JP2517881B2 - 吊り下げ自由移動機構 - Google Patents

吊り下げ自由移動機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人間または物を吊り下
げた状態で、走行面上を自由に移動することができる吊
り下げ自由移動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】我が国の人口構成は急速に高齢化してい
るが、その一方で、養護施設や病院において高齢者や病
人等を介助する看護労働者の不足はますます深刻になっ
ている。また、高齢者や病人等を介助する作業は、不自
然な姿勢でこれらの人達を扱うことが多いので、腰痛等
を伴う苦渋作業であり、本来は健常な若い人がこれに当
たるのが望ましいが、現実には、多くの場合、高齢者に
近い年齢の女性が従事しており、しかもその多くはボラ
ンティアである。このような状況において、介助者の方
も高齢化して行くことは明らかであり、人間を持ち上げ
たり、移動したりするという肉体的苦渋作業を解消する
手段を早急に開発する必要がある。
【0003】そこで、従来より、高齢者や病人等を介助
する手段の一つとして、例えばロボットが考えられてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロボッ
トは一般に片持ち梁状のアーム構造を持つので、高齢者
等を持ち上げて移動するという単純な仕事を行わせよう
とするだけでも、大重量となって、ロボットを動かすこ
と自体が容易でなくなるとともに、大きな空気圧源と電
源も必要となるため、現実には実用に供し得るものを開
発することは困難である。また、ロボット等の機械の過
大なエネルギを直接利用して人間を扱うことは危険であ
るし、介助を受ける側(特に高齢者)においても心理的
に機械を忌避する場合が多い。
【0005】このように、高齢者等の介助へのロボット
の導入には明らかに限界がある。そこで、高齢者等を介
助する装置としては、高齢者等ができるだけ自分の力で
移動でき、かつ必要な時に、介助する側に苦渋作業を強
いることなく手助けを求めることができ、しかも介助さ
れる側に機械化を強く意識させないものが望ましい。
【0006】一方、高齢者の多くは、腕や指の力と機能
を十分に堅持していると言われる。それにもかかわら
ず、高齢者が寝たきりになったり、一応起きあがること
ができても、すぐに疲れてしまい、やむを得ず介助が必
要になるのは、足や腰が自重を支えることができないた
めである。したがって、高齢者は重力との戦いに負けて
いると言える。しかしながら、逆の見方からすれば、何
らかの手段によって重力の作用を軽減してあげれば(例
えば常時半分以下に軽減してあげれば)、自分一人では
立つことができなかったような高齢者でも、立ち上がっ
て歩行することができるようになり、堅持されている手
や腕の機能を活かして、健常者と同様の生活を行うこと
が可能になると考えられる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、本発明の目的は、人間または物を吊り下げ
た状態で、天井面や鉛直面等に設けられる走行面上を自
由に移動することができ、高齢者等の歩行介助、物品の
運搬、緊急時の避難脱出等に利用することができる吊り
下げ自由移動機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による吊り下げ自
由移動機構は、強磁性体からなる走行面と、人間または
物を吊り下げる車体と、この車体に回転可能に支持さ
れ、外周を前記走行面に接触される車輪と、前記車体に
装着され、前記走行面に間隙を介して対向される磁石と
を有してなり、前記車輪の少なくとも一つは車体に対し
方向を可変とされたものである。
【0009】
【作用】本発明による吊り下げ自由移動機構において
は、磁石の磁力が強磁性体からなる走行面を吸引するこ
とにより、走行面の下方に車体が位置したり、走行面が
垂直方向になっていても、車輪は常に走行面に接した状
態となる。そして、車輪が転動することにより、車体は
走行面に沿って移動することができる。また、車体の進
行方向は、車体に対し方向を可変とされた車輪の方向を
制御することにより変えることができる。
【0010】ここにおいて、例えば、天井面を前記走行
面とし、高齢者が車体に吊り下げられるようにすれば、
高齢者に作用する重力を軽減し、かつ高齢者の歩行に追
従して車体を走行面に沿って移動させることができる。
これにより、自分一人では立つことができなかったよう
な高齢者でも、立ち上がって歩行することができるよう
になる。
【0011】また、このような高齢者等の歩行介助機構
としてのみならず、物の運搬等に本機構を利用すること
もできる。
【0012】また、車体と高齢者等との間に、従来公知
の、バネを内蔵していてこのバネの作用により所定の大
きさの吊り上げ力を作用するバランサを介在させれば、
高齢者等を吊り上げる力を常に所定の大きさとすること
ができる。
【0013】また、前記車輪の少なくとも一つを駆動す
る駆動装置を設ければ、走行面に沿って車体を自走さ
せ、高齢者等の人間の歩行をより一層容易にしたり、物
の運搬をより一層容易にすることができる。
【0014】また、前記走行面を傾ける手段を設け、該
手段により前記走行面を傾けることができるようにすれ
ば、前記のような車輪を駆動する駆動装置によらずに、
重力を利用して車体を移動させることもできる。。さら
に、建物の外壁に前記走行面を設ければ、本機構は、火
災等の緊急時の避難機構や、壁面上を自由に移動する壁
面移動機構等として使用することもできる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1〜8は、本発明による吊り下げ自由移動
機構の第一実施例を示す。図4に良く示されるように、
アルミ合金等の非強磁性体からなる円板状の車体1の中
心部には、該車体1に対し垂直方向に中心軸2が固定さ
れており、この中心軸2には車体1の下面側において歯
車3および4が回転可能に嵌合されている。前記歯車3
および4は互いに相対回転不可能なように結合されてい
る。前記中心軸2には車体1の下面側において固定板5
および吊り具6が固定されている。前記固定板5には玉
軸受29を介して操舵軸7が回転可能に支持されてい
る。前記操舵軸7の上端部には歯車8が形成されてお
り、この歯車8は歯車3に噛み合わされている。前記操
舵軸7は自在継手9を介して延長棒10の上端部に接続
されており、この延長棒10の下端部には、図6および
図7に示されるように、操舵ハンドル11が固定されて
いる。
【0016】前記車体1の下面外周側には、真鍮、アル
ミ合金等の非強磁性体からなる4個の大略フランジ付き
カップ状の歯車カバー12が90度間隔で固定されてい
る。各歯車カバー12に取り付けられた玉軸受13に
は、車輪支持軸14が回転可能に支持されており、これ
らの車輪支持軸14は車体1に対し垂直方向に延びてい
る。各車輪支持軸14には歯車カバー12内において歯
車15が固定されており、これらの歯車15は歯車4に
それぞれ噛み合わされている。各車輪支持軸14のうち
の車体1より上方の部分には、鍔部14aが一体的に設
けられており、これらの鍔部14aと車体1との間には
スラスト玉軸受16が介装されている。各車輪支持軸1
4の上端部には車輪17が回転可能に支持されている。
【0017】前記車体1の上面には、各歯車カバー12
に対応する位置において、鋼鉄等の強磁性体からなる4
個のカップ状の磁石支持台18が固定されており、各車
輪17の大部分、各車輪支持軸14の車体1上面側部分
およびスラスト玉軸受16は、各磁石支持台18内に収
容されている。各磁石支持台18にはドーナツ板状の永
久磁石19が、各車輪支持軸14と同軸位置に固定され
ており、これらの永久磁石19は各車輪17に対する共
通接平面(後述する走行面20が完全な平面であれば、
該走行面20はこの共通接平面となる)に対し微小な間
隙(例えば、0.2〜0.5mm)を介して対向されて
いる。各永久磁石19としては希土類磁石のような強力
なものを使用することが好ましい。
【0018】図1,4および7は、高齢者24の歩行介
助機構として本機構を使用する目的で、建物の内部の天
井面を鉄板等の強磁性体からなる走行面20とした例を
示しており、永久磁石19の磁力が強磁性体からなる走
行面20を吸引することにより、車輪17は常に下方か
ら走行面20に接した状態となる。図7に示すように、
吊り具6にロープ21、バランサ22、ロープ23およ
び高齢者24の身体に装着されるベルト(図示せず)を
介して高齢者24が吊り下げられるようにする。前記バ
ランサ22は、従来公知の構造のもので、バネ(図示せ
ず)を内蔵しており、このバネの作用により、該バラン
サ22に吊り下げられるもの(この場合、高齢者24)
に対し常にほぼ所定の大きさの吊り上げ力を作用するよ
うになっている。したがって、例えば、前記バランサ2
2の吊り上げ力を高齢者24の体重の1/2に設定すれ
ば、高齢者24は自己に作用する重力の1/2を相殺さ
れ、1/2の重力のみを受けているのと同じ状態にな
る。これ故、前記バランサ22の吊り上げ力を適当な大
きさに設定することにより、自力のみでは立ち上がれな
いような高齢者24でも、立ち上がって歩行することが
可能になる。
【0019】このようにして高齢者24が歩行すると、
車輪17が転動することにより、車体1は高齢者24に
追従して走行面20に沿って移動して行く。そして、こ
の際、図7のように高齢者24が操舵ハンドル11を手
で握り、次に説明するような操舵動作を適当に行いなが
ら歩行すれば、車体1の進行方向を円滑に制御すること
ができる。すなわち、操舵ハンドル11を回転すると、
この回転が延長棒10、自在継手9、操舵軸7および歯
車8,3,4,15を介して車輪支持軸14に伝達さ
れ、4つの車輪17の方向が図2の矢印Aで示されるよ
うに同時に同方向に変化される。したがって、操舵ハン
ドル11を回転させる方向および回転量を制御すること
により、車体1の進行方向を所望の方向に制御すること
ができる。
【0020】なお、本機構において前記バランサ22は
必ずしも設けなくてもよい。また、本機構は、高齢者等
の歩行の介助のみならず、重量物等の物品の運搬に利用
することもできる。
【0021】また、前記走行面20を傾ける手段(図示
せず)を設け、必要なときに該手段により図7の一点鎖
線で示されるように走行面20を傾けることができるよ
うにすれば、重力を利用して車体1を移動させることも
できる。
【0022】さらに、図8のように建物の外壁25に走
行面20を設ければ、車体1を建物の外壁25に沿って
移動させることができるので、本機構を例えば火災等の
緊急時の避難機構として使用することもできる。この場
合、避難者が車体1に吊り下げられた状態で車体1を走
行面20に沿って下降させることになるが、その下降速
度は、例えば車体1をジグザグに進行させることによっ
て調整することができる。また、車輪17の軸方向を鉛
直方向に向ければ(このとき車輪17は水平面内に位置
することになる)、重力に抗して車体1の下降を停止さ
せることもできる。さらに、適当な制動手段を設けるこ
とにより車体1の下降速度を調整できるようにしてもよ
い。
【0023】図9〜16は本発明の第二実施例を示す。
図12に良く示されるように、アルミ合金等の非強磁性
体からなる板状の車体31の中心部には、吊り具32が
固定されており、この吊り具32は車体31の下面側に
おいて該車体31に対して垂直方向に突出している。図
9に良く示されるように、前記車体31の上面前部中央
部には、真鍮、アルミ合金等の非強磁性体からなるフラ
ンジ付きカップ状の操舵軸支持部材33が固定されてお
り、この操舵軸支持部材33には図13に示されるよう
に玉軸受34を介して操舵軸35が回転可能に支持され
ている。前記操舵軸35の上端側は操舵軸支持部材33
内に収容されており、該操舵軸35の上端側に一体的に
設けられた鍔部35aと操舵軸支持部材33との間には
スラスト玉軸受36が介装されている。前記操舵軸35
の上端部には前車輪37が回転可能に支持されている。
前記操舵軸35の下端側は操舵軸支持部材33外に突出
しており、自在継手38を介して延長棒39の上端部に
接続されている。この延長棒39の他端部には、図14
に示されるように、操舵ハンドル40が固定されてい
る。前記車体31の下面には、前記実施例の場合と同様
のドーナツ板状の永久磁石41が、やはりドーナツ板状
の鋼鉄等の強磁性体からなる磁石支持板42を介して操
舵軸35と同軸位置に固定されている。
【0024】前記車体31の後部側には、後車輪支持部
材43,44が固定されており、これらの後車輪支持部
材43,44には後車輪軸45が車体31に平行方向に
延びるように取り付けられている。前記後車輪軸45の
両端部には、それぞれ後車輪46,47が玉軸受48,
49を介して回転可能に支持されている。前記車体31
の上面には、やはり前記実施例の場合と同様の2つのド
ーナツ板状の永久磁石50が、鋼鉄等の強磁性体からな
るドーナツ板状の磁石支持板51を介して固定されてい
る。各後車輪46,47は、各永久磁石50および磁石
支持体51の中心部の穴を経て車体31の上面側に僅か
に突出している。そして、前記永久磁石41,50は前
車輪37および後車輪46,47に対する共通接平面に
微小な間隙を介して対向されている。
【0025】前記後車輪47には駆動軸52が一体的に
設けられており、この駆動軸52の先端部は車体31の
下面に固定された駆動軸支持部材53に軸受54を介し
て回転可能に支持されている。前記駆動軸支持部材53
と後車輪支持部材44との間に渡されたモータ支持板5
5にはモータ56が取り付けられており、このモータ5
6の回転軸に固定されたウォーム57は駆動軸52に固
定されたウォームホイール58に噛み合わされている。
【0026】図9,12および14は、高齢者の歩行介
助機構として本機構を使用する目的で、建物の内部の天
井面を鉄板等の強磁性体からなる走行面20とした例を
示しており、前記実施例の場合と同様に永久磁石41,
50の磁力が強磁性体からなる走行面20を吸引するこ
とにより、前車輪37および後車輪46,47は常に下
方から走行面20に接した状態となる。図14に示すよ
うに、吊り具32にロープ59、前記実施例のバランサ
と同様のバランサ60、ロープ61、高齢者24の身体
に装着されるベルト(図示せず)を介して高齢者24が
吊り下げられるようにする。
【0027】本実施例では、モータ56をオンにする
(モータ56は高齢者24の手元でオン・オフできるよ
うにされているものとする)と、モータ56によりウォ
ーム57、ウォームホイール58および駆動軸52を介
して後車輪47が駆動されるので、車体31が自走して
行く。したがって、高齢者24はこの車体31の移動に
追従して行くことにより、より容易に歩行することがで
きる。なお、この際、高齢者24が操舵ハンドル40を
手で握り、該操舵ハンドル40を回転すると、この回転
が延長棒39および自在継手38を介して操舵軸35に
伝達され、前車輪37の方向が変化される。したがっ
て、前記実施例の場合と同様に操舵ハンドル40を回転
させる方向および回転量を制御することにより、車体3
1の進行方向を所望の方向に制御することができる。
【0028】本実施例の移動機構も、高齢者等の歩行の
介助のみならず、重量物等の物品の運搬にも利用するこ
とができる。
【0029】また、モータ56等の駆動機構と後車輪4
7との間にクラッチ機構を設け、前記駆動機構と後車輪
47との間を切り離せるようにすれば、本実施例の移動
機構を前記実施例の移動機構と全く同様に使用すること
もできる。また、前記駆動機構と後車輪47との間を切
り離した場合、本実施例では、図15の実線で示される
ように前車輪37を後車輪46,47の方向に対し直角
方向とすると、車体31の進行を停止することができる
(勿論、前記駆動機構と後車輪47との間が切り離され
ていない場合は、モータ56をオフすれば、前車輪37
を真っ直ぐに向けたままでも車体31の進行を停止する
ことができる)。
【0030】また、本実施例においても、図16のよう
に建物の外壁25に前記走行面20を設ければ、車体3
1を建物の外壁25に沿って移動させることができる。
そして、本実施例では、モータ56により車体31が自
走できるので、建物の外壁25を上方に向かって登って
行くことができ、壁面上を自由に移動可能な壁面移動機
構としても利用できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明による吊り下げ自由
移動機構は、人間または物を吊り下げた状態で、天井面
や鉛直面等に設けられる走行面上を自由に移動すること
ができ、高齢者等の歩行介助、物品の運搬、緊急時の避
難脱出等に利用することができるる等の優れた効果を得
られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吊り下げ自由移動機構の第一実施
例を示す側面図である。
【図2】走行面を除いて前記第一実施例を示す平面図で
ある。
【図3】走行面を除いて前記第一実施例を示す底面図で
ある。
【図4】前記第一実施例を示す縦断面図である。
【図5】図2のV−V線における拡大断面図である。
【図6】前記第一実施例における操舵ハンドルを示す側
面図である。
【図7】前記第一実施例を高齢者の歩行介助装置として
使用している状態を示す使用状態図である。
【図8】走行面を建物の外壁に設けた状態における前記
第一実施例を示す側面図である。
【図9】本発明による吊り下げ自由移動機構の第二実施
例を示す側面図である。
【図10】前記第二実施例を示す平面図である。
【図11】図9のXI−XI線における断面図である。
【図12】図11のXII−XII線における断面図で
ある。
【図13】図11のXIII−XIII線における拡大
断面図である。
【図14】前記第二実施例を高齢者の歩行介助装置とし
て使用している状態を示す使用状態図である。
【図15】前記第二実施例において前車輪を後車輪に対
し直角方向に向けた様子を示す説明図である。
【図16】走行面を建物の外壁に設けた状態における前
記第二実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車体 17 車輪 19 永久磁石 20 走行面 22 バランサ 24 高齢者 25 建物の外壁 31 車体 37 前車輪 41 永久磁石 46,47 後車輪 50 永久磁石 56 モータ 60 バランサ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性体からなる走行面と、人間または
    物を吊り下げる車体と、この車体に回転可能に支持さ
    れ、外周を前記走行面に接触される車輪と、前記車体に
    装着され、前記走行面に間隙を介して対向される磁石と
    を有してなり、前記車輪の少なくとも一つは車体に対し
    方向を可変とされたことを特徴とする吊り下げ自由移動
    機構。
  2. 【請求項2】 前記車体と前記人間または物との間に介
    装され、前記人間または物に所定の大きさの吊り上げ力
    を作用するバランサを備えた請求項1記載の吊り下げ自
    由移動機構。
  3. 【請求項3】 前記車輪の少なくとも一つを駆動する駆
    動装置を有する請求項1または2記載の吊り下げ自由移
    動機構。
  4. 【請求項4】 天井面を前記走行面とされた請求項1,
    2または3記載の吊り下げ自由移動機構。
  5. 【請求項5】 前記走行面を傾ける手段を有する請求項
    1または2記載の吊り下げ自由移動機構。
  6. 【請求項6】 建物の外壁に前記走行面が設けられた請
    求項1記載の吊り下げ自由移動機構。
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