JP2519671B2 - プラスチック製複合レンズの自動接着装置 - Google Patents

プラスチック製複合レンズの自動接着装置

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JP2519671B2
JP2519671B2 JP16052094A JP16052094A JP2519671B2 JP 2519671 B2 JP2519671 B2 JP 2519671B2 JP 16052094 A JP16052094 A JP 16052094A JP 16052094 A JP16052094 A JP 16052094A JP 2519671 B2 JP2519671 B2 JP 2519671B2
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克己 西川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2枚のプラスチックレ
ンズを接着液により接着して製造するプラスチック製複
合レンズの自動接着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、アクリルやポリカ−ボなどを素
材とする2枚のプラスチックレンズの間に例えば住友ス
リ−ボンド3052Fなどの接着剤を注入して接着させ
る複合レンズの接着作業は人手により行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手に
よるために、熟練を要するとともに手間がかかってコス
トアップとなり、しかも、作業性が悪くて能率が悪い、
といった不具合を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
そのような不具合を解決し、しかも色収差を解消できた
クリ−ンな複合レンズを自動的に有効に製造可能とする
ものであり、そのため回転台を4分の1回転ごとに、所
定時間だけ停止するよう間欠的に回転駆動可能に設け、
該回転台上の同心円上4等配の位置には複合レンズの下
方レンズを下にして載置できるレンズ受皿をそれぞれ固
設し、回転台が停止して隣り合う両レンズ受皿がそれぞ
れ位置するA点及びB点の両位置の近傍には、下方、レ
ンズの上方に接着液を注出できる接着液注出機および接
着後の複合レンズに紫外線を所定時間だけ照射できる紫
外線照射装置をそれぞれ配備し、前記A点の上方からは
一方のレンズ移動ア−ムにより上方レンズの供給と押圧
ができるように設けるとともに、前記A点の反対側とな
るC点の位置では他方のレンズ移動ア−ムにより下方レ
ンズをレンズ受皿に供給したり接着後の複合レンズを取
り出し可能にして構成したものである。
【0005】本発明の第2の目的は、下方レンズ上に接
着液を有効に注出可能とするものであり、そのため、接
着液注出機はその先端にニ−ドルを有して少なくとも傾
斜変更可能にして構成したものである。
【0006】本発明の第3の目的は、両バケットと回転
台上との間でレンズを有効に搬入搬出可能とするもので
あり、そのため、両レンズ移動ア−ムは、回転台の上方
から延出する縦方向の縦レ−ルに沿ってレンズ収容用の
並設した両バケット側に往復動できるレンズ搬送台に取
付けて構成したものである。
【0007】本発明の第4の目的は、両バケット側にレ
ンズ搬送台を有効に移動可能とするものであり、そのた
め、縦レ−ルは該縦レ−ルに直交する横レ−ルに沿って
横方向に往復動可能にして構成したものである。
【0008】本発明の第5の目的は、レンズ搬送台の移
動により両バケットを有効に移動可能とするものであ
り、そのため、レンズ搬送台には両バケットを掴んで搬
送させることができる少なくとも4個のバケット移動ア
−ムを装備して構成したものである。
【0009】本発明の第6の目的は、両バケットを移動
させて有効に収容可能とするものであり、そのため、横
レ−ルに沿った側方の左右側には両バケットを並べてそ
れぞれ収容できる両バケット収容台を配備して構成した
ものである。
【0010】
【作用】したがって、回転台を4分の1回転ごとに所定
時間だけ停止するよう間欠的に回転させながら、その停
止中に、C点では、他方のレンズ移動ア−ムにより、B
点から送り出されてくる接着完成された複合レンズをレ
ンズ受皿から取り外すとともに、新たな下方レンズをレ
ンズ受皿上に置くことができることになり、A点では、
レンズ受皿内の下方レンズの上面に接着液注出機から接
着液を注出するとともに、その下方レンズの上方に一方
のレンズ移動ア−ムにより上方レンズを供給して気泡が
排除されるように押圧して接着させることができること
になり、B点では、A点で接着されて送り出されてくる
複合レンズに対し紫外線照射装置により例えば20秒間
だけ紫外線を照射して完成させることができることにな
り、回転台上に下方レンズと上方レンズを順次、供給し
ながら、複合レンズの接着作業を自動的に有効に行なう
ことができる。
【0011】接着液注出機はその先端にニ−ドルを有し
傾斜変更且つ前後進可能にして構成したものであって、
傾斜変更させるだけでニ−ドルをレンズ受皿上から離し
たり近づけさせることができるもので、更に大きく傾斜
させると、ニ−ドルから下方レンズの上面に広く有効に
接着液を注出できることになる。
【0012】両レンズ移動ア−ムは、回転台の上方から
延出する縦方向の縦レ−ルに沿ってレンズ収容用の並設
した両バケット側に往復動できるレンズ搬送台に取付け
て構成したことにより、回転台の上方と、下方レンズと
上方レンズをそれぞれ収容している両バケットの上方と
の間を、レンズ搬送台が往復動できることになって、レ
ンズを回転台上に供給したり、完成した複合レンズをバ
ケットに収容させる所定の作業を有効に行なうことがで
きる。
【0013】縦レ−ルは該縦レ−ルに直交する横レ−ル
に沿って横方向に往復動可能にして構成したことによ
り、レンズ搬送台の移動と縦レ−ルの横方向移動によっ
て、回転台より離れた両バケット側に大きくレンズ搬送
台を移動させることができることになり、両バケットは
回転台より離れた部位に有効に設備できることになる。
【0014】レンズ搬送台には両バケットを掴んで搬送
させることができる少なくとも4個のバケット移動ア−
ムを装備して構成したことにより、レンズ搬送台の移動
にともなって2個ずつの両バケット移動ア−ムにより、
両レンズが取り出されて空になったバケットと、完成し
た複合レンズを所定数、収容した一方のバケットをそれ
ぞれ掴んで、他の部位へ有効に移動させることができ
る。
【0015】横レ−ルに沿った側方の左右側には両バケ
ットを並べてそれぞれ収容できる両バケット収容台を配
備して構成したことにより、レンズ搬送台の移動範囲を
小さくすることができることになって、作業能率をさら
にアップさせることができるとともに、装置全体を小形
でコンパクト構造にすることができる。
【0016】
【実施例】図2は装置全体を概略示した平面図であり、
円盤形回転台1上の同心円上4等配の位置には、底面中
心部に小孔3aを有してプラスチック製複合レンズ2の
下方レンズ2aを載置できるレンズ受皿3をそれぞれ固
設し、回転台1の中心の支軸部15下方からモ−タ16
により伝道装置17を介して回転台1を矢印イ方向に回
転駆動自在に設けるが、回転台1の周囲部に設けた制動
装置18により、回転台1が4分の1回転すると、図1
に示すようにA点.B点.C点.D点の位置で各レンズ
受皿3が所定時間だけ、一時停止するように制動させ
て、回転台1を間欠的に回点駆動可能に設け、また、前
記B点でのレンズ受皿3の下方には、小孔3aに接合し
た複合レンズ2を吸着することができるレンズ固定装置
28を上下動可能に配備し、B点でのレンズ受皿3の上
方側には、作動シリンダ19aにより上下動させられな
がら複合レンズ2を押さえて回転させることができるレ
ンズ回転装置19を配備して構成する。
【0017】前記A点位置の回転台1の部位の側方に設
置した支持台20の上部には接着液注出機4を設けるも
のであって、支持台20の上面の上方には前記接着液注
出機における支持枠板21の端部を枢着22するととも
に支持枠板21より垂設した支杆23を支持台20上の
駆動装置24により上下動させて支持枠板21を傾斜変
更調節自在になし得、該支持枠板21の上方には、例え
ば住友スリ−ボンド3052Fなどの接着液を有して先
端にニ−ドル4aを有する接着液注出機4を、レンズ受
皿3の方向に出退可能にして取付け、また、B点位置の
レンズ受皿3の上方には、該レンズ受皿3上の複合レン
ズ2に対し例えば20秒間だけ紫外線を照射することが
できる紫外線照射装置5を配備して構成する。
【0018】前記回転台1の上方から水平方向に延長す
る縦レ−ル7を、前記回転台1の側方近傍で前記縦レ−
ル7に対し直交する水平方向に架設した横レ−ル10上
に沿って横方向に往復動可能に取付け、前記縦レ−ル7
に沿って往復動できるレンズ搬送台9には、複合レンズ
2の下方レンズ2aや接着済みの複合レンズ2を吸着し
たり上下動できる他方のレンズ移動ア−ム6bと、複合
レンズ2の上方レンズ2bを吸着したり上下動できる一
方のレンズ移動ア−ム6aとを両側に配備するととも
に、例えば100個の上方レンズ2bを収容できるバケ
ット8aを掴むことができるバケット移動ア−ム11
a、11bと、例えば100個の下方レンズ2aや接着
済みの複合レンズ2を収容できるバケット8bを掴むこ
とができるバケット移動ア−ム12a、12bとを配備
して構成する。
【0019】前記回転台1の反対側となる前記横レ−ル
10の側方の左右側には、前記バケット8a、8bを積
み重ねて左右に載置するとともに駆動装置25により上
下動させることができるバケット収容台13と、前記バ
ケット8a、8bを積み重ねて左右に載置するとともに
駆動装置26により上下動させることができるバケット
収容台14とを装備して構成する。
【0020】また、各部にはセンサやブザ−(図示省
略)を配備し、各部が下記のように作動するようプログ
ラミングしてスタ−トスイッチやストップスイッチなど
を有するコントロ−ラ装置27を前記横レ−ル10の一
端側に装備して構成する。
【0021】したがって、作業開始時には、接着液注出
機4を図6に示すように水平状態にして後退するように
セットしておき、A点とD点のレンズ受皿3上には下方
レンズ2aをそれぞれ載置しておくとともに、B点のレ
ンズ受皿3上には接着済の複合レンズ2(ダミ−)を載
置しておく。
【0022】その状態からスタ−トスイッチを押して作
業を開始すると、以下の順序で作動する。 100個の上方レンズ2bおよび下方レンズ2aを
それぞれ収容する両バケット8a、8bを載置したバケ
ット収容台13と隣りのバケット収容台14とが同時に
上昇して、センサにより検出する所定の位置で停止す
る。 レンズ搬送台9が縦レ−ル7上を他端側まで移動す
るとともに縦レ−ル7が横レ−ル10に沿って横方向に
移動し、レンズ搬送台9がバケット収容台13の上方位
置で停止する。 両レンズ移動ア−ム6a、6bが下降して、バケッ
ト8a内の上方レンズ2bとバケット8b内の下方レン
ズ2aにそれぞれ吸着するとともに上昇し、その場合に
レンズを拾わないとブザ−が鳴る。
【0023】 両レンズ移動ア−ム6a、6bの上昇
をセンサが検知すると、縦レ−ル7が横レ−ル10上を
横方向に移動するとともに、レンズ搬送台9が縦レ−ル
7上を回転台1の上方位まで移動して停止する。 他方のレンズ移動ア−ム6bが下降して、吸着して
いる下方レンズ2aを、C点での空のレンズ受皿3に入
れて上昇し、再び下降して下方レンズ2aをレンズ受皿
3の正しい位置に置いて上昇し待機する。
【0024】 前記の作動中に、接着液注出機4が
図6に仮想線で示すように、傾斜変更しながら前進し
て、付設している装置(図示省略)により塵埃を拭き払
うとともに、図5に示すように傾斜変更しながら前進し
て、ニ−ドル4aの先端から図10に矢印ロで示すよう
に適量の接着液を、A点のレンズ受皿3上の下方レンズ
2aの上面に滴下させて、図6に示すように後退して下
降しながら待機する。 次に、A点の上方のレンズ移動ア−ム6aが下降
し、持っている上方レンズ2bを、接着液を注出させた
下方レンズ2aの上方に載せてから上昇し、上方レンズ
2bと下方レンズ2aの中心を合わせることと、その間
に入っている気泡を外に出したり接着液を平均してのば
すこととを目的として、再び下降しながら上方レンズ2
bを所定時間だけ押さえて接着し、上昇して待機する。
【0025】 次いで、制動装置18が制動解除さ
れ、回転台1が矢印イ方向に4分の1回転してセンサの
検出により停止すると、再び回転台1が制動装置18に
より固定されてレンズ固定装置28が上昇し、小孔3a
内を通して吸引しながら、接着済の複合レンズ2を固定
するとともに、レンズ回転装置19が下降してその複合
レンズ2を押さえて回転すると、紫外線照射装置5のシ
ャッタを開きながら複合レンズ2に対し紫外線を20秒
間だけ図11に矢印ハで示すように照射し、その後にシ
ャッタが閉じて待機するが、同時に、レンズ回転装置1
9は停止し上昇して待機する。
【0026】 前記の作動中に、C点の上方に待機
しているレンズ移動ア−ム6bが下降し、その下方に移
動されてきた接着済の複合レンズ2(ダミ−)を吸着し
て上昇し(レンズを拾わないとブザ−が鳴る)、レンズ
搬送台9が縦レ−ル7の一端側にまで移動するとともに
縦レ−ル7が横レ−ル10に沿って横方向に移動して停
止し、レンズ移動ア−ム6bが下降しながら、拾ってき
た接着済の複合レンズ(ダミ−)をバケット収容台13
上のバケット8bの空所に入れて上昇すると、レンズ搬
送台9が縦レ−ル7とともに空所の1個分に相当する1
ピッチだけ移動して、両レンズ移動ア−ム6a、6bが
同時に下降しながらバケット8a、8b内の上方レンズ
2bと下方レンズ2aをそれぞれ吸着して上昇し、その
後に、縦レ−ル7とともにレンズ搬送台9が復動して回
転台1の上方位置で停止すると、他方のレンズ移動ア−
ム6bのみが下降して、C点で空になっているレンズ受
皿3に下方レンズ2aを補給し、そのまま上昇して待機
する。
【0027】そのように、からまでの作動が繰り返
されて100個の複合レンズ2が作られて、バケット収
容台13上のバケット8aが空になるとともに、バケッ
ト8bに100個の接着済複合レンズ2が収容される
と、レンズ搬送台9が縦レ−ル7の一端側まで移動する
とともに縦レ−ル7の横移動によりバケット収容台13
の上方で停止し、バケット移動ア−ムは、はじめに8a
を移動収納し、復動して8bを収納し、また設計により
下降するバケット移動ア−ム11a、11bが空のバケ
ット8aを、バケット移動ア−ム12a、12bが10
0個収容のバケット8bをそれぞれ同時に掴んで持上
げ、その後に、縦レ−ル7が横レ−ル10に沿って横方
向へ移動し、そのままバケット移動ア−ム11a、11
bおよび12a、12bを降下させると、図2および図
3に示すように、バケット収容台14上にバケット8
a、8bを並べて載置できることになり、各レンズ移動
ア−ム6a、6bや各バケット移動ア−ム11a、11
b、12a、12bの上下動ストロ−クが限定されてい
るので、両バケット収容台13、14を上下動調節する
ことによって、バケット8a、8bの積み重ね加減を調
整できることになり、またバケット8bに収容された接
着済の複合レンズ2に対し、更に1時間程、紫外線を照
射することによって精度の良い複合レンズ2に完成させ
ることができる。
【0028】
【発明の効果】このように本発明は、回転台(1)を4分
の1回転ごとに所定時間だけ停止するよう間欠的に回転
させながら、その停止中に、C点では、他方のレンズ移
動ア−ム(6b)により、B点から送り出されてくる接着完
成された複合レンズ(2)をレンズ受皿(3)から取り外す
とともに、新たな下方レンズ(2a)をそのレンズ受皿(3)
上に置いたり、A点では、レンズ受皿(3)内の下方レン
ズ(2a)の上面に接着液注出機(4)から接着液を注出する
とともに、その下方レンズ(2a)の上方に一方のレンズ移
動ア−ム(6a)により上方レンズ(2b)を供給して接着液中
の気泡が排除されるように押圧しながら接着させたり、
B点では、A点で接着されて送り出されてくる複合レン
ズ(2)に対し紫外線照射装置(5)により例えば20秒間
だけ紫外線を照射したりして、プラスチック製複合レン
ズの接着作業を自動的に流れ作業式で能率良く行なえる
とともに、色収差を解消したクリ−ンな精度の良い複合
レンズに有効に仕上げることができることになり、生産
性を一段と向上させて好適に実施できる特長を有する。
【0029】接着液注出機(4)はその先端にニ−ドル(4
a)を有して、少なくとも傾斜変更可能にして構成したこ
とにより傾斜変更させると、ニ−ドル(4a)をレンズ受皿
(3)上から邪魔にならないように離したり、注出しやす
いように近づけさせることができることになり、大きく
傾斜させると、ニ−ドル(4a)から下方レンズ(2a)の上面
に広く有効に接着液を注出できることになって、好適に
実施できることになる。
【0030】両レンズ移動ア−ム(6a)(6b)は、回転台
(1)の上方から延出する縦方向の縦レ−ル(7)に沿って
レンズ収容用の並設した両バケット(8a)(8b)側に往復動
できるレンズ搬送台(9)に取付けて構成したことによ
り、回転台(1)の上方と、下方レンズ(2a)と上方レンズ
(2b)をそれぞれ収容している両バケット(8a)(8b)の上方
との間を、レンズ搬送代(9)が往復動できることになっ
て、レンズを回転台(1)上に供給したり、完成した複合
レンズ(2)をバケットに収容させる所定の作業を効率良
く行なうことが出来ることになって、好適に実施でき
る。
【0031】縦レ−ル(7)は該縦レ−ル(7)に直交する
横レ−ル(10)に沿って横方向に往復動可能にして構成し
たことにより、レンズ搬送台(9)の移動と縦レ−ル(7)
の横方向移動によって、回転台(1)より離れた両バケッ
ト(8a)(8b)側に大きくレンズ搬送台(9)を移動させるこ
とが出来ることになり、両バケット(8a)(8b)は回転台
(1)より離れた部位に有効に設備できることになって、
好適に実施できる。
【0032】レンズ搬送台(9)には両バケット(8a)(8b)
を掴んで搬送させることが出来る少なくとも4個のバケ
ット移動ア−ム(11a)(11b)、(12a)(12b)を装備して構成
したことにより、レンズ搬送台(9)の移動にともなっ
て、2個ずつの両バケットア−ム(11a)(11b)、(12a)(12
b)により、上方レンズ(2b)が取り出されて空になってい
るバケット(8a)と、完成した複合レンズ(2)を所定数、
収容した一方のバケット(8b)をそれぞれ掴んで、他の部
位へ作業性良く移動させることができることになって、
多量生産性を一段と向上させることが出来ることにな
り、好適に実施できる。
【0033】横レ−ル(10)に沿った側方の左右側には両
バケット(8a)(8b)を並べてそれぞれ収容できる両バケッ
ト収容台(13)(14)を配備して構成したことにより、レン
ズ搬送台(9)の移動範囲を小さくすることができること
になって、作業能率をさらにアップさせることが出来る
とともに、装置全体を小形でコンパクト構造にすること
ができて、好適に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部を示した平面図である。
【図2】装置全体を概略示した平面図である。
【図3】装置全体を一部省略して示した正面図である。
【図4】装置全体を概略示した側面図である。
【図5】接着液注出機を概略示した正面図である。
【図6】図5の作動状態を示した正面図である。
【図7】複合レンズを示した正面図である。
【図8】複合レンズを断面にして示した断面図である。
【図9】レンズの接着状態を示す説明図である。
【図10】レンズの接着状態を示す説明図である。
【図11】レンズの接着状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 回転台 2 複合レンズ 2a 下方レンズ 2b 上方レンズ 3 レンズ受皿 4 接着液注出機 5 紫外線照射装置 6a、6b レンズ移動ア−ム 4a ニ−ドル 7 縦レ−ル 8a、8b バケット 9 レンズ搬送台 10 横レ−ル 11a、11b バケット移動ア−ム 12a、12b バケット移動ア−ム 13、14 バケット収容台 27 コントロ−ラ−装置 M 駆動モ−タ−

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転台(1)を4分の1回転ごとに所定時間
    だけ停止するよう、間欠的に回転駆動可能に設け、該回
    転台(1)上の同心円上4等配の位置には複合レンズ(2)
    の下方レンズ(2a)を下にして載置できるレンズ受皿(3)
    をそれぞれ固設し、回転台(1)が停止して隣合う両レン
    ズ受皿(3)(3)がそれぞれ位置するA点およびB点の両
    位置の近傍には、下方レンズ(2a)の上方に接着液を注出
    できる接着液注出機(4)および接着後の複合レンズ(2)
    に紫外線を所定時間だけ照射できる紫外線照射装置(5)
    をそれぞれ配備し、前記A点の上方からは一方のレンズ
    移動ア−ム(6a)により上方レンズ(2b)の供給と押圧がで
    きるように設けるとともに、前記A点の反対側となるC
    点の位置では他方のレンズ移動ア−ム(6b)により下方レ
    ンズ(2a)をレンズ受皿(3)に供給したり接着後の複合レ
    ンズ(2)を取り出し可能にして構成したことを特徴とす
    るプラスチック製複合レンズの自動接着装置。
  2. 【請求項2】接着液注出機(4)はその先端にニ−ドル(4
    a)を有して少なくとも傾斜変更可能にしてなる請求項1
    記載のプラスチック製複合レンズの自動接着装置。
  3. 【請求項3】両レンズ移動ア−ム(6a)(6b)は、回転台
    (1)の上方から延出する縦方向の縦レ−ル(7)に沿って
    レンズ収容用の並設した両バケット(8a)(8b)側に往復動
    できるレンズ搬送台(9)に取付けてなる請求項1または
    2記載のプラスチック製複合レンズの自動接着装置。
  4. 【請求項4】縦レ−ル(7)は該縦レ−ル(7)に直交する
    横レ−ル(10)に沿って横方向に往復動可能にしてなる請
    求項3記載のプラスチック製複合レンズの自動接着装
    置。
  5. 【請求項5】レンズ搬送台(9)には両バケット(8a)(8b)
    を掴んで搬送させることができる少なくとも4個のバケ
    ット移動ア−ム(11a)(11b)、(12a)(12b)を装備してなる
    請求項3または4記載のプラスチック製複合レンズの自
    動接着装置。
  6. 【請求項6】横レ−ル(10)に沿った側方の左右側には両
    バケット(8a)(8b)を並べてそれぞれ収容できる両バケッ
    ト収容台(13)(14)を配備してなる請求項5記載のプラス
    チック製複合レンズの自動接着装置。
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