JP2516220B2 - シヤツ襟のプレス機 - Google Patents

シヤツ襟のプレス機

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JP2516220B2
JP2516220B2 JP62160775A JP16077587A JP2516220B2 JP 2516220 B2 JP2516220 B2 JP 2516220B2 JP 62160775 A JP62160775 A JP 62160775A JP 16077587 A JP16077587 A JP 16077587A JP 2516220 B2 JP2516220 B2 JP 2516220B2
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JP
Japan
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collar
shirt
seam
ironing board
press
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次生 佐野
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Fujicar Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、シャツの襟部をプレス仕上げするプレス
機に関するものである。
〔従来の技術〕
シャツの襟部は、第5図に示すように、肩部との縫目
Aの部分で折り曲げ、その状態で首の回りに円筒状に着
るのが普通である。このため、襟部と肩部を平面的に縫
製すると、着ごこちが悪くなるばかりでなく、襟部にし
わが生じることになる。したがって、従来は縫目Aの部
分を、円弧状とすると共に、襟部における縫目部を襟縁
よりも短かく形成し、その形状に沿わせて立体縫製して
仕上げている。このため、仕上げられた襟部は縫目方向
に円筒形になると共に、縫目から襟縁に向かって折れ曲
がった形状になる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来のシャツ襟プレス用のアイロン台は、
第4図に示すように載置面10が載置するシャツ襟の縫目
方向に円弧面に形成されているだけであり、このためシ
ャツの襟部をアイロン台11に載置してプレスすると、縫
目方向は、十分にしわが引き延ばされて仕上げられる
が、襟部の幅方向は屈曲した縫目部分がせり合わされて
整形され、しわ残りした状態で仕上げられることがあ
る。
なお、第4図に示すように襟部用のアイロン台11の両
側にカフス部用のアイロン台12、12を取付けて、シャツ
の襟部と両袖のカフス部とを同時にプレス仕上げするこ
ともできる。この発明でいうシャツ襟のプレス機とは、
襟部のみを整形するプレス機だけでなく、上記のように
襟部と両カフス部を同時プレスするプレス機も含まれる
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記の問題点を解決することを目的とし
てなされたものであり、その特徴は、アイロン台のシャ
ツの載置面が、載置されるシャツの襟部と肩部の縫目方
向と、その直角方向にそれぞれ上向きに凸の曲面をなし
ている点にある。このようなアイロン台にシャツの襟部
を載置し、その載置面に対応する曲面を有する熱板でシ
ャツをプレスすると、襟部が縫目方向(首回り方向)、
幅方向とも曲面に沿って引き伸ばされるので、曲面が縫
目方向または幅方向のいずれか一方向だけに形成されて
いる場合のように、せり合わせによる皺が発生するとい
うことが無く、かつ、その曲面が上向きに凸になってい
るので、襟部表面は凸曲面の斜面に沿って下方斜めに力
を受け、皺が発生することなく引き伸ばしが十分に行わ
れる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付第1図乃至第3図に基
づいて説明する。
実施例のプレス機は、襟部と両カフス部を同時プレス
する例を示し、第3図に示すように、作業台1の中央に
襟部用のアイロン台2が取付けられ、その両側にそれぞ
れカフス部用のアイロン台3、3が取付けられている。
襟部用のアイロン台2の載置面は、第1図及び第3図
に示すように、その上に載置されるシャツの襟部5と肩
部6との縫目A方向が、首すじの形状に沿った円弧面2a
に形成され、縫目方向の直角方向が、第2図に示すよう
に、途中で屈曲し、その屈曲部2bから襟部の幅方向に沿
う曲面2cに形成されている。
一方、カフス部用アイロン台3の載置面は、第1図に
示すように、カフス部7のもつ曲率に対応させて円弧面
に形成されている。
また、アイロン台2、3に対して接離可能に設けられ
る熱板4は、下部の圧着面4aがアイロン台2、3の載置
面形状に対応した形状に形成されており、プレス時、上
記圧着面4aがアイロン台2、3の載置面とぴったりと合
致するようになっている。
上記構成で成るシャツプレス機において、プレス加工
を行なうには、第1図乃至第3図に示すように、襟部5
を、アイロン台2の屈曲部2bに縫目Aを沿わせて、縫目
方向と幅方向共しわを伸ばして載置面上に載せ、両袖の
カフス部7をそれぞれアイロン台2、3の載置面上に載
せ、その上から熱板4で圧着する。この場合、襟部は、
縫目A方向には円弧面2aで引き延ばされて仕上げられる
と共に、幅方向には、屈曲部により縫目部分でのせり合
いが防止され、曲面2cで充分に引き延ばされて仕上げら
れる。このように、縫製状態に合わせて立体的にプレス
されるので、均一にしわのない状態に仕上げられる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は、アイロン台のシャツの載
置面を襟部の縫製形状に合わせて縫目方向(首回り方
向)と幅方向の両方向に曲面を有するように形成したの
で、プレスの際、襟部のせり合わせが起こらず、かつ、
その曲面を両方向とも上向きに凸の形状にしたので、襟
部表面を曲面に沿って上から下方斜め方向に引き伸ばす
形になり、皺を発生させることなく十分に引き伸ばすこ
とができる。襟部をその形状通りプレス整形できること
により、襟部の仕上がり後の縮みが防止され、安定した
美しいプレス仕上げを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るプレス機を示す縦断正面図、第
2図は同上の側断面図、第3図は同上のアイロン台を示
す平面図、第4図は従来のアイロン台の斜視図、第5図
はシャツの襟部と肩部の縫合状態を示す平面図である。 2……アイロン台、2a……円弧面、2c……曲面、4……
熱板、5……襟部、A……縫目。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャツの襟部をアイロン台に載置し、それ
    を熱板で圧着してプレス仕上げするシャツ襟のプレス機
    において、上記アイロン台のシャツの載置面が、載置さ
    れるシャツの襟部と肩部の縫目方向と、その直角方向に
    それぞれ上向きに凸の曲面をなしていることを特徴とす
    るシャツ襟のプレス機。
JP62160775A 1987-06-26 1987-06-26 シヤツ襟のプレス機 Expired - Lifetime JP2516220B2 (ja)

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JPS645599A JPS645599A (en) 1989-01-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5880996U (ja) * 1981-11-25 1983-06-01 株式会社ダ−バン ワイシヤツカラ−仕上げプレス装置

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JPS645599A (en) 1989-01-10

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