JP2515560B2 - 新規トリペプチド化合物 - Google Patents
新規トリペプチド化合物Info
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- JP2515560B2 JP2515560B2 JP62241767A JP24176787A JP2515560B2 JP 2515560 B2 JP2515560 B2 JP 2515560B2 JP 62241767 A JP62241767 A JP 62241767A JP 24176787 A JP24176787 A JP 24176787A JP 2515560 B2 JP2515560 B2 JP 2515560B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- group
- glu
- tau
- ser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、呈味剤として有用な新規トリペプチド化合
物及びその薬学的に許容される塩に関する。
物及びその薬学的に許容される塩に関する。
(従来の技術) 近年、食生活の高度化に伴い、甘味、鹹味、辛味、旨
味、酸味、苦味などを食品に付加するため多くの呈味剤
が使用されており、年々その需要は増し、製造産業の一
分野を形成している。
味、酸味、苦味などを食品に付加するため多くの呈味剤
が使用されており、年々その需要は増し、製造産業の一
分野を形成している。
タウリンを含有するペプチド類も、呈味剤としての有
用性を有することが知られており、例えば、リジルタウ
リン、オルニチルタウリンなどの鹹味付与作用が開示さ
れている(特開昭60-66952号)。
用性を有することが知られており、例えば、リジルタウ
リン、オルニチルタウリンなどの鹹味付与作用が開示さ
れている(特開昭60-66952号)。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、無刺激性でまろやかな旨味と微妙な
甘味を有し、且つさわやかな清涼感を呈する新規トリペ
プチド化合物及びその薬学的に許容される塩を提供する
ことを目的とする。
甘味を有し、且つさわやかな清涼感を呈する新規トリペ
プチド化合物及びその薬学的に許容される塩を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明化合物は、下記一般式(I): X−Y−Tau (I) 〔式中、X及びYは、各々保護基を有してもよいセリ
ン、グルタミン酸又はγ−グルタミン酸より選ばれるア
ミノ酸残基を表し、Tauはタウリンを表す。〕 で表される化合物である。
ン、グルタミン酸又はγ−グルタミン酸より選ばれるア
ミノ酸残基を表し、Tauはタウリンを表す。〕 で表される化合物である。
本発明においては、ペプチド及びアミノ酸は国際純正
応用化学連合(IUPAC)−国際生化学連合(IUB)採用の
略号及び当該分野で繁用されている略号で表される。
応用化学連合(IUPAC)−国際生化学連合(IUB)採用の
略号及び当該分野で繁用されている略号で表される。
例えば、下記の略号が使用される。
Ser: セリン Glu: グルタミン酸 γ−Glu: γ−グルタミン酸 前記一般式(I)において、X及びYは各々Ser、Glu
又はγ−Gluより選ばれるアミノ酸残基を表す。好まし
くは、XがSerのとき、YはGlu或いはγ−Gluを表し、
又、YがSerのとき、XはGlu或いはγ−Gluを表す。
又はγ−Gluより選ばれるアミノ酸残基を表す。好まし
くは、XがSerのとき、YはGlu或いはγ−Gluを表し、
又、YがSerのとき、XはGlu或いはγ−Gluを表す。
本発明におけるアミノ酸残基はD−体、L−体、DL−
体の何れであってもよい。
体の何れであってもよい。
本発明中、特に好ましい化合物は以下の通りである。
Glu-Ser-Tau (化合物1) γ−Glu-Ser-Tau (化合物2) Ser−γ−Glu-Tau (化合物3) Ser-Giu-Tau (化合物4) 本発明化合物を構成するアミノ酸残基は、保護基を有
するものであってもよく、例えば、アミノ基の保護基と
しては、通常のペプチド合成で用いられる保護基が利用
でき、即ち、t−ブトキシカルボニル、t−ペントキシ
カルボニル等の低級アルコキシカルボニル基、ベンジル
オキシカルボニル等のアラルキルオキシカルボニル基又
はo−クロロベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル、p−メトキシベンジルオキシ
カルボニル等の置換基を有するアラルキルオキシカルボ
ニル基等が挙げられる。
するものであってもよく、例えば、アミノ基の保護基と
しては、通常のペプチド合成で用いられる保護基が利用
でき、即ち、t−ブトキシカルボニル、t−ペントキシ
カルボニル等の低級アルコキシカルボニル基、ベンジル
オキシカルボニル等のアラルキルオキシカルボニル基又
はo−クロロベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル、p−メトキシベンジルオキシ
カルボニル等の置換基を有するアラルキルオキシカルボ
ニル基等が挙げられる。
Glu及びγ−Gluの遊離のカルボキシル基の保護基とし
ては、通常のペプチド合成で用いられるカルボキシル基
の保護基、即ち、ベンジルオキシ等のアラルキルオキシ
基、p−メトキシベンジルオキシ等の置換基を有するア
ラルキルオキシ基、t−ブトキシ、t−ペントキシ等の
低級アルコキシ基、シクロペンチルオキシ、シクロヘキ
シルオキシ等のシクロアルキルオキシ基又は4−ピリジ
ロキシ基等が挙げられる。
ては、通常のペプチド合成で用いられるカルボキシル基
の保護基、即ち、ベンジルオキシ等のアラルキルオキシ
基、p−メトキシベンジルオキシ等の置換基を有するア
ラルキルオキシ基、t−ブトキシ、t−ペントキシ等の
低級アルコキシ基、シクロペンチルオキシ、シクロヘキ
シルオキシ等のシクロアルキルオキシ基又は4−ピリジ
ロキシ基等が挙げられる。
また、Serの水酸基の保護基としては、通常使用され
ているベンジル基や臭素、塩素、ジメチルカルバモイル
等で置換されたベンジル基、t−ブトキシ等の低級アル
コキシ基、テトラヒドロピラニル基又はトリメチルシリ
ル基などを用いることができる。
ているベンジル基や臭素、塩素、ジメチルカルバモイル
等で置換されたベンジル基、t−ブトキシ等の低級アル
コキシ基、テトラヒドロピラニル基又はトリメチルシリ
ル基などを用いることができる。
本発明化合物は、前記一般式(I)で表される化合物
の薬学的に許容しうる塩を包含し、例えば、ナトリウ
ム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、バリウム
等のアルカリ土類金属、その他アルミニウム等の金属と
の塩、或いはアンモニウム等との有機アミンとの塩など
が挙げられる。
の薬学的に許容しうる塩を包含し、例えば、ナトリウ
ム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、バリウム
等のアルカリ土類金属、その他アルミニウム等の金属と
の塩、或いはアンモニウム等との有機アミンとの塩など
が挙げられる。
本発明化合物は、その金属錯化合物を包含し、例え
ば、亜鉛、ニッケル、コバルト、銅、鉄等との錯化合物
が挙げられる。
ば、亜鉛、ニッケル、コバルト、銅、鉄等との錯化合物
が挙げられる。
これらの塩若しくは金属錯化合物は公知の方法によ
り、遊離の本発明ペプチド化合物より製造でき、或いは
相互に変換できる。
り、遊離の本発明ペプチド化合物より製造でき、或いは
相互に変換できる。
本発明化合物は、該トリペプチドを構成する各アミノ
酸残基を縮合することにより製造でき、その縮合方法と
しては、活性エステル法、混合酸無水物法など通常のペ
プチド縮合法を利用することができる。
酸残基を縮合することにより製造でき、その縮合方法と
しては、活性エステル法、混合酸無水物法など通常のペ
プチド縮合法を利用することができる。
縮合反応に際して原料となるアミノ酸は、通常用いら
れる保護基を有しているものを用いることができ、反応
に関与しないアミノ基及び側鎖官能基を公知の方法で保
護したり、また反応に関与するカルボキシル基、アミノ
基を活性化させてもよい。
れる保護基を有しているものを用いることができ、反応
に関与しないアミノ基及び側鎖官能基を公知の方法で保
護したり、また反応に関与するカルボキシル基、アミノ
基を活性化させてもよい。
これらの置換基は、接触還元、酸分解等の通常の手段
により除去することができる。
により除去することができる。
例えば、Ser、Glu、γ−Gluの反応に関与しないアミ
ノ基、カルボキシル基、水酸基の保護基としては、前述
したような通常のペプチド合成で用いられる保護基が利
用できる。
ノ基、カルボキシル基、水酸基の保護基としては、前述
したような通常のペプチド合成で用いられる保護基が利
用できる。
縮合反応及び脱保護基反応における反応温度、時間、
溶媒等は、通常のペプチド合成で用いられる反応条件に
従って設定することができる。
溶媒等は、通常のペプチド合成で用いられる反応条件に
従って設定することができる。
得られた本発明化合物は、クロマトグラフィー、再結
晶等の通常の手段により精製し、融点、元素分析、IR、
NMR、UV、マススペクトルなどにより同定を行った。
尚、比旋光度はナトリウムのD線を用いて測定した。
晶等の通常の手段により精製し、融点、元素分析、IR、
NMR、UV、マススペクトルなどにより同定を行った。
尚、比旋光度はナトリウムのD線を用いて測定した。
以下に、本発明製造方法の一例を実施例により説明す
る。
る。
尚、置換基及び試薬等の略号は次の通りである。
Z: ベンジルオキシカルボニル Bzl: ベンジル DCC: ジシクロヘキシルカルボジイミド DCUrsa: ジシクロヘキシル尿素 HONB: N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボキシイミド DCHA: ジシクロヘキシルアミン THF: テトラヒドロフラン (実施例) 実施例1. Z−Glu−γ−BzlエステルDCHA塩11.1g、p−トルエ
ンスルホン酸1水和物3.8g、HONB 3.9gとTHF 50ml、ジ
オキサン50mlの混合物に氷冷下4.5gのDCCを加えた。0
℃で2時間、室温で2時間かき混ぜた後、生成したDCUr
saとp−トルエンスルホン酸DCHA塩を濾去した。濾液を
減圧下に溜去した後、残渣油状物をジオキサン50mlに溶
かした。これに4.2gのSer-Tauと炭酸水素ナトリウム1.7
gを水50mlに溶かして調製したSer-Tauナトリウム塩の水
溶液を室温で加えた。室温で20時間かき混ぜた後、不溶
物を濾去し、濾液からジオキサンを減圧下に溜去した。
酢酸エチルで洗浄した後、陽イオン交換カラムクロマト
グラフィーに通した。200mlの水で溶出した後、減圧下
に濃縮して約30mlとし、これにメタノール50ml、酢酸30
mlを加え、10%バラジウム−炭酸0.5gの存在下、常圧水
素気下にて室温で接触還元を行った。20時間かき混ぜた
後、触媒を濾去し、溶媒を減圧下に溜去した。得られた
油状物を陰イオン交換カラムクロマトグラフィーに通
し、HONBや他の不純物を水で溶出した後、目的物を2N酢
酸で溶出した。溶媒を減圧下に溜去した後、残渣にトル
エンを加えて酢酸を共沸除去し、残渣油状物を1−プロ
パノールより結晶化して、2.78gのGlu-Ser-Tau(化合物
1)を白色粉末として得た。(収率:40%) 融点:184-188℃ 〔α〕18:+0.7°(C=1,H2O) 同様にして、γ−Glu-Ser-Tau(化合物2)を得た。
ジカルボキシイミド DCHA: ジシクロヘキシルアミン THF: テトラヒドロフラン (実施例) 実施例1. Z−Glu−γ−BzlエステルDCHA塩11.1g、p−トルエ
ンスルホン酸1水和物3.8g、HONB 3.9gとTHF 50ml、ジ
オキサン50mlの混合物に氷冷下4.5gのDCCを加えた。0
℃で2時間、室温で2時間かき混ぜた後、生成したDCUr
saとp−トルエンスルホン酸DCHA塩を濾去した。濾液を
減圧下に溜去した後、残渣油状物をジオキサン50mlに溶
かした。これに4.2gのSer-Tauと炭酸水素ナトリウム1.7
gを水50mlに溶かして調製したSer-Tauナトリウム塩の水
溶液を室温で加えた。室温で20時間かき混ぜた後、不溶
物を濾去し、濾液からジオキサンを減圧下に溜去した。
酢酸エチルで洗浄した後、陽イオン交換カラムクロマト
グラフィーに通した。200mlの水で溶出した後、減圧下
に濃縮して約30mlとし、これにメタノール50ml、酢酸30
mlを加え、10%バラジウム−炭酸0.5gの存在下、常圧水
素気下にて室温で接触還元を行った。20時間かき混ぜた
後、触媒を濾去し、溶媒を減圧下に溜去した。得られた
油状物を陰イオン交換カラムクロマトグラフィーに通
し、HONBや他の不純物を水で溶出した後、目的物を2N酢
酸で溶出した。溶媒を減圧下に溜去した後、残渣にトル
エンを加えて酢酸を共沸除去し、残渣油状物を1−プロ
パノールより結晶化して、2.78gのGlu-Ser-Tau(化合物
1)を白色粉末として得た。(収率:40%) 融点:184-188℃ 〔α〕18:+0.7°(C=1,H2O) 同様にして、γ−Glu-Ser-Tau(化合物2)を得た。
融点:82-90℃ (吸湿性固体、アモルファス) 〔α〕18:−15.5°(C=1,H2O) 実施例2. Z−O−Bzl-Ser 3.3g、HONB 2.2gとTHF 25ml、ジオ
キサン25mlの混合物に氷冷下2.5gのDCCを加えた。0℃
で2時間、室温で2時間かき混ぜた後、生成したDCUrsa
を濾去した。濾液を減圧下に溜去した後、残渣油状物を
ジオキサン40mlに溶かした。これに2.5gのγ−Glu-Tau
と炭酸水素ナトリウム1.7gを水40mlに溶かして調製した
γ−Glu-Tau二ナトリウム塩の水溶液を室温で加えた。
室温で20時間かき混ぜた後、不溶物を濾去し、濾液から
ジオキサンを減圧下に溜去した。酢酸エチルで洗浄した
後、陽イオン交換カラムクロマトグラフィーに通した。
100mlの水で溶出した後、減圧下に濃縮して約30mlと
し、これにメタノール50ml、酢酸30mlを加え、10%バラ
ジウム−炭素の存在下、常圧水素気下にて室温で接触還
元を行った。20時間かき混ぜた後、触媒を濾去し、溶媒
を減圧下に溜去した。得られた油状物を陰イオン交換カ
ラムクロマトグラフィーに通し、HONBや他の不純物を水
で溶出した後、目的物を2N酢酸で溶出した。溶媒を減圧
下に溜去した後、残渣にトルエンを加えて酢酸を共沸除
去し、残渣油状物を1−プロパノールより結晶化して、
2.78gのSer−γ−Glu-Tau(化合物3)を白色粉末とし
て得た。(収率:44%) 融点:184-187℃ 〔α〕18:+6.0°(C=1,H2O) 同様にして、Ser-Glu-Tau(化合物4)を得た。
キサン25mlの混合物に氷冷下2.5gのDCCを加えた。0℃
で2時間、室温で2時間かき混ぜた後、生成したDCUrsa
を濾去した。濾液を減圧下に溜去した後、残渣油状物を
ジオキサン40mlに溶かした。これに2.5gのγ−Glu-Tau
と炭酸水素ナトリウム1.7gを水40mlに溶かして調製した
γ−Glu-Tau二ナトリウム塩の水溶液を室温で加えた。
室温で20時間かき混ぜた後、不溶物を濾去し、濾液から
ジオキサンを減圧下に溜去した。酢酸エチルで洗浄した
後、陽イオン交換カラムクロマトグラフィーに通した。
100mlの水で溶出した後、減圧下に濃縮して約30mlと
し、これにメタノール50ml、酢酸30mlを加え、10%バラ
ジウム−炭素の存在下、常圧水素気下にて室温で接触還
元を行った。20時間かき混ぜた後、触媒を濾去し、溶媒
を減圧下に溜去した。得られた油状物を陰イオン交換カ
ラムクロマトグラフィーに通し、HONBや他の不純物を水
で溶出した後、目的物を2N酢酸で溶出した。溶媒を減圧
下に溜去した後、残渣にトルエンを加えて酢酸を共沸除
去し、残渣油状物を1−プロパノールより結晶化して、
2.78gのSer−γ−Glu-Tau(化合物3)を白色粉末とし
て得た。(収率:44%) 融点:184-187℃ 〔α〕18:+6.0°(C=1,H2O) 同様にして、Ser-Glu-Tau(化合物4)を得た。
融点:211-213℃ 〔α〕18:−16.4°(C=1,H2O) (作用と効果) 本発明化合物の0.5%水溶液を調製し、純粋と比較
し、数名の被検者により本発明化合物の呈味作用を調べ
た。
し、数名の被検者により本発明化合物の呈味作用を調べ
た。
その結果、本発明トリペプチド化合物は、いずれも無
刺激性でまろやかな旨味と微妙な甘味に加えて、爽やか
な清涼感を与えるユニークな呈味作用を有するものであ
った。従って、本発明化合物は、例えば清涼飲料水への
添加剤や調味料などとして有用な化合物である。
刺激性でまろやかな旨味と微妙な甘味に加えて、爽やか
な清涼感を与えるユニークな呈味作用を有するものであ
った。従って、本発明化合物は、例えば清涼飲料水への
添加剤や調味料などとして有用な化合物である。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式(I): X−Y−Tau (I) 〔式中、X及びYは、各々保護基を有してもよいセリ
ン、グルタミン酸又はγ−グルタミン酸より選ばれるア
ミノ酸残基を表し、Tauはタウリンを表す。〕 で表われる化合物及びその薬学的に許容される塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62241767A JP2515560B2 (ja) | 1987-09-26 | 1987-09-26 | 新規トリペプチド化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62241767A JP2515560B2 (ja) | 1987-09-26 | 1987-09-26 | 新規トリペプチド化合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6483058A JPS6483058A (en) | 1989-03-28 |
JP2515560B2 true JP2515560B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=17079224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62241767A Expired - Fee Related JP2515560B2 (ja) | 1987-09-26 | 1987-09-26 | 新規トリペプチド化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515560B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2185782T3 (es) * | 1995-07-26 | 2003-05-01 | Firmenich & Cie | Productos aromatizados y procedimiento para su preparacion. |
JP6326825B2 (ja) * | 2013-02-18 | 2018-05-23 | 住友化学株式会社 | 塩、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法 |
-
1987
- 1987-09-26 JP JP62241767A patent/JP2515560B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6483058A (en) | 1989-03-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |