JP3244911U - 指構造及び手袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】摩擦感を減少させ、使用者の装着感を向上させる、指構造及び手袋を提供する。【解決手段】指部と、該指部を形成するように組み合わされた第1型紙と第2型紙とを含み、第1型紙と第2型紙の接合部はミシン糸で縫い合わされ、そのうちの前記第1型紙は一体成型されている前記指部の指の左側を覆うように左側シートと指の右側を覆うように右側シートと指の腹を覆うように指腹シートと、指の先端を覆うように指先シートとを含む。前記第2型紙は、前記指部の指の甲を覆う指甲シートを含む。第1型紙と第2型紙の接合部をミシン糸で縫合することで指部を形成し、縫合時の縫い代を指の横より上の部分になるようにさせ、当該部分は支点ではなく、摩擦が相対的に少ない。【選択図】図1
Description
本発明は、手袋技術分野に関し、特に指構造及び手袋に関する。
現在は、図1に示すように、手袋の指の部分は、主に指の甲、指の左側、指の腹、指の右側の4枚の革や布で縫い合わせて作られ、各部分は裁断工程で成形されたストリップ型紙となり、従来の縫製技術では、指の甲、指の左側、指の腹と指の右側が縫製後にそれらの接合部に縫い代(縫い合わせた布の端の余白部分で縫い込まれる必要がある)が生じ、手袋の1本の指には4セットの縫い代が現れ、1セットの縫い代は2つの縫い代を含み、各縫い代は指カバーの内部にドラム状の縫い代仕上がりを形成し、このように密集して積み重ねると装着感に深刻な影響を与え、摩擦傷を引き起こすこともある。
もう一つの手袋の指構造は図2に示すように、指の甲の1枚と指の左側、指の腹と指の右側から共同で構成されることで1つの全体となり、合わせて4枚の材料で縫い合わせて作られ、この2枚の革または布を縫合した手袋の指は、4枚の縫合方式に比べて縫い代が半分になるが、革や布は平面状態であり、単純な紙型調整では指の立体的な形に合わせることはできず、指もまっすぐにしか動かず、曲げることができないので、電気溶接などの労働保護手袋製品にのみ使用される。
したがって、上記の技術的な問題を解決するための指構造と手袋を提供する必要がある。
上記の技術的な問題を解決するために、本発明は指構造及び手袋を提供する。
本発明は、
指構造体であって、
指部を含み、
前記指部を形成するように組み合わされた第1型紙(1)と第2型紙(2)とを含み、
第1型紙(1)と第2型紙(2)の接合部が、ミシン糸で縫い合わされることを特徴とする指構造体において、
前記第1型紙(1)は、
一体成型されている前記指部の指の左側を覆う左側シート(11)と、
指の右側を覆う右側シート(12)と、
指の腹を覆う指腹シート(13)と、
指の先端を覆う指先シート(14)と、
を含み、
前記第2型紙(2)は、
前記指部の指の甲を覆う指甲シート(21)、
を含む。
指構造体であって、
指部を含み、
前記指部を形成するように組み合わされた第1型紙(1)と第2型紙(2)とを含み、
第1型紙(1)と第2型紙(2)の接合部が、ミシン糸で縫い合わされることを特徴とする指構造体において、
前記第1型紙(1)は、
一体成型されている前記指部の指の左側を覆う左側シート(11)と、
指の右側を覆う右側シート(12)と、
指の腹を覆う指腹シート(13)と、
指の先端を覆う指先シート(14)と、
を含み、
前記第2型紙(2)は、
前記指部の指の甲を覆う指甲シート(21)、
を含む。
好ましくは、前記第1型紙は、熱定型プロセスによって作製されて形成される。
好ましくは、前記第1型紙と第2型紙の全体形状は、自然状態における指の湾曲状に合わせられる。
好ましくは、前記第1型紙の正面から見る断面図はU型である。
好ましくは、前記ミシン糸は1本が設けられ、該ミシン糸は指の左側、指先の先端面及び指の右側に沿って延びている。
好ましくは、前記第1型紙の指先シートは、指の甲が指の先にマッピングされるエリアまで延びている。
好ましくは、前記ミシン糸は3本が設けられ、それぞれ指の左側、指の右側、指の甲に位置する。
手袋であって、前記指構造を含む。
関連技術と比較して、本発明は、以下の有益な効果を有する指構造及び手袋を提供する。
本発明では、第1型紙と第2型紙との接合部をミシン糸で縫合することで指部を形成し、そのうち、第1型紙は指の左側を覆う左側シートと、指の右側を覆う右側シートと、指の腹を覆う指腹シートと、指の先を覆う指先シートとを含み、第2型紙は指の甲を覆う指甲シートを含み、このように縫合すると縫い代は横より上の部分になり、当該部分は支点ではなく、摩擦は相対的に少なく、摩擦感を減少させ、使用者の装着感を向上させる。
本発明実施形態の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、本発明実施形態における添付図面と併せて、本発明実施形態の技術的解決策を明確に、完全に説明する。
説明された実施形態は本発明の一部の実施形態であり、すべての実施形態ではないことは明らかである。
通常、本明細書の添付図面に説明され図示される本発明実施形態の構成要素は、様々な異なる構成で配置され、設計され得る。
説明された実施形態は本発明の一部の実施形態であり、すべての実施形態ではないことは明らかである。
通常、本明細書の添付図面に説明され図示される本発明実施形態の構成要素は、様々な異なる構成で配置され、設計され得る。
したがって、添付図面に提供された本発明の実施形態に関する以下の詳細な説明は、保護が主張される本発明の範囲を限定することを意図するものではなく、単に本発明の選択された実施形態を示すものである。
この発明における実施形態に基づいて、創造的な労働を行わずに当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に属する。
この発明における実施形態に基づいて、創造的な労働を行わずに当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に属する。
類似の記号及びアルファベットは、以下の図面において類似の項目を表しているので、ある項目が1つの添付図面で一旦定義されると、後続の図面においてさらに定義及び説明する必要がないことに留意すべきである。
本発明実施形態の説明において、「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内側」、「外側」などの用語が示す方位または位置関係が図面に基づく方位または位置関係である場合、またはその発明製品の使用時に通常配置される方位または位置関係を示すものであり、単に本発明の説明を容易にし、説明を簡略化するためのものであって、指定された装置または要素が特定の方位、特定の方位で構成され、操作されなければならないことを示したり暗示したりするのではなく、本発明に対する制限と理解することはできない。
また、「第1」、「第2」、「第3」等の用語が現れる場合、それらは説明を区別するためだけに使用され、相対的な重要性を示すまたは暗示するものとして理解されるものではない。
また、「第1」、「第2」、「第3」等の用語が現れる場合、それらは説明を区別するためだけに使用され、相対的な重要性を示すまたは暗示するものとして理解されるものではない。
さらに、「水平」、「垂直」、「懸垂」などの用語が現れる場合は、部品が絶対的に水平であることや懸垂であることを意味するのではなく、少し傾斜してもよい。
「水平」とは、単に「垂直」に対して水平になるという意味であって、構造が完全に水平である必要はなく、少し傾斜してもよいことを意味する。
「水平」とは、単に「垂直」に対して水平になるという意味であって、構造が完全に水平である必要はなく、少し傾斜してもよいことを意味する。
本発明実施形態の説明において、「設置」、「据え付ける」、「接合」、「接続」という用語が現れた場合、特に明確な規定と限定がない限り広義に理解すべきであり、例えば、固定接続であってもよく、取り外し可能な接続であってもよく、または一体的に接続してもよく、機械的接続でもよいし、電気的接続でもよく、直接的に接続してもよいし、中間媒体を介して間接的に接続してもよいし、2つの要素の内部の接続でもよい。
当業者であれば、本発明における上記用語の具体的な意味は、状況に応じて理解することができる。
当業者であれば、本発明における上記用語の具体的な意味は、状況に応じて理解することができる。
以下、本発明について添付図面と実施形態を合わせてさらに説明する。
[実施形態1]
本実施形態では、図3及び図4に示すように、指部を含む指構造体であって、当該指部は第1型紙1及び第2型紙2から構成され、縫製工程によってミシン糸3を第1型紙1と第2型紙2との接合部に縫い付けた後、完全な指部を構成する。
本実施形態では、図3及び図4に示すように、指部を含む指構造体であって、当該指部は第1型紙1及び第2型紙2から構成され、縫製工程によってミシン糸3を第1型紙1と第2型紙2との接合部に縫い付けた後、完全な指部を構成する。
具体的には、第1型紙1は、指の左側を覆う左側シート11、指の右側を覆う右側シート12、指の腹を覆う指の腹シート13及び指の先を覆う指先シート14を含み、左側シート11、右側シート12、指の腹シート13及び指先シート14は熱定型プロセスによって一体成形され、縫い代がないので、摩擦感を低減する。
一方、第2型紙2は指の甲に覆われた指甲シート21を含み、第1型紙1と第2型紙2は2つの完全な全体であり、縫い代が少なく、両者の間のミシン糸3を指部の横より上側に設置され、つまりミシン糸3は指の左側、指先の先端面と指の右側に沿って延び、ミシン糸3が1本しかなく、続いて1セットの縫い代だけがあり、この部位は支点ではなく、摩擦は相対的に少なく、これにより摩擦感が減少し、使用者の装着感を向上させる。
一方、第2型紙2は指の甲に覆われた指甲シート21を含み、第1型紙1と第2型紙2は2つの完全な全体であり、縫い代が少なく、両者の間のミシン糸3を指部の横より上側に設置され、つまりミシン糸3は指の左側、指先の先端面と指の右側に沿って延び、ミシン糸3が1本しかなく、続いて1セットの縫い代だけがあり、この部位は支点ではなく、摩擦は相対的に少なく、これにより摩擦感が減少し、使用者の装着感を向上させる。
本発明は、上述の指構造を含む手袋をさらに開示する。
[実施形態2]
本実施形態では、図5に示すように、第1型紙1と第2型紙2からなる指部を含む指構造であって、縫製工程によってミシン糸3を第1型紙1と第2型紙2との接合部に縫い付けた後、完全な指部を構成し、かつ第1型紙1と第2型紙2の全体形状が自然状態における指の湾曲状に合わせ、次いで人の指にフィットし、より快適に装着される。
本実施形態では、図5に示すように、第1型紙1と第2型紙2からなる指部を含む指構造であって、縫製工程によってミシン糸3を第1型紙1と第2型紙2との接合部に縫い付けた後、完全な指部を構成し、かつ第1型紙1と第2型紙2の全体形状が自然状態における指の湾曲状に合わせ、次いで人の指にフィットし、より快適に装着される。
[実施形態3]
指構造であって、第1型紙1と第2型紙2からなる指部を含み、縫製工程によってミシン糸3を第1型紙1と第2型紙2との接合部に縫合し、次いで完全な指部を構成する。
本実施形態では、図6に示すように、前記ミシン糸3は3本が設けられ、当該3本のミシン糸3はそれぞれ指の左側、指の右側、指の甲に位置し、第1型紙1の指先シート14は指の甲まで延びて指先のエリアにマッピングされており、このような接合方式は指先の部位に縫い代が出ることを回避し、指先の部分に材料の重なりがなく、感触がより敏感である。
指構造であって、第1型紙1と第2型紙2からなる指部を含み、縫製工程によってミシン糸3を第1型紙1と第2型紙2との接合部に縫合し、次いで完全な指部を構成する。
本実施形態では、図6に示すように、前記ミシン糸3は3本が設けられ、当該3本のミシン糸3はそれぞれ指の左側、指の右側、指の甲に位置し、第1型紙1の指先シート14は指の甲まで延びて指先のエリアにマッピングされており、このような接合方式は指先の部位に縫い代が出ることを回避し、指先の部分に材料の重なりがなく、感触がより敏感である。
以上述べたのは本発明の実施形態に過ぎず、したがって本発明の特許範囲を制限するものではなく、本発明の明細書及び図面の内容を用いて行った等価構造又は等価フロー変換、又は直接又は間接的に他の関連する技術分野に用いられるものは、すべて本発明の特許保護範囲に含まれる。
1 第1型紙
11 左側シート
12 右側シート
13 指腹シート
14 指先シート
2 第2型紙
21 指甲シート
3 ミシン糸
11 左側シート
12 右側シート
13 指腹シート
14 指先シート
2 第2型紙
21 指甲シート
3 ミシン糸
Claims (8)
- 指構造体であって、
指部を含み、
前記指部を形成するように組み合わされた第1型紙(1)と第2型紙(2)とを含み、
第1型紙(1)と第2型紙(2)の接合部が、ミシン糸で縫い合わされることを特徴とする指構造体において、
前記第1型紙(1)は、
一体成型されている前記指部の指の左側を覆う左側シート(11)と、
指の右側を覆う右側シート(12)と、
指の腹を覆う指腹シート(13)と、
指の先端を覆う指先シート(14)と、
を含み、
前記第2型紙(2)は、
前記指部の指の甲を覆う指甲シート(21)、
を含む
ことを特徴とする、指構造。 - 請求項1に記載の指構造であって、
前記第1型紙(1)は、熱定型プロセスにより作製されて形成される
ことを特徴とする、指構造。 - 請求項2に記載の指構造であって、
前記第1型紙(1)と第2型紙(2)の全体形状が自然状態における指の湾曲状に合わせられる
ことを特徴とする、指構造。 - 請求項3に記載の指構造であって、
前記第1型紙(1)の正面からみる断面図がU型である
ことを特徴とする、指構造。 - 請求項4に記載の指構造であって、
前記ミシン糸(3)は1本が設けられ、当該ミシン糸(3)は指の左側、指先の先端部及び指の右側に沿って延びている
ことを特徴とする、指構造。 - 請求項1に記載の指構造であって、
前記第1型紙(1)の指先シート(14)は、指の甲が指の先にマッピングされるエリアまで延びている
ことを特徴とする、指構造。 - 請求項6に記載の指構造であって、
前記ミシン糸(3)は3本が設けられ、それぞれ指の左側、指の右側、指の甲に位置する
ことを特徴とする、指構造。 - 請求項1~7に記載の指構造、
を含む
ことを特徴とする、手袋。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=89022571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023003718U Active JP3244911U (ja) | 2023-03-23 | 2023-10-12 | 指構造及び手袋 |
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Country | Link |
---|---|
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-
2023
- 2023-10-12 JP JP2023003718U patent/JP3244911U/ja active Active
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