JP2517026Y2 - 開閉扉の走行ガイドレールの構造 - Google Patents

開閉扉の走行ガイドレールの構造

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JP2517026Y2
JP2517026Y2 JP9016390U JP9016390U JP2517026Y2 JP 2517026 Y2 JP2517026 Y2 JP 2517026Y2 JP 9016390 U JP9016390 U JP 9016390U JP 9016390 U JP9016390 U JP 9016390U JP 2517026 Y2 JP2517026 Y2 JP 2517026Y2
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JP
Japan
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guide rail
runner roller
closing door
opening
branch
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JP9016390U
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和晴 田中
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、開閉扉を走行ガイドする走行ガイドレール
の構造に関し、詳しくは略T字型に分岐する分岐箇所に
おける走行を所望通りにおこなえるようにしようとする
技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、第9図に示すように、開閉扉2に縦軸3廻りに
回動する円板状のランナーころ4が取付けられ、ガイド
レール1は断面リップ付きチャンネル状に形成され、ラ
ンナーころ4がガイドレール1の両リップ片1a,1aに摺
接走行自在にガイドされ、ガイドレール1には略T字型
に分岐する分岐レール5が接続された走行ガイドレール
の構造においては、その分岐箇所においてランナーころ
4を直線的に走行させるか、分岐して走行させるのであ
る。
[考案が解決しようとする課題] ところがこのような構成のものにあっては、ランナー
ころ4はその走行に勢いが付いていて、分岐箇所におい
て分岐方向に走行させるのが難しいという問題があっ
た。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、簡単な改良にて、略T字型に
分岐する分岐箇所において、ランナーころを一旦弾性的
に保持し、そののち思う方向に走行させ、しかして分岐
箇所における走行を思う方向に円滑におこなうことがで
きる開閉扉の走行ガイドレールの構造を提供するにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案の開閉扉の走行ガイドレールの構造は、開閉扉
2に縦軸3廻りに回動する円板状のランナーころ4が取
付けられ、ガイドレール1は断面リップ付きチャンネル
状に形成され、ランナーころ4がガイドレール1の両リ
ップ片1a,1aに摺接走行自在にガイドされ、ガイドレー
ル1には略T字型に分岐する分岐レール5が接続され、
この分岐箇所においてランナーころ4を弾性的に解除自
在に保持することができる弾性保持手段6が設けられる
ことを特徴とするものである。
[作用] このように、開閉扉2に縦軸3廻りに回動する円板状
のランナーころ4が取付けられ、ガイドレール1は断面
リップ付きチャンネル状に形成され、ランナーころ4が
ガイドレール1の両リップ片1a,1aに摺接走行自在にガ
イドされ、ガイドレール1には略T字型に分岐する分岐
レール5が接続され、この分岐箇所においてランナーこ
ろ4を弾性的に解除自在に保持することができる弾性保
持手段6が設けられることによって、分岐箇所における
弾性保持手段6にてランナーころ4を一旦弾性的に保持
し、その走行の勢いを止め、分岐箇所から思う方向に走
行させ、所望の方向への走行を円滑におこなえるように
したものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第2図に示すようにガイドレール1は断面リップ付き
チャンネル状に形成され、そして開閉扉2の上端には縦
軸3に円板状のランナーころ4が回動自在に保持されて
ランナー7が取付けられ、ランナーころ4がガイドレー
ル1に走行自在に挿入され、かつランナーころ4が左右
のリップ片1a,1a上に摺接走行自在に載設されている。
そして把手18を有する開閉扉2aが第4図に示すようにそ
の吊り元側の回動軸(図示せず)を中心にガイドレール
1に対して略直交するように開き回動がなされ、他の開
閉扉2はガイドレール1に沿って走行開閉することがで
きるようにしてある。さらにガイドレール1の長さ方向
の端部は略直角に分岐していて、この分岐レール5とガ
イドレール1とに開閉扉2のランナーころ4,4がガイド
されて、開閉扉2も端部の開閉扉2aに略平行になるよう
に開き回動できるようにしてある。
第5図はガイドレール1の分岐箇所の拡大平面を示し
ていて、直線状のガイドレール1にこのガイドレール1
と同じ断面形状の分岐レール5が略直交して接続される
のに、リップ片1aには接続溝9が形成され、平面視にお
いてL字形の継ぎ手8が接続溝9に挿入され、また、側
面から見てL字形の継ぎ手本体10が両レール1,5の内部
上面に沿設され、ビス11にて止められて、ガイドレール
1と分岐レール5とを接続するものである。このような
接続構成は種々設計変更可能である。
そして継ぎ手本体10の垂下片12には一対の円弧状部1
3,13を適宜な間隔を隔てて形成した板ばね14が固定さ
れ、この板ばね14の円弧状部13,13間においてランナー
7のランナーころ4を弾性的に保持して、例えば直線状
のガイドレール1に沿って走行させて分岐レール5側に
ランナーころ4を走行させる場合に、直線状のガイドレ
ール1を走行するときの勢いを止め、ランナーころ4を
確実に分岐箇所に停止させ、しかる後、ランナーころ4
を分岐レール5側に走行させて、分岐箇所におけるラン
ナーころ4の思う方向への走行を正確にかつ迅速におこ
なうのである。そしてランナーころ4を分岐箇所におい
て弾性的に解除自在に保持する構成を弾性保持手段6と
総称するが、その構成は種々設計変更可能である。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、開閉扉に縦軸廻りに回動する
円板状のランナーころが取付けられ、ガイドレールは断
面リップ付きチャンネル状に形成され、ランナーころが
ガイドレールの両リップ片に摺接走行自在にガイドさ
れ、ガイドレールには略T字型に分岐する分岐レールが
接続され、この分岐箇所においてランナーころを弾性的
に解除自在に保持することができる弾性保持手段が設け
られるから、分岐箇所における弾性保持手段にてランナ
ーころを一旦弾性的に保持することができ、その走行の
勢いを止め、分岐箇所から思う方向に走行させ、所望の
方向への走行を円滑におこなえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は同上の一
部省略した縦断面図、第3図は同上の水平断面図、第4
図は同上のガイドレールと開閉扉との関係を示す概略平
面図、第5図は第4図のイ部の一部省略した拡大平面
図、第6図は第5図A−A線断面図、第7図(a)
(b)は同上の弾性保持手段の底面図、側面図、第8図
(a)(b)は同上の弾性保持手段の作用を示す平面
図、側面図、第9図(a)(b)は従来例の断面図、側
面図である。 1……ガイドレール、1a……リップ片、2……開閉扉、
3……縦軸、4……ランナーころ、5……分岐レール、
6……弾性保持手段。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉扉に縦軸廻りに回動する円板状のラン
    ナーころが取付けられ、ガイドレールは断面リップ付き
    チャンネル状に形成され、ランナーころがガイドレール
    の両リップ片に摺接走行自在にガイドされ、ガイドレー
    ルには略T字型に分岐する分岐レールが接続され、この
    分岐箇所においてランナーころを弾性的に解除自在に保
    持することができる弾性保持手段が設けられて成る開閉
    扉の走行ガイドレールの構造。
JP9016390U 1990-08-28 1990-08-28 開閉扉の走行ガイドレールの構造 Expired - Lifetime JP2517026Y2 (ja)

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JPH0447082U JPH0447082U (ja) 1992-04-21
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