JP2515650Y2 - 計算尺カード - Google Patents

計算尺カード

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JP2515650Y2
JP2515650Y2 JP1930490U JP1930490U JP2515650Y2 JP 2515650 Y2 JP2515650 Y2 JP 2515650Y2 JP 1930490 U JP1930490 U JP 1930490U JP 1930490 U JP1930490 U JP 1930490U JP 2515650 Y2 JP2515650 Y2 JP 2515650Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カード状の台紙と円形カード状のスケール
を組み合わせて台紙に表記された情報に関する計算を行
う計算尺カードに関する。
(従来の技術) 健康管理上、肥満を防ぐために、必要な摂取カロリー
と消費カロリーとの兼ね合いを知る必要がある。適度の
カロリー摂取とその消費のための運動量を知るため、栄
養表を参照する必要があるが、煩瑣である。
そこで、これらを計算尺を使って簡単に知る用具とし
て、第5図に示すような計算尺が提案されている。
第5図は、従来の計算尺の例を示したもので、この例
は食品のカロリー値およびそのカロリー値を消費するた
めの通勤時間を計算するためのものである。
ケース71は、袋状の部材であって、正面の上段には、
各種の食品についてハンバーグステーキ,マカロニグラ
タン…チョコレートなどが、絵,名称等で表示されてい
る。
この食品に対応して、その食品を選択するための開口
部80〜99が設けられている。
ケース71の中段には、前記各食品の中から選択された食
品のカロリー値を表示するための開口部100が設けられ
ている。
さらに、ケース71の下段には運動の名称として歩行,
テニス…サイクリングなどが表示されている。
この運動に対応して運動時間開口部101〜110が設けられ
ている。
スケール72は、ケース71内を摺動し、第6図に示すよ
うに選択マーク111,112,カロリー値目盛113運動時間目
盛120〜129が描かれている。
選択マーク111,112は、ケース71の開口部80〜99に対
応する位置に描かれており各食品の内の1つを選択する
ためのものである。
カロリー値目盛113は、各食品のうちで選択された食
品に対応するカロリー値を数値で表示した目盛であり開
口部100に対応して描かれている。
運動時間目盛120〜129は、前記食品の内で選択された
食品のカロリー値を消費するのに各運動を何分行えばよ
いかを表示したものである。
(考案が解決しようとする課題) 前述の従来の計算尺は、袋状のケース内にスケールを
入れた構造で、スケールに必要な目盛の数値の全てを記
入しなければならないので絶対の大きさが大きく,かさ
ばるという欠点がある。
したがって、着衣のポケットや手持ちの小袋などに入
れて携帯するのに不便である。
また、使用するときケース内のスケールをスライドさ
せて開口部に選択マークを合わせ、各開口部に現れる目
盛を読む。
このときスライドを大きく横につき出した状態で読ま
なければならないことも多い。車中など大勢の人の中で
使用したいことがあっても他人の目が気になって使いづ
らいという欠点がある。
本考案の目的はこのような欠点を解消し、携帯に便利
で、使用するとき目立たなくて,そっと使用できるよう
な小型薄形の計算尺カードを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を解決するため本考案の計算尺カードは、
カード状の表示板1と、円形カード状で,その円形の中
心部を軸として回転自在に表示板1に取付けられたスケ
ール2と、表示板1に、スケール2の取付け部3を中心
とする円弧に沿って設けた相対比率表示開口部31と、表
示板1にスケール2の取付け部を中心とし、前記円弧と
異なる半径の円弧に沿って設けた絶対数値表示開口部32
と、表示部1に、共通点を有する項目ごとにまとめたグ
ループを区分けして表示した項目表示部11,12…20と、
項目表示部11,12…20の区分けされた部分のそれぞれに
対応して相対比率表示開口部31付近に設けられた参照目
盛位置表示部21,22…28と、スケール2に、相対比率表
示開口部31に対応する部分に円弧状に配置された相対比
率目盛61,62,63と、スケール2に絶対数値表示開口部32
に対応する部分に円弧状配置された絶対数値目盛64とを
有する構造とする。
(実施例) 次に、本考案の実施例について図面を参照して詳しく
説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示し、同図(a)は平
面図,同図(b)は底面図である。
第2図は、第1図の実施例の裏側を示す背面図である。
第3図は、第1図のA−Aで切断した断面図である。
第4図は、第1図の実施例のスケール2を示す正面図で
ある。
第1図〜第3図に示すように、本考案の実施例は、カ
ード状の表示板1の裏面に、円形カード状のスケール2
の表面が接するよう重ね、スケール2をその中心部で、
はとめ3によんで回転自在に取り付けている。
表示板1およびスケール2の材質は、紙の他,セルロ
イド,合成樹脂など、その表面に印刷可能なものであれ
ば何でもよい。
表示板1には開口部が2つ設けられていて、その1つ
は中央から上側寄りに,はとめ3を中心とする円弧に沿
って設けられた相対比率表示開口部31であり、もう一つ
は、下寄りに,はとめ3を中心とする相対比率表示開口
部とは異なる径の円弧に沿って設けられた絶対数値表示
開口部32である。
表示板1の表面には、相対比率開口部を囲むようにグ
ループごとに区分けされた項目表示部11,12…20が配置
されている。
前記グループはそれぞれ共通点を有する項目ごとにまと
められていて、たとえばダイエットのための食品のカー
ドを計算するためのものであれば、項目表示部11には油
脂類として、バター,植物油の茶さじ1杯(4グラ
ム),マヨネーズ茶さじ1.5杯(6グラム),ドレッシ
ング茶さじ2杯(8グラム),項目表示部12には芋類と
して、じゃが芋1/2個,さつま芋小1/3個,里芋1個など
を表示されている。
以下項目表示部13には野菜、項目表示部14には果物、
項目表示部15には砂糖,菓子、項目表示部16には酒類、
項目表示部17には鶏卵、項目表示部18には乳製品類、項
目表示部19には肉,魚,大豆、項目表示部20には穀類な
どがそれぞれ表示されている。
これらの区分けされた項目表示部に表示された項目に
ついてカロリー値の相対比率を示す目盛61,62,63が、第
4図に示すようにスケール2に表示されていて、この目
盛が相対比率表示開口部31に現れるが、その目盛のどの
位置を見ればよいかを示すために、相対比率表示開口部
31の近くに参照目盛位置表示部21,22…28が設けられて
いる。
なお、参照目盛位置表示部21,22…28と、これに対応
する項目表示部11,12…20は、それぞれ線で結ばれ、対
応関係を示している。
表示板1の下寄りに部分に設けられた絶対数値表示開
口部32は、相対比率表示開口部31に現れた目盛のうち基
準となる目盛63(丸印で囲んだ数字“1")に対応する項
目表示部に表示された食品のカロリーの絶対数値を表示
するために設けられたものである。
絶対表示開口部32の近くのほぼ中央に矢印33が描かれ
ていて、この矢印33の先端が、スケール2上に示された
目盛64の読むべき位置を示している。
表示板1の裏面には、第2図に示すように他の表示項
目(本実施例ではスポーツなどの所定のカロリーを消費
するための運動の種類、例えば,参考項目表示部41には
なわとび、同42には水泳(遠泳)、同43にはジョギン
グ,ピンポン、同44にはハイキング、同45には自転車
(平地)・歩行(80m/分)・ゴルフ(砂丘)、同46に
は,乗り物(立位)・入浴・掃除・買物、同47には自動
車運転・ピアノ・カラオケ、同48には机仕事・生け花・
食事・化粧、同49にはテレビ、同50には睡眠などを絵,
文字などで表示した参照項目表示部41,42…50が設けら
れている。そしてそれぞれの参考項目表示部に対応して
参照目盛位置表示部51,52,…60が設けられ、参考項目表
示部41,42,…50と参照目盛位置表示部51,52,…60の間
は、対応するもの同志が線で結ばれている。
スケール2は、中心線に、はとめを貫通させる孔70が
開いて孔70を中心とする円の内側に沿って中央部に基準
となる丸印で囲んだ数字“1"の目盛61を、その左側に
は、目盛を一つのグループの項目表示部に結ばれている
参照目盛位置表示部に合わせたときの、他のグループの
項目について比較する数値(本実施例ではカロリー値)
が何倍になるかの倍率を示す目盛62を配置し、その右側
には同様の状態における他のグループの項目について比
較する倍率が何分の1になるかを示す目盛63を配置して
いる。
また、孔70を中心とする前記円の外側に沿って、目盛
61をあるグループの参照目盛位置表示部に合わせたと
き、そのグループの項目に対応するカロリーの絶対数値
を示す目盛64が配置されている。
またスケール2の裏側には、第2図に示すように参考
項目表示部41,42…50に結ばれた参照目盛位置表示部51,
52…60に対応する目盛65が描かれている。
目盛65は、本実施例の場合は、目盛61に合わせた食品
グループのカロリーを消費するためには、参考項目表示
部41,42…50に示される運動について各運動を何分行え
ばよいかの時間を数値で表示した目盛である。
次に、本考案による計算尺の使用方法を説明する。
第1図の例で、項目表示部14に、果物として、みかん大
1個,いちご中10粒,りんご・梨・柿1/2個,ぶどう1/2
房と表示され、項目表示部17に鶏卵1個(50グラム)と
表示されているものとして、みかん大2個を食べた場合
は、項目表示部14の食品の2倍の量を摂取したことにな
る。
そこで、項目表示部14に結ばれている参照目位置表示
部23を相対比率表示開口部31に現れるスケール2の目盛
62の2倍を示すところに、スケール2を回転させて合わ
せる。
こうすると、相対比率の基準となる目盛61が、第1図
に示すように,ちょうど項目表示部17に結ばれている参
照目盛位置表示部25に対向するので、このときのカロリ
ー摂取量は、鶏卵1個分と同等であることが判る。
そしてこのときの摂取カロリーは、絶対数値表示開口
部32に表れる目盛64に対し、矢印33に対向するところを
読めば、ほぼ75キロカロリーであることがわかる。
さらに、そのまま本実施例を裏返して、各参考項目表
示部41,42…50に結ばれた参照目盛位置表示部51,52…60
に対向する、スケールの2上の目盛65を読めば、どの運
動を何分間行えば、みかん大2個によって摂取されたカ
ロリーを消費できるかを知ることができる。
第2図に示した例によれば、例えば参考項目表示部43
に示されるジョギングであれば、ほぼ15分行い、また乗
り物(立位)では30分でみかん大2個分のカロリー(ほ
ぼ75キロカロリー)が消費されることがわかる。
以上、第1図の実施例を、食品のカロリー値およびそ
のカロリー値を消費するための運動量を知るための計算
尺として説明したが、これ以上の用途にも広く適用する
ことができる。
たとえば、塩の摂取量を減らすため、各食品について
その含まれる食塩の量の計算を計算尺の表側で行い、裏
側で外食,例えばカレーライス,うな丼などについて、
スケールの裏側の1人分,大盛,半人分などの目盛を合
わすことによって表側に食塩含有量が表示されるように
してもよい。
また各食品に含まれるコレステロール(悪玉)の量を
計算する計算尺としてもよい。
(考案の効果) 以上詳しく説明したように、本考案はカード状の表示
板に表示した項目について計算するため、表示板に相対
比率表示開口部と絶対数値表示開口部を設け、これらの
開口部に表れる目盛を描いた円形カード状のスケールを
回転自在に表示板に取付けることにより、計算尺の大き
さを従来より遥かに小さくできるという効果がある。
したがって、本考案例を使用することにより、かさ張
らず携帯に便利で、人前でもあまり目立たないで使用で
きるような計算尺を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による計算尺の一実施例を示す平面図
および底面図である。 第2図は、第1図の実施例の背面図である。 第3図は、第1図の実施例のA−A断面図である。 第4図は、第1図の実施例のスケールの例を示す正面図
である。 第5図は、従来の計算尺の例を示す正面図である。 第6図は、第5図の従来例のスケールの例を示す正面図
である。 1……表示板 2,72……スケール 3……はとめ 11〜20……項目表示板部 21〜28,51〜60……参照目盛位置表示部 31……相対比率表示開口部 32……絶対数値表示開口部 33……矢印 41〜50……参考項目表示部 61〜65……目盛 70……孔 71……台紙 80〜99,100……開口部 101〜110……運動時間開口部 111,112……選択マーク 113……カロリー値目盛 120〜129……運動時間目盛

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード状の表示板と、 円形カード状で,その円形の中心部を軸として回転自在
    に前記表示板に取付けられたスケールと、 前記表示板に,前記スケールの取付け部を中心とする円
    弧に沿って設けた相対比率表示開口部と、 前記表示板に,前記スケールの取付け部を中心とし,前
    記円弧と異なる半径の円弧に沿って設けた絶対数値表示
    開口部と、 前記表示部に,共通点を有する項目ごとにまとめたグル
    ープを区分けして表示した項目表示部と、 前記項目表示部に,前記区分けされた部分のそれぞれに
    対応して前記相対比率表示窓付近に設けられた参照目盛
    位置表示部と、 前記スケールに,相対比率表示開口部に対応する部分に
    円弧状に配置された相対比率目盛と、 前記スケールに,前記絶対数値表示開口部に対応する部
    分に円弧状に配置された絶対数値目盛とを有する計算尺
    カード。
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