JP2519445Y2 - 電動ー油圧式調速装置 - Google Patents

電動ー油圧式調速装置

Info

Publication number
JP2519445Y2
JP2519445Y2 JP1990005131U JP513190U JP2519445Y2 JP 2519445 Y2 JP2519445 Y2 JP 2519445Y2 JP 1990005131 U JP1990005131 U JP 1990005131U JP 513190 U JP513190 U JP 513190U JP 2519445 Y2 JP2519445 Y2 JP 2519445Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric
signal
hydraulic
servomotor
pressure distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990005131U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0397581U (ja
Inventor
敏樹 新開
Original Assignee
東芝エンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝エンジニアリング株式会社 filed Critical 東芝エンジニアリング株式会社
Priority to JP1990005131U priority Critical patent/JP2519445Y2/ja
Publication of JPH0397581U publication Critical patent/JPH0397581U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519445Y2 publication Critical patent/JP2519445Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Control Of Water Turbines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は水力発電所における水車の速度制御等を行な
うための電動−油圧式の調速装置に関する。
(従来の技術および考案が解決しようとする課題) 第3図は、一般的な電気−油圧式調速装置の概略構成
を示す図であり、コンバータ1の制御コイル2に図示し
ないガバナレギュレータからの出力が入力されると、コ
ネクチングロッド3を介してパイロットバルブ4が上方
或いは下方に移動され、コントロールピストン5の下部
室または上部室に制御油が供給される。このようにして
コントロールピストン5の下部室または上部室に制御油
が供給されると、上記コントロールピストン5が上方或
いは下方に移動し、そのコントロールピストン5に一体
的に連結されている二次配圧弁6がこれに追従して上下
動し、油圧サーボモータ7のいずれか一方のシリンダ室
に制御油が供給され、これによってピストン8が図にお
いて左方または右方に移動し、このピストン8に連結さ
れているガイドベーンリング(図示せず)を介してガイ
ドベーンの開閉制御が行なわれるようにしてある。
ところで、このような装置においては、油膜のスティ
ック現象による動作不良を防止するために、コンバータ
コイルおよびパイロットバルブに微振動を与えることが
行なわれている。ところが、このようなコンバータコイ
ル等の微振動だけでは油中の微細なゴミがパイロットバ
ルブ等につまっただけでも動作不良を生じる可能性があ
るため、偏心モータを用い機械的なバイブレーションを
与えることも行なわれている。しかし、この場合には伝
達部の摩耗が大きく機械寿命が短くなる等の問題があ
る。
また、機械設備をコンパクトにするため操作油の圧力
を高くとる傾向にあり、従来の60kg/cm2から120kg/cm2
程度まで油圧を上げる製品もあるが、従来のコンバータ
コイルではトルクが不足するため、上述のようにパイロ
ットバルブおよび二次配圧弁を設ける必要がある。
さらに、従来の装置においては、コントロールピスト
ン5の働きをパイロットレターンレバー9を介してパイ
ロットバルブ4側にフィードバックするようにしてある
が、このようなパイロットレターンレバー9には摩耗に
よるガタが生ずる可能性があり、発電機出力電力の動揺
すなわちレーシング現象の発生原因となる等の問題があ
る。
本考案はこのような点に鑑み、電気−油圧変換部に電
動サーボモータを使用することにより、従来のコンバー
タ部、パイロットバルブ部を省略し、安価で且つ油中の
ゴミ等による動作不良が生ずるようなことがない調速制
御装置を得ることを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、電動サーボモータの動作を回転/直線運動
変換装置を介して直線運動に変え、その直線運動によっ
て油圧サーボモータ用配圧弁を作動するようにするとと
もに、上記配圧弁の偏位信号が入力され偏位信号に対応
する出力信号を出力する高次関数の非直線変換回路から
なる関数発生回路を設け、その関数発生回路からの出力
信号とガバナレギュレータ出力信号とを比較し、両者の
偏差信号を制御信号として電動サーボモータに加えるよ
うにしたものである。
(作用) ガバナレギュレータからの信号が電動サーボモータに
加わると、上記電動サーボモータが回転駆動され、その
回転が回転/直線運動変換装置によって直線運動に変換
され、その直線運動によって配圧弁が作動され、油圧サ
ーボモータが駆動制御される。上記配圧弁の作動はその
偏位信号として検出され、その偏位信号が開発発生装置
を介して前記ガバナレギュレータからの信号にフィード
バックされる。
(実施例) 以下、第1図および第2図を参照して本考案の一実施
例について説明する。
第1図において符号10は電動サーボモータであって、
その電動サーボモータ10の回転軸11にはボールネジ部11
aが形成され、そのボールネジ部11aには上記回転軸11の
軸線方向のみ移動可能な雌ねじ12が螺合されており、そ
の雌ねじ12に配圧弁13の弁体13aが連結されている。そ
して、上記配圧弁13の第1のポート14aが例えば水車ガ
イドベーン(図示せず)等を作動する油圧サーボモータ
15の第1のシリンダ室15aに連通され、第2のポート14b
が第2のシリンダ室15bに連通されており、上記両ポー
ト14a,14bの間に圧油供給ポート14cが設けられている。
一方、上記配圧弁13の弁体13aの一側には、上記弁体1
3aの位置を検出するポテンショメータ16が設けられてお
り、そのポテンショメータ16によって検出された配圧弁
13の弁体13aの位置信号すなわち弁体13aの中立点からの
偏位信号が関数発生回路17に入力されるようにしてあ
る。
上記関数発生回路17は、第2図に示すような高次関数
の非直線変換回路であって、上記配圧弁の弁体13aの偏
位信号に対応した非直線的な信号が出力され、その出力
信号が比較器18においてガバナレギュレータからの信号
と比較される。そして、上記比較器18から出力された、
上記ガバナレギュレータからの信号および関数発生回路
17からの出力信号との偏差信号がサーボアンプ19を経て
電動サーボモータ10に入力されるようにしてある。
しかして、例えば発電機の負荷が増加して周波数が低
下し、ガバナレギュレータからガイドベーンに対して開
指令が発生すると、この開指令がサーボアンプ19を介し
て電動サーボモータ10に入力され、この電動サーボモー
タ10が開方向に回転する。したがって、ボールネジ部11
aおよび雌ねじ12を介して配圧弁13の弁体13aが開方向に
動作され、配圧弁13の圧油供給ポート14cから供給され
た圧油が第1のポート14aを経て油圧サーボモータ15の
第1のシリンダ室15aに供給され、油圧サーボモータ15
がガイドベーン開方向に作動される。一方、上記配圧弁
13の弁体13aの移動量はポテンショメータ16によって検
出され、弁体13aの偏位量に対応した出力信号が関数発
生回路17を介して比較器18に入力される。したがって、
前記電動サーボモータ10はガバナレギュレータの出力と
関数発生回路17からの出力信号とが同じ値となる迄回動
する。すなわち、比較器18におけるカバナレギュレータ
からの信号に対するフィードバック信号が第2図の実線
で示すようにしてあるため、比較器18からは第2図の点
線で示すような出力が発生し、比較器18の出力が急速に
立上り、それが電動サーボモータ10に入力され、油圧サ
ーボモータ15によりガイドベーンが開方向に急速に作動
され、発電機の周波数が急速に上昇される。
このようにして、発電機の周波数が基準位置になる
と、比較器18へのガバナレギュレータの出力が0とな
り、比較器18からは関数発生回路からの減算信号のみが
出力され、サーボアンプ19を介して電動サーボモータ10
が閉方向に作動され、配圧弁が中性点に復帰される。
このようにして、ガバナレギュレータの出力が大きい
場合は、配圧弁の動作量も大きく、サーボモータの動作
も速くなり、従来制御の場合と同様の特性を得ることが
できる。
また、関数発生回路の関数特性は配圧弁のポート形状
によって変更することができる。なお、電動サーボモー
タとしてはACブラシレスサーボモータ、DCモータ、或い
はパルスモータ等を使用することもできる。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成したので、従来のようにパ
イロットバルブを設ける必要がなく、油膜によるステイ
ック現象による動作不良や、油中の微細なゴミによる動
作不良がなくなる。したがって、従来装置のように微振
動回路が不要となるとともに、ガバナレギュレータ出力
側にパワーアンプも不要となる。さらに配圧弁操作力は
モータ容量の選定のみでよく、高油圧化が容易に行なえ
るので、使用油量を少なくでき装置を小形化することが
できる。しかも、本考案においては配圧弁の復元機構内
に高次関数の非直線変換回路からなる関数発生回路を設
けので、制御出力を急速に立上げることができ、応答性
を良くでき、高性能を要求される大容量水車において
も、関数の調整のみで微小入力による大きな動きをさせ
るように容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電動−油圧式調速装置の概略構成図、
第2図は関数発生回路の飽和特性線図、第3図は従来の
電動−油圧式調速装置の概略構成図である。 10……電動サーボモータ、11a……ボールネジ部、12…
…雌ねじ、13……配圧弁、15……油圧サーボモータ、17
……関数発生回路、18……比較器、19……サーボアン
プ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動サーボモータの動作を回転/直線運動
    変換装置を介して直線運動に変え、その直線運動によっ
    て油圧サーボモータ用配圧弁を作動するようにするとと
    もに、上記配圧弁の偏位信号が入力され、その偏位信号
    に対応する出力信号を出力する高次関数の非直線変換回
    路からなる関数発生回路と、その関数発生回路からの出
    力信号とガバナレギュレータ出力信号とを比較し、両者
    の偏差信号を制御信号として電動サーボモータに加える
    比較器とを有することを特徴とする、電動−油圧式調速
    装置。
JP1990005131U 1990-01-24 1990-01-24 電動ー油圧式調速装置 Expired - Lifetime JP2519445Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990005131U JP2519445Y2 (ja) 1990-01-24 1990-01-24 電動ー油圧式調速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990005131U JP2519445Y2 (ja) 1990-01-24 1990-01-24 電動ー油圧式調速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0397581U JPH0397581U (ja) 1991-10-08
JP2519445Y2 true JP2519445Y2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=31508850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990005131U Expired - Lifetime JP2519445Y2 (ja) 1990-01-24 1990-01-24 電動ー油圧式調速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519445Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5112185B2 (ja) * 2008-06-24 2013-01-09 中国電力株式会社 調速機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61113353A (ja) * 1984-11-08 1986-05-31 Nec Corp 着信呼分配方式
JPS6437960A (en) * 1987-08-04 1989-02-08 Kanegafuchi Chemical Ind Method for filling artificial organ with adsorbent

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0397581U (ja) 1991-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7252030B2 (en) Hydraulic control circuit and method thereof
US5148735A (en) Electrohydraulic actuator
CN201461564U (zh) 电气液压控制装置
JPS598699B2 (ja) 静水圧式伝動制御装置
JP4582981B2 (ja) 油圧パワー供給システム
CN1959067A (zh) 汽轮机的调速控制系统
JP2519445Y2 (ja) 電動ー油圧式調速装置
Pu et al. Digital servo motion control of air motors
JPS6358263B2 (ja)
RU2305211C2 (ru) Автономный электрогидравлический привод с комбинированным управлением скорости выходного звена
CN112049982A (zh) 小型集成化变速主汽门执行器
JPH0658111B2 (ja) 可変容量型油圧ポンプの吐出量制御装置
CN212775856U (zh) 小型集成化变速主汽门执行器
JP3816227B2 (ja) 流体圧装置
US3974433A (en) Automatic control apparatus with saturation element
CN217129959U (zh) 带压力补偿功能的数字控制插装阀
JPH0530560Y2 (ja)
JP2001227446A (ja) 水車、ポンプ水車及び水車のガイドベーン制御装置
JPH0429089Y2 (ja)
JPH0428907B2 (ja)
JPS624703Y2 (ja)
Kärnell et al. Analysis of a Digital Pump With Variable Speed Drive
JPS5834270Y2 (ja) 電気油圧ガバナ
US3464432A (en) Apparatus for stabilizing speed control action on hydraulic turbines
JP2837173B2 (ja) 制御弁装置