込まれ、組立体は突条へのボールの干渉を生ずるこ
となくスムーズにアウタ内に組込まれる。
ところで、前記挿入手段は、アウタの軸線方向に進退
自在な挿入ヘッドに、組立体を起立姿勢で且つ前記位相
で把持可能な把持部材を取付けて構成されるものとし、
この場合該挿入ヘッドに、ボールケージに係合可能な係
合部材を組立体の周方向に移動自在に取付けるだけで、
前記回動手段を簡単に構成できる。
又、前記傾倒手段は、アウタの前記直径方向に直交す
る方向に進退自在な傾倒ヘッドに、前記ボールの突出部
分と前記ボールケージの突出部分とに当接可能な押片を
取付けて構成すれば良い。
(実施例) 第1図及び第2図は等速ボールジョイントの組立装置
の全体構成を示し、基台(1)上に、前後方向(図面で
左右方向)に長手の1対の搬送レール(2)(2)と、
前後複数のクランプ片(3)を取付けた1対のトランス
ファバー(4)(4)とを配置し、後方のコンベア
(5)から搬送レール(2)(2)上に投入されるアウ
タAを、トランスファバー(4)(4)の作動により始
端の第1ステーション(61)から終端の第10ステーショ
ン(610)に向けて1ステーション宛間歇送りし、第3
図に示す如く、第2ステーション(62)において、イン
ナBをボールケージCに内嵌すると共にボールケージC
の1個のボール窓C1にボールDを挿入して成るインナと
ボールケージの組立体Wを移載装置(7)により起立姿
勢でアウタAに挿入し、第3ステーション(63)におい
て、組立体を傾倒装置(8)によりボールDがアウタA
のトラック溝に係合するように傾倒させてアウタA内に
内嵌させると共に、組立体をプッシャ(9)により上方
から押圧して水平姿勢とした後、ボールDを挿入したボ
ール窓が横方向を向くようにアウタAを90゜回転させ、
次に第4ステーション(64)おいて、インナBとボール
ケージCとを傾倒装置(10)により横方向に傾倒させ
て、予めボールDを挿入したボール窓と対称位置のボー
ル窓C1にボール挿入装置(11)によってボールDを挿入
し、次いで第5ステーション(65)において、ボールを
挿入済みの2個のボール窓が前方と後方を向くようにア
ウタAを90゜回転させた後、第6ステーション(66)と
第7ステーション(67)とにおいて、インナBとボール
ケージCを傾動装置(12)により夫々横方向一側と横方
向他側とに傾動させて、各1対のボール挿入装置(13)
(13)により隣接する各2個のボール窓C1,C1にボール
D,Dを挿入し、次いで第8ステーション(68)において
ボール検出装置(14)により6個のボール窓に全てボー
ルが挿入されているか否かの欠品検出と、第9ステーシ
ョン(69)においてインナを傾動しつつ回転させる検査
装置(15)により等速ボールジョイントの作動検査とを
行い、第10ステーション(610)において振分け装置(1
6)により良品と不良品とに振分けて払出レール(17に
払出すようにした。
上記したインナとボールケージの組立体は、シュータ
(18)を介して供給されるインナBを内嵌したボールケ
ージCの1個のボール窓C1にボール挿入装置(19)によ
ってボールDを挿入することにより組立てられるもの
で、この組立体を移載装置(7)により第2ステーショ
ン(62)に搬送してアウタAに挿入するようにした。
該移載装置(7)は、シュータ(18)と第2ステーシ
ョン(62)との間に架設したガイド枠(20)に、第4図
及び第5図に示す如く、該ガイド枠(20)に固定のレー
ル(20a)に沿って該ガイド枠(20)上のロッドレスシ
リンダ(21a)によりその外周のスライダ(21b)を介し
て往復動される可動枠(21)を設け、該可動枠(21)
に、該可動枠(21)上のシリンダ(22a)によりガイド
バー(22b)(22b)に案内されて上下動される挿入ヘッ
ド(22)を吊設して、該挿入ヘッド(22)にインナとボ
ールケージの組立体Wを起立姿勢で把持可能な把持部材
(23)を取付けて成るもので、可動枠(21)をシュータ
(18)側のワーク受取り位置に復動させて挿入ヘッド
(22)を下降させることにより、該受取り位置に図外の
ワーク保持装置によって起立姿勢に保持される組立体W
を把持部材(23)で把持し、次いで挿入ヘッド(22)を
上昇させて可動枠(21)を第2ステーション(62)の直
上部のワーク受渡し位置に往動させた後挿入ヘッド(2
2)を下降させ、第2ステーション(62)に上向き姿勢
で位置決めされるアウタAに組立体Wを上方から挿入す
るようにした。
本実施例において、可動枠(21)の移動方向はアウタ
Aの搬送方向に対し第1図で時計方向に60゜傾いてお
り、組立体Wを、ボールDを収納した斜め上向きのボー
ル窓C1の下側に隣接するのボール窓C1と、これと対称
位置ののボール窓C1とが可動枠(21)の移動方向に直
交する水平方向即ちアウタ搬送方向に対し反時計方向に
30゜傾いた方向を向くような位相で前記ワーク保持装置
に保持させて、ここままの位相で前記把持部材(23)に
受取らせるようにした。アウタAは、第2ステーション
(62)において、第7図に示す如くアウタAのトラック
溝A1間の突条A2のうち所定の直径方向両側のとの突
条A2がアウタ搬送方向に対し反時計方向に30゜傾いた位
置に存するような位相に保持されており、可動枠(21)
をワーク受渡し位置に往動させて挿入ヘッド(22)を下
降させたとき、把持部材(23)に把持される組立体W
が、第6図(a)に示すように、との突条A2,A2
夫々とのボール窓C1,C1が正対する状態でアウタA
内に挿入されるようにした。なお、ボールケージCの
とのボール窓C1,C1の形成箇所は、突条A2との干渉を
生じないよう平坦面に面取りされている。
把持部材(23)は、挿入ヘッド(22)の下端部にガイ
ドバー(23a)(23a)に沿って開閉自在に吊設した1対
のクランプ片(23b)(23b)と、該両クランプ片(23
b)(23b)を夫々レバー(23c)(23c)を介して開閉す
る、挿入ヘッド(22)内のクランプシリンダ(23d)と
で構成される。
該挿入ヘッド(22)には、把持部材(23)に加えて組
立体Wをその軸線回りに回動する回動手段(24)が設け
られており、これを詳述するに、該回動手段(24)は、
挿入ヘッド(22)の前記両クランプ片(23b)(23b)間
の部分に形成したチャンネル状のガイド部(24a)に組
立体Wの周方向に摺動自在に支持させた係合部材(24
b)と、挿入ヘッド(22)の外面に取付けた係合部材(2
4b)の進退シリンダ(24c)とで構成され、該係合部材
(24b)にボールDを収納したボール窓Cに隣接する斜
め上向きのボール窓C1に係合する突起(24d)を形成
し、第6図(a)に示す如く組立体WをアウタA内に挿
入した後、同図(b)に示す如く係合部材(24b)を進
退シリンダ(24c)により移動させ、突起(24d)を介し
て組立体Wをその軸線回りに回動させてボールケージC
の外周に突出するボールDの突出部分をアウタAのの
突条A2の上端面に当接させるようにした。
上記の如く、アウタA内に組立体Wを挿入して回動し
た後、挿入ヘッド(22)を上昇させて、可動枠(21)を
次の組立体Wの移載に備えてワーク受取り位置に復動さ
せると共に、アウタAを第2ステーション(62)から第
3ステーション(63)に搬送する。
第3ステーション(63)に配置する上記傾倒装置
(8)は、第7図及び第8図に示す如く、基台(1)上
に立設した支柱(25)上に、シリンダ(26a)によりガ
イドバー(26b)(26b)に案内されて、アウタ搬送方向
に対し時計方向に60゜傾いた方向即ち第3ステーション
(63)に存するアウタAのとの突条A2,A2を結ぶ直
径方向に直交する方向に進退される傾倒ヘッド(26)を
設け、該傾倒ヘッド(26)の先端に、ボールケージCの
アウタAからの突出部分に当接する第1押片(27)をス
テー(27a)を介して取付ける共に、ボールDのボール
ケージCからの突出部分に当接する第2押片(28)をば
ね(28a)で先方に付勢されるクッション枠(28b)を介
して取付けて成るものとした。両押片(27)(28)は、
第9図に示すように、アウタAの上端面上を少許のクリ
アランスを存して進退されるように設けられており、第
1押片(27)を、アウタAのの突条A2側の直径方向外
方に向って先方に傾斜した先端の傾斜縁(27b)を有す
る平板状に形成し、又第2押片(28)を、ボールDに対
向する内側部先端にアウタAのの突条A2側の直径方向
外方に向って先方に傾斜した傾斜面(28c)と、内側部
下面にボールケージCの外周面に対応する円弧状の凹欠
部(28d)とを有するブロック状に形成した。
第3ステーション(63)に設ける前記プッシャ(9)
は、第5図に示す如く、移載装置(7)のガイド枠(2
0)の端部下側に固設した第3ステーション(63)上に
臨むブラケット(29)に、組立体Wの端面を押圧する押
圧子(9a)をばね(9b)を介して下方に付勢保持するホ
ルダ(9c)をシリンダ(9d)により昇降自在に吊設して
成るもので、更に該ブラケット(29)にステー(29a)
を垂設し、該ステー(29a)に、前記第2押片(28)に
対向する第7図示の如きストッパ(30)を取付けた。
第3ステーション(63)アウタAが搬送されると、傾
倒装置(8)の傾倒ヘッド(26)がアウタAの前記直径
方向に直交する方向に前進し、第1押片(27)の先端の
傾斜縁(27b)がアウタAのの突条A2側に位置するボ
ールケージCの端面部分に当接して、組立体Wが起立姿
勢から徐々に傾倒され、一方、第2押片(28)の先端の
傾斜面(28c)がアウタAのの突条A2の上端面に着座
しているボールDに当接して、ボールDが該突条A2の上
端面に沿ってこれに隣接するのトラック溝A1側に押さ
れる。そして、ボールDが該トラック溝A1に落ち込む位
置まで押動されたところで、第2押片(28)がストッパ
(30)に当接してそれ以上の前進が阻止され、以後第2
押片(28)を取付けたクッション枠(28b)ばね(28a)
を圧縮しつつ傾倒ヘッド(26)が更に前進し、第1押片
(27)による組立体Wの傾倒でボールDがのトラック
溝A1に押し込まれ、組立体Wが略々水平姿勢でアウタA
内に組込まれる。
その後、傾倒ヘッド(26)を退動させ、次いでプッシ
ャ(9)の押圧子(9a)を下降させて、組立体Wを水平
姿勢に矯正する。
尚、各ステーションには、第8図に明示するように、
アウタAをその軸部を把持して位置決めする、シリンダ
(31a)によりレバー(31b)(31b)を介して開閉され
る1対のクランプ片(31c)(31c)を有するクランプ部
材(31)が設けられている。又、第3ステーション
(63)が設けるクランプ部材(31)は、シリンダ(31
d)により垂直軸線回りに90゜反転自在とし、組立体W
をアウタW内に組込んで水平姿勢にした後、アウタAを
のトラック溝A1が搬送方向に直交する横方向に位置す
るようにクランプ部材(31)を介して90゜回転し、この
状態でアウタAを第4ステーション(64)に搬送するよ
うにした。
上記実施例では、組立体Wを起立姿勢でアウタA内に
挿入する工程と、組立体Wを回動してボールDをアウタ
Aの突条A2の端面に当接させる工程とを第2ステーショ
ン(62)で行い、組立体Wを傾倒させてアウタ内に組込
む工程を第3ステーション(63)で行うようにしたが、
一つのステーションでこれら全ての工程を行うことも勿
論可能である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、請求項1,2の発明に
よれば、インナとボールケージの組立体を起立姿勢から
傾倒させてアウタ内に組込む際、組立体に予め組付けら
れるボールをアウタの突条の端面に案内させて該突条に
隣接するトラック溝にスムーズに係合させることがで
き、組立体のアウタ内への組込み作業の確実性が向上す
る効果を有する。
又、請求項3の発明によれば、組立体をアウタ内に起
立姿勢で挿入する挿入手段に組立体の回動手段をコンパ
クトに組込むことができ、更に請求項4の発明によれ
ば、組立体の傾倒手段を、単一の傾倒ヘッドに押片を取
付けて成る簡素な構造で安価に得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を具備する等速ボールジョイント組
立装置の1例の平面図、第2図はその側面図、第3図は
その組立工程を示す斜視図、第4図は組立体の挿入手段
たる移載装置の第1図の矢印IV方向から見た部分截断正
面図、第5図は第4図の右側面図、第6図(a)(b)
は挿入手段と回動手段の作用説明図、第7図は傾倒装置
を含む要部の平面図、第8図は第7図のVIII−VIII線か
ら見た側面図、第9図は第7図の矢印IX方向から見た傾
倒ヘッドの正面図である。 A……アウタ、A1……トラック溝 A2……突条、B……インナ C……ボールケージ、C1……ボール窓 D……ボール、W……組立体 (7)……移載装置(挿入手段) (8)……傾倒装置(傾倒手段) (22)……挿入ヘッド、(23)……把持部材 (24)……回動手段、(24b)……係合部材 (26)……傾倒ヘッド、(27)(28)……押片

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウタと、該アウタに内嵌するボールケー
    ジと、該ボールケージに内嵌するインナと、ボールケー
    ジの複数のボール窓に収納され各ボール窓に対向するア
    ウタとインナのトラック溝に係合する複数のボールとか
    ら成る等速ボールジョイントの組立に際し、インナをボ
    ールケージに内嵌すると共にボールケージの1つのボー
    ル窓にボールを収納して成るインナとボールケージの組
    立体をアウタ内に組込む方法において、前記組立体を、
    その軸線がアウタの軸線に直交する起立姿勢で且つアウ
    タのトラック溝間の突条のうちアウタの所定の直径方向
    両側に位置する突条にボールケージの所定の直径方向両
    側に位置する空のボール窓が整合する位相でアウタ内に
    挿入し、次いで組立体をその軸線回りに回動させて、ボ
    ールケージの外周に突出する前記ボールの突出部分を前
    記直径方向一側の突条の端面に当接させ、その後該ボー
    ルの突出部分を該突条の端面から該突条に隣接するトラ
    ック溝に落ち込むように押動させつつ組立体を傾倒させ
    て、該組立体をアウタ内に組込むことを特徴とする等速
    ボールジョイントのインナとボールケージの組立体のア
    ウタへの組付方法。
  2. 【請求項2】アウタと、該アウタに内嵌するボールケー
    ジと、該ボールケージに内嵌するインナと、ボールケー
    ジの複数のボール窓に収納され各ボール窓に対向するア
    ウタとインナのトラック溝に係合する複数のボールとか
    ら成る等速ボールジョイントの組立に際し、インナをボ
    ールケージに内嵌すると共にボールケージの1つのボー
    ル窓にボールを収納して成るインナとボールケージの組
    立体をアウタ内に組込むために用いる装置において、前
    記組立体をその軸線がアウタの軸線に直交する起立姿勢
    で且つアウタの各トラック溝間に形成される突条のうち
    アウタの所定の直径方向両側に位置する突条にボールケ
    ージの所定の直径方向両側に位置する空のボール窓が整
    合する位相で把持して、アウタ内に該アウタの軸線方向
    から組立体を挿入する挿入手段と、アウタ内に挿入され
    た組立体をその軸線回りに回動させてボールケージの外
    周に突出する前記ボールの突出部分を前記直径方向一側
    の突条の端面に当接させる回動手段と、該ボールの突出
    部分とボールケージのアウタからの突出部分とにアウタ
    の前記直径方向に直交する方向から当接して組立体を傾
    倒させる傾倒手段とを備えることを特徴とする等速ボー
    ルジョイントのインナとボールケージの組立体のアウタ
    への組付装置。
  3. 【請求項3】前記挿入手段は、アウタの軸線方向に進退
    自在な挿入ヘッドに、組立体を前記起立姿勢で且つ前記
    位相で把持可能な把持部材を取付けて構成され、前記回
    動手段は、ボールケージに係合可能な係合部材を該挿入
    ヘッドに組立体の周方向に移動自在に取付けて構成され
    ることを特徴とする請求項2に記載の等速ボールジョイ
    ントのインナとボールケージの組立体のアウタへの組付
    装置。
  4. 【請求項4】前記傾倒手段は、アウタの前記直径方向に
    直交する方向に進退自在な傾倒ヘッドに、前記ボールの
    突出部分と前記ボールケージの突出部分とに当接可能な
    押片を取付けて構成されることを特徴とする請求項2に
    記載の等速ボールジョイントのインナとボールケージの
    組立体のアウタへの組付装置。
JP2326470A 1990-11-28 1990-11-28 等速ボ―ルジョイントのインナとボ―ルケ―ジの組立体のアウタへの組付方法及び装置 Expired - Fee Related JP2520789B2 (ja)

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