JPS63273746A - 多機能型換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は室内の汚れた空気および湿気を排出し、新鮮な
外気を導入しながら熱交換するトイレ、洗面所、浴室等
に取付る多機能型換気装置に関する。

従来の技術 従来、この種の換気装置は、給排気相互間で熱交換を行
うため、室内の温度をあまり変えずに換気できるが、特
に冬期の場合には、室自体の温度が低いため、暖房用と
して、室内吹出口近傍に加熱器を付加していた。

上記従来の構成を第２図に示す。す々わち、換気装置本
体６１は送風機６２の排気側と室内Ｂとを室内側吸込口
５３で連通させ、送風機５２の吐出側は２区画され、一
方は室内Ｂとヒータ５８を配設した室内側吐出口５３で
連通されており、また他方は熱交換器５７を介して室外
Ｃと、室外側吐出口５５で連結されている。室外側吐出
口５５と送風機５２の吐出側とを結ぶ排気通風路５９と
、熱交換器６７で交差する給気通風路６Ｑを室外側吸込
口５６と室内側吐出口６１を結んで形成している。

３１・−パ この構成において、送風機５２とヒータ５８を動作する
ことにより室内側吸気口５４から吸込まれた空気は一部
がヒータ５已によって加熱され室内側吐出口５３を通っ
て再び室内Ｂにもどされ、残りの一部は熱交換器５７を
通って室外Ｃに排気される。つまり室内Ｂの空気はヒー
タ５８により加熱され、一部は循環、残りの一部は熱交
換器を通って室外に排気される。このとき室内Ｂは、残
りの一部の空気が排気されるため負圧となり、室外Ｃの
空気が室外側給気口６６から吸込捷れ、熱交換器６７を
通って室内側給気口６１から室内Ｂに吐出される。この
とき排気する空気との間で熱交換が行われ、排気中の熱
は室内Ｂに回収される。

なお、室内Ｂに暖房が必要ない場合は、ヒータに通電し
なければ通常の熱交換換気が行なうことができる。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、たとえば室内が密閉されて
おらず、隙間風が多く入る場所では、室外Ｃから抵抗の
ある熱交換器５７を通って外気が流入しなくなり、熱交
換５アを通過しない室外の空気が隙間風より直接入って
くるため、エネルギの無駄を生じるという問題点を有し
ていた。また、排気のみ行々いたい場合でも、循環する
風量が多く、十分に排気できないという問題点を有して
いた。

本発明はこのような問題点を解決するもので、室内に隙
間風が通る場所であっても、十分換気時に熱交換および
排気ができることを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、室内側吸込口と
室外吐出口を連通ずる排気通風路、および室内側吐出口
と室外側吸込口を連信する給気通風路を有する本体と、
前記排気通風路に送風するだめの排気用送風機と、前記
給気通風路に送風するための給気用送風機と、前記給気
通風路と排気通風路の交差部に顕熱交換器および前記給
気通風路中で前記室内側吐出口の近傍に設けた加熱器を
備えだ構成である。

５へ−７ 作　　用 この構成により、給気用送風機と、加熱器の運転を停止
した場合には普通換気、給気および排気用送風機を運転
した場合には熱交換換気、給気および排気用送風機と加
熱器のすべてを運転した場合には暖房熱交換気を行うこ
とができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図にもとづき説明する。

第１図において、本体１内には給気用送風機２、排気用
送風機３、顕熱交換器４および加熱器５を設けている。

気流ＳＡは、室外側吸込口６から入り、給気用送風機２
により顕熱交換器４、加熱器５を通って、室内側吐出ロ
アから室内Ａに給気される。−カス流ＥＡは、室内側吸
込口８から入り、排気用送風機３により顕熱交換器４を
通って、室外側吐出口９より室外Ｃに排気される。ここ
で顕熱交換器４により給気ＳＡと排気ＥＡとの間で温度
のみを交換し、さらに給気ＳＡは加熱器６により昇温さ
れ室内Ａに入る。

６／、、−：／’ いま室内が室外に比べ高温、高湿の場合、たとえば冬期
の浴室を考える。浴室内は浴槽からの水蒸気により湿度
が高くなっている。そのため、換気を行なって水蒸気（
湿分）を排気すればよいが、単に排気のみにした場合に
は、室外より直接冷たい空気が入ってくるため、顕熱交
換器４により温度のみ交換し、湿度のみ排湿することに
より、室外からの給気ＳＡは、温度は室内に近く、湿度
が低いだめ、浴室内の湿分による不快さがなくなる。

さらに浴室内の温度が低い場合には加熱器５により熱交
換後の給気ＳＡも加温することにより暖房効果が得られ
る。

この効果はさらに浴室用衣類乾燥機にも適用できる。幼
室内に洗たく物を吊し、乾燥させる場合でも、洗たく物
から出る水分により浴室内の湿度は上昇するが、顕熱交
換器により湿分のみ排湿し、温度のみ回収し、さらに加
熱器５により加熱することにより従来に比べて、省エネ
ルギで短時間に行なえる。

寸だ夏期や中間期等、室内に比べ室外の温度が７へ一ノ より快適な場合には、顕熱交換を行なわ々いほうがよい
ため、給気用送風機２および加熱器５を停止し、排気用
送風機３のみ運転することにより普通換気が可能になる
。

発明の効果 以上のように本発明によれば、給気および排気用送風機
と、顕熱交換器により、温度のみ回収し、湿度を排湿す
る熱交換気と、さらに加熱器を動かすことにより、給気
流に加温し、暖房が行なえる。

さらに排気用送風機のみ運転することにより熱交換を行
なわない普通換気が可能になり、年間を通じて使用する
ことができ、まだ省エネルギ換気も実現できる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による多機能型換気装置を示
す構成断面図、第２図は従来の換気装置を示す構成断面
図である。 ２・・・・・・給気用送風機、３・・・・・・排気用送
風機、４・・・・・・顕熱交換器、６・・・・・・加熱
器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ず　
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内側吸込口と室外側吐出口を連通する排気通風路と、
   室内側吐出口と室外側吸込口を連通する給気通風破を有
   する本体と、前記排気通風路に送風するための排気用送
   風機と、前記給気通風路に送風するための給気用送風機
   と、前記給気通風路と排気通風路の交差部に顕熱交換器
   および前記給気通風路中で前記室内側吐出口の近傍に設
   けた加熱器を備え、普通換気の場合には、前記給気用送
   風機および前記加熱器を停止し、前記排気用送風機のみ
   を運転し、熱交換換気時の場合には前記給気および排気
   用送風機を運転し、前記加熱器を停止し、暖房熱交換換
   気の場合には、前記給気および排気用送風機と前記加熱
   器のすべてを運転するように構成した多機能型換気装置
   。