JP2515677Y2 - メタリックケーブル時々断防止用通電装置 - Google Patents
メタリックケーブル時々断防止用通電装置Info
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- JP2515677Y2 JP2515677Y2 JP12150090U JP12150090U JP2515677Y2 JP 2515677 Y2 JP2515677 Y2 JP 2515677Y2 JP 12150090 U JP12150090 U JP 12150090U JP 12150090 U JP12150090 U JP 12150090U JP 2515677 Y2 JP2515677 Y2 JP 2515677Y2
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- Japan
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- metallic cable
- diode
- relay
- folding device
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Description
本考案は、メタリックケーブル心線の手ひねり接続部
分に発生する酸化被膜の付着を抑制し、通信回線の時々
断故障を防止するための通電装置に関する。
分に発生する酸化被膜の付着を抑制し、通信回線の時々
断故障を防止するための通電装置に関する。
従来では、上記のような通電装置として、ケーブル回
線瞬断防止用直流電源装置（実開昭61-40057号）があっ
た。これは、第４図に示すように、メタリックケーブル
手ひねり接続部１、２で４線の通信ケーブル３を接続し
たケーブル回線区間４を有する通信回線において、一方
の通信用端末装置５とケーブル区間４との間に直流電流
重畳装置６を介挿し、また他方の通信用端末装置７とケ
ーブル回線区間４との間に直流重畳用変成装置８を介挿
して、直流電流重畳装置６からメタリックケーブル手ひ
ねり接続部１、２に直流定電流を流すことによって、メ
タリックケーブルの時々断故障を防止するものである。
線瞬断防止用直流電源装置（実開昭61-40057号）があっ
た。これは、第４図に示すように、メタリックケーブル
手ひねり接続部１、２で４線の通信ケーブル３を接続し
たケーブル回線区間４を有する通信回線において、一方
の通信用端末装置５とケーブル区間４との間に直流電流
重畳装置６を介挿し、また他方の通信用端末装置７とケ
ーブル回線区間４との間に直流重畳用変成装置８を介挿
して、直流電流重畳装置６からメタリックケーブル手ひ
ねり接続部１、２に直流定電流を流すことによって、メ
タリックケーブルの時々断故障を防止するものである。
ところが、このような４線式の通信回線において、故
障切り分けのために回線をケーブル回線区間４側に折り
返す機能を持つ第５図に示すような折り返し装置９を備
えた場合、直流定電流を重畳するとその折り返し装置９
内の継電器10がその重畳電流によって動作して接点11〜
14を切り換え、通信回線が切断するという問題が発生す
る。 なお、通常のデータ伝送を行なうときは、ループに直
流電流が形成されるが、高々μＡ程度のオーダの電流で
あり、メタリックケーブル手ひねり接続部１、２の酸化
被膜を除去するほどの作用は果たさない。 そこで本考案は、折り返し装置を有する通信回線にお
いて、その折り返し装置を誤動作させずしかも手ひねり
接続部の酸化被膜を充分除去できるような電流を重畳で
きるようにしたメタリックケーブル時々断防止用通電装
置せんとするものである。
障切り分けのために回線をケーブル回線区間４側に折り
返す機能を持つ第５図に示すような折り返し装置９を備
えた場合、直流定電流を重畳するとその折り返し装置９
内の継電器10がその重畳電流によって動作して接点11〜
14を切り換え、通信回線が切断するという問題が発生す
る。 なお、通常のデータ伝送を行なうときは、ループに直
流電流が形成されるが、高々μＡ程度のオーダの電流で
あり、メタリックケーブル手ひねり接続部１、２の酸化
被膜を除去するほどの作用は果たさない。 そこで本考案は、折り返し装置を有する通信回線にお
いて、その折り返し装置を誤動作させずしかも手ひねり
接続部の酸化被膜を充分除去できるような電流を重畳で
きるようにしたメタリックケーブル時々断防止用通電装
置せんとするものである。
本考案は、メタリックケーブル手ひねり接続部の一方
の通信用端末装置側に直流電流重畳装置を介挿し、他方
の通信用端末装置側に該他方の通信用端末装置側を接続
／開放制御する折り返し装置を介挿して構成したメタリ
ックケーブル時々断防止用通電装置であって、上記折り
返し装置の継電器に直列に第１のダイオードを接続する
と共に、該第１のダイオードと上記継電器の直列回路に
対して第２のダイオードを逆極性で接続したものであ
る。 本考案では、上記直流電流重畳装置に、上記第２のダ
イオードを介して上記メタリックケーブル手ひねり接続
部に電流を流す時々断防止用の電源回路と、上記第１の
ダイオードを介して上記継電器に電流を流す上記折り返
し装置駆動用の電源回路を設けることが好ましい。
の通信用端末装置側に直流電流重畳装置を介挿し、他方
の通信用端末装置側に該他方の通信用端末装置側を接続
／開放制御する折り返し装置を介挿して構成したメタリ
ックケーブル時々断防止用通電装置であって、上記折り
返し装置の継電器に直列に第１のダイオードを接続する
と共に、該第１のダイオードと上記継電器の直列回路に
対して第２のダイオードを逆極性で接続したものであ
る。 本考案では、上記直流電流重畳装置に、上記第２のダ
イオードを介して上記メタリックケーブル手ひねり接続
部に電流を流す時々断防止用の電源回路と、上記第１の
ダイオードを介して上記継電器に電流を流す上記折り返
し装置駆動用の電源回路を設けることが好ましい。
本考案では、第１のダイオードが時々断防止用の重畳
電流が継電器に流れるのを阻止し、第２のダイオードが
時々断防止用の重畳電流の流通経路を作る。継電器駆動
用の重畳電流は第１のダイオードを流れる。
電流が継電器に流れるのを阻止し、第２のダイオードが
時々断防止用の重畳電流の流通経路を作る。継電器駆動
用の重畳電流は第１のダイオードを流れる。
以下、本考案の実施例について説明する。第１図はそ
の一実施例の通電装置を有する通信回線の回路図であ
る。第４図におけるものと同一のものには同一の符号を
付した。本実施例では、前記した直流電流重畳装置６と
同様の目的の直流電流重畳装置21を、第２図に示すよう
に構成し、また前記した折り返し装置８と同様の目的の
折り返し装置22を第３図に示すように構成した。 まず直流電流重畳装置21には、メタリックケーブル時
々断防止用の第１電源回路23と折り返し装置22の駆動用
の第２電源回路24を設けている。そして、重畳用変成器
25、26の通信線端末装置５に接続されるコイル27、28と
反対側のコイル29〜32に、両電源回路23、24を、その出
力電流の方向が逆となるように接続している。第２図で
は、実線の矢印をメタリックケーブル時々断防止用電流
とし、また破線の矢印を折り返し装置駆動用電流として
示している。 一方、折り返し装置22は、変成器33、34のメタリック
ケーブル手ひねり接続部２の側のコイル35、36の中点間
に接続される継電器10に直列にダイオード37を接続する
と共に、該ダイオード37と継電器10との直列回路に並列
に別のダイオード38を逆極性で接続した。 以上から、直流電流重畳装置21の第１電源回路23から
手ひねり部時々断防止用の定電流を出力すると、この電
流は手ひねり接続部１、通信ケーブル３、手ひねり接続
部２を介して折り返し装置22で折り返されるが、このと
きダイオード37で阻止されるので継電器10には流れず、
ダイオード38を通過し上記経路を経由して第１電源回路
23に帰る。よって、手ひねれ接続部１、２の酸化被膜除
去の作用のみが行なわれ、折り返し装置22に誤動作が発
生することはない。 一方、第２電源回路24から折り返し装置駆動用の定電
流を出力すると、上記同様の経路を通過して折り返し装
置22に流れるが、このときはダイオード38に阻止され
て、継電器10とダイオード37側を流れ、その継電器10を
動作させる。
の一実施例の通電装置を有する通信回線の回路図であ
る。第４図におけるものと同一のものには同一の符号を
付した。本実施例では、前記した直流電流重畳装置６と
同様の目的の直流電流重畳装置21を、第２図に示すよう
に構成し、また前記した折り返し装置８と同様の目的の
折り返し装置22を第３図に示すように構成した。 まず直流電流重畳装置21には、メタリックケーブル時
々断防止用の第１電源回路23と折り返し装置22の駆動用
の第２電源回路24を設けている。そして、重畳用変成器
25、26の通信線端末装置５に接続されるコイル27、28と
反対側のコイル29〜32に、両電源回路23、24を、その出
力電流の方向が逆となるように接続している。第２図で
は、実線の矢印をメタリックケーブル時々断防止用電流
とし、また破線の矢印を折り返し装置駆動用電流として
示している。 一方、折り返し装置22は、変成器33、34のメタリック
ケーブル手ひねり接続部２の側のコイル35、36の中点間
に接続される継電器10に直列にダイオード37を接続する
と共に、該ダイオード37と継電器10との直列回路に並列
に別のダイオード38を逆極性で接続した。 以上から、直流電流重畳装置21の第１電源回路23から
手ひねり部時々断防止用の定電流を出力すると、この電
流は手ひねり接続部１、通信ケーブル３、手ひねり接続
部２を介して折り返し装置22で折り返されるが、このと
きダイオード37で阻止されるので継電器10には流れず、
ダイオード38を通過し上記経路を経由して第１電源回路
23に帰る。よって、手ひねれ接続部１、２の酸化被膜除
去の作用のみが行なわれ、折り返し装置22に誤動作が発
生することはない。 一方、第２電源回路24から折り返し装置駆動用の定電
流を出力すると、上記同様の経路を通過して折り返し装
置22に流れるが、このときはダイオード38に阻止され
て、継電器10とダイオード37側を流れ、その継電器10を
動作させる。
以上のように本考案によれば、折り返し装置を誤動作
させることなく、メタリックケーブル手ひねり接続部に
発生する酸化被膜が原因となる時々断発生を防止するこ
とができるという利点がある。
させることなく、メタリックケーブル手ひねり接続部に
発生する酸化被膜が原因となる時々断発生を防止するこ
とができるという利点がある。
第１図は本考案の一実施例の通信回路の回路図、第２図
は同実施例の直流電流重畳装置の具体的回路図、第３図
は同実施例の折り返し装置の具体的回路図、第４図は従
来の通信回路の回路図、第５図は従来の折り返し装置の
具体的回路図である。 １、２……メタリックケーブル手ひねり接続部、３……
通信ケーブル、４……ケーブル回線区間、５……通信用
端末装置、６……直流電流重畳装置、７……通信用端末
装置、８……直流電流重畳用変成装置、９……折り返し
装置、10……継電器、11〜14……接点、21……直流電流
重畳装置、22……折り返し装置、23……メタリックケー
ブル時々断防止用の第１電源回路、24……折り返し装置
駆動用の第２電源回路、25、26、33、34……変形器、27
〜31、35、36……コイル、37、38……ダイオード。
は同実施例の直流電流重畳装置の具体的回路図、第３図
は同実施例の折り返し装置の具体的回路図、第４図は従
来の通信回路の回路図、第５図は従来の折り返し装置の
具体的回路図である。 １、２……メタリックケーブル手ひねり接続部、３……
通信ケーブル、４……ケーブル回線区間、５……通信用
端末装置、６……直流電流重畳装置、７……通信用端末
装置、８……直流電流重畳用変成装置、９……折り返し
装置、10……継電器、11〜14……接点、21……直流電流
重畳装置、22……折り返し装置、23……メタリックケー
ブル時々断防止用の第１電源回路、24……折り返し装置
駆動用の第２電源回路、25、26、33、34……変形器、27
〜31、35、36……コイル、37、38……ダイオード。
Claims (2)
- 【請求項１】メタリックケーブル手ひねり接続部の一方
の通信用端末装置側に直流電流重畳装置を介挿し、他方
の通信用端末装置側に該他方の通信用端末装置側を接続
／開放制御する折り返し装置を介挿して構成したメタリ
ックケーブル時々断防止用通電装置であって、 上記折り返し装置の継電器に直列に第１のダイオードを
接続すると共に、該第１のダイオードと上記継電器の直
列回路に対して第２のダイオードを逆極性で接続したこ
とを特徴とするメタリックケーブル時々断防止通電装
置。 - 【請求項２】上記直流電流重畳装置に、上記第２のダイ
オードを介して上記メタリックケーブル手ひねり接続部
に電流を流す時々断防止用の電源回路と、上記第１のダ
イオードを介して上記継電器に電流を流す上記折り返し
装置駆動用の電源回路を設けたことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第１項記載のメタリックケーブル時々
断防止通電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12150090U JP2515677Y2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | メタリックケーブル時々断防止用通電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12150090U JP2515677Y2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | メタリックケーブル時々断防止用通電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0478844U JPH0478844U (ja) | 1992-07-09 |
| JP2515677Y2 true JP2515677Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=31869353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12150090U Expired - Lifetime JP2515677Y2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | メタリックケーブル時々断防止用通電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515677Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP12150090U patent/JP2515677Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0478844U (ja) | 1992-07-09 |
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Legal Events
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