JP3064345U - 栄養バランス表示カ―ド - Google Patents

栄養バランス表示カ―ド

Info

Publication number
JP3064345U
JP3064345U JP1999003702U JP370299U JP3064345U JP 3064345 U JP3064345 U JP 3064345U JP 1999003702 U JP1999003702 U JP 1999003702U JP 370299 U JP370299 U JP 370299U JP 3064345 U JP3064345 U JP 3064345U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
card
area
name
foods
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999003702U
Other languages
English (en)
Inventor
麻里 森山
啓子 岩木
Original Assignee
生活協同組合コープこうべ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 生活協同組合コープこうべ filed Critical 生活協同組合コープこうべ
Priority to JP1999003702U priority Critical patent/JP3064345U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3064345U publication Critical patent/JP3064345U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 日常の生活で摂取する食事や嗜好品について
の一回あるいは一日の摂取量が一目瞭然で理解でき、ま
た、摂取した食品がバランス良く摂取されているかどう
かが判り、さらに遊びをとおして食品の栄養バランスを
学ぶことができる用具を提供する。 【解決手段】 複数枚からなるカードにおいて、カード
表面に、食品を図案化して表示した領域1と、名称を表
示した領域2と、一食分の目安量を表示した領域3を有
し、カード裏面に食品の名称及び図案を表示した領域4
と、カロリーを表示した領域5と、カルシウム含有量を
表示した領域6と、鉄分含有量を表示した領域7を有
し、さらに食品を身体を動かす力になる食品、身体の血
や肉をつくる食品、および身体の調子をととのえる食
品、および嗜好品である食品にグループ分けしてグルー
プ色を与え、このグループ色を上記の各種の表示部以外
のカード裏面の地色とした複数のカードからなる栄養バ
ランス表示カード

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、毎日の生活の食事その他において人が食する主食やおかずあるいは おやつや嗜好品などの食品の栄養を表示するカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
毎日の生活において食事は最も大切なことである。ところで、毎日、食する食 品の必要な摂取量やあるいはどの様なものをどの程度摂る必要があり、どのよう なものを摂り過ぎないようにすることが大切かは、近年の健康に関する意識の向 上により大勢の人々の良く識るところである。しかしながら、具体的に食した食 品や嗜好品について、あるいはこれから食べようとする食事について、それらが どの様な栄養を有し、どの程度の量を摂れば良いか、あるいはどの様な組合わせ の食品を一度の食事に、あるいは一日の食事に摂れば良いかは中々見当がつかな い。これらを知るためには食品成分表などを見る必要があるが、これは煩わしく 、また、その摂取量の善し悪しは食品成分表を見ただけでは直ちにわからず、一 々計算をしなければならなかった。
【0003】 さらに、現代日本人の食生活では、脂質や動物性蛋白質の過剰摂取、カルシウ ムや鉄分の不足が課題といわれている。しかし、このような自分の食べている食 品の栄養バランスを直ぐにチェックすることができなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、日常の生活で摂取する食事や嗜好品につい て、その一回あるいは一日の摂取量が一目瞭然で理解でき、また、摂取した食品 がバランス良く摂取されているかどうかが一目で判り、さらに子供などが遊びを とおして食品の栄養バランスを学ぶことができる用具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決するための本考案の手段は、請求項1の考案では、複数枚数 からなるカードにおいて、各カード表面に、食品を図案化して表示した図形表示 部である領域1と、その食品の名称を表示した名称表示部である領域2と、その 食品の一食分の目安量を表示した目安量表示部である領域3を有し、そのカード のカード裏面に、カード表面に表示の食品の名称及び図案と同一の名称及び図案 を表示した名称図形表示部である領域4と、その食品の一食分の目安量における カロリーを表示したカロリー表示部である領域5と、その食品がカルシウムを含 有する場合にカルシウム含有量を表示したカルシウム表示部である領域6と、そ の食品が鉄分を含有する場合に鉄分含有量を表示した鉄分表示部である領域7を 有し、さらに、各カードに表示の食品を、身体を動かす力になる食品、身体の血 や肉をつくる食品、身体の調子をととのえる食品、および、嗜好品である食品に グループ分けし、各グループに他のグループと異なる色からなるグループ色を与 え、このグループ色を上記の各種の表示部以外のカード裏面の地色としたことを 特徴とする複数のカードからなる栄養バランス表示カードである。
【0006】 請求項2の考案では、カード表面に、その食品を摂取する際の注意事項がある 場合に、この注意事項を特記した特記事項表示部である領域8を追加して有する ことを特徴とする請求項1の手段における複数のカードからなる栄養バランス表 示カードである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面を参照して以下に説明する。図1は、本考案の請求 項1の考案に係るカードの一実施の形態を示す図で、1枚のカードの表裏の記載 された事項を模式的に複数の領域に区分けした領域で示すもので、(a)はカー ドの表面を示し、(b)はカードの裏面を示す。本考案のカードはトランプある いはカルタなどのような手のひらに納まり、少し腰のある強さの矩形状のカード からなり、その四隅は手に握りやすく怪我をすることのないように丸味の面取り をしている。そしてこのカードは、複数枚、例えば、88枚で1組を構成してい る。
【0008】 図1の(a)に示すように、カードの表面は例えば地色は白色とし、カード1 枚には1種類の食品を表示する。そしてカード表面の領域1にはそのカードの食 品を図案化して具体的に示す食品の絵を表した図形表示部である。ここで領域を 囲む実線は単にその領域の範囲を示したもので実際には記載しない。従って図形 表示部である領域1にはその食品の絵が描いてあるのみである。そして、右上の 名称表示部である領域2にはその食品の名称が記載されている。日本人以外の人 にも読めるように欧文字でも記載している。さらに目安量表示部である領域3に はその食品のおよその一人一食分の目安量を、その食品の数え方、例えばグラム 単位で記載している。その食品が料理するための材料である場合にはその一人一 食分当たりの量を記載する。さらに、図1の(b)にカードの裏面を示す。図1 の(b)の名称図形表示部である領域4にはこのカードに採用の食品の最も一般 的な名称及び絵をカードの表を見なくとも判るように少し小さく記載している。 さらにカロリー表示部である領域5にはその食品のおよその一人一食分の目安の 量におけるカロリー量を記載する。また、カルシウム表示部である領域6には、 例えばそのカードの食品がカルシウム含有するとしてカルシウム摂取に効果のあ る食品の場合に、そのカルシウム量、例えば、100グラム当たりのカルシウム 量を記載する。同様に鉄分表示部である領域7には、鉄分を含む食品であれば、 その鉄分の量、例えば100グラム当たりの鉄分の量を記載する。そして、カー ドの裏面はその裏面の地色として、その食品が身体を動かす力になる食品の場合 は黄色を採用し、その食品が身体の血や肉をつくる食品の場合は赤色を採用し、 その食品が身体の調子をととのえる食品の場合は緑色を採用し、その食品のがコ ーヒーや或いは饅頭やケーキの場合には白色を採用する。
【0009】 以上の具体的なカードの例を図3〜図5に示す。図3は、食品が豚肉で、図3 の(a)はカードの表面を、(b)はカードの裏面を示す。この図3の(b)で は豚肉の代表的なものはもも肉であるので、食品の名称をももと示し、(a)の とおりももの薄切り2枚で、カロリー数が111kcalであることを表示して いる。この豚肉はカルシウムや鉄分を多く含む食品でないので図3の(b)には 記載していない。しかし豚肉は身体の血や肉をつくる食品であるので、カード裏 面の地色は赤色で、図3の(b)では斜線で赤色を示している。図4は食品が小 松菜であり、この場合は、カルシウムと鉄分を含有するのでそれらを図4の(b )に記載している。そして、小松菜は身体の調子をととのえる食品であるのでカ ード裏面の地色は緑であり、図4の(b)では薄墨色で緑色を示している。図5 は食品がごはんで、図5の(a)の一膳150gは、(b)の穀物として150 グラムであることを示している。このご飯は身体を動かす力になる食品であるの で、カードの裏面の地色は黄色であり、図5の(b)では縦線で黄色を示してい る。なお、黄色のカードには、図5の(b)のように穀物、脂質、砂糖類の種別 を裏面に記載している。
【0010】 本考案の請求項2の考案の1実施の形態は、図2に示す。これは、図1のカー ドにさらにその表面において、その食品の摂取に当たっての注意などが存在する 場合にそれを特記事項として特記事項表示部である領域8に記載するものである 。そしてこの場合の例を図6に示す。図6は食品が嗜好品の清涼飲料水であり、 図6の(a)ではカードの表面でその図形表示部である領域1とその名称表示部 である領域2を有し、目安表示部である領域3はは省略している。その代わりに 、摂取に当たっての注意事項を領域8に有する。そしてカードの裏面を示す図6 の(b)では、その商品の名称及び図形表示部の領域4には図形のみを記載し他 は省略している。そしてこの嗜好品ではカードの裏面の地色は白色である。
【0011】 以上において、それぞれのカードの表面や裏面において、それらの領域の位置 は必ずしも図1や図2にこだわるものでなく、適宜カードの表裏の領域が混同し ない限り、それぞれ適宜位置とすることができる。上記のようにして、例えば本 考案の1組のカードは、裏面の地色で分けると黄色のカードが18枚、赤色のカ ードが32枚、緑色のカードが32枚、白色のカードが6枚の計88枚のカード からなっている。
【0012】 本考案のカードの使用方法を以下に示す。 その1:赤・緑・黄バランスチェック 「今日、朝食で食べたもの」あるいは「昨日、夕食で食べたもの」、「昨日、 1日で食べたもの」の食品の絵のカードを選びだし、揃ったカードを引っ繰り返 すと、赤・緑・黄のバランスが一目瞭然で、食べている食品がどれか1色に偏っ ていないかどうかがわかり、チェックできる。黄色のカードには、穀物、脂質、 砂糖類の種別を裏面に記載しているので、脂質、砂糖類が多すぎないか、穀類は しっかりと摂っているかどうかが直ちにわかる。
【0013】 その2:1日のカロリーチェック 「昨日、1日で食べたもの」の食品のカードを選び、選んだカードの裏面に記 載されているカロリーを合計すると、1日に摂取した槽カロリーが判る。およそ 一人一食分の目安量とカロリーを記載しているので、食べた量に応じて倍にした り、半分にしたりして計算する。そして食品成分表などの年齢・性別による1日 の必要カロリー数と比較することで、適正かどうかがわかる。
【0014】 その3:カルシウム(鉄分)クイズ 裏面にカルシウム(鉄分)含有量をきさいしてあるカードを抜き出し、表面を 上に向けて順不同に置き、カルシウム(鉄分)の多い順に並べることができるか どうかを試す。裏面に返すと正解がわかるので、並べた順番と比較し正解の割合 を知る。
【0015】 その4:どの食品が赤・緑・黄クイズ 何枚かのカードを抜き出して表面を上にバラバラに置き、裏を見ないで赤・緑 ・黄に分類してどの食品がどの色に該当するかを当てる。
【0016】 その5:好き嫌いでバランスチェック 「好きな食品」および「嫌いな食品」をそれぞれ5枚以上選び、選んだカード を裏面に返し、その地色で自分の好みの傾向を知る。自分の好き嫌いのバランス 傾向をチェックする。
【0017】
【考案の効果】
以上に説明したとおり、本考案の栄養バランスカードは、食品成分表などと首 っ引きにならなくとも、一目瞭然で、極めて容易に自分の食した食品の栄養バラ ンスを識ることができ、また、食品に栄養バランスについての知識を遊びをとお して身につけることができるなど、優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の考案に係るカードの一実施の形態を
模式的に示す図で、(a)はカードの表面を示し、
(b)はカードの裏面を示す図である。
【図2】請求項2の考案に係るカードの一実施の形態を
模式的に示す図で、(a)はカードの表面を示し、
(b)はカードの裏面を示す図である。
【図3】考案に係るカードの一例を示す図で、(a)は
カードの表面を示し、(b)はカードの裏面を示す図で
ある。
【図4】考案に係るカードの他の例を示す図で、(a)
はカードの表面を示し、(b)はカードの裏面を示す図
である。
【図5】考案に係るカードのさらに他の例を示す図で、
(a)はカードの表面を示し、(b)はカードの裏面を
示す図である。
【図6】考案に係るカードのまた他の一例を示す図で、
(a)はカードの表面を示し、(b)はカードの裏面を
示す図である。
【符号の説明】
1 図形表示部である領域 2 名称表示部であ
る領域 3 目安量表示部である領域 4 名称図形表示部
である領域 5 カロリー表示部である領域 6 カルシウム表示
部である領域 7 鉄分表示部である領域 8 特記事項表示部
である領域

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚数からなるカードにおいて、各カ
    ード表面に、食品を図案化して表示した図形表示部であ
    る領域1と、その食品の名称を表示した名称表示部であ
    る領域2と、その食品の一食分の目安量を表示した目安
    量表示部である領域3を有し、そのカードのカード裏面
    に、カード表面に表示の食品の名称及び図案と同一の名
    称及び図案を表示した名称図形表示部である領域4と、
    その食品の一食分の目安量におけるカロリーを表示した
    カロリー表示部である領域5と、その食品がカルシウム
    を含有する場合にカルシウム含有量を表示したカルシウ
    ム表示部である領域6と、その食品が鉄分を含有する場
    合に鉄分含有量を表示した鉄分表示部である領域7を有
    し、さらに、各カードに表示の食品を、身体を動かす力
    になる食品、身体の血や肉をつくる食品、身体の調子を
    ととのえる食品、および、嗜好品である食品にグループ
    分けし、各グループに他のグループと異なる色からなる
    グループ色を与え、このグループ色を上記の各種の表示
    部以外のカード裏面の地色としたことを特徴とする複数
    のカードからなる栄養バランス表示カード。
  2. 【請求項2】 カード表面にその食品を摂取する場合の
    注意事項がある場合に該注意事項を特記した特記事項表
    示部である領域8を追加して有することを特徴とする請
    求項1記載の複数のカードからなる栄養バランス表示カ
    ード。
JP1999003702U 1999-05-27 1999-05-27 栄養バランス表示カ―ド Expired - Lifetime JP3064345U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999003702U JP3064345U (ja) 1999-05-27 1999-05-27 栄養バランス表示カ―ド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999003702U JP3064345U (ja) 1999-05-27 1999-05-27 栄養バランス表示カ―ド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3064345U true JP3064345U (ja) 2000-01-14

Family

ID=43198003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999003702U Expired - Lifetime JP3064345U (ja) 1999-05-27 1999-05-27 栄養バランス表示カ―ド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3064345U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Insel Discovering nutrition
Williams Nutrition and diet therapy
Marcus Culinary nutrition: the science and practice of healthy cooking
Srilakshmi Dietetics
Falciglia et al. Food neophobia in childhood affects dietary variety
ES2344197T3 (es) Metodo de control de nutricion personal.
Pirouznia The correlation between nutrition knowledge and eating behavior in an American school: the role of ethnicity
Schlenker et al. Williams' Essentials of Nutrition and Diet Therapy-Revised Reprint-E-Book
Kusano-Tsunoh et al. Effects of family-togetherness on the food selection by primary and junior high school students: family-togetherness means better food
Stanfield et al. Nutrition and diet therapy: self-instructional modules
JP3064345U (ja) 栄養バランス表示カ―ド
JP5862855B2 (ja) 栄養バランス食提供用食器セット
Hermann Food intake in later years
Murray et al. Food and nutrient delivery: Planning the diet with cultural competency
JPH071193Y2 (ja) サイコロ
Gumede Understanding the effect of nutritional knowledge, dietary intake, physical activity and assessing the anthropometric measurements of Dlangezwa high school learner's.
Richardson et al. The variety of food items consumed by different child populations in South Africa
Batool et al. Comparative Study of Dietary Habits Between Government and Private School Going Children and Methodologies to enhance Nutritional Care, Parental Counselling, and educational interventions.
Clark Case studies in sports nutrition
Jou Controlling consumption: The origins of modern American ideas about food, eating, and fat, 1886-1930
Kilander What the Public Knows About Nutrition
Matseke Interesting the community in nutrition
McCabe The new food label: Implications for■ primary care■
VENINGA An easy recipe for assessing your patient's nutrition
Wedman Nutrition-Book 3 (eBook)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term