JP2519659Y2 - 扉装置 - Google Patents

扉装置

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JP2519659Y2
JP2519659Y2 JP1990082094U JP8209490U JP2519659Y2 JP 2519659 Y2 JP2519659 Y2 JP 2519659Y2 JP 1990082094 U JP1990082094 U JP 1990082094U JP 8209490 U JP8209490 U JP 8209490U JP 2519659 Y2 JP2519659 Y2 JP 2519659Y2
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door
plate
catch
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opening
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勉 山口
泰一 徳田
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、家具等の庫体開口部を開閉自在に被覆する
扉装置に関し、更に詳しくは、この扉の表裏両面に化粧
を施してこれをリバーシブルに使用可能とした扉装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、扉の表裏両面に彩色、模様等の化粧を施してリ
バーシブルに使用可能とした扉が各種提案されている。
これらのリバーシブルな扉の場合には、扉の表裏に化粧
を施すとともに、把手等を扉の表裏に付け変え可能とし
て、扉を反転させて使用するときには、扉の表側にこれ
らの把手等を付け変え可能としてなる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のリバーシブルな扉においては、把手のように扉
表面側に取付けられる部材の場合には、扉を反転させる
際にこれを扉の反対面に付け変えても裏面側における把
手取付孔等は外部にあらわれない。ところが、例えばこ
の扉にマグネットキャッチ等の係止具を設ける場合、こ
のマグネットキャッチは扉裏面側に設けたキャッチプレ
ートと庫体の開口部内に取付けたマグネットキャッチと
の間で互いに吸着しあうものであるから、扉を表裏反転
させると表面側にキャッチプレートの取付孔等が露顕し
て外観上好ましくない。
本考案は上記の点に鑑み、扉裏面にマグネットキャッ
チ等の係止具を設けてなるリバーシブルな扉装置におい
て、扉を反転させて使用するときにも扉の裏面側に取付
けられるキャッチプレートの取付孔等が表面側に露出せ
ず、外観上も好ましいリバーシブルな扉装置を提供せん
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る扉装置は上記の目的を達成するために、
家具等の庫体開口部に取付けられて該開口部を開閉自在
に被覆する扉板であって、表裏両面に化粧を施すととも
に基端側が前記庫体開口部に着脱自在に取付けられて左
右に入れ換え可能とした一対の扉板と、前記扉板の上端
面に当接する固定片と扉板の側面に当接するプレート片
とから略L字形に形成してなり、前記固定片を扉板の開
放端側上端面における扉板の厚み方向中央部にネジ止め
等して着脱自在に固定されたキャッチプレートと、前記
キャッチプレートに対応して家具等の庫体開口部内に取
付けられたマグネットキャッチと、より構成してなる。
〔作用〕
本考案に係る扉装置は上記のとおり構成してなり、扉
を反転してリバーシブルに使用するときには、左右の扉
を家具等の庫体から一旦取り外してこれを前後に反転
し、且つ左右の扉を互いに入れ換えて再び庫体開口部に
取付けるとともに、扉上端面にネジ止め等してなるキャ
ッチプレートを取り外してこれを前後反転した後再び扉
上端面にネジ止め等することにより、キャッチプレート
のプレート片を裏面側に位置させて開口部内のマグネッ
トキャッチと互いに吸着可能に取付ける。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づき本考案を更に詳細に説
明する。
第1図は本考案に係る扉装置を採用してなる家具1の
実施例斜視図であり、その下部に設けた収納空間2の正
面開口部を扉板3,3にて開閉自在に被覆してなる。この
扉板3は、その前後両面3a,3bに彩色、模様等の化粧を
施してなり、例えば図例の如く扉板3の一側面3aに木目
模様を、又、他側面3aにはアニメキャラクター等をとい
った具合に表裏に異なる化粧を施してなる。又、この扉
板3には、その開放端よりの一側面から他側面に貫通し
て設けた把手取付孔32へネジ4を挿通し扉板3の他側面
側で把手5を螺着して扉板3の一側に把手5を取付ける
とともに、上端には扉板3上端面に当接する固定片61と
扉板3の側面に当接するプレート片62とで略L字形に形
成してなるキャッチプレート6が扉板3の上端面におけ
る厚み方向中央部に埋設したオニメナット71へネジ7等
で取付けられている。そして、この扉板3は、その側端
上下に設けた回動軸31,31を前記収納空間2を構成する
天板21及び底板22に設けた軸孔23内に着脱、且つ回動自
在に取付けられる。又、前記収納空間2内の天板21下面
には、前記各扉板3,3に取付けたキャッチプレート6と
互いに吸着するマグネットキャッチ9,9が取付けられて
おり、扉板3で収納空間2の開口部を被覆したときに、
この扉板3を閉止状態に固定可能としてなる。
本考案に係る扉装置は上記のとおり構成してなり、こ
の扉装置における扉板3を前後反転させてリバーシブル
に使用するには、第2図の如く左右の扉板3,3を家具1
から取り外し、両扉板3,3を前後反転させるとともに、
左右の扉板3,3を互いにその位置を入れ換えて再び家具
1へ取付ける。同時に、各扉板3の一側面3aにネジ4に
て取付けてなる把手5を一旦取り外し、この把手5を他
側面3b側へ付け変えるとともに、扉板3の上端面にネジ
止めしてなるキャッチプレート6,6を一旦取り外して前
後反転させたうえで再び扉板3にネジ止めすることで扉
板3の裏面側にキャッチプレート6のプレート片62を位
置させ、家具1における収納空間2内に設けたマグネッ
トキャッチ9と互いに吸着可能に取付ける。
上記のような本考案に係る扉装置によれば、左右一対
の扉板3の表裏両面3a,3bに木目やキャラクター等の互
いに異なる化粧を施し、この扉板3を反転させてリバー
シブルに使用可能としてなるから、好みに応じて扉板3
を反転させて使用することができる。そして、把手5を
扉板3を貫通して設けた取付孔32へ扉板3の表裏両面3
a,3bから取付可能とし、しかも、扉板3に取付けられる
マグネットキャッチ用のキャッチプレート6を略L字形
に形成して扉板3の上端面における厚み方向中央部に埋
設したオニメナット71へネジ止めしてなるから、扉板3
を前後反転させてこれら把手5やキャッチプレート6を
前後に付け換えることができ、しかもこのように付け換
えても把手5やキャッチプレート6の取付用孔等が扉板
3の表面側に露顕して外観を損ねたりすることがない。
尚、前記マグネットキャッチ7として、プッシュラッ
チを用いた場合には、前記扉板3に設けた把手5は必ず
しも必要でない。又、扉板3は蝶番等を用いて家具1へ
取付けることもできる。
〔考案の効果〕
上記のような本考案に係る扉装置によれば、庫体開口
部内に取付けたマグネットキャッチとの間で互いに吸着
して扉板を閉止状態に固定するキャッチプレートとして
略L字形のものを用い、これを扉板の上端面における厚
み方向中央部にネジ止め等して取付けるようにしたか
ら、扉表面にキャッチプレート取付用の孔等を設ける必
要がなく、扉板を反転させてキャッチプレートを扉板の
他面に付け変えた場合にも扉の表面側にこの取付孔等が
露顕して外観を損ねるようなことがなく、扉板を適宜反
転させてリバーシブルに使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る扉装置を装着してなる家具の実施
例斜視図、第2図は前記家具における扉装置の扉板を反
転させる様子を示す分解斜視図、第3図は扉板を反転さ
せた状態の斜視図、第4図は前記扉装置の要部の側断面
図、第5図は反転させた状態の扉板の要部の側面図。 1:家具、2:収納空間、3:扉板、4:ネジ、5:把手、6:キャ
ッチプレート、7:ネジ、9:マグネットキャッチ、21:天
板、22:底板、23:軸孔、31:回動軸、32:把手取付孔、6
1:固定片、62:プレート片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具等の庫体開口部に取付けられて該開口
    部を開閉自在に被覆する扉板であって、表裏両面に化粧
    を施すとともに基端側が前記庫体開口部に着脱自在に取
    付けられて左右に入れ換え可能とした一対の扉板と、 前記扉板の上端面に当接する固定片と扉板の側面に当接
    するプレート片とから略L字形に形成してなり、前記固
    定片を扉板の開放端側上端面における扉板の厚み方向中
    央部にネジ止め等して着脱自在に固定されたキャッチプ
    レートと、 前記キャッチプレートに対応して家具等の庫体開口部内
    に取付けられたマグネットキャッチと、 からなる扉装置。
JP1990082094U 1990-07-31 1990-07-31 扉装置 Expired - Fee Related JP2519659Y2 (ja)

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JPH0439287U JPH0439287U (ja) 1992-04-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5526735Y2 (ja) * 1976-03-02 1980-06-26
JPS63251589A (ja) * 1987-04-08 1988-10-19 吉本 孝司 両面仕上げで模様替えのできるシステムキツチンおよび化粧キヤビネツト

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JPH0439287U (ja) 1992-04-02

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