JP2516366Y2 - リベット頭部検出機構を備えたリベットカシメ装置 - Google Patents
リベット頭部検出機構を備えたリベットカシメ装置Info
- Publication number
- JP2516366Y2 JP2516366Y2 JP3640191U JP3640191U JP2516366Y2 JP 2516366 Y2 JP2516366 Y2 JP 2516366Y2 JP 3640191 U JP3640191 U JP 3640191U JP 3640191 U JP3640191 U JP 3640191U JP 2516366 Y2 JP2516366 Y2 JP 2516366Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rivet
- pressure
- head
- caulking
- rivet head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リベットカシメ装置
に、リベット頭部を検出する機構を設けて、リベット頭
部が正しい位置にあるかを検出し、正しい位置にない時
には加圧を中止するようにしたリベット頭部検出機構を
備えたリベットカシメ装置に関する。
に、リベット頭部を検出する機構を設けて、リベット頭
部が正しい位置にあるかを検出し、正しい位置にない時
には加圧を中止するようにしたリベット頭部検出機構を
備えたリベットカシメ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリベットカシメ装置には、リベッ
ト頭部を検出し確認する機構を設けたものは存在しな
い。
ト頭部を検出し確認する機構を設けたものは存在しな
い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のリベットカシメ
装置では、前記したリベット頭部を確認する機構がない
ために、作業者がリベット頭部を目で確認して、リベッ
トカシメを行っていたが、リベットカシメの自動化にお
いては、リベットの頭の位置ずれやリベットがない場合
でも、そのままリベットカシメを行って異常なカシメを
行ったり、製品に傷をつけたりすることがあった。また
異常な状態でカシメが行われたリベットは、作業者がこ
のリベットを除去して、新たに正しくリベットカシメを
していたが、除去作業には大きな力を要し、製品に傷の
付く恐れもあるため作業するには熟練を要していた。
装置では、前記したリベット頭部を確認する機構がない
ために、作業者がリベット頭部を目で確認して、リベッ
トカシメを行っていたが、リベットカシメの自動化にお
いては、リベットの頭の位置ずれやリベットがない場合
でも、そのままリベットカシメを行って異常なカシメを
行ったり、製品に傷をつけたりすることがあった。また
異常な状態でカシメが行われたリベットは、作業者がこ
のリベットを除去して、新たに正しくリベットカシメを
していたが、除去作業には大きな力を要し、製品に傷の
付く恐れもあるため作業するには熟練を要していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】微小圧力とカシメ圧力の
2段階の圧力を持たせたリベットカシメ装置の上部スナ
ップの中央部に小孔を設け、この小孔に流す圧縮空気
で、上下スナップにより微小圧力でクランプしたリベッ
トの頭部を検出し、リベット頭部が正しい位置にない時
には、微小圧力だけでカシメ圧力の加圧を中止し、異常
な状態のカシメ等を回避するようにして、製品の品質向
上と、作業者にあたる負担を軽減することを目的とした
リベット頭部検出機構を備えたリベットカシメ装置を提
供するものである。
2段階の圧力を持たせたリベットカシメ装置の上部スナ
ップの中央部に小孔を設け、この小孔に流す圧縮空気
で、上下スナップにより微小圧力でクランプしたリベッ
トの頭部を検出し、リベット頭部が正しい位置にない時
には、微小圧力だけでカシメ圧力の加圧を中止し、異常
な状態のカシメ等を回避するようにして、製品の品質向
上と、作業者にあたる負担を軽減することを目的とした
リベット頭部検出機構を備えたリベットカシメ装置を提
供するものである。
【0005】
【作用】エアー源4に連絡させた上部スナップ1の小孔
2に常時一定圧の圧縮空気を流し、この上部スナップ1
と下部スナップ5の間に結合する製品a,bと、これに
挿込んだリベット6を位置させ、このリベット6を微小
圧力で上下スナップ1,5で挾持すると、上部スナップ
1の小孔2はリベット頭部6aに密着して小孔2は塞が
れて圧縮空気の流れが遮られ、これを検知器7で検出す
ると、リベット頭部6aが正しい位置にあることが確認
でき、これを確認するとカシメ圧力をもって加圧しカシ
メ作業を行う。
2に常時一定圧の圧縮空気を流し、この上部スナップ1
と下部スナップ5の間に結合する製品a,bと、これに
挿込んだリベット6を位置させ、このリベット6を微小
圧力で上下スナップ1,5で挾持すると、上部スナップ
1の小孔2はリベット頭部6aに密着して小孔2は塞が
れて圧縮空気の流れが遮られ、これを検知器7で検出す
ると、リベット頭部6aが正しい位置にあることが確認
でき、これを確認するとカシメ圧力をもって加圧しカシ
メ作業を行う。
【0006】また図3に示しているように、リベット6
の頭部6aが異常な位置にあったり、また図4に示すよ
うにリベット6がない場合は圧縮空気はそのまま流れる
ため検出できない。従ってカシメ圧力は供給されず微小
圧力で挾持したのみで中止する。そのためリベットは変
形が小さく手で製品から抜き取ることができる。
の頭部6aが異常な位置にあったり、また図4に示すよ
うにリベット6がない場合は圧縮空気はそのまま流れる
ため検出できない。従ってカシメ圧力は供給されず微小
圧力で挾持したのみで中止する。そのためリベットは変
形が小さく手で製品から抜き取ることができる。
【0007】
【実施例】図は、本考案に係るリベット頭部検出機構を
備えたリベットカシメ装置の一実施例を示したもので、
以下図に基いて具体的に説明する。
備えたリベットカシメ装置の一実施例を示したもので、
以下図に基いて具体的に説明する。
【0008】1は微小圧力とカシメ圧力の2段階の圧力
をもたせたリベットカシメ装置の上部スナップで、中央
に小孔2を穿ち絞り弁3を介してエアー源4に連絡させ
一定圧の圧縮空気を流すようにしてある。
をもたせたリベットカシメ装置の上部スナップで、中央
に小孔2を穿ち絞り弁3を介してエアー源4に連絡させ
一定圧の圧縮空気を流すようにしてある。
【0009】5は下部スナップで、前記上部スナップ1
の間に介在させた結合する製品a,bと、これに挿込ん
だリベット6を位置させて、リベット6を微小圧力で挾
持する。
の間に介在させた結合する製品a,bと、これに挿込ん
だリベット6を位置させて、リベット6を微小圧力で挾
持する。
【0010】エアー回路には検出器7を設け、前記小孔
2をリベット6の頭部6aにより塞がれた時検知するよ
うにしてある。
2をリベット6の頭部6aにより塞がれた時検知するよ
うにしてある。
【0011】尚図では圧縮空気を用いて検出を行った
が、真空圧を用いたり、また下部スナップに応用するこ
ともできる。
が、真空圧を用いたり、また下部スナップに応用するこ
ともできる。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、製品にリベット挿入さ
れていない時或いは位置がずれている時等リベット頭部
が検出できない場合には、微小圧力でクランプしている
だけで、加圧を中止するため製品に傷の付けない。また
リベットは容易に除去することができ、製品の品質向上
と、作業者への負担軽減に役立つ等の効果がある。
れていない時或いは位置がずれている時等リベット頭部
が検出できない場合には、微小圧力でクランプしている
だけで、加圧を中止するため製品に傷の付けない。また
リベットは容易に除去することができ、製品の品質向上
と、作業者への負担軽減に役立つ等の効果がある。
【図1】検出器を備えたリベットカシメ装置の一部上下
スナップの正面図。
スナップの正面図。
【図2】製品に挿込んだリベットを微小圧力で上下スナ
ップにより正確にクランプした状態図。
ップにより正確にクランプした状態図。
【図3】製品に挿込んだリベットが大きく位置がずれた
状態のクランプ状態図。
状態のクランプ状態図。
【図4】製品にリベットが挿込まれていない時の状態
図。
図。
1 上部スナップ 2 小孔 3 絞り弁 4 エアー源 5 下部スナップ 6 リベット 6a 頭部 7 検出器 a,b 製品
Claims (1)
- 【請求項1】 微小圧力とカシメ圧力の2段階の圧力を
もたせたリベットカシメ装置の上部スナップ中央に小孔
を設け、この小孔には一定圧の圧縮空気を流し、更に、
上下スナップの微小圧力によりリベットをクランプし、
リベット頭部が前記小孔に密着し空気の流れを遮ぎるこ
とでリベット頭部を検出する検出器を有し、更に検出で
きない時にはカシメ圧力の加圧を中止することを特徴と
したリベット頭部検出機構を備えたリベットカシメ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3640191U JP2516366Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | リベット頭部検出機構を備えたリベットカシメ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3640191U JP2516366Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | リベット頭部検出機構を備えたリベットカシメ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129543U JPH04129543U (ja) | 1992-11-26 |
JP2516366Y2 true JP2516366Y2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=31918351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3640191U Expired - Lifetime JP2516366Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | リベット頭部検出機構を備えたリベットカシメ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516366Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022158320A1 (ja) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 株式会社神戸製鋼所 | 締結装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017205802A (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-24 | 三菱重工業株式会社 | 打鋲装置およびその制御方法 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3640191U patent/JP2516366Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022158320A1 (ja) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 株式会社神戸製鋼所 | 締結装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04129543U (ja) | 1992-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1320824C (en) | Tool changing device with tool registration detection and self-cleaning, and method therefor | |
JPH08187627A (ja) | 止水栓の自動ねじ締め装置 | |
CA3031753C (en) | Tire lever | |
JP2516366Y2 (ja) | リベット頭部検出機構を備えたリベットカシメ装置 | |
JPH0730258Y2 (ja) | ロボットのフローティング式フィンガー装置 | |
JPS60194492U (ja) | ロボツトハンド爪着脱装置 | |
JPH0734392Y2 (ja) | エアセンサ装置 | |
JPH05221439A (ja) | 電子部品のラベル貼付装置 | |
JPH0616684Y2 (ja) | ロボットフィンガーのワーク挿入検出装置 | |
US6182343B1 (en) | Filter cloth caulking tool | |
CN215036929U (zh) | 车辆顶盖定位装置 | |
JPS6210532Y2 (ja) | ||
KR200445707Y1 (ko) | 스크류 조립 불량 검출용 표시장치 | |
JPH0538658A (ja) | ワークの着座検出装置 | |
JP3016958U (ja) | マイクロチップの移送装置 | |
JPH037448U (ja) | ||
JPH0211938Y2 (ja) | ||
JP2574028Y2 (ja) | 着座及び把持確認装置 | |
JPH0755495Y2 (ja) | ガスクロマトグラフのプリコンデイシヨナ装置 | |
JPH03202291A (ja) | ロボットハンド | |
JPH11165276A (ja) | グロメット挿入工具 | |
KR0183602B1 (ko) | 하부 드럼 이동용 조임장치의 안착 감지구조 | |
JP3044998B2 (ja) | 圧入組付方法およびその装置 | |
JPS592908Y2 (ja) | 冷間鍛造における物品搬送用爪 | |
JPS62195663A (ja) | メカニカルチヤツク式スピンナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |