JP2516664B2 - リズムマシ―ン - Google Patents

リズムマシ―ン

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JP2516664B2 JP63250348A JP25034888A JP2516664B2 JP 2516664 B2 JP2516664 B2 JP 2516664B2 JP 63250348 A JP63250348 A JP 63250348A JP 25034888 A JP25034888 A JP 25034888A JP 2516664 B2 JP2516664 B2 JP 2516664B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,少なくとも1個のリズム楽器の演奏を行う
リズムマシーンに関する。
(発明の背景) 近年,楽器の電子化が進み,単体で,あるいはMIDI制
御で電子的に楽音を生成し,自動演奏を行うことができ
る楽器が広く使用されている。特に,ドラムセット等の
リズム楽器を自動演奏するリズムマシーンがドラマーの
代わりに使用されることが非常に多い。このような従来
のリズムマシーンは,操作者によって予め入力されたリ
ズムパターンに忠実に従って演奏を行っていた。
従って,従来のリズムマシーンを用いる場合には,操
作者は演奏させようとするリズムパターンを事前にすべ
て決定し,逐一入力しておかなければならなかった。コ
ンサートにおける生演奏やスタジオでのレコーディング
にリズムマシーンを使用する場合には,演奏すべきリズ
ムパターンが確定していることが多く,従来のリズムマ
シーンでも大きな不都合は生じなかった。しかし,普段
の練習あるいは作曲に際しては、演奏前にずべてのリズ
ムパターンを決定しておくことはほとんど不可能であ
る。また,一旦決定したリズムパターンを修正すること
も多い。このような場合,従来のリズムマシーンは非常
に不便である。第1に,一度決定しても修正される可能
性の大きいリズムパターンをすべでリズムマシーンに入
力するのは非常に面倒である。第2に,一度入力したリ
ズムパターンが常に繰り返し演奏されるため,創造的な
音楽活動が阻害される恐れがある。
そこで本発明者らは以前に,全てのリズムパターンを
入力する必要がなく,入力されたリズムパターンを元に
アドリブ的な自由度の高い演奏を行うことができるリズ
ムマシーンを発明し,特願昭63−66683号として特許出
願した。
以下ではこの発明の具体例について説明する。第7図
に上記発明の構成の一例を示す。この例では,設定部71
は単位リズムパターンの設定を行い,これを記憶部72に
格納する。
ここで単位リズムパターンについて説明する。単位リ
ズムパターンはこの例では16個の16分音符を含む1小節
分の長さを有している。最小の拍は,16分音符分の長さ
である。従って単位リズムパターンは16個の拍を有して
いる。演奏される楽器はハイハットシンバル,スネアド
ラム及びバスドラム(以下,それぞれ「H.H.」,「S.
D.」,「B.D.」と略称する)である。単位リズムパター
ンは,第8図(a)に示すように,配列の形で表現され
る。単位リズムパターン81は3行16列からなっている。
各行は,1個の楽器のリズムパターンを示している。各行
の左側には対応する楽器名を付記している。各列は1個
の拍位置に対応する。各列の上に記されている数字はそ
の列の拍位置の番号である。単位リズムパターン81の各
要素をスロットと称する。各スロットには,その拍位置
で対応する楽器が演奏される確率値,すなわち出現確率
値が入力される。ここでは,出現確率値は0から15まで
の値をとる。出現確率値が大きいほど演奏される確率が
高くなる。出現確率値が15であれば必ず演奏され,0であ
れば全く演奏されない。
比較部74には,記憶部72から読みだされた単位リズム
パターンと乱数発生器73で発生した乱数とが入力され
る。乱数発生器73は0から14までの範囲の乱数を発生す
る。比較器74は,入力された単位リズムパターンの各ス
ロットの出現確率値と乱数とを逐次比較し,その比較結
果に基づいて後述する演奏リズムパターンを生成し,リ
ズム演奏部75に入力する。リズム演奏部75は入力された
演奏リズムパターンに従って演奏を行い,演奏された音
がスピーカ76から出力される。
第8図(a)の単位リズムパターン81を用いて生成さ
れた演奏リズムパターンの一例を第8図(b)に示す。
演奏リズムパターン82は,単位リズムパターン81と同様
の形式の配列の形で表現される。ただし,演奏リズムパ
ターン82の各スロットには0または1が設定される。1
はそのスロットに対応する拍位置で対応する楽器が演奏
されることを示し,0は演奏されないことを示す。比較部
74は出現確率値と乱数とを比較し,出現確率値が乱数よ
り大であれば演奏リズムパターン82の該当するスロット
に1を設定し,出現確率値が乱数以下であればスロット
に0を設定する。
演奏リズムパターン82に従い,第8図(c)の楽譜に
示す演奏が行われる。1小節分の演奏リズムパターンの
生成が終了すれば,比較部74は同じ単位リズムパターン
を用いて,引続き次の小節の演奏リズムパターンを生成
する。この場合,乱数発生器73は通常最初の小節とは異
なる乱数列を発生するので,演奏リズムパターンも異な
ったものになる。このようにしで,単位リズムパターン
に基づいてアドリブ的な変化に富むリズムパターンが演
奏される。
(発明が解決しようとする課題) 以上の説明からわかるように,上記リズムマシーンで
は単位リズムパターン81の全てのスロットに出現確率値
を設定する必要がある。単位リズムパターンを1種類だ
け定めればよい場合には,この設定作業はわずかな労力
で行うことができる。しかし,例えばドラマーが演奏す
るリズムパターンには,8ビートや16ビートの基本的なリ
ズムパターンの他に,曲の進行が変化する際にアドリブ
的に挿入されるフィルインを呼ばれるリズムパターンが
ある。しかも,フィルインパターンは曲の内容によって
は多くの種類のものが演奏される。このような場合にお
いては,単位リズムパターンも複数種類用意する必要が
生じ,出現確率値の設定作業がやや複雑になる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであ
り,その目的とするところは,リズムパターンをより簡
易に入力することができ,しかもアドリブ的な自由度の
高い演奏を行うことができるリズムマシーンを提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のリズムマシーンは,少なくとも1個のリズム
楽器の演奏を行うリズムマシーンであって,基本リズム
パターンの各拍位置に対して演奏指定状態と休止指定状
態とを含む少なくとも2状態の中の1状態を設定する手
段,各拍位置において各楽器が演奏される確率値を該基
本リズムパターンに基づいて決定する手段,乱数発生手
段,各拍位置において,該確率値を決定する手段によっ
て定められた確率値と該乱数発生手段から発生した乱数
との大小を比較し,演奏されるか否かについて決定する
比較手段,及び該比較手段による決定に従って,該当す
る拍位置で楽器の演奏を行うリズム演奏手段を備えてお
り,そのことにより上記目的が達成される。
更に,本発明のリズムマシーンは,少なくとも1個の
リズム楽器の演奏を行うリズムマシーンであって,基本
リズムパターンの各拍位置に対して演奏指定状態と休止
指定状態とを含む少なくとも2状態の中の1状態を設定
する手段,各拍位置において各楽器が演奏される確率値
を該基本リズムパターンに基づいて決定する手段であっ
て,該基本リズムパターン中の該演奏指定状態が設定さ
れている拍位置について,選択されている楽器の該確率
値を増大させる確率値決定手段,乱数発生手段,各拍位
置において,該確率値決定手段によって定められた確率
値と該乱数発生手段から発生した乱数との大小を比較
し,演奏されるか否かについて決定する比較手段,及び
該比較手段による決定に従って,該当する拍位置で楽器
の演奏を行うリズム演奏手段を備えており,そのことに
より上記目的が達成される。
(実施例) 本発明を実施例について以下に説明する。
第1図に本発明の一実施例のブロック図を示す。設定
部1は基本リズムパターンの設定を行い,これを記憶部
2に格納する。この基本リズムパターンに基づいて実際
の演奏が行われる。
基本リズムパターンは,ここでは16個の16分音符を含
む1小節分の長さを有するものとする。また,各16分音
符がそれぞれ1拍を構成するものとする。基本リズムパ
ターンは第2図(a)に示すように1行16列の配列の形
で表現することができる。各列は1個の拍位置に対応
し,各列の上方に記されている数字はその拍位置の番号
である。第2図(a)の基本リズムパターン21の各要素
をスロットと称する。各スロットには「1」または
「0」が設定される。「1」は演奏指定を,「0」は休
止指定をそれぞれ意味する。ここで,「休止」は全く音
を出してはならないことを必ずしも意味するのではな
く,後述するように,休止指定の拍位置で何らかの楽器
を演奏してもよい。各スロットにおいて指定される「演
奏」および「休止」は,それぞれ「強拍」および「弱
拍」の意味に近い。
上述したように,基本リズムパターン21では楽器の指
定はなされない。例えばドラムリズムパターンの演奏に
おいては,前述したフィルインパターンは曲の流れに合
ったものであれば,演奏される楽器等を具体的に規定す
る必要がない場合が多い。従って,特に楽器を指定して
いない基本リズムパターンを設定し,この基本リズムパ
ターンに基づいてアドリブ的に演奏することが可能であ
る。
出現確率値決定部8は,各拍位置において各楽器が演
奏される確率値(以下ではこれを「出現確率値」と称す
る)を記憶部2内の基本リズムパターンに基づいて定
め,得られた出現確率値を比較部4に入力する。出現確
率値決定部8は,出現確率値を決定するために,演奏時
出現確率値ファイル9と休止時出現確率値ファイル10と
を有している。演奏時出現確率値ファイル9及び休止時
出現確率値ファイル10には,各楽器についての0〜15の
数値で表わされた演奏時出現確率値及び休止時出現確率
値がそれぞれ格納されている。基本リズムパターンにお
いて演奏指定がなされている拍位置については,演奏出
現確率値ファイル9内の各楽器についての出現確率値が
比較部4に入力され,基本リズムパターンにおいて休止
指定がなされている拍位置については,休止時出現確率
値ファイル10内の出現確率値が比較部4に入力される。
一般に,ドラムセット等でリズムパターンを演奏する
場合,リズムパターンの骨格をなす拍位置ではインパク
トの強い楽器を演奏する必要がある。また,リズムパタ
ーンの骨格をなす拍位置以外の拍位置ではインパクトの
強い楽器が演奏されることは稀であり,もし演奏すると
すれば,インパクトの弱い楽器が演奏されることが多
い。インパクトの強い楽器としてはスネアドラム等が,
インパクトの弱い楽器としては,クローズドハイハット
等が挙げられる。
本実施例ではこのような事情を考慮して,基本リズム
パターンにおいて演奏指定がなされている,即ち「1」
が設定されている拍位置に対して参照される演奏時出現
確率値ファイル9と,基本リズムパターンにおいて休止
指定がなされている,即ち「0」が設定されている拍位
置に対して参照される休止時出現確率値ファイル10とが
用意されている。第3図に演奏時出現確率値ファイル9
及び休止時出現確率値ファイル10の内容の一例を表の形
で示す。表の左端の欄には楽器名が記載されている。本
実施例で扱われる楽器は,スネアドラム(S.D.),タム
タム(T.T.),バスドラム(B.D.),オープンハイハッ
ト(O.H.)及びクローズドハイハット(C.H.)である。
表の各行にはその行の左端に表示されている楽器につい
ての演奏時出現確率値と休止時出現確率値とが示されて
いる。第3図の表中で,楽器名はインパクトの強い楽器
のものから順に上から下へ並べられている。第3図から
も分かるように,好ましくは,演奏時出現確率値はイン
パクトの強い楽器程大きくされ,休止時出現確率値はイ
ンパクトの弱い楽器程大きくされる。このようにするこ
とによって,演奏指定がなされた拍位置ではインパクト
の強い楽器が演奏される確率が高くなり,休止指定がな
された拍位置ではインパクトの弱い楽器が演奏される確
率が高くなる。
尚,基本リズムパターン21の各スロットの設定値は2
種類に限定されるものではない。例えば,演奏指定,弱
拍指定,休止指定を表す3種類の設定値を設け,演奏指
定及び弱拍指定がなされている拍位置では,本実施例の
演奏指定及び休止指定にそれぞれ対応する処理を行い,
休止指定では全く演奏しないといったことも可能であ
る。
比較部4には,出現確率値決定部8から入力される出
現確率値の他に,乱数発生器3にて発生する乱数が入力
される。比較部4では,各拍位置について各楽器の出現
確率値と乱数とが逐次比較され,各拍位置でどの楽器を
演奏するかが決定される。ある楽器の出現確率値が乱数
より大きい場合にのみ,その楽器は演奏される。乱数発
生器3で発生する乱数の範囲は任意であるが,好ましく
は0〜14程度の範囲が採用される。
比較部4において以上のようにしてなされた決定に従
い,リズム演奏部5は楽器音を生成し,生成された楽器
音はスピーカ6から出力される。
比較部4における比較の手順について更に詳しく述べ
る。出現確率値決定部8から比較部4へは,各拍位置に
ついて全ての楽器の出現確率値が1個ずつ順に入力され
る。出現確率値は例えば値が小さいものから順に送られ
る。即ち,演奏時出現確率値の場合は第3図の表の下か
ら順,休止時出現確率値の場合は第3図の表の上から順
となる。乱数発生器3では,比較部4に出現確率値が入
力される度に乱数が発生し,発生した乱数は比較部4へ
送られる。比較部4ではこのようにして入力された出現
確率値と乱数とを逐次比較する。
上述した手順で比較が行われると,例えば乱数発生器
3から小さい値の乱数が連続的に発生した場合に,同一
の拍位置で複数の楽器が一斉に演奏されることがある。
利用者によっては,もっとシンプルなリズムパターンの
演奏を好み,同一の拍位置で演奏される楽器の数を抑制
したいと望むことも考えられる。このような要請に応じ
るために,本実施例は演算部7を備えている。演算部7
の機能を説明する。演算部7は,比較部4においてある
拍位置である楽器が演奏されると決定されると,このこ
とを検出し,その拍位置での残りの比較に用いられる乱
数を2倍にするように働く。その結果,その拍位置では
他の楽器が演奏されるとの決定がなされる確率が低くな
り,多くの楽器が同一拍位置で演奏される可能性を小さ
くすることができる。
勿論,このような機能が必要でなければ,演算部7の
動作を停止させればよい。また,出現確率値を比較部4
へ入力する順序は,演奏時出現確率値ファイル9又は休
止時出現確率値ファイル10内の出現確率値の大きい順で
あってもよい。
第2図(a)の基本リズムパターン21に基づいた演奏
の一例を第2図(b)の楽譜に示す。
第4図に本発明の第2の実施例のブロック図を示す。
本実施例のリズムマシーンは,第1の実施例のリズムマ
シーン(第1図)と同様に,設定部41,記憶部42,乱数発
生器43,比較部44,リズム演奏部45,スピーカ46、演算部4
7及び出現確率値決定部48とを備えている。第1の実施
例のリズムマシーンとは,設定部41で設定される基本リ
ズムパターンの形式及び出現確率値決定部48の動作が異
なる。
本実施例では,基本リズムパターンは第5図(a)に
示すように5行16列の配列の形で表現することができ
る。行の数は楽器の種類の数に等しい。第5図(a)に
示すように,基本リズムパターン51のある拍位置に対し
て演奏指定を行う場合には,演奏すべき楽器を同時に選
択する。例えば第1拍目ではB.D.のスロットに「1」が
設定されている。このことにより,第1拍目では演奏指
定が行われるとともに演奏すべき楽器としてバスドラム
が選択されている。
基本リズムパターン51の構成は第5図(a)のものに
限られない。他の例としては,各拍位置について,演奏
指定を表す「1」又は休止指定を表す「0」を入力する
欄と演奏指定がなされた場合に選択する楽器を書き込む
欄とを有する基本リズムパターンを考えることができ
る。
ある拍位置である楽器が選択されると,その拍位置で
その楽器が演奏される確率が出現確率値決定部48によっ
て大きくされる。本実施例では,出現確率決定部48は比
較部44に入力する演奏時出現確率値の中の選択された楽
器の演奏時出現確率値を選択されていない場合よりも大
きくなるように操作する。一例として,演奏時出現確率
値ファイル49の内容が第6図の表に示すものである場
合,バスドラムが選択された拍位置について比較部44へ
送られる演奏時出現確率値は,バスドラムについては
「3」から「14」へ大きくされる。このような操作が各
拍位置について行われる結果,例えば第5図(b)に示
すリズムパターンが演奏される。選択された楽器の演奏
時出現確率値をどの程度大きくするかは選択の効力をど
の程度強いものにするかを考慮して定めればよい。上述
の例のように選択された楽器の出現確率値を非常に大き
くすると,ほぼ常に選択された楽器が演奏される。これ
に対し,選択された楽器の出現確率値をわずかに大きく
した場合には,選択された楽器以外の楽器が演奏される
可能性も比較的大きくなる。いずれにしても,本実施例
のリズムマシーンは,ある拍位置で特定の楽器を演奏さ
せたいという利用者の要求に応えることができる。
比較部44等の他の構成要素は,第1の実施例の対応す
る構成要素と同様に動作する。
以上の実施例においては,基本リズムパターンは16分
音符を16個含む長さを有するとしたが,他の長さの基本
リズムパターンを設定することはもちろん可能である。
また,音符の最小単位を16分音符と異なるものにするこ
と,三連符を取り扱うこと,及びアクセント情報等の情
報を付加することもできる。楽器の種類及び個数も上述
のものに限定されない。
(発明の効果) 本発明によれば,基本リズムパターンの各拍位置のう
ちから演奏すべき拍位置を,確率値と乱数との大小対比
により決定するため,演奏する確率値が高くても,乱数
発生手段が任意に選んだ乱数により実際に演奏するか否
かが決まることとなり,結果として基本リズムパターン
とは全く異なるリズムパターンが得られる。そして,主
としてその決定した拍位置で楽器の演奏を行うようにな
っているので,基本リズムパターンに基づいてアドリブ
的な自由度の高い演奏を行うことができるという効果を
奏する。また,非常に簡易に入力することができる基本
リズムパターンに基づいてアドリブ的な自由度の高い演
奏を行うことができるリズムマシーンが提供される。
演奏指定状態の設定に際して演奏すべき楽器を選択す
ることができる本発明のリズムマシーンでは,更に,楽
器選択に関する利用者の意向を演奏されるリズムパター
ンに反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図,第2
図(a)はその実施例における基本リズムパターンの一
例を示す図,第2図(b)はその実施例で演奏されるリ
ズムパターンの一例を示す図,第3図はその実施例にお
ける演奏時出現確率値ファイル及び休止時出現確率値フ
ァイルの内容の一例を示す図,第4図は本発明の第2の
実施例を示すブロック図,第5図(a)は第2の実施例
における基本リズムパターンの一例を示す図,第5図
(b)は第2の実施例によって演奏されるリズムパター
ンの一例を示す図,第6図は第2の実施例の出現確率値
決定部における演奏時出現確率値の操作の例を示す図,
第7図は従来のリズムマシーンの一例を示すブロック
図,第8図(a)〜(c)は従来のリズムマシーンにお
ける単位リズムパターンの一例,演奏リズムパターンの
一例及び演奏結果の楽譜の一例をそれぞれ示す図であ
る。 1,41……設定部,2,42……記憶部,3,43……乱数発生器,
4,44……比較部,5,45……リズム演奏部,6,46……スピー
カ,7,47……演算部,8,48……出現確率値決定部,21,51…
…基本リズムパターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 俊行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−63594(JP,A) 特開 昭56−121091(JP,A) 実開 昭61−185096(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1個のリズム楽器の演奏を行う
    リズムマシーンであって, 基本リズムパターンの各拍位置に対して演奏指定状態と
    休止指定状態とを含む少なくとも2状態の中の1状態を
    設定する手段, 各拍位置において各楽器が演奏される確率値を該基本リ
    ズムパターンに基づいて決定する手段, 乱数発生手段, 各拍位置において,該確率値を決定する手段によって定
    められた確率値と該乱数発生手段から発生した乱数との
    大小を比較し,演奏されるか否かについて決定する比較
    手段,及び 該比較手段による決定に従って,該当する拍位置で楽器
    の演奏を行うリズム演奏手段 を備えたリズムマシーン。
  2. 【請求項2】少なくとも1個のリズム楽器の演奏を行う
    リズムマシーンであって, 基本リズムパターンの各拍位置に対して演奏指定状態と
    休止指定状態とを含む少なくとも2状態の中の1状態を
    設定する手段, 各拍位置において各楽器が演奏される確率値を該基本リ
    ズムパターンに基づいて決定する手段であって,該基本
    リズムパターン中の該演奏指定状態が設定されている拍
    位置について,選択されている楽器の該確率値を増大さ
    せる確率値決定手段, 乱数発生手段, 各拍位置において,該確率値決定手段によって定められ
    た確率値と該乱数発生手段から発生した乱数との大小を
    比較し,演奏されるか否かについて決定する比較手段,
    及び 該比較手段による決定に従って,該当する拍位置で楽器
    の演奏を行うリズム演奏手段 を備えたリズムマシーン。
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