JP2518179Y2 - 光学式コーナーポール装置 - Google Patents

光学式コーナーポール装置

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JP2518179Y2
JP2518179Y2 JP1991109126U JP10912691U JP2518179Y2 JP 2518179 Y2 JP2518179 Y2 JP 2518179Y2 JP 1991109126 U JP1991109126 U JP 1991109126U JP 10912691 U JP10912691 U JP 10912691U JP 2518179 Y2 JP2518179 Y2 JP 2518179Y2
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JP
Japan
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corner pole
transparent plate
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corner
pole
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敏行 門田
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Honda Access Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車のバンパーコ
ーナ−に設けるコーナーポールを光学式に形成したもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】バンパーにコーナーポールを取付けて、
運転席よりこれを視認することにより車体感覚を補うよ
うにすることは公知であり、一般に車両の製造後、販売
店又は購入者がバンパーへ穴開け加工してコーナーポー
ルを後付けしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記したコ
ーナーポールは取付作業に比較的多くの手間を要し、か
つ車体側(バンパー)に対して、穴開け等により外観に
影響を与える加工が必要になる。しかも、近年の傾向は
バンパーが車体と一体風に仕上げられるので、バンパー
に対する後付加工が次第に困難になっている。そこで、
本考案は係る問題点を解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案に係る光学式コーナーポール装置は、本体
と、その上部へ開閉自在に取付けられた透明板と、本体
の内部に設けられ開状態の透明板上へ視線と略直交する
方向からコーナーポールの縮少図形を投影するための投
影手段とを一体に備え、車室内前方の任意の位置に載置
可能であることを特徴とする。
【0005】
【作用】コーナーポールの縮少図形に基づく開状態の
明板上の投影像を運転者が見ると、この投影像をコーナ
ーポールの実物大に拡大した虚像が、透明板を通して車
体前方のコーナーポールが通常設けられる所定位置に浮
かび上る。また、本体に透明板と投影手段とを一体に設
けたので、車室内前方のいずれの位置にも後付けが容易
になり、しかも、取付け後の移動も容易になる。さら
に、透明板は開閉自在に本体へ取付けられているので、
コーナーポールの虚像を必要としないときは、この透明
板を閉じておくことができ、運転中の視界の邪魔になら
ない。そのうえ、使い方によっては車室内の装飾用のイ
ンテリアパーツとなる。
【0006】
【実施例】図1乃び図2に基づいて一実施例を示す。図
1は使用状態を説明するため車室内前方を後方から示し
た図であり、インパネ1の中央部上にヘッドアップディ
スプレー2が底部を接着等によって固定されている。運
転者3はこのヘッドアップディスプレー2を通してフロ
ントガラス4の外方へ実物大に浮び上るコーナーポール
の虚像5を認識する。
【0007】図2はヘッドアップディスプレー2におけ
る内部構造の詳細と原理を説明するための図であり、本
体6の上部に透明板7が設けられている。透明板7は本
体6に対する開閉蓋状をなし、開いた場合は運転者3が
コーナーポールの虚像5を見るときの視線8に対して下
向きに傾斜した状態になる。なお、符号9は運転者3の
目である。
【0008】本体6内の手前側(運転者側)には透明フ
ィルム10が設けられている。透明フィルム10にはコ
ーナーポールの縮少図形11が描かれている。透明フィ
ルム10のさらに手前側には適当な光源12が設けら
れ、時計などのために設けられる適宜なアクセサリ部品
用電源へ接続されている。
【0009】コーナーポールの縮少図形11は光源12
により、その実像を透明フィルム10の反対側へ略平行
に設けられた第1ミラー13上へ投影され、この反射像
は第1ミラー13の手前に傾斜配置された第2ミラー1
4により再び本体6の上部に設けられている凸レンズ1
5へ反射される。これら透明フィルム10乃至凸レンズ
15は投影手段を構成している。
【0010】第2ミラー14の反射像は凸レンズ15で
所定倍率に拡大されて透明板7上へ投影像16として投
影される。この投影像16は透明板7上かつ目9の前方
に位置し、かつ視線8に対して傾斜しているから、運転
者3が透明板7を見たとき透明板7を通してフロントガ
ラス4を通り越した車体前方にコーナーポールの実物大
の虚像5が浮び上る。
【0011】コーナーポールの虚像5が形成される位置
は、実物のコーナーポールが実際に取付られる同じ所定
位置、例えばバンパーの前方1m程度の位置に設定され
る。なお、コーナーポールの虚像5が形成される位置並
びに大きさは、本体6の取付位置、透明板7の傾斜角
度、凸レンズ15の倍率等を任意に調節することにより
設定可能である。
【0012】このようにすると、運転者3はコーナーポ
ールの虚像5をあたかも実物のコーナーポールが所定位
置に存在するかの如くに認識できるので、実物のコーナ
ーポールを使用するときと同様に車体感覚を補うことが
できる。しかも、バンパーに対する取付作業は一切不要
となるから、従来のような多くの手間もかからず、また
車体の外観に何の影響も与えない。
【0013】
【考案の効果】本考案は、運転者前方に配置した透明板
を通してコーナーポールの実物大の虚像を通常のコーナ
ーポール取付位置へ浮び上がらせたので、バンパーへコ
ーナーポールを取付ける作業を不要とし、簡単に車体内
へ設置できるので極めて便利である。しかも取付けによ
って与えられる車体外観に対する悪影響を生じさせない
で済ませることができる。また、本体に透明板と投影手
段とを一体に設けたので、車室内前方のいずれの位置に
も容易に後付けすることができ、しかも、取付け後でも
容易に移動することができる。さらに、透明板は開閉自
在に本体へ取付けられているので、コーナーポールの虚
像を必要としないときは、この透明板を閉じておくこと
ができ、運転中の視界の邪魔にならないようにすること
ができる。そのうえ、使い方によっては車室内の装飾用
のインテリアパーツとして利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す図
【図2】実施例の原理を示す図
【符号の説明】
2 ヘッドアップディスプレー 3 運転者 4 フロントガラス 5 コーナーポールの虚像 6 本体 7 透明板 8 視線 9 目

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転者が透明板上の投影図形を見たとき、
    透明板を通して車体前方の所定位置に、実物大に拡大さ
    れたコーナーポールの虚像を浮び上らせる光学式コーナ
    ーポール装置において、 本体と、その上部へ開閉自在に取付けられた透明板と、
    本体の内部に設けられ開状態の 透明板上へ視線と略直交
    する方向からコーナーポールの縮少図形を投影するため
    の投影手段とを一体に備え、車室内前方の任意の位置に
    載置可能であることを特徴とする光学式コーナーポール
    装置。
JP1991109126U 1991-12-10 1991-12-10 光学式コーナーポール装置 Expired - Lifetime JP2518179Y2 (ja)

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JPH0549489U JPH0549489U (ja) 1993-06-29
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