JP2516102Y2 - 浴室用芳香・冷却装置 - Google Patents

浴室用芳香・冷却装置

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JP2516102Y2
JP2516102Y2 JP1990055529U JP5552990U JP2516102Y2 JP 2516102 Y2 JP2516102 Y2 JP 2516102Y2 JP 1990055529 U JP1990055529 U JP 1990055529U JP 5552990 U JP5552990 U JP 5552990U JP 2516102 Y2 JP2516102 Y2 JP 2516102Y2
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JP
Japan
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bathroom
fragrance
cooling device
air
aroma
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JP1990055529U
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JPH0414938U (ja
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尊雄 寛紀
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は浴室用芳香・冷却装置に関し、更に言えばフ
ァンを用いて吸気し、芳香剤を介して吸気した空気を浴
室内に強制的に吹出すると共に冷却装置を介して浴室内
に冷風を送るようにした浴室用芳香・冷却装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来より、室内の芳香装置は、市販の芳香剤等を部屋
に置くことにより行われていた。しかし、浴室にあって
は適切な芳香装置がなく、事実上、芳香が行われていな
いのが実情であった。一方、欲室は、排気による臭気、
カビの発生等による臭気があり、その点において浴室用
の芳香装置が望まれていたのである。
一方、浴室内において、特に夏場はのぼせ易く、浴室
に窓があれば、これを開けて涼風をとり入れ、のぼせ防
止としていたが、涼風としては物足りないものがあり、
更には窓がない場合には涼風がとり入れることができな
いという問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は叙上の如き実情に鑑みて為されたものであ
り、1つの送風手段で浴室における快適な芳香効果と冷
却効果とを得ることのできる浴室用芳香・冷却装置を提
供することを本考案の課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る浴室用芳香・冷却装置は、浴室の壁面に
取り付けられるケーシングと、該ケーシング正面に設け
られた吸気口及び吹出口と、該吸気口と吹出口とを連通
し、内部に送風ファンを設けた通風路と、該通風路中に
設けた芳香装置と、該通風路内における上記芳香装置よ
りも吸気口側に位置せしめた熱電変換素子から成る冷却
装置と、該冷却装置下部に設けた結露水排水口とから成
ることを特徴とするものであり、この構成により上記課
題を解決するものである。
〔作用〕
本考案に係る浴室用芳香・冷却装置は、吸気口から吸
気した空気を通風路に設けた送風ファンにより強制的に
吹出口より浴室内部に送風し、このとき上記送風ファン
のみを送風動力源として通風路中に設けた芳香装置によ
り浴室内に芳香を伴って送風するようにすると共に熱電
変換素子から成る冷却装置により得られた冷風を浴室内
に吹出すようにする。
そして通風路中の送風が冷却装置に接触することによ
り発生した結露水は、該冷却装置下部に設けた結露水排
水口からケーシング外に排水される。
さらに、通風路において冷却装置の熱電変換素子が芳
香装置よりも吸気口側に位置しているので、吸気口から
吸気された空気は浴室の空気は冷却装置にて冷却された
後、芳香装置に接触する。
〔実施例〕
以下、本考案に係る浴室用芳香・冷却装置を実施例と
して示した図面に基づき詳述する。
第1図は浴室用芳香・冷却装置が設置された浴室全体
を示す断面図であって、1は浴槽、2は洗い場、3は浴
室壁である。そしてこの浴室壁3に、本考案に係る浴室
用芳香・冷却装置4が設けられる。5は吸気口、6は吹
出口である。
第2図は浴室用芳香・冷却装置4の断面図である。浴
室壁3にはケーシング7が取り付けられ、そのケーシン
グ7の正面には、下部に吸気口5、上部に吹出口6が形
成され、これら吸気口5と吹出口6とは通風路8により
連通されている。そして、この通風路8中の中程には送
風ファン9が内蔵されている。
芳香装置10及び冷却装置18は、ケーシング7内に設け
られている。該実施例では芳香装置10としては芳香剤カ
セットが採用されており、その先部には芳香剤を発散さ
せる芳香剤部分11が設けられ、この芳香剤部分11は通風
路8中の送風ファン9より吹出口6側に位置している。
従って、送風ファン9を運転すると、吸気口5より浴室
内の空気が通風路8中に導入され、芳香装置10の芳香剤
部分11に接触することにより吸気口5から芳香を伴って
再び浴室内に送風されるものである。なお、芳香装置10
として用いる芳香剤カセットとしては、公知のカセット
構造のものを用いることができるものであり、好みに応
じて使用する芳香剤の種類も選択することができるもの
である。
このように送風ファン9により強制的に送風とともに
芳香を浴室内に発散させて浴室内に比較的短時間で芳香
を行き渡らせることができるので、浴室利用者にとって
有用なものである。すなわち、浴室利用者の入浴時間内
に芳香を浴室内に行き渡らせる必要があるからである。
また、冷却装置18は、熱電変換素子13と、通風路8内
に露出させて熱電変換素子13の下端部に設けられた冷却
フィン17と、熱電変換素子13の上端部に設けられた放熱
部12とから構成されている。冷却フィン17は通気路8に
おける吸気口5付近に位置しており、芳香装置10よりも
風上となっている。これにより、浴室の空気が熱気のま
ま芳香装置10に到達するのが防止され、芳香剤の過剰な
発散が防止されるようになっている。
更に、冷却フィン17の真下の通風路18の底面14には、
下り斜面を有し結露水が流入する集水口15が形成され、
ケーシング7の下面に形成された結露水排水口16に連通
している。
熱電変換素子13に電圧が印加されることにより吸気口
5から流入してきた空気は、通風路8内にある冷却ファ
ン17により冷却された後、芳香装置10の芳香剤部分11に
接触して通過し、芳香を伴った冷風となって吹出口6か
ら送り出されるようになってくる。このとき、冷却フィ
ン17には結露水が付着することになるが、この結露水は
冷却フィン17の真下に設けられた集水口15に集水され、
ケーシング7の下面に形成された結露水排水口16からケ
ーシング7外部に排出される。なお、該浴室用芳香・冷
却装置4は浴室内に設置されるものであるため、ケーシ
ング7外部に排出された結露水排水は、入浴時の使用後
の水などの他の排水と同様にして浴室から排出されるも
のであり、特別な排水設備を必要としないことが特徴で
もある。
〔考案の効果〕
以上のように本考案に係る浴室用芳香・冷却装置は、
浴室内で簡便に且つ効果的に芳香及び涼風(冷風)を送
ることができるという利点を有している。更に、芳香剤
の過剰な発散を来すこともないようになっているもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る浴室用芳香・冷却装置が
設置された浴室全体を示す断面図である。第2図は本考
案の実施例に係る浴室用芳香・冷却装置を示す断面図で
ある。 1……浴槽、3……浴室壁、4……芳香装置、5……吸
気口、6……吹出口 7……ケーシング、8……通風路、9……送風ファン、
10……芳香装置 13……熱電変換素子、16……結露水排水口、18……冷却
装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室の壁面に取り付けられるケーシング
    と、該ケーシング正面に設けられた吸気口及び吹出口
    と、該吸気口と吹出口とを連通し、内部に送風ファンを
    設けた通風路と、該通風路中に設けた芳香装置と、該通
    風路内における上記芳香装置よりも吸気口側に位置せし
    めた熱電変換素子から成る冷却装置と、該冷却装置下部
    に設けた結露水排水口とから成る浴室用芳香・冷却装
    置。
JP1990055529U 1990-05-28 1990-05-28 浴室用芳香・冷却装置 Expired - Lifetime JP2516102Y2 (ja)

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JPH0414938U JPH0414938U (ja) 1992-02-06
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JPS62204215U (ja) * 1986-06-17 1987-12-26
JPS6338844A (ja) * 1986-08-01 1988-02-19 Hitachi Ltd 空気清浄機
JPH0269095U (ja) * 1988-11-14 1990-05-25

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