JP2516493B2 - 設定用エンコ―ダの組立て方法 - Google Patents

設定用エンコ―ダの組立て方法

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JP2516493B2 JP3189023A JP18902391A JP2516493B2 JP 2516493 B2 JP2516493 B2 JP 2516493B2 JP 3189023 A JP3189023 A JP 3189023A JP 18902391 A JP18902391 A JP 18902391A JP 2516493 B2 JP2516493 B2 JP 2516493B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手動のパルス発生器とし
て、例えばオシロスコープのカーソル移動やCADの画
面移動の入力装置として使用されている設定用エンコー
ダの組立て方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は実開平2−110817号公報に
記載された設定用エンコーダを示しており、この設定用
エンコーダはハウジング81内の軸受部82に回転軸8
3が回転自在に挿入される構造になっている。回転軸8
3の上端部分(図面上の「上端」、以下、上下は図面を
基準とする)には、円板状のスリット板84が一体回転
するように取り付けらており、スリット板84には、同
一円周上に後述するクリックギヤ88の歯数と同数のス
リット84aが放射状に形成されている。また、このス
リット板84と対面するようにマスク板85がハウジン
グ81の内面段部に固定されている。さらに、これらマ
スク板85およびスリット板84を挟むように、下方に
発光素子86が、上方に受光素子87が配設されてい
る。マスク板85にはA相スリット85aおよびB相ス
リット85bが径方向に形成されており、このマスク板
85およびスリット板84に対して発光素子86から光
が射出され、そのスリット通過光を受光素子87で検出
することにより、回転軸83の時計方向(CW)あるい
は反時計方向(CCW)の回転方向と、回転数を検出す
ることができるようになっている。また、回転軸83に
はクリックギヤ88が取り付けられ、このクリックギヤ
88にばね89で付勢されたクリックボール90が係合
している。このクリックギヤ88とクリックボール90
とにより、手動調整時の節度感を得ることができると共
に、振動による回転方向の位置ズレが防止されている。
図中の符号91はスリット板84を回転軸83に固定す
るブッシュである。
【0003】図9はこのような設定用エンコーダを組み
立てる従来方法を示している。この方法では、冶具92
上に位置決めピン93を立設し、このピン93によりク
リックギヤ88とスリット板84との相対的位置決めを
行うものであり、スリット板84には位置決めピン93
が挿入されるピン孔84bが形成されている。かかる組
み立てはクリックギヤ88の谷部に位置決めピン93が
位置するように、回転軸83を冶具92に取り付け、こ
の回転軸83に対してスリット板84を装着するもので
ある。スリット板84は、そのピン孔84bに位置決め
ピン93が挿入されるように回転軸83に取り付けられ
た後、接着剤およびブッシュ91により回転軸83に固
着される。そして、このような組み立ての後、回転軸8
3をハウジング81内に挿入する。この場合、マスク板
85はあらかじめハウジング81内の所定の位置に取り
付けられており、また、クリックボール90はクリック
ギヤ88が取り付けられた回転軸83がハウジング81
内に挿入された後、取り付けられる。そして、クリック
ギヤ88にクリックボール90がクリック係合すると回
転軸83の回転方向の位置決めが行われ、これにより、
マスク板85とスリット板84との相対的位置決めが行
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の組立
て方法では、冶具92を使用してクリックギヤ88とス
リット板84との相対的な位置決めを行い、その後、回
転軸83をハウジング81内に挿入し、ここでハウジン
グ81の所定の位置に固定されているマスク板85との
位置決めが行われるものであり、全ての位置決めが間接
的に行われ、精度の良い組み立てが難しかった。
【0005】また、マスク板85や発光素子86、クリ
ックボール90などを取り付けたハウジング81に対し
て、スリット板84、クリックギヤ88を取り付けた回
転軸83を挿入するため、クリックギヤ88を太径にす
ることができない不都合があった。すなわち、スリット
板84のスリット数が例えば25であり、1回転で25
パルスを出力するような場合には、クリックギヤ88が
発光素子86に干渉しない径で治まるため、上記組み立
てが可能であるが、これが2倍の50パルスを出力する
場合には、このパルス数に応じてクリックギヤ88が太
径となるため、発光素子86が邪魔になって組み立てが
不可能となるためである。かかる場合には、ハウジング
81を太径化すれば対応可能であるが、設定用エンコー
ダ自体、機器の限られた狭いスペースに収容されること
から、ハウジング81の太径化は好ましいものではな
い。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、精度の良い組み立てを可能とすると共に、ハウ
ジングを太径化することなく検出精度を向上する設定用
エンコーダの組立て方法を提供することをその目的とす
る。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ハウ
ジング内の軸受部に回転自在に軸支された回転軸と、回
転軸と一体回転すると共に、ハウジングからのクリック
ボールがクリック係合するクリックギヤと、位置決め孔
と周方向に配設された多数のスリットとを有し、回転軸
に取り付けられるスリット板と、位置決め孔と2以上の
スリットを有し、スリット板と対面させてハウジングに
固定されるマスク板と、スリット板およびマスク板を挟
むように配設された発光素子および受光素子とを備えた
設定用エンコーダの組立て方法において、クリックギヤ
にクリックボールがクリック係合するように回転軸をハ
ウジングに挿入して、回転軸を回転拘束状態とし、この
状態で、ハウジング側から光軸方向に延びる位置決めピ
ンをマスク板の位置合せ孔に挿入してマスク板をハウジ
ングに固定すると共に、スリット板の位置決め孔を位置
決めピンに挿入してスリット板を回転軸に取り付け、そ
の後、位置決めピンを抜き取ることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成では、発光素子および受光素子のいず
れか一方が、クリックギヤとスリット板およびマスク板
との間で、ハウジングに対し回転軸に直交する方向から
着脱自在に取り付けられているので、回転軸をハウジン
グに挿入した後に、発光素子または受光素子をハウジン
グに取り付けることができ、このため組み立て時にクリ
ックギヤと発光素子または受光素子とが干渉することが
なく、その分ハウジングを太径化することなくクリック
ギヤのみを太径化することができる。
【0010】また、回転軸をハウジング内に挿入してク
リック係合させて回転拘束状態にしておき、位置決めピ
ンを基準としてマスク板およびスリット板の相対的な位
置決めを行うため、ハウジング内でのクリック係合位
置、スリット板およびマスク板の三者の位置決めが同時
に、直接的にかつ達成できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る設定用エンコ
ーダの断面図であり、同図に示すように、回転軸1が軸
受3を介してハウジング2内に回転自在に挿入されてい
る。回転軸1にはクリックギヤ4が一体に回転するよう
に取り付けられ、このクリックギヤ4に対向するハウジ
ング2の側部にはクリックボール5が設けられている。
クリックボール5は、ばね6によりクリックギヤ4方向
に付勢されており、この付勢によりクリックギヤ4の谷
部にクリック係合する。また回転軸1の上端部 (上下
方向は図面に基づく)にはスリット板7が、接着剤およ
びブッシュ8により一体回転するように取り付けられて
おり、このスリット板7の下方には、ドーナツ板状のマ
スク板9がこれに対面するようにハウジング2内の段部
に固定されている。さらに、これらスリット板7および
マスク板9を挟むように発光素子10および受光素子1
1が設けられている。発光素子10はマスク板9の下方
に配設され、マスク板9の方向に向かって光を射出する
ものであり、光源ユニット12に組み込まれている。光
源ユニット12は、回転軸1に直交する方向、すなわち
横方向からハウジング2に着脱自在に取り付けられる。
このため、クリックギヤ4が固定された回転軸1をハウ
ジング2内にセットした後、光源ユニット12を取り付
けることができる。しかも、発光素子10はマスク板9
とクリックギヤ4との間でハウジング2内に突出するの
で、クリックギヤ4と干渉することがない。
【0012】一方、受光素子11は、検出回路が組み込
まれた回路基板13に取り付けられ、この発光素子10
と対向して設けられている。図中、14は光源ユニット
12に立設された位置決めピン14であり、発光素子1
0の光軸方向に延びるように設けられている。この位置
決めピン14は、後述するクリック係合位置、マスク板
9およびスリット板7のこれら三者の相対的な位置合わ
せを行うために使用されるもので、この位置合わせ後に
は光源ユニット12から引き抜かれて撤去される。
【0013】次に、このような構成の設定用エンコーダ
の組み立て手順を説明する。
【0014】図3はスリット板7を示し、同一円周上に
径方向に延びるスリット7aが多数等間隔で形成されて
いる。スリット7aは、クリックギヤ4の歯数と同数で
あると共に、設定用エンコーダの出力パルス数に対応す
る個数となっており、図示例の50パルスの場合には5
0個が周方向に等分配置されている。図4はマスク板9
を示し、A相スリット9aとB相スリット9bとが形成
されており、このA相スリット9a、B相スリット9b
により回転軸1の回転方向が検出される。このようなス
リット板7およびマスク板9には、相互の位置合せを行
うための位置合せ孔7c、9cがそれぞれ形成されてい
る。
【0015】この場合、マスク板9における位置合せ孔
9cはA相スリット9aおよびB相スリット9bの略中
間部分に設けられる。一方、スリット板7における位置
合わせ孔7cは、このマスク板9に対するスリット板7
の位置に合わせて設けられている。もっとも実際の設計
上は、両位置合せ孔7c,9cを中心として、A相スリ
ット9aおよびB相スリット9bの位置、およびこれに
対するスリット板7のスリット7aの所望の位置(後述
する)が計算により求められ、これに基づいて加工が為
される。
【0016】図2に示すように、回転軸1にクリックギ
ヤ4を取り付けた後、回転軸1をハウジング2内に挿入
する。このときハウジング2にはクリックボール5がば
ね6により付勢された状態で、あらかじめ取り付けられ
ており、回転軸1の挿入後には、図7に示すように、こ
のクリックボール5がクリックギヤ4の谷部にクリック
係合する。このクリック係合により回転軸1はハウジン
グ2に回転が拘束された状態となる。次に、この回転拘
束状態で光源ユニット12をハウジング2に取り付け
る。本実施例では、図2に示すように、ハウジング2の
側面部分が部分的に開口されており、この開口部分から
光源ユニット12がハウジング2内に装着される。また
この装着が行われた後、光源ユニット12には、位置決
めピン14がピン穴に差し込まれ、その光軸方向に延び
るように配設される。そして、この光源ユニット12の
取り付け後、スリット板7およびマスク板9がそれぞれ
回転軸1およびハウジング2に取り付けられる。これら
の取り付けは、それぞれの位置合せ孔9c、7cに位置
決めピン14が挿入された状態で行われ、これによりマ
スク板9およびスリット板7は自動的に相対的な位置決
めされる。そして、この相対的な位置決め後、マスク板
9をハウジング2に接着固定すると共に、スリット板7
を回転軸1に接着固定する。
【0017】次に図5および図6に基づいて上述の位置
決め状態を詳述する。位置決め状態は多数のパターンが
考えられるが、ここではA相がL(Low)の出力中に
B相がH(High)からLに立ち下がり、かつこの状
態のときに回転軸1がクリック係合により回転拘束状態
となるように設定する場合を説明する。図5はマスク板
9の出力パルスを、また図6はこのマスク板9に対する
スリット板7の位置関係を示している。
【0018】回転軸1の回転方向を検出するには、図5
に示すようにA相に対し、B相が遅れてHまたはLとな
る必要がある。この最も好適なタイミングとしては、A
相がLの出力中に、B相がHからLに立ち下がるのが良
い。これをマスク板9のA・B両スリット9a,9bと
スリット板7のスリット7aとの関係で実現すると、A
相スリット9aがスリット7aと重ならない閉位置にあ
り、B相スリット9bとこれに臨むスリット7aが重な
り合うようにして閉から開位置へと向かう状態である。
したがって、このB相がHからLに立ち下る点Pは、B
相スリット9bとこれに臨むスリット7aとの機械的関
係では、両者の重なり角が角度dθとなったところであ
り、この角度dθは実験してみるか発光素子10および
受光素子11の性能から計算で求める。そして、B相ス
リット9bとこれに臨むスリット7aの位置決めにこの
角度dθが考慮される。
【0019】この場合、点Pにこだわることなく図5に
示すようなパルス状態を各スリット7a、9a,9bに
より実現できればよいのであるが、後述のクリック位置
との関係や設定の容易さで、位置決め時には同図の点P
の状態を実現すべく各スリット7a、9a,9bの位置
関係を規制する(詳しくは後述する)。そして、この点
Pの実現の際には、このB相スリット9bとこれに臨む
スリット7aとの位置関係がこの角度dθを基準として
決定される。すなわち、スリット板7とマスク板9とが
後述する条件の下で設計されていることが前提となる
が、スリット板7とマスク板9との相互の位置決めは、
マスク板9のB相スリット9bとスリット板7のスリッ
ト7aとの間で、角度dθの位置関係のみを正確に位置
決めできれば(図6の状態)、全体としての位置決めが
完了する。
【0020】また、図5のパルス状態は、スリット板7
の任意の回転位置において常に成立している必要があ
る。したがって、図5に示すように、1周期をTとし、
A・B相のH状態をそれぞれTA、TBとし、A・B相
のH・Lの相互的切り替わり状態をa,b,c,dに区
分した場合、T/2=TA=TBであり、a=b=c=
dであることが望ましい。また、A・B両スリット9
a,9bは、大まかな位置関係は発光素子10および受
光素子11の配置(両スリット9a,9bに対応するよ
うに設けられる)に決定されるが、T/4パルスの位相
のずれを生ずる関係に調整されて配設されていることが
必要である。
【0021】もちろん、本実施例の位置決めは、スリッ
ト板7の位置合せ孔7cとマスク板9の位置合せ孔9c
とを位置決めピン14で合致させて行うのであるから、
これら位置合せ孔9cとスリット7a,9a,9bの関
係が考慮されなければならない。したがって、実際には
スリット板7およびマスク板9の任意の位置にそれぞれ
の位置合せ孔7c,9cの位置を定めておき、これに対
してそれぞれのスリットの位置を設計計算し、加工を行
うこととなる。ここでは両位置合せ孔7c,9cが合致
した状態で、前述の角度dθが機械的に実現できている
ことが必要であることはいうまでもない。
【0022】次に、クリック係合位置とスリット板7お
よびマスク板9との位置関係であるが、これは上述した
ように、A相がL、すなわちB相がHからLに立ち下が
るところでクリックギヤがクリック位置にある必要があ
る。この場合はクリックギヤ4が取り付けられた回転軸
1をハウジング2に装着し、これにクリックボール5を
付き当て、回転軸1をクリック係合の状態にしておき、
これにスリット板7およびマスク板9を装着することで
実現できる。理想的には図5の点Pの位置がその係合位
置となるが、構成部材の精度を考慮した場合は同図ΔC
rの範囲にクリック位置がくるようにしている。
【0023】前述のスリット板7およびマスク板9の回
転軸1への装着は位置決めピン14により両位置合せ孔
7c,9cを合致させることにより行われる。この状態
は点Pの状態を実現することである。そして、このとき
すでにスリット板7およびマスク板9が取り付けられる
べき回転軸はクリック係合の状態にある。このことは点
Pの状態、すなわちA相がL、すなわちB相がHからL
に立ち下がるところでクリックギヤがクリック位置にあ
ることにほかならないのである。したがって、装着され
た回転軸1が位置合わせの際にクリック位置にあればよ
い。なお、図5のパルス特性が同図の左から表われる場
合は時計方向(CW)の回転、逆に右から表われる場合
は反時計方向(CCW)の回転というように、回転方向
が確認できる。
【0024】かかる位置合わせとスリット板7およびマ
スク板9の装着固定が行われた後、位置決めピン14を
光源ユニット12から引き抜くことにより、クリックギ
ヤ4、マスク板9およびスリット板7が位置合わされた
状態で回転軸1が回転可能となる。
【0025】このような組み立て方法では、クリックギ
ヤ4、マスク板9、スリット板7をハウジング2内で同
時にかつ直接に、位置合わせするため、精度の良い位置
合わせを行うことができ、検出精度を向上させることが
できる。また、発光素子10はクリックギヤ4をハウジ
ング2に挿入した後に、側部からハウジング2に取り付
けられるため、発光素子10とクリックギヤ4との干渉
がなくなり、ハウジング2自体を太径にしなくともクリ
ックギヤ4だけをパルス数に対応させて太径とすること
ができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、クリックギヤのクリッ
ク状態で、位置決めピンによりマスク板およびスリット
板を位置合わせするため、クリック係合位置、マスク板
およびスリット板との相対位置が同時かつ直接的に行わ
れるので、精度のよい位置合わせが簡単に行い得る。ま
た、エンコーダを分解することなくエンコーダの外部よ
り発光素子及び受光素子の何れか一方が固定されている
ユニットをハウジングに取り付けることができ、更に、
ハウジング自体の径を大径化することなく、クリックギ
ヤのみを大径化できて、検出精度を向上できる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造される設定用エンコーダの断
面図である。
【図2】設定用エンコーダの組み立て状態の断面図であ
る。
【図3】スリット板の平面図である。
【図4】マスク板の平面図である。
【図5】マスク板による出力パルスの特性図である。
【図6】マスク板とスリット板との関係を示す平面図で
ある。
【図7】クリック係合を示す断面図である。
【図8】従来の設定用エンコーダの斜視図である。
【図9】従来の組立て方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…回転軸 2…ハウジング 3…軸受 4…クリックギヤ 5…クリックボール 7…スリット板 7a…スリット 7c…位置合せ孔 9…マスク板 9a…A相スリット 9b…B相スリット 9c…位置合せ孔 10…発光素子 11…受光素子 14…位置決めピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内の軸受部に回転自在に軸支
    された回転軸と、 当該回転軸と一体回転すると共に、前記ハウジングから
    のクリックボールがクリック係合するクリックギヤと、 位置決め孔および周方向に当該位置決め孔と所望の位相
    を存して配設された多数のスリットとを有し、前記回転
    軸に取り付けられるスリット板と、 位置決め孔および周方向に当該位置決め孔と所望の位相
    を存して配設された2以上のスリットを有し、前記スリ
    ット板と対面させて前記ハウジングに固定されるマスク
    板と、 前記スリット板および前記マスク板を挟むように配設さ
    れた発光素子および受光素子とを備えた設定用エンコー
    ダの組立て方法において、 前記クリックギヤに前記クリックボールがクリック係合
    するように前記回転軸を前記ハウジングに挿入して、当
    該回転軸を回転拘束状態とし、 この状態で、前記ハウジング側から光軸方向に延びる位
    置決めピンを前記マスク板の位置合せ孔に挿入して前記
    マスク板を前記ハウジングに固定すると共に、前記スリ
    ット板の位置決め孔を当該位置決めピンに挿入して前記
    スリット板を前記回転軸に取り付け、 その後、前記位置決めピンを抜き取ることを特徴とする
    設定用エンコーダの組立て方法。
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