JP2518248Y2 - 衛生機器の管体取付構造 - Google Patents
衛生機器の管体取付構造Info
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- JP2518248Y2 JP2518248Y2 JP11865790U JP11865790U JP2518248Y2 JP 2518248 Y2 JP2518248 Y2 JP 2518248Y2 JP 11865790 U JP11865790 U JP 11865790U JP 11865790 U JP11865790 U JP 11865790U JP 2518248 Y2 JP2518248 Y2 JP 2518248Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- water supply
- mounting structure
- supply pipe
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は衛生機器の管体取付構造に関する。
(従来の技術) 配管ユニットの前面板から延出する給水管等の管体を
小便器等の衛生機器に取付ける構造としては例えば第3
図に示す構造が知られている。
小便器等の衛生機器に取付ける構造としては例えば第3
図に示す構造が知られている。
図中、50は小便器、51は配管ユニットの前面板、52は
給水管を示し、小便器50に形成したテーパ状の開口53に
はスカートパッキン54を嵌合し、このスカートパッキン
54内には支持管たるスパッド本体55を嵌合している。ス
パッド本体55の外周にはナット56を螺合し、このナット
56を締付けてスパッド本体55を開口53に対して固定させ
る。前記スパッド本体55の端部には給水管52の端部を嵌
合し、給水管52の外周にパッキン57を設けるとともにパ
ッキン57を覆う袋ナット58をスパッド本体55に螺合さ
せ、以上により給水管52を小便器50に取付ける。
給水管を示し、小便器50に形成したテーパ状の開口53に
はスカートパッキン54を嵌合し、このスカートパッキン
54内には支持管たるスパッド本体55を嵌合している。ス
パッド本体55の外周にはナット56を螺合し、このナット
56を締付けてスパッド本体55を開口53に対して固定させ
る。前記スパッド本体55の端部には給水管52の端部を嵌
合し、給水管52の外周にパッキン57を設けるとともにパ
ッキン57を覆う袋ナット58をスパッド本体55に螺合さ
せ、以上により給水管52を小便器50に取付ける。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこのような構造では袋ナット58が小便器
50から前面板51側へ離間し、従ってこの袋ナット58は前
面板51の開口59内に入ってしまうことがあり、袋ナット
58の締付作業が困難になるという不具合があった。又、
開口59も袋ナット58に合わせて大径に形成しなければい
けないという不具合があった。
50から前面板51側へ離間し、従ってこの袋ナット58は前
面板51の開口59内に入ってしまうことがあり、袋ナット
58の締付作業が困難になるという不具合があった。又、
開口59も袋ナット58に合わせて大径に形成しなければい
けないという不具合があった。
又、スパッド本体55は袋ナット58を螺合させる分だけ
前面板51側へ長く形成され、スパッド本体55の大型化、
重量増加を招くという不具合があった。
前面板51側へ長く形成され、スパッド本体55の大型化、
重量増加を招くという不具合があった。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本考案は配管ユニットの前面
板から延出する給水管等の管体を便器等の衛生機器に取
付ける管体取付構造において、前記衛生機器に形成した
開口部に支持管を固着し、この支持管の内径部にOリン
グを設け、この支持管の内径部に前記管体を挿通させて
管体を取付けたことを特徴とする。
板から延出する給水管等の管体を便器等の衛生機器に取
付ける管体取付構造において、前記衛生機器に形成した
開口部に支持管を固着し、この支持管の内径部にOリン
グを設け、この支持管の内径部に前記管体を挿通させて
管体を取付けたことを特徴とする。
(作用) 衛生機器に形成した開口部に支持管を固着し、この支
持管の内径部にOリングを設け、この支持管の内径部に
前記管体を挿通させて管体を取付けたので、従来必要だ
った袋ナットが不要になり、これに伴い袋ナットを締付
ける作業が不要になって作業性が向上する。又、前面板
の開口も袋ナットに合わせて大径にする必要がなくな
り、更にはスパッド本体に袋ナットが螺合しないので、
この分スパッド本体を小型化できる。
持管の内径部にOリングを設け、この支持管の内径部に
前記管体を挿通させて管体を取付けたので、従来必要だ
った袋ナットが不要になり、これに伴い袋ナットを締付
ける作業が不要になって作業性が向上する。又、前面板
の開口も袋ナットに合わせて大径にする必要がなくな
り、更にはスパッド本体に袋ナットが螺合しないので、
この分スパッド本体を小型化できる。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は小便器の側面図、第2図は要部拡大断面図を
示す。
示す。
第1図中、1は配管ユニットで、この配線ユニットは
給水管2等の管体で前面板3、上面板4で囲んで構成
し、上面板4の上面にはカウンター5を固設する。前面
板3の前方には小便器7を固設し、前記給水管2から分
岐する給水管8を前面板3の開口3aを介して小便器7側
へ延出させる。
給水管2等の管体で前面板3、上面板4で囲んで構成
し、上面板4の上面にはカウンター5を固設する。前面
板3の前方には小便器7を固設し、前記給水管2から分
岐する給水管8を前面板3の開口3aを介して小便器7側
へ延出させる。
第2図に示すように小便器7にはテーパ状の開口9を
形成し、この開口9にはスカートパッキン10を嵌合し、
このスカートパッキン10内には支持管たるスパッド本体
11を嵌合する。スパッド本体11の外周には鍔付きのナッ
ト13を螺合し、このナット13を締付けてスパッド本体11
を開口9に対して固定させる。前記スパッド本体11の内
周には溝部11aを形成し、この溝部11a内にはOリング15
を装着する。そして前記給水管8を小便器7の後方か
ら、即ち第2図のA方向からスパッド本体11へ挿入し、
以上により給水管8を小便器7側に取付ける。
形成し、この開口9にはスカートパッキン10を嵌合し、
このスカートパッキン10内には支持管たるスパッド本体
11を嵌合する。スパッド本体11の外周には鍔付きのナッ
ト13を螺合し、このナット13を締付けてスパッド本体11
を開口9に対して固定させる。前記スパッド本体11の内
周には溝部11aを形成し、この溝部11a内にはOリング15
を装着する。そして前記給水管8を小便器7の後方か
ら、即ち第2図のA方向からスパッド本体11へ挿入し、
以上により給水管8を小便器7側に取付ける。
以上において本実施例では給水管8を取付けるに際
し、単に給水管8をスタッド本体11へ挿入するだけで良
いので従来のように袋ナット(第3図の58)を締付ける
作業が必要なくなり、給水管8の取付作業が簡単にな
る。
し、単に給水管8をスタッド本体11へ挿入するだけで良
いので従来のように袋ナット(第3図の58)を締付ける
作業が必要なくなり、給水管8の取付作業が簡単にな
る。
又、スパッド本体11に袋ナットの螺合部を形成する必
要がなくなり、スパッド本体11の長さを短くでき(第2
図と第3図を比較すれば理解し易い)、スパッド本体11
を小型化することができる。
要がなくなり、スパッド本体11の長さを短くでき(第2
図と第3図を比較すれば理解し易い)、スパッド本体11
を小型化することができる。
更に前面板3の開口3aの径の大きさは給水管8の径に
より設定され、従来のように給水管8よりも大径の袋ナ
ットの径で設定されないので該開口3aを小型化すること
ができる。
より設定され、従来のように給水管8よりも大径の袋ナ
ットの径で設定されないので該開口3aを小型化すること
ができる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば衛生機器に形成した
開口部に支持管を固着し、この支持管の内径部にOリン
グを設け、この支持管の内径部に前記管体を挿通させて
管体を取付けたので、従来必要だった袋ナットが不要に
なり、これに伴い袋ナットを締付ける作業が不要になっ
て作業性が向上する。又、前面板の開口も袋ナットに合
わせて大径にする必要がなくなり、更にはスパッド本体
に袋ナットが螺合しないので、この分スパッド本体を小
型化できる。
開口部に支持管を固着し、この支持管の内径部にOリン
グを設け、この支持管の内径部に前記管体を挿通させて
管体を取付けたので、従来必要だった袋ナットが不要に
なり、これに伴い袋ナットを締付ける作業が不要になっ
て作業性が向上する。又、前面板の開口も袋ナットに合
わせて大径にする必要がなくなり、更にはスパッド本体
に袋ナットが螺合しないので、この分スパッド本体を小
型化できる。
第1図は小便器の側面図、第2図は要部拡大断面図、第
3図は従来の取付構造の断面図を示す。 1……配管ユニット、3……前面板、7……小便器、8
……給水管、9……開口、11……支持管、15……Oリン
グ。
3図は従来の取付構造の断面図を示す。 1……配管ユニット、3……前面板、7……小便器、8
……給水管、9……開口、11……支持管、15……Oリン
グ。
Claims (1)
- 【請求項1】配管ユニットの前面板から延出する給水管
等の管体を便器等の衛生機器に取付ける管体取付構造に
おいて、前記衛生機器に形成した開口部に支持管を固着
し、この支持管の内径部にOリングを設け、この支持管
の内径部に前記管体を挿通させて管体を取付けたことを
特徴とする衛生機器の管体取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11865790U JP2518248Y2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 衛生機器の管体取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11865790U JP2518248Y2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 衛生機器の管体取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477679U JPH0477679U (ja) | 1992-07-07 |
JP2518248Y2 true JP2518248Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31866603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11865790U Expired - Fee Related JP2518248Y2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 衛生機器の管体取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518248Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-13 JP JP11865790U patent/JP2518248Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0477679U (ja) | 1992-07-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |