JP2518047B2 - スポットエアコン - Google Patents

スポットエアコン

Info

Publication number
JP2518047B2
JP2518047B2 JP1127454A JP12745489A JP2518047B2 JP 2518047 B2 JP2518047 B2 JP 2518047B2 JP 1127454 A JP1127454 A JP 1127454A JP 12745489 A JP12745489 A JP 12745489A JP 2518047 B2 JP2518047 B2 JP 2518047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
person
air
duct
conditioned
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1127454A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02306047A (ja
Inventor
直文 竹中
正志 相良
憲 瀧川
賢治 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP1127454A priority Critical patent/JP2518047B2/ja
Publication of JPH02306047A publication Critical patent/JPH02306047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2518047B2 publication Critical patent/JP2518047B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、局所冷房等を行うスポットエアコンに関
し、特に、吹出ダクトを駆動制御して風向を制御するス
ポットエアコンに係るものである。
(従来の技術) 一般に、各種工場などにおいては局所冷房を行うスポ
ットエアコンが設けられて作業環境の向上が図られつつ
ある。このようなスポットエアコンは、ワゴンに搭載さ
れたハウジング内に圧縮機、凝縮器、蒸発器及び膨張機
構を備えた冷媒回路が収納されると共に、凝縮用ファン
及び蒸発用ファンが収納されてなり、上記蒸発器で熱交
換した冷風はハウジングの上部に連結された吹出ダクト
より作業者に向って吹出され、局所冷房を行うようにし
ている。さらに、上記吹出ダクトは揺動筒に連結され、
該揺動筒は直径方向のピンによってハウジングに枢支さ
れると共に、モータがリンク機構を介して連結されてい
る。そして、該モータを駆動して吹出ダクトを揺動さ
せ、広範囲の冷房を確保するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、そのように、モータを駆動して吹出ダクト
を揺動させたりあるいは回動させたりして吹出ダクトに
首振り動作させるスポットエアコンでは、空調対象者と
空調機本体との距離が長くなるほど空調対象者まで到達
する風量が少なくなるのに、その点について考慮されて
おらず、空調機本体との距離にかかわりなく一定の快適
性を得ることができない。
この場合、例えば特開昭63−143443号公報に記載され
るように、人検知手段と測距センサを併用し、空調機本
体と空調対象者との距離に応じてファンモータの回転数
を変化させることが考えられるが、そのようにすると、
人検知手段のほかに測距センサが必要となり、コストア
ップの原因となる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、空調対象
者と空調機本体との距離にかかわりなく、略一定の快適
性を安価に得ることができるスポットエアコンを提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、空調対象者と空調機本体(12)との距離に
かかわりなく略一定の快適性を確保するために、吹出ダ
クト(16)より吹出される空調風の風量を変化させるも
のである。
具体的に、請求項1に係る発明が講じた手段は、第1
図に示すように、先ず、赤外線を発する発光素子(H1,H
2)と該発光素子(H1,H2)が発した赤外線の反射光を受
光する受光素子(J)とより成り、空調対象者との距離
が長くなるに従って受光素子(J)が受光する反射光量
が小さくなる人検知用赤外線センサ(9)を備え、上記
受光素子(J)が受光する赤外線の反射光に基づきダク
ト駆動手段(2)によって吹出ダクト(16)を駆動して
風向を制御するスポットエアコンを対象としている。
そして、上記空調対象者との距離に基づき人検知用赤
外線センサ(9)の受光素子(J)が受光する反射光量
が小さくなるに従って蒸発用のファン(12f)のファン
モータ(12d)の回転数が大きくなるように該回転数を
設定する回転数設定手段(88)が設けられている。
加えて、該回転数設定手段(88)の出力を受けファン
モータ(12d)の回転数を空調対象者との距離に対応し
て変化させるファン駆動手段(86)が設けられている。
(作用) 上記の構成により、請求項1に係る発明では、発光素
子(H1,H2)が赤外線を発すると、該赤外線の反射光を
受光素子(J)が受光し、この反射光に基づいてダクト
駆動手段(2)が吹出ダクト(16)を駆動して風向を制
御することになる。
そして、上記受光素子(J)が受光する赤外線の反射
光は、空調対象者との距離が長くなるに従って小さくな
るので、該反射光量が小さくなるに従って回転数設定手
段(88)がファンモータ(12d)の回転数を設定する。
この回転数設定手段(88)の出力を受けてファン駆動手
段(86)が空調対象者との距離が長くなるに従ってファ
ンモータ(12d)の回転数を大きくして風量を増大させ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
スポットエアコンの全体構成を示す第2図及び第3図
において、(1)はスポットエアコンであって、各種工
場などに設けられ、作業者等の空調対象者に冷風を吹き
付けて局所冷房を行うものである。
上記スポットエアコン(1)は、キャスタ(11a)を
有するワゴン(11)に空調機本体(12)が搭載されて移
動自在に構成されており、該ワゴン(11)は上段部(11
b)と下段部(11c)との2段に形成されている。そし
て、上記空調機本体(12)は圧縮機(12a)、凝縮器(1
2b)、膨張機構(図示省略)及び蒸発器(12c)が冷媒
配管で接続されてなる冷媒回路(図示省略)を備えてお
り、該圧縮機(12a)は上記ワゴン(11)の下段部(11
c)に設置され、該ワゴン(11)の下段部(11c)には圧
縮機(12a)の他にドレンタンク(13)及び電気ボック
ス(14)等が空調機本体(12)のハウジング(15)内に
収納されて設置されている。
上記ワゴン(11)の上段部(11b)にはハウジング(1
5)内の両側部に上記凝縮器(12b)と蒸発器(12c)と
が設けられると共に、中央部には1台のファンモータ
(12d)に凝縮用のファン(12e)と蒸発用のファン(12
f)とが連結されて収納されている。更に、上記ハウジ
ング(15)の上面板(15a)には凝縮側排気口(15b)が
開設されると共に、吹出ダクト(16)がダクト駆動手段
(2)を介して回動自在に取付けられて、該吹出ダクト
(16)は風向が偏向自在なフレキシブルパイプで形成さ
れていて上記蒸発用のファン(12f)の吐出口(12g)に
上記ハウジング(15)の上面板(15a)を介して連通さ
れている。そして、上記両ファン(12e,12f)の駆動に
よりハウジング(15)の一側面より流入した室内空気は
凝縮器(12b)で熱交換して温風となり、排気口(15b)
より上方に排出される一方、ハウジング(15)の他側面
より流入した室内空気は蒸発器(12c)で熱交換して冷
風となり、吹出ダクト(16)より空調対象者に向って吹
出すように構成されている。
なお、(17)は蒸発器(12c)の下部に設けられたド
レンパンであって、上記ドレンタンク(13)に連通され
て上記蒸発器(12c)のドレンをドレンタンク(13)に
導いている。
上記ダクト駆動手段(2)は、第4図及び第5図に示
すように、上記ハウジング(15)の上面板(15a)に取
付けられたケーシング(3)内に収納された駆動機構
(4)と回動機構(5)とにより構成されている。
上記ケーシング(3)は、具体的には、第8図におい
て、右半部に側壁(31,32,33)にて囲まれた駆動機構収
納部(21)が配設され、左半部に略半円状の側壁(34)
で囲まれた回動機構収納部(22)とが形成され、該駆動
機構収納部(21)と回動機構収納部(22)との間及び回
動機構収納部(22)の冷風吹出側の4つの取付ボス部
(22a,22b,22c,22d)において、上記ケーシング(3)
がハウジング(15)に取付固定されている。
また、上記駆動機構収納部(21)は、ギャードモータ
よりなるダクトモータ(41)が取付けられるモータ取付
部(21A)と、電子制御ユニット(25)、設定スイッチ
板(26)及び中継ぎハーネス(27A)等が配設される制
御部(21B)とから構成され、中空状のカバー部材(6
1)にて上側が覆われている。
上記カバー部材(61)の内部は、第6図及び第7図に
示すように、下方になるにしたがって薄くなった隔壁
(61a)にて、モータ取付部(21A)と制御部(21B)に
対応してモータ室としての第1室(62)と制御室として
の第2室(63)とに2分割され、1つの壁部(61b)の
外側下部には、ケーシング(3)への取付けのための取
付部(64,64)が突設されている。
また、上記カバー部材(61)の上壁(65)の第1室
(62)側の部分は、隔壁(61a)に平行に延びる空気排
気口としての複数のスリット(66)が形成され、下部に
は、取付部(64,64)が突設されている壁部(61b)を除
く他の2つの壁部(61c,61d)に空気取入口(67,68)が
排気口(15b)に隣接するように開設されている。一
方、上壁(65)の第2室(63)側の部分には凹部(69)
が形成され、該凹部(69)内に内部の設定スイッチ板
(26)のつまみ(26a)が突出する開孔(69a,69a)が開
設されている。
上記ケーシング(3)の上面壁(35)には回動機構
(5)が貫通する開口(35a)が前部に穿設されると共
に、上面壁(35)の内面(下面)には回動機構(5)の
案内壁(36)がやや下方に突出して形成されている。案
内壁(36)は開口(35a)に近接し、上記前方の側壁(3
4)と連続して案内壁(36)と前方の側壁(34)の上端
部とにより回動機構(5)の環状ガイド部(37)を構成
している。(38)はカバー部材(61)の取付部(64)が
取付けられるケーシング(3)の固定部である。
また、上記各側壁(31〜34)及び案内壁(36)には駆
動機構(4)及び回動機構(5)の下部受板(23)を固
定する複数個の固定柱(図示せず)が連続して形成され
ており、該下部受板(23)には蒸発用のファン(12f)
の吐出口(12g)に連通する開口(23a)が穿設されてい
る。開口(23a)は上記上面壁(35)の開口(35a)と同
心上に形成されると共に、該下部受板(23)の開口(23
a)周縁には上方に屈曲されて環状の折返片(23b)がL
次状に形成されている。
上記駆動機構(4)は、第4図に示すように、ダクト
モータ(41)の出力軸(41b)に連結軸(42)及びベル
ト伝動機構(43)が連結されてなり、該ダクトモータ
(41)はギヤヘッド(41c)が上記上壁部(35)に固定
支持されると共に、出力軸(41b)が上記壁(35)に略
直交するように立設されている。
これによつて、ダクトモータ(41)が収納される第1
室(62)は、隔壁(61a)によって第2室(63)と、ギ
ヤヘッド(41c)の下面であるモータ取付面(41d)によ
って回動機構(5)のあるケーシング(3)の内部空間
と隔離されている。なお、第8図において、(35b)は
モータ取付孔、(35c)は電子制御ユニットである。
上記連結軸(42)は、第9図に示すように、出力軸
(41b)に六角穴付止めネジ(44)にて取付固定される
モータ側上側軸(45)と、ベルト伝動機構(43)のタイ
ミングプーリ(46)が摺動可能に嵌挿されるプーリ側下
側軸(47)とに2分割されている。
上記プーリ側下側軸(47)の下端突出軸部(47a)は
下部受板(23)に軸受(48)を介して上下方向に支持さ
れている。したがって、連結軸(42)は1つの軸受(4
8)のみで支承されていることになる。
また、上側軸(45)は、第10図に示すように、大径部
(45a)と小径部(45b)とからなり、大径部(45a)か
ら小径部(45b)の途中まで、出力軸(41b)が嵌挿され
る嵌挿孔(45c)が設けられ、小径部(45b)側端面(45
d)から上記嵌挿孔(45c)端部まで下側に開口する切欠
き(45e)が形成されている。しかして、上記嵌挿孔(4
5c)に嵌挿された出力軸(41b)は、ネジ孔(45f)に螺
合される止めネジ(44)にて固定され、切欠き(45e)
には下側軸(47)に嵌挿されたピン部材(49)が嵌合さ
れ、上側軸(45)と下側軸(47)との連結の際、切欠き
(45e)と後述の空転機構(7)のピン部材(49)との
関係で、両軸(45,47)の軸心のずれを吸収する自在継
ぎ手機構(6)が構成されている。
さらに、上記プーリ側下側軸(47)には下端部のフラ
ンジ(47b)に嵌合載置して上記ベルト伝動機構(43)
のタイミングプーリ(46)が嵌合されている。タイミン
グプーリ(46)には外周面に歯部(46a)が形成されて
歯付ベルト(28)が掛入されると共に、下側軸(47)の
外周でかつタイミングプーリ(46)の内側凹部(46c)
と上部に嵌挿されピン部材(49)にて規制されたスプリ
ング座(29)との間に圧縮スプリング(30)が介設され
ており、該圧縮スプリング(30)のバネ力によってタイ
ミングプーリ(46)が下側軸(47)のフランジ(47b)
に圧接され、該タイミングプーリ(46)が下側軸(47)
に対してスリップ可能に嵌合され、ダクトモータ(41)
の空転機構(4a)が構成されている。なお、(27B)は
中継ぎハーネスである。
一方、上記回動機構(5)は、回転筒(51)にエルボ
(52)を介して上記吹出ダクト(16)が連結されてな
り、該回転筒(51)は回転筒本体(51a)の上部が上記
環状ガイド部(37)に嵌合されると共に、下部が上記下
部受板(23)の折返片(23b)に外嵌されて上下方向に
支持されている。
そして、上記回転筒本体(51a)の上端面内周部には
上記開口(35a)に臨む環状延長片(51b)が上方に連続
形成される一方、上部外周面には帯状突起(51c)が、
下部外周面には歯部(51d)が夫々形成されており、該
歯部(51d)には上記ベルト伝動機構(43)の歯継ベル
ト(28)が掛入されている。
更に、上記回転筒本体(51a)の上部とケーシング
(3)との間には上部スライディングシート(53)が、
回転筒本体(51a)の下部と下部受板(23)との間には
下部スライディングシート(54)が夫々介設され、回転
筒本体(51a)が上記下部受板(23)のバネ力で上方に
押圧されて上下両端面が密封されている。
また、上記エルボ(52)は、第4図に示すように、回
転筒(51)より斜め前方上部に向って延び、下端部が回
転筒(51)の環状延長片(51b)に嵌合されるととも
に、上端部に吹出ダクト(16)が嵌合されている。な
お、吹出ダクト(16)の内周面上側には中継ぎハーネス
(27C)がプッシュリベット(59,59)によって取付けら
れている。
また、上記回転筒本体(51a)の後側外周部には、第
9図〜第12図に詳細を示すように、角度位置部材(7)
が設けられており、該角度位置部材(7)は回転筒本体
(51a)より後方に突設された円弧状の支持材(71)に
複数個の凸部(72,72,…)が形成されて構成されてい
る。該凸部(72,72,…)は下方に向って延び、上記吹出
ダクト(16)の回動角度に対応して設けられており、各
凸部(72,72,…)間及び両側方が空間の凹部(73,73,
…)に形成されている。そして、上記各凸部(72,72,
…)及び凹部(73,73,…)はそれぞれ所定幅に形成さ
れ、回転筒本体(51a)の軸心を中心とする円周上に配
列され、吹出ダクト(16)の回動中心(N)上、つま
り、吹出ダクト(16)が真正面前方を向いた状態に対応
して中央凹部(73a)が位置するように形成されてい
る。更に、上記中央凹部(73a)及び各凸部(72)間に
位置する中間凹部(73b,73b,…)は同一幅の小幅に形成
され、両側部の側端凹部(73c,73c)が広幅に形成され
ている。一方、上記各凸部(72,72,…)のうち中央凹部
(73a)の両側方に位置する中央凸部(72a,72a)が広幅
に、他の側方凸部(72b,72b,…)が同一幅の小幅に形成
されている。
更に、具体的に説明すると、上記各凸部(72,72,…)
と凹部(73,73,…)とは吹出ダクト(16)の回動を強制
的に制限するストッパ(図示省略)の制限角度(110
度)よりやや小さい100度内に設定され、中央凹部(73
a)を中心に左右に50度宛に角度設定され、中央凸部(7
2a,72a)の側方に位置する中間凹部(73b,73b)間が30
度に設定され、該中間凹部(73b,73b)から順に50度,70
度に対応するように各中間凹部(73b,73b,…)が設定さ
れ、両側端凹部(73c,73c)間が100度に設定されてい
る。
一方また、上記ケーシング(3)には位置検出手段で
あるフォトインタラプタ(74)がプリント基板(75)を
介して取付けられている。該フォトインタラプタ(74)
は、発光素子(74a)と受光素子(74b)とが上記凸部
(72)及び凹部(73)の側方に位置するように配設され
てなり、該凸部(72)及び凹部(73)を光学的に非接触
で検出するように構成されている。
上記吹出ダクト(16)の先端上部には前方の空調対象
者を検知する人検知手段である1つの人検知センサ
(9)が取付けられており、該人検知センサ(9)は、
第15図及び第16図に示すように、互いに所定角度θ
開き角度でセンサホルダ(9a)に固定された1対の発光
素子(H1,H2)と、該一対の発光素子(H1,H2)の中央
に、つまり両素子(H1,H2)とそれぞれ一定の設定角
θ1を有するようにセンサホルダ(9a)に固定され
た受光素子(J)とよりなり、上記発光素子(H1,H2
から発光された赤外線の反射が受光素子(J)で検出さ
れるようになされている。ただし、本実施例では、θ
=θ=θ、したがって、θ=2θに設定されてい
る。
ここで、上記発光素子(H1,H2)はいずれも所定の指
向角度±θを有するようにつまり発光する赤外線の一
定レベル以上の強度を有する方向が一定角度±θ以内
に限定されるようになされた指向性を有している。ま
た、上記受光素子(J)も同様に赤外線を検知し得る入
光方向の範囲が所定の指向角度±θに限定される指向
性を有するものである。そして、上記設定角度θと指向
角度±θH,±θとの関係は、 θ<θ<θ+θ となるように定められている。
つまり、第16図に示すように、両発光素子(H1,H2
と受光素子(J)との位置関係が、両者の指向角度±θ
と±θの範囲が重なりあっていて発光素子(H1)ま
たは(H2)から発光された赤外線が受光素子(J)の指
向角度±θの範囲に反射されるように少なくとも1つ
の平滑平面が存在するようになされるとともに、両発光
素子(H1,H2)の指向角度±θの範囲が互いに重なり
あうことがなく、両発光素子(H1,H2)からの赤外線が
同時に受光素子(J)に反射されるような平滑平面が存
在しないようになされている。
上記スポットエアコン(1)の制御ブロック図を示す
第1図において、上記人検知センサ(9)が出力する人
検知信号等は制御ユニット(8)に含まれるA/D変換器
(81)でデジタル信号に変換されてCPU(82)に入力さ
れるように構成さている。更に、該CPU(82)には上記
フォトインタラプタ(74)が出力する角度信号が入力さ
れると共に、上記吹出ダクト(16)を固定モードと自動
首振モードと人追尾モードとに切換えるモード切換スイ
ッチ(83a)が出力するモード信号及び角度設定スイッ
チ(83b)が出力する設定信号が入力されるようになっ
ている。また、上記制御ユニット(8)には、後述する
制御フローを実現するためのプログラムデータを予め記
憶したROM及び処理データを記憶するRAMよりなるメモリ
(84)がCPU(82)に接続されて設けられており、該メ
モリ(84)におけるRAMの記憶エリアにはセンサフラグ
(STF),人検知フラグ(HKF)、人未検知フラグ(MK
F)及びカウントアップフラグ(CUF)が含まれる一方、
上記制御ユニット(8)には図示しないが各種タイマ
(TM1〜TM4,TMa,TMb,TMc)が含まれている。
更にまた、上記制御ユニット(8)には上記ダクトモ
ータ(41)のダクト駆動回路(85)と、ファンモータ
(12d)を駆動制御するファン駆動回路(86)と、圧縮
機モータ(12h)を駆動制御する圧縮機駆動回路(87)
とがCPU(82)に接続されて設けられている。そして、
上記ダクトモータ(41)はCPU(82)の出力信号に基づ
いてダクト駆動回路(85)により正逆転制御される一
方、上記ファンモータ(12d)及び圧縮機モータ(12h)
はCPU(82)の出力信号に基づいてファン駆動回路(8
6)及び圧縮機駆動回路(87)によりON・OFF制御される
ように構成されている。また、CPU(82)には、フォト
インタラプタ(74)よりの角度信号を受け凝縮用及び蒸
発用のファン(12e,12f)のファンモータ(12d)の回転
数を設定する回転数設定手段(88)を有し、該回転数設
定手段(88)の出力を受けて、ファン駆動回路(86)が
ファンモータ(12d)の回転数を変化させるようになっ
ている。
上記回転数設定手段(88)は、吹出ダクト(16)の首
振り両端時にファンモータ(12d)の回転数が最も高
く、首振り中央時に回転数が最も小さくなるように設定
し(第17図参照)、更に、空調対象者との距離が大きく
なるに従ってファンモータ(12d)の回転数を高くする
ように構成されている(第25図参照)。
次に、このスポットエアコン(1)の空調制御動作に
ついて説明する。
そこで、先ず、吹出ダクト(16)の角度検出動作並び
に検出角度を用いた自動首振動作、つまり、モード切換
スイッチ(83a)を自動首振モードに設定した制御動作
について第18図に基づき説明する。
この自動首振動作を開始すると、ステップST201で初
期化し、例えばカウントアップフラグ(CUF)等をリセ
ットした後、ステップST202に移り、ダクトモータ(4
1)を初期駆動して吹出ダクト(16)を回転させ、ステ
ップST203に移り、フォトインタラプタ(74)のロー信
号“0"の出力時間tが側端用タイマ(TMb)の設定時間
(Tb)以上であるかを判定し、設定時間(Tb)以上に継
続出力するまでステップST202に戻る。つまり、制御初
期時には吹出ダクト(16)の回動中心(N)が不明であ
り、且つ吹出ダクト(16)の位置も不明であるので、該
回動中心(N)を導出するために吹出ダクト(16)を一
方の端部まで回動させる。
そして、上記ダクトモータ(41)を駆動すると、ベル
ト伝動機構(43)を介して回転筒本体(51a)が回転
し、吹出ダクト(16)が回動すると共に、角度位置部材
(7)が回動し、フォトインタラプタ(74)は凸部(7
2)と凹部(73)とによってハイ信号とロー信号とを交
互に出力する。この凹部(73)のロー信号のうち中間凹
部(73b)の出力時間は短いので、ステップST202及びST
203の動作を繰り返し、吹出ダクト(16)が側端まで回
動し、側端凹部(73c)がフォトインタラプタ(74)の
位置まで回動すると、ロー信号が出力され続けるので、
設定時間(Tb)、例えば200msec継続出力すると、側端
位置と判別する。その後、ステップST203からステップD
T204に移り、カウントアップフラグ(CUF)を1にセッ
トした後、ステップST205に移り、ダクトモータ(41)
を左回転に反転し、吹出ダクト(16)を左回転、つま
り、中央に向って回動させる。
続いて、ステップST205よりステップST206に移り、フ
ォトインタラプタ(74)の出力信号がハイ信号“1"であ
るかロー信号“0"であるかを判定し、ハイ信号のときは
ステップST207に移り、中央用タイマ(TMa)を歩進さ
せ、ステップST208に移り、中央用タイマ(TMa)が設定
時間(Ta)、例えば、200msecになったか否かを判定
し、200msec経過するまでステップST209に移り、カウン
トアップフラグ(CUF)がリセットされたか否かを判定
し、リセットされるまでステップST206に戻ることにな
る。また、上記ステップST206において、フォトインタ
ラプタ(74)の出力信号がロー信号の場合、ステップST
210に移り、中央用タイマ(TMa)をリセットして上記ス
テップST209に移り、上述の動作を繰り返す。つまり、
上記吹出ダクト(16)が側端より中央に向って回動し始
めると、フォトインタラプタ(74)は凸部(72)と凹部
(73)とによってハイ信号とロー信号とを交互に出力
し、このロー信号で中央用タイマ(TMa)をリセットし
(ステップST210)、ハイ信号の出力中で中央用タイマ
(TMa)を歩進させる(ステップST207)。そして、中央
凸部(72a)以外の側方突部(72b,72b,…)は小幅に形
成されているので、ハイ信号の出力時間が短く、中央用
タイマ(TMa)が設定時間(Ta)まで進むことはなく、
上記ステップST206〜ST210の動作を繰り返す。
その後、上記吹出ダクト(16)がほぼ中央まで回動
し、中央凸部(72a)がフォトインタラプタ(74)位置
まで回動すると、ハイ信号が継続出力するので、中央用
タイマ(TMa)が設定時間(Ta)まで進み、上記ステッ
プST208よりステップST211に移り、カウントアップフラ
グ(CUF)及びカウンタ(C)をそれぞれリセットした
後、ステップST209に移り、上記カウントアップフラグ
(CUF)がリセットされているので、ステップST212に移
り、フォトインタラプタ(74)の出力信号がハイ信号か
らロー信号に反転(1→0)する回数をカウントし、ス
テップST213に移り、吹出ダクト(16)の首振設定角度
が30度か否かを判定し、例えば、角度設定スイッチ(83
b)で30度に設定されていると、ステップST214に移り、
上記カウンタ(C)が1になったか否かを判定し、1に
なるまで上記ステップST206に戻ることになる。
すなわち、上記吹出ダクト(16)が中央まで回動し、
フォトインタラプタ(74)が中央凸部(72a)のハイ信
号を出力し、中央用タイマ(TMa)の設定時間(Ta)を
経過すると、上記ステップST209以下の動作を行うこと
になるが、フォトインタラプタ(74)の出力信号が中央
凹部(73a)のロー信号に変わるまで、ステップST206か
らステップST214の動作を繰り返しており、この中央凸
部(72a)のハイ信号から中央凹部(73a)のロー信号に
反転すると、吹出ダクト(16)の中央位置を識別するこ
とになり、上記ステップST212において、上記中央凹部
(73a)によるフォトインタラプタ(74)の出力信号の
反転によってカウンタ(C)をリセットし、この反転は
カウントせず、次のハイ信号よりロー信号への反転より
カウントし始める。
引き続いて、上記吹出ダクト(16)が回動中心(N)
を越えて同一方向に回動し、現在は左方向に回動する
と、先ず、フォトインタラプタ(74)の出力信号は中央
凹部(73a)のロー信号から他側方の中央凸部(72a)の
ハイ信号に反転した後、次の中間凹部(73b)で再びロ
ー信号に反転すると、ステップST212でカウンタ(C)
に1を加算するので、ステップST214においてカウンタ
(C)の1を判定し、ステップST215に移り、カウント
アップフラグ(CUF)を1にセットした後、ステップST2
16に移り、ダクトモータ(41)を反転してステップST20
6に戻り、上述の動作を繰り返す。
つまり、第16図に示すように、中央凸部(72a)に隣
接する中間凹部(73b)が首振角度の30度に設定されて
おり、この30度で首振りするように現在セット(ステッ
プST213)しているので、最初のハイ信号からロー信号
の反転により30度の角度を識別し、吹出ダクト(16)の
回動を反転させる(ステップST216)。
その後、上述と同様に吹出ダクト(16)の回動中心
(N)を導出し(ステップST206〜ST212)、続いて、ス
テップST214において30度の他側端を導出し、この動作
を繰り返して吹出ダクト(16)を30度の範囲で回動さ
せ、つまり、吹出ダクト(16)の回動中心(N)を導出
しつつ、フォトインタラプタ(74)の出力信号により回
動角度を検出し、吹出ダクト(16)を首振りさせる。
また、上記吹出ダクト(16)の首振角度を50度にセッ
トすると、上記ステップST213からステップST217及びス
テップST218に移り、上記カウンタ(C)が3になった
か否かを判定し、50度に対応した中間凹部(73b)のロ
ー信号により上述と同様に吹出ダクト(16)を反転させ
る。また、首振角度を70度にセットしたときは、ステッ
プST217からステップST219及びステップST220に移り、
カウンタ(C)が5になったか否かを判定して首振動作
させ、また、100度にセットしたときは、ステップST219
よりステップST221に移り、カウンタ(C)が8になっ
たか否かを判定して首振動作させる。
次に、このスポットエアコン(1)の空調制御動作に
ついて第21図乃至第23図に示す制御フローに基づき説明
する。尚、この制御フローについては、吹出ダクト(1
6)が一定方向に向いたままで固定されている固定モー
ドと、吹出ダクト(16)が自動的に首振りする自動首振
モードと、吹出ダクト(16)が空調対象者の移動に追従
して回動する人追尾モードとを順に説明する。
そこで、先ず、固定モードについて説明すると、電源
を投入した後、ステップST1においてイニシャライズが
行われ、例えば、各フラグ(STF,HKF)及び(MKF)がリ
セットされた後、ステップST2に移り、ファン(12e,12
f)及び圧縮機(12a)つまり、ファンモータ(12d)及
び圧縮機モータ(12h)が駆動することになる。その
後、ステップST2よりステップST3に移り、モードが判別
され、現在、モード切換スイッチ(83a)により固定モ
ードに設けられているので、ステップST4に移り、吹出
ダクト(16)を回動させるダクトモータ(41)が駆動し
ている場合には停止させた後、ステップST5に移り、人
検知フラグ(HKF),人未検知フラグ(MKF)及び各タイ
マ(TM1〜TM4)をリセットする。続いてステップST6に
移り、ファン(12e,122f)が停止している場合には駆動
させた後、ステップST7に移り、圧縮機(12a)が停止し
て3分間経過したか否かを判定する。つまり、圧縮機
(12a)の連続発停を防止するため、一旦停止すると、
3分間は再起動しないようにしており、3分間経過して
いないときはステップST7よりステップST8に移り、圧縮
機(12a)を停止状態にしたままステップST3に戻る一
方、3分間経過している場合にはステップST7よりステ
ップST9に移り、圧縮機(12a)が停止している場合には
圧縮機(12a)を駆動してステップST3に戻ることにな
る。そして、このステップST3からステップST9までの動
作を繰り返し、冷風を常に一定方向に吹出しており、そ
の際、吹出方向は吹出ダクト(16)がフレキシブルパイ
プであるので、作業者等が吹出ダクト(16)を適宜湾曲
させて手動で設定することになる。
次に、自動首振モードについて説明すると、電源投入
後、ステップST1からステップST3まで固定モードと同様
に動作し、このステップST3において、モード切換スイ
ッチ(83a)が自動首振モードに設定されているので、
この自動首振モードを判別してステップST10に移ること
になり、ダクトモータ(41)を駆動して吹出ダクト(1
6)を往復回動させる。その後、上記ステップST10より
ステップST5に移り、ステップST8及びST9まで固定モー
ドと同様に動作してステップST3に戻ることになる。つ
まり、上述した第18図のステップST201〜ステップST221
の制御を行いつつ、吹出ダクト(16)を自動首振りさせ
る。
また、ファンモータ(12d)の回転数が吹出ダクト(1
6)の首振り角度に応じて変化し、吹出ダクト(16)の
首振り両端時すなわち吹出ダクト(16)が右端制限位置
及び左端制限位置にあるときファン(12e)の回転数が
最も高く、首振り中央時すなわち吹出ダクト(16)が中
央位置にあるときファン(12e)の回転数が最も小さく
なるようにファンモータ(12d)の回転数も併せて制御
される。したがって、複数の空調対象者を間欠冷房する
とき、空調対象者が略一列に横に並んでいても、ファン
モータ(12d)の回転数を変化させることによって空調
対象者の体感温度を略均一化でき、空調対象者が吹出ダ
クト(16)の回動範囲(首振り範囲)のいずれの位置に
位置していても、体感温度の差がほとんどなくなるの
で、均一な快適感が得られることになる。
次に、人追尾モードについて説明する。そこで、先
ず、吹出ダクト(16)の方向制御等の基本となる人検知
センサ(9)の信号処理動作について、第19図の制御フ
ロー及び第20図の制御タイミングに基づき説明する。第
19図は、上記CPU(82)の制御内容を示し、ステップST1
01で右側の発光素子(H2)をオン状態(第20図(ii)参
照)にして赤外線を発光させ、ステップST102で受光素
子(J)の出力信号V2が設定値Vs以上か否かを判別す
る。そして、設定値Vs以上であればステップST103で左
側の発光素子(H1)をオン状態(第20図(i)参照)に
して赤外線を発光させ、ステップST104で受光素子
(J)の出力V1が設定値Vs以上か否かをさらに判別す
る。その判別がYESの場合には、受光素子(J)の前方
に空調対象者が存在していると判断して、ステップST10
5で人検知動作を開始し、ステップ106で人検知信号を出
力した後、ステップST107で両発光素子(H1,H2)からの
信号が同時に受光素子(J)に入力状態になっているこ
とを示すセンサフラグ(STF)を「1」にセットした
後、ステップST101に戻る。
その後、上記フローを繰り返し、上記ステップST104
における判別が変化して受光素子(J)の出力V1が設定
値Vsよりも低いNOになった場合には、空調対象者が左側
の発光素子(H1)を指向角度範囲±θ外にあると判断
して、さらに、ステップST108でセンサフラグ(STF)が
「1」か否かを判別し、YESであれば空調対象者が受光
素子(J)の前方に存在していた状態からの変化で前方
から右方への人移動であると判断して、ステップST109
で空調対象者が右に移動した右移動動作を開始し、ステ
ップST110で右移動信号を出力する。
一方、上記ステップST102における判別が受光素子
(J)の出力V2が設定値Vsよりも低いNOの場合には、ス
テップST110で左側の発光素子(H1)をオン状態にし
て、ステップST112で受光素子(J)の出力V1が設定値V
s以上か否かを判別する。そして、判別結果がYESの場合
には、さらにステップST113でセンサフラグ(STF)が
「1」か否かを判別し、「1」であれば、空調対象者が
受光素子(J)の前方に存在していた状態からの変化で
あると判断して、ステップST114で空調対象者が左方に
移動した左移動動作を開始し、ステップST115で左移動
信号を出力する。
以上の他の場合、つまり、ステップST102およびST112
における判別がいずれもNOで両発光素子(H1,H2)のオ
ン状態時にも受光素子(J)の出力V1,V2が設定値Vs以
上でない場合、あるいは、上記ステップST108,ST113に
おける判別がそれぞれNOで人検知状態でない時における
一方の発光素子(H1又はH2)からの赤外線が入光した場
合には、ステップST116で「人検知なし」の動作を開始
し、ステップST117で人未検知信号を出力する。
そして、上記フローを終えると、ステップST118でセ
ンサフラグ(STF)を「0」にして、ステップST101に戻
って上記フローを繰り返す。
続いて、上述した人検知センサ(9)の信号処理動作
に基づく人追尾モードの制御動作を第21図〜第23図に従
って説明する。
先ず、電源投入後、ステップST1からステップST3まで
固定モードと同様に動作し、このステップST3におい
て、モード切換スイッチ(83a)が人追尾モードに設定
されているので、この人追尾モードを判別してステップ
ST11に移ることになり、人検知フラグ(HKF)が「0」
か否かが判定される。そして、電源投入時等では人検知
フラグ(HKF)がリセットされているので、ステップST1
2に移り、上述した人検知センサ(9)が人検知信号を
出力しているか否かを判定し、上述したステップST117
で人未検知信号を出力している場合にはステップST13
に、ステップST105で人検知信号を出力している場合に
はステップST30に移ることになる。
そこで、空調対象者を検知しない場合、ステップST13
で人未検知動作を開始し、ステップST14に移り、人未検
知フラグ(MKF)が「0」か否かが判定される。そし
て、この人未検知フラグ(MKF)は電源投入時などリセ
ットされているので、ステップST14よりステップST15に
移り、第2タイマ(TM2)を歩進させてステップST16に
移り、該第2タイマ(TM2)が予め設定された短期待機
時間(t2)を経過したか否かが判定され、この短期待機
時間(t2)を経過するまでステップST16よりステップST
17に移ることになる。そして、このステップST17より短
期待機動作を行うと共に、空調対象者の探索動作を行う
ことになる。つまり、上記ステップST17において、ダク
トモータ(41)を駆動し、上述した自動首振モードと同
様にフォトインタラプタ(74)の力信号に応答して吹出
ダクト(16)を首振動作させる。
次いで、ステップST18に移り、両ファン(12e,12f)
が停止している場合には駆動してステップST19に移り、
上述したステップST7と同様に圧縮機(12a)の連続発停
を防止すべく該圧縮機(12a)の停止後3分経過したか
否かを判定し、3分経過後にはステップST20に移り圧縮
機(12a)を起動又は駆動しているときにはそのまま駆
動し続け、3分経過前ではステップST21に移り圧縮機
(12a)を停止したままステップST3に戻ることになる。
そして、上述したステップST11からステップST21までの
動作を繰り返すことになる。具体的には、上記短期待機
時間(t2)は例えば5分に設定されており、人検知セン
サ(9)が空調対象者を検知しない場合、圧縮機(12
a)及びファン(12e,12f)を駆動して冷風を吹出したま
ま空調対象者が空調領域内に侵入するのを5分間待つと
同時に、吹出ダクト(16)を回動して空調領域内の空調
対象者を探索している。
その後、上記短期待機時間(t2)が経過するまでに空
調対象者が検知できない場合、長期待機動作に移り、先
ず、ステップST16よりステップST22に移り、ダクトモー
タ(41)を停止させて吹出ダクト(16)を空調機本体
(12)に対して中央に停止させた後、ステップST23に移
り、ファン制御用リレー(X1)及び圧縮機制御リレー
(X2)をOFFして両ファン(12e,12f)及び圧縮機(12
a)を停止させる。続いて、ステップST24に移り、第2
タイマ(TM2)をリセットした後、ステップST25に移
り、人未検知フラク(MKF)を「1」にセットした後、
ステップST26に移り、第3タイマ(TM3)を歩進させ、
ステップST27に移って該第3タイマ(TM3)が予め設定
された長期待機時間(t3)を経過したか否かが判定され
る。そして、この長期待機時間(t3)が経過するまでス
テップST27よりステップST3に戻り上述の動作を繰り返
すことになり、その際、人未検知フラグ(MKF)を立て
ているので(ステップST25)、ステップST14よりステッ
プST22に戻り、第2タイマ(TM2)が歩進することはな
い。
この長期待機時間(t3)内に人検知センサ(9)が空
調対象者を検知せず該長期待機時間(t3)が経過する
と、ステップST27よりステップST28に移り、第3タイマ
(TM3)をリセットした後、ステップST29に移り、シス
テムダウンすることになり、再起動時には電源の再投入
等により行うことになり、制御フローではステップST1
より開始することになる。つまり、この長期待機動作
は、具体的には、長期待機時間(t3)が例えば1時間に
設定されており、上記短期待機時間(t2)が経過しても
空調対象者がいない場合、圧縮機(12a)及びファン(1
2e,12f)を停止して冷風の吹出し又は送風を停止すると
共に、吹出ダクト(16)を中央で停止させて、空調対象
者の侵入を待つことになる。そして、1時間経過しても
空調対象者がいない場合、システム全体を停止し、空調
対象者が人検知センサ(9)の監視領域内に侵入しても
圧縮機(12a)等は自動的に起動することはない。
次に、この人追尾モードにおいて、人検知センサ
(9)が人検知信号を出力すると、ステップST12により
ステップST30に移り、人検知成立動作が開始され、ステ
ップST31に移り、ダクトモータ(41)が駆動している場
合には該ダクトモータ(41)を停止させて吹出ダクト
(16)を停止させる。その後、ステップST32に移り、両
ファン(12e,12f)が停止している場合には該両ファン
(12e,12f)を駆動した後、ステップST33に移り、この
ステップST33は上述したステップST7と同様に圧縮機(1
2a)の連続発停を防止すべく圧縮機(12a)の停止後、
3分経過したか否かを判定しており、3分経過している
場合にはステップST34に移り圧縮機(12a)を起動する
か又は駆動しているときはそのまま駆動し続けてステッ
プST36に移る一方、3分経過する前ではステップST35に
移り圧縮機(12a)を停止したままステップST36に移る
ことになる。
そして、このステップST36で各タイマ(TM1〜TM4)を
リセットした後、ステップST37に移り、人検知フラグ
(HKF)を「1」にセットし、ステップST38に移り、人
未検知フラグ(MKF)をリセットした後、ステップST3に
戻ることになる。その後、ステップST11においては、人
検知フラグ(HKF)が立っているので(ステップST3
7)、判定がNOとなり、ステップST39に移り、人移動条
件が成立したか否かを判定し、上述したステップST110
及びステップST115で人移動信号が出力されているか否
かを判定し、空調対象者が移動しない場合、ステップST
30に戻ることになり、このステップST3,ST11,ST39及びT
ST30〜ST38の動作を所定タイミングで繰り返すことにな
る。
つまり、例えば、ステップST17における空調対象者の
探索中において、人検知センサ(9)が空調対象者を検
知すると、ステップST31で吹出ダクト(16)の回動を停
止させて該吹出ダクト(16)を空調対象者に向け、該空
調対象者に冷風を吹付けて局所冷房を行うことになる。
また、ステップST22〜ST27における長期待機中におい
て、人検知センサ(9)の監視領域内に空調対象者が侵
入すると、上述の如くステップST12からステップST30に
移り、圧縮機(12a)及びファン(12e,12f)を駆動して
冷風を空調対象者に吹付けることになる。
次いで、上記人検知成立動作中において、空調対象者
が移動した場合について説明する。
先ず、上述したステップST110及びステップST115で移
動信号を人検知センサ(9)が出力すると、ステップST
39において、人移動条件の成立が判定され、該ステップ
ST39よりステップST40に移り、第1タイマ(TM1)を歩
進させた後、ステップST41に移り、該第1タイマ(TM
1)が予め設定された遅延時間(t1)を経過したか否か
が判定され、該遅延時間(t1)が経過するまでステップ
ST3に戻ることになる。この遅延時間(t1)は例えば1
秒に設定されており、空調対象者が人検知センサ(9)
の監視領域より離れ、即座に復帰する場合、吹出ダクト
(16)が移動しないようにし、1秒間は現状を維持して
いる。
その後、上記遅延時間(t1)が経過すると、ステップ
ST41によりステップST42に移り、空調対象者が右方向に
移動したか、左方向に移動したかが判定され、上記人検
知センサ(9)の出力信号に基づき、上述したステップ
ST110で右移動信号が出力されるとステップST43に、ま
た、ステップST115で左移動信号が出力されるとステッ
プST44にそれぞれ移ることになる。そこで、先ず、この
右移動の場合について、説明すると、上記ステップST43
において、吹出ダクト(16)が右端制限位置まで回動し
たか否かが判定され、該右端制限位置まで回動していな
い場合、つまり、フォトインタラプタ(74)の出力信号
により側端位置を検出していない場合、右方向に回動可
能であるので、ステップST43よりステップST45に移り、
ダクトモータ(41)を回転させて吹出ダクト(16)を右
方向に回動させる。続いて、ステップST46に移り、第1
タイマ(TM1)及び第4タイマ(TM4)をリセットし、ス
テップST47に移り、人検知フラグ(HKF)をリセットし
た後、ステップST3に戻ることになる。そして、人検知
フラグ(HKF)をリセットしているので、ステップST11
の判定がYESとなり、一旦停止したステップST30〜ST38
の動作を行った後にステップST40に戻ることになり、遅
延時間(t1)経過に空調対象者が未だに右方向に移動し
ている場合には続けてステップST45で吹出ダクト(16)
を右方向に回動させる。
一方、上記空調対象者が左方向に移動している場合も
同様であり、上記ステップST42よりステップST44に移
り、吹出ダクト(16)が左端制御位置まで回動している
か否かが判定され、フォトインタラプタ(74)の出力信
号により側端位置を検出していない場合、ステップST44
よりステップST48に移り、ダクトモータ(41)を逆方向
に回転駆動して吹出ダクト(16)を左方向に回動させた
後、ステップST46に移り、上述した右回転時と同じ動作
が行われる。
つまり、上記吹出ダクト(16)による空調領域内にお
いて、空調対象者が左右に移動すると、人検知センサ
(9)がその移動方向を識別し、ステップST45及びST48
でダクトモータ(41)を正逆転して吹出ダクト(16)を
空調対象者の移動に追従して回動させて人追尾を行い、
移動する空調対象者に対しても冷風を吹付け続けるよう
になる。
一方、上記ステップST43及びステップST44において、
吹出ダクト(16)が右端制限位置又は左端制限位置まで
回動している場合、空調対象者が更に同方向に移動して
も吹出ダクト(16)を同方向に回動できないので、ステ
ップST43からステップST49に、また、ステップST44から
ステップST50に移り、第4タイマ(TM4)を歩進させ
る。その後、ステップST49からステップST51に、また、
ステップST50からステップST52に移り、該第4タイマ
(TM4)が予め設定された停止時間(t4)を経過するま
でステップST51又はステップST52よりステップST3に戻
り、この停止時間(t4)が経過するまで吹出ダクト(1
6)は各端部制限位置で停止している。そして、この停
止時間(t4)が経過すると、ステップST51よりステップ
ST48に、また、ステップST52よりステップST45に移り、
吹出ダクト(16)を逆方向に回動してステップST46に移
り、上述の動作が行われる。
つまり、空調対象者が空調領域の端部より離れると、
該端部より戻る可能性が高いので、吹出ダクト(16)を
各端制限位置で停止しておき、この停止時間(t4)内に
空調対象者を検知すると、ステップST39より一旦ステッ
プST30に移り、上述の如く人追尾を行う一方、空調対象
者が戻らない場合には吹出ダクト(16)を逆方向に回動
させ、上述の如くステップST12で人検知信号が出力され
ているか否かを判定することになる。その後、上述した
ように短期待機動作及び探索動作(ステップST13〜ST2
1)を行った後、長期待機動作(ステップST22〜ST29)
を行い、その間に空調対象者が戻ると再び人追尾を行う
ことになる。
本発明の特徴として、上記赤外線センサである人検知
センサ(9)によって空調機本体(12)と空調対象者と
の間の距離を容易に検出できるので、空調対象者との距
離に応じてファンモータ(12d)の回転数を変化させる
ようにし、空調対象者までの距離にかかわらず、空調対
象者は常に一定の風量を受け、略均一な快適性が得られ
るようにしている。
すなわち、第25図に示すように、人検知センサ(9)
の出力信号が空調対象者までの距離と反比例するので、
その出力を利用して懲を検出し、距離が長くなるに連れ
てファンモータ(12d)の回転数を高くなるようにする
ようにしている。例えば、空調対象者までの距離がL1,L
2,L3と順に大きくなるに連れて、人検知センサ(9)の
出力信号V11が小さくなるので、ファンモータ(12d)へ
の制御信号V12をそれに反比例して大きくして、ファン
モータ(12d)の回転数Nを、N1,N2,N3と次第に大きく
するように制御しており、この結果、空調対象者は空調
機本体(12)までの距離にかかわらず、略一定の風量を
得ることができる。
この場合の制御は、第24図に示すように、スタートす
ると、まず、ステップST61において人検知信号があるか
否かが判定され、人検知センサ(9)よりの人検知信号
があれば、ステップST62に移り、人検知センサ(9)の
出力信号V11に対応するファンモータ(12d)の制御信号
V12を出力する一方、人検知信号がなければ、空調対象
者はいないので、ステップST61からステップST63に移
り、ファンモータ(12d)の回転数を最小回転数Nminに
設定して、ステップST61に戻り、人探索が行われる。
更に、上記ステップST61に続いてステップST64に移
り、制御信号V12に対応する回転数Nにファンモータ(1
2d)の回転数が制御される。これによって、空調対象者
と空調機本体(12)との距離に応じて、ファンモータ
(12d)、つまり、ファン(12e)の回転数が変化する。
それから、ステップST65に移り、人追尾中であるか否
かが判定され、人追尾中であれば、回転数が常時変化し
制御が困難となるので、上記ステップST65からステップ
ST66に移り、回転数Nを一定値に固定し、人追尾中でな
ければ、ステップST61に戻ることになる。
尚、本実施例は移動自在なスポットエアコン(1)に
ついて説明したが、本発明はダクト式スポットエアコン
に適用してもよい。
また、吹出ダクト(16)は2つ以上設けてもよい。
また、吹出ダクト(16)の回動方向は上下等でもよ
く、回動範囲も実施例に限られるものではない。
(発明の効果) 以上のように、請求項1に係る発明によれば、人検知
用赤外線センサの受光素子が受光する赤外線の反射光量
に基づき空調対象者の距離が長くなるに従ってファンモ
ータの回転数を大きくするようにしたため、空調機本体
からの距離にかかわりなく、空調対象者に対して略一定
の風量を確保することができるので、快適性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す制御ブロック図である。第
2図〜第25図は本発明の実施例を示し、第2図はスポッ
トエアコンの横断面正面図、第3図は同縦断側面図であ
る。第4図はダクト駆動手段の拡大縦断面図、第5図は
吹出ダクトの平面図、第6図はカバー部材の平面図、第
7図は同縦断面図、第8図はケーシングの平面図、第9
図は空転機構を示す断面図、第10図はモータ側上側軸の
断面図である。第11図は回転筒の斜視図、第12図は同要
部の断面図、第13図は角度位置部材の底面図、第14図は
同展開図である。第15図は人検知センサの断面図、第16
図は発光素子と受光素子との配置関係を示す説明図、第
17図は首振り角度とファンモータの回転数との関係を示
す図、第18図は角度検出を示す制御フロー図、第19図は
人検知センサの制御フロー図、第20図は人検知センサの
出力タイミング図、第21図乃至第24図は空調動作の制御
フロー図、第25図は空調対象者までの距離と、人検知セ
ンサの出力信号、ファンモータの回転数との関係を示す
図である。 1……スポットエアコン 2……ダクト駆動手段 9……人検知センサ 12d……ファンモータ 12f……ファン 16……吹出ダクト 74……フォトインタラプタ(位置検出手段) 86……ファン駆動手段 88……回転数設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 賢治 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社堺製作所金岡工場内 (56)参考文献 特開 昭59−35746(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線を発する発光素子(H1,H2)と該発
    光素子(H1,H2)が発した赤外線の反射光を受光する受
    光素子(J)とより成り、空調対象者との距離が長くな
    るに従って受光素子(J)が受光する反射光量が小さく
    なる人検知用赤外線センサ(9)を備え、上記受光素子
    (J)が受光する赤外線の反射光に基づきダクト駆動手
    段(2)によって吹出ダクト(16)を駆動して風向を制
    御するスポットエアコンであって、 上記空調対象者との距離に基づき人検知用赤外線センサ
    (9)の受光素子(J)が受光する反射光量が小さくな
    るに従って蒸発用のファン(12f)のファンモータ(12
    d)の回転数が大きくなるように該回転数を設定する回
    転数設定手段(88)と、 該回転数設定手段(88)の出力を受けファンモータ(12
    d)の回転数を空調対象者との距離に対応して変化させ
    るファン駆動手段(86)と を備えていることを特徴とするスポットエアコン。
JP1127454A 1989-05-18 1989-05-18 スポットエアコン Expired - Lifetime JP2518047B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1127454A JP2518047B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 スポットエアコン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1127454A JP2518047B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 スポットエアコン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02306047A JPH02306047A (ja) 1990-12-19
JP2518047B2 true JP2518047B2 (ja) 1996-07-24

Family

ID=14960330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1127454A Expired - Lifetime JP2518047B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 スポットエアコン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2518047B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109855267A (zh) * 2019-02-02 2019-06-07 青岛海尔空调器有限总公司 空调的自动扫风控制方法和空调

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3085737B2 (ja) * 1991-07-17 2000-09-11 ダイキン工業株式会社 空気調和機
US5769707A (en) * 1995-12-12 1998-06-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for broadening an air discharge pattern from a room air conditioner
JP5034385B2 (ja) * 2006-09-06 2012-09-26 パナソニック株式会社 空調用吹出し口
JP2008101802A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調用吹出し口とそれを用いた送風システムおよび空調システム
JP5160494B2 (ja) * 2009-04-15 2013-03-13 シャープ株式会社 空気清浄機
CN109099564B (zh) * 2018-08-01 2020-06-09 珠海格力电器股份有限公司 空调的智能联动控制方法、装置、计算机设备和存储介质
CN109539459B (zh) * 2018-11-01 2021-04-30 海信(山东)空调有限公司 一种空调的送风方法及空调

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262146A (ja) * 1985-09-10 1987-03-18 I C Denshi Kogyo Kk 温度検出制御器
JPS6314942U (ja) * 1986-06-19 1988-01-30
JPH065134B2 (ja) * 1986-07-25 1994-01-19 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JPH0749879B2 (ja) * 1988-02-29 1995-05-31 シャープ株式会社 空気調和装置
JPH02150655A (ja) * 1988-11-30 1990-06-08 Hitachi Ltd オートルーバ付き空気調和機
JPH0765798B2 (ja) * 1989-01-24 1995-07-19 ダイキン工業株式会社 スポットエアコン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109855267A (zh) * 2019-02-02 2019-06-07 青岛海尔空调器有限总公司 空调的自动扫风控制方法和空调

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02306047A (ja) 1990-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5097672A (en) Spot air-conditioner
JP2518047B2 (ja) スポットエアコン
US5678417A (en) Air conditioning apparatus having dehumidifying operation function
EP0819894B1 (en) Indoor unit for an air conditioning system
JP2518411B2 (ja) スポットエアコン
JPH1183113A (ja) 空気調和機
JP3378781B2 (ja) 空気調和機
JP2518410B2 (ja) スポットエアコン
JPH07104027B2 (ja) スポットエアコン
JP2518407B2 (ja) スポットエアコン
JP2560811B2 (ja) スポットエアコン
EP0423340B1 (en) Spot air conditioner
JPH083380B2 (ja) スポットエアコン
JPH0820096B2 (ja) スポットエアコン
JPH0678838B2 (ja) スポットエアコン
JP3767050B2 (ja) 車両用空調装置
JPH02306044A (ja) スポットエアコン
JPH02223753A (ja) スポットエアコン
JPH0788963B2 (ja) スポットエアコンの排気装置
JP2508889B2 (ja) スポットエアコンの制御装置
JPH02126042A (ja) スポットエアコン
JPH02126041A (ja) スポットエアコン
JPH10213342A (ja) 空気調和機
JPH02187552A (ja) スポットエアコン
JP3824389B2 (ja) 自動車用空気調和装置