JP2517291Y2 - 梱包用吊り棒 - Google Patents

梱包用吊り棒

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JP2517291Y2 JP12463189U JP12463189U JP2517291Y2 JP 2517291 Y2 JP2517291 Y2 JP 2517291Y2 JP 12463189 U JP12463189 U JP 12463189U JP 12463189 U JP12463189 U JP 12463189U JP 2517291 Y2 JP2517291 Y2 JP 2517291Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、筒状の巻き軸に捲回したアルミニウム箔や
包装シート等の比較的大きなシート状製品を、次工程の
工場、例えば包装用のロール状アルミニウム箔製造工
場、食品や医薬品等の包装材製造工場、ラベルの製造工
場等に輸送するに際し、梱包箱内に簡単かつ安全に収容
することのできる梱包用吊り棒に関する。
〔従来の技術〕
従来、筒状の巻き軸に捲回したアルミニウム箔や包装
シート等の比較的大きなシート状製品を梱包して輸送す
る際は、以下の如く行なわれている。
即ち、第4図及び第5図に示すように、両端が開口し
た筒状の巻き軸1にアルミニウム箔等の製品2を捲回
し、湿気,塵埃,破損などの防止のため、製品2の外周
を筒状のポリエチレン膜3により覆った後、巻き軸1の
軸孔1aに木製の丸棒からなる梱包用吊り棒4を、該梱包
用吊り棒4の両端が巻き軸1の両端から突出するように
挿入し、かつポリエチレン膜3を輪ゴム11等で梱包用吊
り棒4に止着する。梱包用吊り棒4の両突出部4a,4aの
両外端は吊り具(図示せず)により吊り上げるための吊
り部5であり、該吊り部5の内側上部に溝からなる係止
部6を形成している。また、梱包箱7内には対向する側
壁7a,7aそれぞれの近傍に、例えば3枚の板材8a,8b,8c
からなる支持板8が、その両端を係止溝9に嵌挿して立
設配置され、下側2枚の板材8a,8bの上端縁にそれぞれ
2個の半円凹部10が形成されている。
そして梱包する際には、梱包用吊り棒4の両端の吊り
部5に吊り具のロープ等を掛けて吊り上げ、板材8aの半
円凹部10上に梱包用吊り棒4の両吊り部5,5の内側を載
せて置いた後、板材8aの上に板材8bを重ね、板材8bの下
端縁を梱包用吊り棒4に形成した係止部6に嵌挿する。
これにより、製品2を捲回した巻き軸1は両支持板8,8
間に架設され、同様に支持板8,8間に梱包用吊り棒4を
複数本架設しても、それぞれの製品2は、梱包箱7内で
外圧を加えられることなく、梱包される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の如き梱包用吊り棒4は、相当の
長さ及び重さを有するため、広い作業スペースを要し、
また作業のより一層の安全性のためにも小型軽量化が望
まれていた。更に、前述の如き梱包用吊り棒4は、巻き
軸1の軸孔1aに挿入する際に、ポリエチレン膜3の挿入
側の端部3aは、梱包用吊り棒4により軸孔1a内に巻き込
むことができるため止着手段は必要ないが、他端部3bは
輪ゴム11等により梱包用吊り棒4に止着する必要がある
ため、作業性が悪く、またコストも嵩む。しかもこの梱
包用吊り棒4は、幅の異なる製品には使用することがで
きず、不経済である。
そこで本考案は、小型軽量であるとともに作業性に優
れ、幅の異なる製品にも使用できて経済的でもある梱包
用吊り棒を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、シート状製品を捲
回した筒状の巻き軸に挿入した梱包用吊り棒の巻き軸両
端からの突出部を、梱包箱内に対向して立設配置した一
対の支持板に係止して前記シート状製品を前記支持板間
に架設するものにおいて、前記梱包用吊り棒は、前記筒
状の巻き軸の軸孔にその両端から挿入する一対の短尺の
棒材からなり、これらの棒材の軸端突出部の外端に吊り
部を有するとともに、該吊り部の内側に前記支持板への
係止部を形成したことを特徴としている。
〔作用〕
一対の棒材を、製品を捲回した巻き軸の軸孔に両開口
端から挿入し、前記棒材の突出部に形成された係止部
を、梱包箱内に対向して立設配置した支持板にそれぞれ
係止して、巻き軸を支持板間に架設する。また梱包箱か
らの出し入れの際には、係止部の外側の吊り部に吊り具
を掛けて吊り上げて行なう。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、本実施例の梱包用吊り棒24は、
同形である短尺の棒材31,31からなり、これらの棒材31
は、ポリエチレンなどの硬質の合成樹脂により全体略筒
状に形成されている。そして、棒材31の一側は巻き軸1
の軸孔1aに挿入可能な外径を有する挿入部31a、他側は
巻き軸1から突出する突出部31bであり、該突出部31bの
外端は吊り具を掛けて吊り上げるための吊り部25であ
る。更に該吊り部25の内側には一対のフランジからなる
係止部26を突設し、両フランジは、梱包箱7内に対向し
て立設配置された支持板8の厚さに略等しい間隔を有し
ている。
このような梱包用吊り棒24を使用するには、第2図に
示すように、従来と同様巻き軸1にアルミニウム箔や包
装シート等のシート状製品2を捲回し、製品2の外周を
筒状のポリエチレン膜3により覆う。そして、一対の棒
材31,31のそれぞれの挿入部31a,31aを、巻き軸1の軸孔
1aの両端からポリエチレン膜3の両端3a,3bを軸孔1a内
に巻き込みつつ挿入する。これにより、ポリエチレン膜
3の両端3a,3bは、挿入部31aと軸孔1aとにより挟持止着
される。
次に、巻き軸1の両端から突出している吊り部25,25
に吊り具のロープ等を掛けて吊り上げ、梱包箱7内に対
向立設した支持板8の板材8aに形成した半円凹部10上
に、係止部26の両フランジにより板材8aを挟んで載せ、
ついで板材8bを、該板材8bの下端縁に形成した半円凹部
10を係止部26の両フランジにより挟むように重ねて載せ
る。このようにして製品2を捲回した巻き軸1は、両支
持板8,8間に架設され、同様に複数本の巻き軸1を両支
持板8,8間に架設し梱包する。
本実施例によれば、梱包用吊り棒24は、一対の短尺の
棒材31,31からなるため、従来の長尺のものに比べて、
小型軽量で、広い作業スペースを必要とせず、作業の安
全性も向上する。また製品2を覆う筒状のポリエチレン
膜3の両端3a,3bは、棒材31,31の挿入部31a,31aを巻き
軸1の軸孔1aに挿入すると同時に軸孔1a内に巻き込まれ
て止着されるため、別途輪ゴム等による止着の作業や手
段を講じる必要がなく、作業性に優れるとともに経済的
でもある。さらにこの梱包用吊り棒24は、巻き軸1の長
さ、即ち製品2の幅に関係なく使用することができるた
め経済的でもある。また本実施例の梱包用吊り棒24は、
硬質の合成樹脂材により一体成形されているため、製造
が極めて簡単で、しかも木材を加工する場合のような木
くずなどが出ず、腐蝕もしないため耐久性に優れ、製造
コストも低減できる。
尚、本実施例において係止部は、一対のフランジから
なるものとしたため、従来の梱包用吊り棒の上部に形成
した溝からなる係止部と比較して、上下の別がなく、ま
た吊り上げた際に吊り具のロープなどが内側にずれる心
配もないため、作業性に優れるが、本考案の形状はこれ
に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
本考案は以上の構成を有し、梱包用吊り棒は一対の短
尺の棒材からなるため、従来の長尺のものに比べて、小
型軽量で、広い作業スペースを必要とせず、作業の安全
性も向上する。また製品を筒状のポリエチレン膜により
覆う場合、ポリエチレン膜の両端は、棒材の挿入部を巻
き軸の軸孔に挿入すると同時に軸孔内に巻き込まれて止
着されるため、別途輪ゴム等による止着の作業や手段を
講じる必要がなく、作業性に優れるとともに経済的でも
ある。さらにこの梱包用吊り棒は、巻き軸の長さ、即ち
製品の幅に関係なく使用することができるため、経済的
でもある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は斜視図、第2図は巻き軸に挿入した状態を示す断
面図、第3図は梱包箱へ収容する状態を示す説明図であ
り、第4図及び第5図は従来例の使用状態を示すもの
で、第4図は斜視図、第5図は断面図である。 24……梱包用吊り棒、25……吊り部、26……係止部、31
……棒材、31a……挿入部、31b……突出部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状製品を捲回した筒状の巻き軸に挿
    入した梱包用吊り棒であって、該吊り棒の巻き軸両端か
    らの突出部を、梱包箱内に対向配置した一対の支持板に
    係止して前記シート状製品を前記支持板間に架設するも
    のにおいて、前記梱包用吊り棒は、前記筒状の巻き軸に
    その両端から挿入する一対の短尺の棒材からなり、これ
    らの棒材の軸端突出部の外端に吊り部を有するととも
    に、該吊り部の内側に前記支持板への係止部を形成した
    ことを特徴とする梱包用吊り棒。
JP12463189U 1989-09-06 1989-09-06 梱包用吊り棒 Expired - Fee Related JP2517291Y2 (ja)

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JP5334099B2 (ja) * 2008-09-05 2013-11-06 三甲株式会社 芯材キャップ及びロール保護具

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