JP2516657Y2 - 樹脂成形品のブロー成形装置 - Google Patents

樹脂成形品のブロー成形装置

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JP2516657Y2 JP1990402027U JP40202790U JP2516657Y2 JP 2516657 Y2 JP2516657 Y2 JP 2516657Y2 JP 1990402027 U JP1990402027 U JP 1990402027U JP 40202790 U JP40202790 U JP 40202790U JP 2516657 Y2 JP2516657 Y2 JP 2516657Y2
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敬 富田
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、樹脂成形品のブロー成
形に供されるブロー成形装置に関し、特に偏肉化された
成形品を得るためのブロー成形装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂成形品を得る方法としてブロ
ー成形がある。このブロー成形は、パリソン押出し機の
アキュムレータヘッドから円筒状のパリソンを下方に押
し出し、これを一対の割金型で挟持した状態で内部にエ
アを吹き込んで中空の成形品を得るものである。
【0003】従来のブロー成形は、一般に、特に強度が
要求されない、燃料タンク等の容器の成形に使用されて
いる。従って、このようなブロー成形においては、成形
品の厚肉を可能な限り均一にすることを目標として種々
の工夫がなされている。例えば、極端に偏平な形状を有
する成形品を得る場合には、予めエキスパンダピンを用
いてパリソンを偏平な形に延伸した後、ブロー成形する
ことにより、肉厚の均一な成形品を得ている。
【0004】これに対し、近年、例えば自動車において
はその軽量化の要求から、強度が要求される部材にもブ
ロー成形品を使用することが要望されている。この場
合、ブロー成形においては、強度の必要なところは、肉
厚を厚くして強度を確保する。
【0005】例えば、図23に示すような自動車のシー
トバックフレームをブロー成形によって形成する場合に
は、その両側部を中央部分よりも厚肉化させる。このよ
うな成形品を得る場合、図24に示すように、パリソン
51は、その周方向に設定した対向する2つの所定区間
領域51a・51aを他の部分51b・51bよりも厚
肉化する。
【0006】上記のような厚肉化されたパリソン51を
得るために、従来は、パリソン押出し機のアキュムレー
タヘッドに対しダイシェービング(例えば特開昭62−
30020号公報参照)またはコアシェービングを施す
ことが行われている。図25はコアシェービングが施さ
れたパリソン押出し機のアキュムレータヘッド55の横
断面図を示し、パリソン51は、鉛直方向の軸線を有す
るコア52と、このコア52を囲むリング状のダイ53
との間のリング状ギャップ4から下方へ押し出されるよ
うになっている。上記のコア52の外周面には、パリソ
ン51の厚肉化すべき領域に対応してシェービングが施
され、その部分のギャップ54a・54bが広くなって
いる。従って、パリソン51は上記のギャップ54a・
54bに対応する部分が厚肉部となる。そして、上記の
ようなパリソン51に対してブロー成形を行った場合、
パリソン51の各部が延伸して成形品となるが、上記の
厚肉部は相対的に厚肉化された部分となって形成され、
これによって所望の強度を確保し得るようになってい
る。
【0007】しかしながら、例えば、上記のコアシェー
ビングが施されたアキュムレータヘッド55からパリソ
ン51を押し出す場合、コアシェービングが施された部
分のギャップ54a・54bとそれ以外のギャップ部分
とでは、パリソンの押し出し速度に差が生じるため、偏
肉度合いが所定限度を超えると、図26に示すように、
パリソン51の表面に波打ち部51cが生じたり、ある
いはパリソン51が曲がって押し出される等の不具合が
ある。そのために、偏肉化の割合が所定の範囲内に限定
され、広範囲の偏肉度合いを有する成形品を得ることが
できないものとなっている。
【0008】そこで、本願出願人は、上記のような問題
点を解決し得る樹脂成形品のブロー成形装置を開発し
た。同ブロー成形装置は、図27に示すように、周方向
に厚肉部61aと薄肉部61bとが形成されるように予
め偏肉化してパリソン61を押し出し、図28に示すよ
うに、上記の厚肉部61aを、パリソン61の内方から
厚肉部61aに当接して移動するエキスパンダ部材62
・62により成形型63の対応する成形面部に当接さ
せ、これによって薄肉部61bを延伸させた後、図29
に示すように、ブローを行うものである。このような構
成によれば、ブローは、パリソン61の厚肉部61aが
成形型63に当接して冷却が開始されている状態で行わ
れるので、ブローによる延伸時にも、パリソン61の厚
肉部61aの延伸が抑制され、ほとんど薄肉部61bの
みが延伸する。従って、パリソン61の薄肉部61bは
上記の延伸により薄肉化される分を見込んで予め厚めに
形成することになり、パリソン61を形成する段階にお
いては、最終的に樹脂成形品において形成されるような
極端な度合いで偏肉化を行う必要がない。これにより、
パリソン61の表面に波打ち部が生じたり、あるいはパ
リソン61が曲がって押し出される等の不都合を生じる
ことがなく、広範囲の偏肉度合いを有する成形品を得る
ことができる。また、パリソン61の厚肉部61aは、
エキスパンダ部材62・62による延伸工程の際に設定
された厚さが確保されるので、成形品の厚肉部の肉厚を
高精度で設定することができるようになっている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の構成
では、パリソン61から樹脂成形品を形成する際に、パ
リソン61の、厚肉部61aに対して予め肉厚が薄く形
成されている薄肉部61bをさらに延伸させるものであ
るから、薄肉部61bに極端に薄肉化される部分が生
じ、この部分の強度不足およびブロー時にけおる破れの
発生といった事態を招来する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案の樹脂成
形品のブロー成形装置は、上記の課題を解決するため
に、周方向に薄肉部と厚肉部とが形成されるように予め
偏肉化して押し出されたパリソンの内方から厚肉部に当
接して移動するエキスパンダ部材を備え、このエキスパ
ンダ部材が、その移動によりパリソンの厚肉部を薄肉部
の延伸を伴って成形型の対応する成形面部に当接させ、
このパリソンに対して成形型内でブローを行う樹脂成形
品のブロー成形装置であって、エキスパンダ部材による
パリソンの薄肉部の延伸時に、パリソンの薄肉部におけ
る中央部の温度に対して薄肉部における両端部の温度を
相対的に高温にする温度差付与手段を備えていることを
特徴としている。
【0011】請求項2の考案の樹脂成形品のブロー成形
装置は、上記の課題を解決するために、周方向に薄肉部
と厚肉部とが形成されるように予め偏肉化して押し出さ
れたパリソンの内方から厚肉部に当接して移動するエキ
スパンダ部材を備え、このエキスパンダ部材が、その移
動によりパリソンの厚肉部を薄肉部の延伸を伴って成形
型の対応する成形面部に当接させ、このパリソンに対し
て成形型内でブローを行う樹脂成形品のブロー成形装置
であって、エキスパンダ部材によるパリソン薄肉部の延
伸動作時に、延伸動作後期におけるエキスパンダ部材の
移動速度が、延伸動作前期におけるエキスパンダ部材の
移動速度よりも低速となるように、エキスパンダ部材を
駆動する駆動手段を制御する制御手段を備えていること
を特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1の構成によれば、エキスパンダ部材に
よるパリソンの薄肉部の延伸時には、温度差付与手段に
より、パリソンの薄肉部における中央部の温度に対して
薄肉部における両端部の温度が相対的に高温にされるの
で、延伸時に通常最も延伸し易いパリソンの薄肉部にお
ける中央部の延伸が抑制され、薄肉部の両端部が中央部
と同等に延伸する。これにより、パリソンの薄肉部にお
ける中央部の極端な薄肉化が防止され、薄肉部全体とし
て均一な肉厚となる。
【0013】請求項2の構成によれば、エキスパンダ部
材によるパリソン薄肉部の延伸動作時には、制御手段に
てエキスパンダ部材を駆動する駆動手段が制御されるこ
とにより、延伸動作後期におけるエキスパンダ部材の移
動速度が、延伸動作前期におけるエキスパンダ部材の移
動速度よりも低速となる。即ち、延伸動作前期には、パ
リソンの薄肉部の冷却が進行していない状態で、相対的
に高速でエキスパンダ部材が移動して延伸が行われるの
で、通常最も延伸し易い薄肉部の中央部の延伸が促進さ
れ、この部分が薄肉化される。一方、延伸動作後期に
は、延伸動作前期よりも低速でエキスパンダ部材が移動
して延伸が行われるので、延伸動作前期の延伸によって
薄肉化されている薄肉部の中央部の冷却が促進され、こ
の部分の延伸が抑制される。従って、薄肉部の両端部の
延伸が促進され、薄肉部全体として均一な肉厚となる。
【0014】
【実施例】本考案の一実施例について図1ないし図8に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0015】図2に示すように、本実施例のブロー成形
装置1は、パリソン押出し機2、成形型3、エキスパン
ダ部材である一対のエキスパンダパネル4・4および図
示しないブロー装置を備えている。
【0016】上記のパリソン押出し機2は、溶融円筒体
であるパリソン5を押し出すためのアキュムレータヘッ
ド6を備えている。このアキュムレータヘッド6は、本
体部7の下端部にダイ8を有し、このダイ8の中央部
に、ダイ8と所定の間隙をおいてコア9を有している。
このコア9はシリンダ10によって上下駆動されるよう
になっている。本体部7におけるコア9の外周側には環
状の材料貯留部11が形成され、この材料貯留部11の
上には、シリンダ12・12によって上下駆動されるリ
ングプランジャ13が設けられている。上記の材料貯留
部11には、図3に示すように、溶融した樹脂材料をス
クリュによって材料貯留部11に供給する4個の材料供
給機14a〜14dが接続されている。これら材料供給
機14a〜14dは、図示しないホッパ等から供給され
た樹脂材料を材料貯留部11に対して前後左右から供給
し得るように、均等に分配して設けられている。
【0017】成形型3は、図5に示す固定型15と可動
型16とからなり、これら両型15・16を型閉めした
ときに、得られる成形品の外形に対応したキャビティを
形成するようになっている。
【0018】エキスパンダパネル4・4は、図示しない
エキスパンダパネル駆動装置に駆動されて両パネル4・
4の距離を狭める方向と開く方向、および上下方向に移
動するようになっている。また、エキスパンダパネル4
・4は、図1および図5に示すように、基部17の両側
に温度差付与手段としての加熱部18・18が設けられ
て、横断面ほぼコ字形に形成されている。上記の加熱部
18は、パリソン5の延伸時におけるエキスパンダパネ
ル4・4の移動方向に伸びの幅を有し、パリソン5を加
熱するためのヒータを例えば内部に備えている。さら
に、加熱部18は、両エキスパンダパネル4・4の対向
側が低温部18a、その反対側、即ち基部17側が高温
部18bとなり、かつ低温部18aから高温部18bに
かけて漸変的な温度勾配を有するように設定されてい
る。一方、基部17は、図4に示すパリソン5の厚肉部
5aに加熱部18の熱が伝達されるのを防止するため、
例えば断熱部材によって形成されている。そして、エキ
スパンダパネル4・4によるパリソン5の延伸時に、基
部17がパリソン5の厚肉部5aと当接し、加熱部18
が薄肉部5bの両端部と当接するようになっている。
【0019】一方、アキュムレータヘッド6から押し出
されるパリソン5は、図4に示すように、本ブロー成形
によって得られる樹脂成形品において強度が要求される
部分が厚肉部5a・5aとなるように形成される。この
ように偏肉化されたパリソン5は、上記の厚肉部5a・
5aに対応する部位におけるダイ8とコア9との間隙を
他の部分よりも広くすることにより得ることができる。
このために、アキュムレータヘッド6のダイ8、コア9
に対して、ダイシェービングあるいはコアシェービン
グ、またはこれら両方が施されている。尚、パリソン5
の厚肉化の度合いは、波打ち現象が生じない範囲に設定
される。
【0020】上記の構成において、樹脂成形品のブロー
成形を行う際には、先ず、材料供給機14a〜14dか
ら、溶融した樹脂材料をアキュムレータヘッド6の材料
貯留部11に供給する。
【0021】次に、材料貯留部11に樹脂材料が充填さ
れた状態で、シリンダ12・12によってリングプラン
ジャ13を下方に押し下げる。これにより、材料貯留部
11の樹脂材料が、ダイ8とコア9との隙間から、図4
に示すパリソン5となって、図5に示すように、成形型
3における固定型15と可動型16との間に垂下状に押
し出される。
【0022】次に、パリソン5内に下方からエキスパン
ダパネル4・4を挿入した後、可動型16を固定型15
方向へ移動させて型閉めを行う。
【0023】次に、図6に示すように、エキスパンダパ
ネル4・4を相互に離間する方向へ移動させて、パリソ
ン5の厚肉部5a・5aを両型15・16の側部内面と
当接する方向へ移動させる。このときには、厚肉部5a
がエキスパンダパネル4と当接した状態でパリソン5の
延伸が行われること、および厚肉部5aが基部17によ
って冷却されることより、パリソン5の厚肉部5aの延
伸は抑制され、主に薄肉部5bが延伸してさらに薄肉化
される。また、薄肉部5bの両端部にはエキスパンダパ
ネル4の加熱部18が当接されるので、この加熱部18
により薄肉部5bの両端部が加熱されて温度上昇する。
従って、薄肉部5bの両端部の延伸が促進される一方、
通常、最も延伸し易い中央部の延伸が抑制され、薄肉部
5b全体として均一な肉厚となる。さらに、上記の加熱
部18は、両エキスパンダパネル4・4の対向側が低温
部18a、基部17側が高温部18bとなり、低温部1
8aから高温部18bにかけて漸変的な温度勾配を有す
るように設定されているので、薄肉部5bの端部は、一
般に厚肉化し易い厚肉部5a寄り部位の方が薄肉部5b
の中央部寄り部位よりも高温に加熱され、薄肉部5bの
厚さが全体として一層均一な状態となる。
【0024】その後、図7に示すように、さらにエキス
パンダパネル4・4を移動させて、パリソン5の厚肉部
5a・5aを両型15・16の側部内面に圧接させる。
【0025】次に、エキスパンダパネル4・4をパリソ
ン5内から抜き出し、成形型3におけるエキスパンダパ
ネル4・4の抜き出し部分を閉じて、完全に型閉めを行
った後、ブロー装置によって、図8に示すように、エア
ブローを行う。このエアブローは、ブロー装置のノズル
を例えば固定型15およびパリソン5を貫通させてパリ
ソン5内に挿入して行う。上記のエアブローによって、
パリソン5の薄肉部5b・5bが延伸して固定型15お
よび可動型16の内面形状に沿った状態となる。このと
き、パリソン5の厚肉部5a・5aは、エアブローの前
に成形型3と当接して冷却が開始されていることによ
り、エアブローによってはほとんど延伸しない。従っ
て、エキスパンダパネル4・4による延伸工程の際に設
定された厚さが確保される。即ち、厚肉部5a・5aの
厚さはエキスパンダパネル4・4による延伸工程によっ
て決定される。
【0026】その後、型開きを行い、所望の形状に形成
された樹脂成形品を得る。
【0027】上述のブロー成形では、パリソン5の厚肉
部5a・5aの延伸が抑制され、薄肉部5b・5bを延
伸させることによって樹脂成形品を得るものであるか
ら、パリソン5を形成する段階においては、最終的に樹
脂成形品において形成されるような極端な度合いで偏肉
化を行う必要がない。従って、パリソン5の表面に波打
ち部が生じたり、パリソン5が曲がって押し出される等
の不具合が生じない。また、樹脂成形品の厚肉部の厚さ
は、エキスパンダパネル4・4によるパリソン5の延伸
工程によって決定されるので、高精度で厚肉部の肉厚を
設定することができる。
【0028】さらに、パリソン5の薄肉部5b・5b
は、上述のように、中央部が極端に薄肉化されることな
く、全体として均一な肉厚に延伸されるので、薄肉部5
b・5bの強度不足およびブロー時における破れを防止
することができる。
【0029】本考案の他の実施例を図9および図10に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施例の図面に示した部材と同一の機能を
有する部材には、同一の符号を付記し、その説明を省略
する。
【0030】本実施例のブロー成形装置は、前述の図1
に示したエキスパンダパネル4に代えて、図9に示すエ
キスパンダパネル21を備えている。このエキスパンダ
パネル21は、基部22における両エキスパンダパネル
21・21の対向面側に、吹出し口23a・24aを形
成する各一対の熱風案内板23・24が設けられてい
る。熱風案内板23・23は、基部22の幅方向の両端
部側に、基部22の長手方向に沿って設けられ、熱風案
内板24は、基部22の幅方向の中央部側に、同様に基
部22の長手方向に沿って設けられている。また、熱風
案内板24は、熱風案内板23よりも、両エキスパンダ
パネル21・21の対向方向側に伸びて形成されてい
る。そして、上記の熱風案内板23・24の吹出し口2
3a・24aからは、エキスパンダパネル21の幅方向
へ熱風が吹き出されるようになっている。この熱風は、
基部22内に設けられた図示しないヒータとファンから
なる熱風供給手段によって、あるいは上記の吹出し口2
3a・24aと接続された図示しない外部の熱風供給手
段によって供給されるようになっている。従って、本実
施例においては、上記の熱風案内板23・24および図
示しない熱風供給手段によって温度差付与手段が構成さ
れている。また、基部22には、パリソン5の厚肉部5
aとの当接面側に熱が伝わらないように断熱が施されて
いる。
【0031】上記の構成において、樹脂成形品のブロー
成形は、実施例1と同一の工程によって行われる。ここ
で、エキスパンダパネル21・21によるパリソン5の
延伸工程においては、図10に示すように、吹出し口2
3a・24aから吹き出される熱風によって、パリソン
5における薄肉部5bの両端部が加熱されて温度上昇す
る。従って、実施例1の場合と同様、薄肉部5bの両端
部の延伸が促進され、薄肉部5b全体として均一な肉厚
となる。また、上記の吹出し口23aが吹出し口24a
よりも薄肉部5b寄りに設けられているので、吹出し口
23aからの熱風の方が吹出し口24aからの熱風より
も高温の状態で薄肉部5bに吹き付けられる。これによ
り、吹出し口23aからの熱風が主として吹き付けられ
る、薄肉部5bの端部における厚肉部5a寄り部位か
ら、吹出し口24aからの熱風が主として吹き付けられ
る、薄肉部5bの端部における薄肉部5bの中央部寄り
部位にかけて、漸変的な温度勾配で加熱される。従っ
て、薄肉部5bの厚さが全体として一層均一な状態とな
る。
【0032】本考案のその他の実施例を図11ないし図
16に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説
明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材と同一の
機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明
を省略する。
【0033】本実施例のブロー成形装置は、図11に示
すように、平板状のエキスパンダパネル31・31と温
度差付与手段としての冷し金32・32とを備えてい
る。この冷し金32は、図15に示すように、上下方向
に伸びた板状をなし、パリソン5の薄肉部5bとの対向
面に、上下方向に延びる複数の凸部32a…を有してい
る。この凸部32a…は、同図に示している形状に限定
されることなく、例えば、半球状をなし、多数個並んで
形成されているものであってもよい。上記の冷し金32
は、図16に示す、コントローラ33に制御される冷し
金駆動装置34に駆動されて、パリソン5の薄肉部5b
との当接および離間動作と、上下方向への移動とを行い
得るようになっている。従って、本実施例においては、
上記の冷し金32・32、コントローラ33および冷し
金駆動装置34によって温度差付与手段が構成されてい
る。そして、エキスパンダパネル31・31によるパリ
ソン5の延伸工程においては、後述のように、パリソン
5の薄肉部5bに当接されるようになっている。また、
上記のコントローラ33は、上記の冷し金駆動装置34
に対する制御の他、実施例1に示したような、所定の動
作でブロー成形が行われるように、エキスパンダパネル
駆動装置35、成形型駆動装置36、ブロー装置37、
シリンダ10・12および材料供給機14a〜14d等
の作動を制御するようになっている。
【0034】上記の構成において、樹脂成形品のブロー
成形の際には、図11に示すように、アキュムレータヘ
ッド6から供給されたパリソン5内に、エキスパンダパ
ネル31・31と冷し金32・32とを挿入し、冷し金
32・32を凸部32a…側からパリソン5の薄肉部5
b・5bにおける中央部に圧接させる。
【0035】次に、固定型15と可動型16との型閉め
を行い、図12に示すように、エキスパンダパネル31
・31を相互に離間する方向へ移動させて、パリソン5
の厚肉部5a・5aを両型15・16の側部内面と当接
する方向へ移動させる。このときには、冷し金32によ
ってパリソン5の薄肉部5bの中央部が冷却されている
ので、通常、最も延伸し易い中央部の延伸が抑制され、
その分、薄肉部5bの両端部が延伸される。尚、薄肉部
5bの中央部の延伸は、冷し金32の凸部32a…によ
っても抑制される。
【0036】その後、エキスパンダパネル31・31に
よるパリソン5の延伸工程の終了前の適当な時点で冷し
金32・32を薄肉部5b・5bから離間させ、図13
に示すように、さらにエキスパンダパネル31・31を
移動させて、パリソン5の厚肉部5a・5aを両型15
・16の側部内面に圧接させる。
【0037】次に、成形型3におけるエキスパンダパネ
ル4・4および冷し金32・32の抜き出し部分を閉じ
て、完全に型閉めを行った後、図14に示すように、ブ
ローを行い、樹脂成形品を得る。
【0038】上記のブロー成形では、エキスパンダパネ
ル31・31によるパリソン5の延伸工程において、上
述のように、パリソン5の薄肉部5bにおける中央部の
延伸が抑制されるので、薄肉部5b全体として均一な肉
厚となる。
【0039】尚、エキスパンダパネル31・31による
延伸工程の終了段階まで、冷し金32を薄肉部5bに当
接させていないのは、薄肉部5bが過冷却されて、エア
ブロー工程において薄肉部5bの延伸性が過度に低下す
るのを防止するためである。
【0040】一方、エキスパンダパネル31・31によ
る延伸工程の終了段階まで、冷し金32を薄肉部5bに
当接させる場合には、その後、薄肉部5bを加熱するこ
とによって対応することができる。また、冷し金32を
パリソン5の薄肉部5bに当接させるタイミングは、上
記のものに限らず、エキスパンダパネル31・31によ
る延伸動作中の適当なタイミングに設定することも可能
である。さらに、冷し金32は、場合によって、パリソ
ン5の薄肉部5bの温度よりも低い適当な温度に加熱し
ておくのもよい。
【0041】本考案のさらに他の実施例を図17ないし
図21に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、
説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材と同一
の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説
明を省略する。
【0042】本実施例のブロー成形装置では、エキスパ
ンダパネル31・31におけるパリソン5延伸時の移動
速度が図21に示す制御手段としてのコントローラ41
によって後述のように制御されるようになっている。コ
ントローラ41は、上記のエキスパンダパネル31・3
1、即ち駆動手段としてのエキスパンダパネル駆動装置
35に対する制御の他、実施例1に示したような、所定
の動作でブロー成形が行われるように、成形型駆動装置
36、ブロー装置37、シリンダ10・12および材料
供給機14a〜14d等の作動を制御するようになって
いる。
【0043】上記の構成において、樹脂成形品のブロー
成形の際には、図17に示すように、アキュムレータヘ
ッド6から供給されたパリソン5内にエキスパンダパネ
ル31・31を挿入する。
【0044】次に、固定型15と可動型16との型閉め
を行い、図18および図19に示すように、エキスパン
ダパネル31・31を相互に離間する方向へ移動させ
て、パリソン5の厚肉部5a・5aを両型15・16の
側部内面に圧接させる。このエキスパンダパネル31・
31によるパリソン5の延伸動作において、延伸開始か
ら所定時間が経過するまでの延伸動作前期、例えば図1
8に示す位置にエキスパンダパネル31・31が達する
までは、図22に示すように、エキスパンダパネル31
・31の移動が相対的に高速で行われ、所定の停止時間
を経た後、延伸終了までの延伸動作後期、即ち図18に
示す位置から図19に示す位置に移動する間は、エキス
パンダパネル31・31の移動が延伸動作前期よりも低
速で行われる。
【0045】その後、完全に型閉めを行った後、図20
に示すように、ブローを行い、樹脂成形品を得る。
【0046】上記のブロー成形において、パリソン5の
薄肉部5bは、延伸動作前期に、通常、最も延伸し易い
中央部の延伸が促進され、この中央部が薄肉化される。
そして、薄肉部5bの中央部は、薄肉化されていること
によってその後の停止期間中に冷却が促進される。ま
た、延伸動作後期には、エキスパンダパネル31・31
の移動速度が延伸動作前期よりせ低速になるので、薄肉
化されている薄肉部5bの中央部の冷却が相対的に促進
され易い状態で薄肉部5bが延伸される。従って、延伸
動作後期においては、薄肉部5bの中央部の延伸が抑制
され、薄肉部5b全体として、肉厚が均一になる。さら
に、本実施例の構成では、パリソン5の薄肉部5bにお
ける中央部を強制的に冷却していないので、薄肉部5b
の中央部が過度に冷却され難く、エアブロー工程におい
て、薄肉部5bの良好な延伸性を確保し得るという利点
を有している。
【0047】尚、上記のエキスパンダパネル31・31
における移動速度の制御では、延伸動作前期と延伸動作
後期との間に、停止期間を設けているが、これに限定さ
れることなく、設定する移動速度、およびパリソン5の
材質によっては停止期間を不要にすることも可能であ
る。
【0048】
【考案の効果】請求項1の考案の樹脂成形品のブロー成
形装置は、以上のように、周方向に薄肉部と厚肉部とが
形成されるように予め偏肉化して押し出されたパリソン
の内方から厚肉部に当接して移動するエキスパンダ部材
を備え、このエキスパンダ部材が、その移動によりパリ
ソンの厚肉部を薄肉部の延伸を伴って成形型の対応する
成形面部に当接させ、このパリソンに対して成形型内で
ブローを行う樹脂成形品のブロー成形装置であって、エ
キスパンダ部材によるパリソンの薄肉部の延伸時に、パ
リソンの薄肉部における中央部の温度に対して薄肉部に
おける両端部の温度を相対的に高温にする温度差付与手
段を備えている構成である。
【0049】これにより、エキスパンダ部材によるパリ
ソンの薄肉部の延伸時には、パリソンの薄肉部における
中央部の温度に対して薄肉部における両端部の温度が相
対的に高温になり、パリソンの薄肉部における両端部の
延伸を促進することができる。従って、薄肉部全体とし
て均一な肉厚となり、得られた樹脂成形品における薄肉
部の強度不足、およブロー時における破れの発生を防止
することができるという効果を奏する。
【0050】請求項2の考案の樹脂成形品のブロー成形
装置は、以上のように、周方向に薄肉部と厚肉部とが形
成されるように予め偏肉化して押し出されたパリソンの
内方から厚肉部に当接して移動するエキスパンダ部材を
備え、このエキスパンダ部材が、その移動によりパリソ
ンの厚肉部を薄肉部の延伸を伴って成形型の対応する成
形面部に当接させ、このパリソンに対して成形型内でブ
ローを行う樹脂成形品のブロー成形装置であって、エキ
スパンダ部材によるパリソン薄肉部の延伸動作時に、延
伸動作後期におけるエキスパンダ部材の移動速度が、延
伸動作前期におけるエキスパンダ部材の移動速度よりも
低速となるように、エキスパンダ部材を駆動する駆動手
段を制御する制御手段を備えている構成である。
【0051】これにより、延伸動作後期には、延伸動作
前期の延伸によって薄肉化されている薄肉部の中央部の
冷却が促進され、この部分の延伸が抑制される。従っ
て、同様に、薄肉部の両端部の延伸が促進され、薄肉部
全体として均一な肉厚となり、得られた樹脂成形品にお
ける薄肉部の強度不足、およブロー時における破れの発
生を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すエキスパンダパネルの
斜視図である。
【図2】図1に示したエキスパンダパネルを備えている
ブロー成形装置の全体構成を示す概略の縦断面図であ
る。
【図3】図2に示したパリソン押出し機における材料供
給機の配設状態を示す概略の横断面図である。
【図4】図2に示したパリソン押出し機から押し出され
たパリソン、およびこのパリソンとエキスパンダパネル
との位置関係を示す概略の横断面図である。
【図5】図2に示したブロー成形装置によるパリソン押
出し工程を示す概略の横断面図である。
【図6】図2に示したブロー成形装置でのエキスパンダ
パネルによるパリソンの延伸工程の途中の状態を示す概
略の横断面図である。
【図7】図2に示したブロー成形装置でのエキスパンダ
パネルによるパリソンの延伸工程の終了時の状態示す概
略の横断面図である。
【図8】図2に示したブロー成形装置でのエアブロー工
程を示す概略の横断面図である。
【図9】本考案の他の実施例を示すエキスパンダパネル
の斜視図である。
【図10】図9に示したエキスパンダパネルによるパリ
ソンの延伸工程の途中の状態を示す概略の横断面図であ
る。
【図11】本考案のその他の実施例を示す、ブロー成形
装置によるパリソン押出し工程を示す概略の横断面図で
ある。
【図12】図11に示した冷し金を使用してのエキスパ
ンダパネルによるパリソンの延伸工程の途中の状態を示
す概略の横断面図である。
【図13】図12の状態後の、エキスパンダパネルによ
るパリソンの延伸工程の終了時の状態示す概略の横断面
図である。
【図14】図13の状態後の、ブロー成形装置でのエア
ブロー工程を示す概略の横断面図である。
【図15】図11に示した冷し金における要部の拡大斜
視図である。
【図16】本考案のその他の実施例におけるブロー成形
装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図17】本考案のさらに他の実施例を示す、ブロー成
形装置によるパリソン押出し工程を示す概略の横断面図
である。
【図18】図17の状態後の、エキスパンダパネルによ
るパリソンの延伸工程の途中の状態を示す概略の横断面
図である。
【図19】図18の状態後の、エキスパンダパネルによ
るパリソンの延伸工程の終了時の状態示す概略の横断面
図である。
【図20】図19の状態後の、ブロー成形装置でのエア
ブロー工程を示す概略の横断面図である。
【図21】本考案のさらに他の実施例におけるブロー成
形装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図22】図21に示したコントローラの制御による、
エキスパンダパネルの移動速度と時間との関係を示すグ
ラフである。
【図23】従来のブロー成形方法によって形成される車
両用シートバックフレームの斜視図である。
【図24】図23に示した車両用シートバックフレーム
の形成に使用されるパリソンの横断面図である。
【図25】図24に示したパリソンを得るためにシェー
ビングされたアキュムレータヘッドの横断面図である。
【図26】波打ちが生じた従来のパリソンを示す斜視図
である。
【図27】本考案による改良前のブロー成形装置におけ
るパリソン押出し工程を示す概略の横断面図である。
【図28】図27の状態後の、エキスパンダパネルによ
るパリソンの延伸工程を示す概略の横断面図である。
【図29】図28の状態後の、エアブロー工程を示す概
略の横断面図である。
【符号の説明】
1 ブロー成形装置 2 パリソン押出し機 3 成形型 4 エキスパンダパネル(エキスパンダ部材) 5 パリソン 5a 厚肉部 5b 薄肉部 6 アキュムレータヘッド 8 ダイ 9 コア 18 加熱部(温度差付与手段) 21 エキスパンダパネル(エキスパンダ部材) 23 熱風案内板(温度差付与手段) 24 熱風案内板(温度差付与手段) 31 エキスパンダパネル(エキスパンダ部材) 32 冷し金(温度差付与手段) 33 コントローラ(温度差付与手段) 34 冷し金駆動装置(温度差付与手段) 35 エキスパンダパネル駆動装置(駆動手段) 41 コントローラ(制御手段)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周方向に薄肉部と厚肉部とが形成されるよ
    うに予め偏肉化して押し出されたパリソンの内方から厚
    肉部に当接して移動するエキスパンダ部材を備え、この
    エキスパンダ部材が、その移動によりパリソンの厚肉部
    を薄肉部の延伸を伴って成形型の対応する成形面部に当
    接させ、このパリソンに対して成形型内でブローを行う
    樹脂成形品のブロー成形装置であって、エキスパンダ部
    材によるパリソンの薄肉部の延伸時に、パリソンの薄肉
    部における中央部の温度に対して薄肉部における両端部
    の温度を相対的に高温にする温度差付与手段を備えてい
    ることを特徴とする樹脂成形品のブロー成形装置。
  2. 【請求項2】周方向に薄肉部と厚肉部とが形成されるよ
    うに予め偏肉化して押し出されたパリソンの内方から厚
    肉部に当接して移動するエキスパンダ部材を備え、この
    エキスパンダ部材が、その移動によりパリソンの厚肉部
    を薄肉部の延伸を伴って成形型の対応する成形面部に当
    接させ、このパリソンに対して成形型内でブローを行う
    樹脂成形品のブロー成形装置であって、エキスパンダ部
    材によるパリソン薄肉部の延伸動作時に、延伸動作後期
    におけるエキスパンダ部材の移動速度が、延伸動作前期
    におけるエキスパンダ部材の移動速度よりも低速となる
    ように、エキスパンダ部材を駆動する駆動手段を制御す
    る制御手段を備えていることを特徴とする樹脂成形品の
    ブロー成形装置。
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