JP2514335Y2 - パワ―セ―ブ回路 - Google Patents

パワ―セ―ブ回路

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JP2514335Y2
JP2514335Y2 JP1988133120U JP13312088U JP2514335Y2 JP 2514335 Y2 JP2514335 Y2 JP 2514335Y2 JP 1988133120 U JP1988133120 U JP 1988133120U JP 13312088 U JP13312088 U JP 13312088U JP 2514335 Y2 JP2514335 Y2 JP 2514335Y2
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transistor
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道彦 林
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ローム 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パワーセーブ回路、特に複数の回路に対す
る電流供給を行う定電流回路を所定モード時にオフ制御
することによって消費電力の節減を図るパワーセーブ回
路の改善に関する。
[従来の技術] 近年における各種電気製品の小型化・ポータブル化へ
の強い要望に伴い、直流バッテリを電源とするタイプの
ものが増えている。
このようなバッテリ駆動の場合、バッテリの電力を最
大限に有効に利用し、バッテリ寿命を長期化することが
望まれる。そこで、動作命令待ちやタイマ動作時などに
おける不使用ブロックへの余分な電流供給を阻止すると
いう手法が採用されている。
すなわち、従来から所定モードにおいてパワーセーブ
回路を動作させ、装置動作に関係ない回路ブロックを非
導通状態に置き、電力供給を遮断するという手法が採用
されていた。
第2図(A)に従来のパワーセーブ回路の原理を簡略
図で示す。
複数の電気回路に電流供給を行う定電流回路のアース
接続端Eとアースとの間にパワーセーブ用トランジスタ
1が接続されており、そのベース1bには分圧抵抗R1及び
R2を介して駆動電圧の供給を受ける。
定電流回路のアース接続端はEのみであるため、この
定電流回路に電流が流れるか否かはパワーセーブ用トラ
ンジスタ1のオンオフ状態に依存することとなる。
従って、前述したような定電流回路が不要となる使用
モードにおいて、この定電流回路への電流供給を遮断し
たい場合にはパワーセーブ用トランジスタ1のベース1b
の印加電圧をオフすればよい。
この構成ではパワーセーブ用トランジスタ1への入力
がLoであるときにオフされることになるが、外部のイン
ターフェース条件などによっては入力がHiでオフされる
ような構成としなければならないときもある。
同図(B)は入力Hiでパワーセーブ用トランジスタ1
がオフされる回路例である。この例では入力端子とパワ
ーセーブ用トランジスタ1のベース1bとの間にインバー
タ用トランジスタ2が接続されており、そのエミッタが
設置され、コレクタ側に抵抗R3を介して電源Psが接続さ
れている。
この構成において、入力端子からの電圧印加によるイ
ンバータ用トランジスタ2がオンすると、電源Psからそ
のコレクタに向けて電流Iが流れる。
このとき、パワーセーブ用トランジスタ1のベースと
電源Psとの接続端F点における電位は、Ps−I・R3とな
る。
従って、抵抗R3を抵抗値の大きなものを用いておけ
ば、F点の電位は電源電圧から大幅に低下することとな
り、パワーセーブ用トランジスタ1へのベース電圧はLo
となって、このパワーセーブ用トランジスタ1がオフ
し、これに伴い定電流回路への電流供給が遮断される結
果となる。
[考案が解決しようとする課題] 従来における入力Hiでパワーセーブ用トランジスタ1
をオフするための手法は上記のような構成を採っていた
が、この方法ではパワーセーブ用トランジスタ1をオフ
するためにインバータ用トランジスタ2を導通させねば
ならず、電流供給を遮断するための電流が必要となると
いう矛盾が生じ、完全な消費電力節減効果を得ることが
できないというのが実状であった。
考案の目的 本考案は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は、電力を消費することなくでパワーセーブ用
トランジスタをオフ制御可能としたパワーセーブ回路を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案は、定電流回路のオ
ンオフ制御端にオンオフ制御信号を供給するパワーセー
ブ用NPNトランジスタ(1)と、前記パワーセーブ用NPN
トランジスタ(1)のベースに分圧抵抗(R4、R7)を介
してベース制御電圧を供給するインバータ用PNPトラン
ジスタ(3)と、前記インバータ用PNPトランジスタ
(3)のベースにハイレベルのパワーセーブ信号を抵抗
(R5)を介して供給するハイ入力端子(I1)と、前記イ
ンバータ用PNPトランジスタ(3)のベースに一端が接
続されたバイアス抵抗(R6)と、前記パワーセーブ用NP
Nトランジスタ(1)のベースにローレベルのパワーセ
ーブ信号を供給するロー入力端子(I2)とを含み、定電
流回路、インバータ用PNPトランジスタ(3)のエミッ
タ及びバイアス抵抗(R6)の他端は電源側に接続され、
前記パワーセーブ用NPNトランジスタ(1)のコレクタ
が定電流回路のオンオフ制御端にそしてエミッタが接地
端子に接続され、さらに前記インバータ用PNPトランジ
スタ(3)のコレクタが分圧抵抗(R4、R7)を介して接
地端子に接続されていることを特徴とする。
[作用] 以上のごとく構成された本考案によれば、パワーセー
ブ用NPNトランジスタと電源との間にインバータ用PNPト
ランジスタが介設されているので、パワーセーブ用NPN
トランジスタのオンオフ、すなわちパワーセーブ回路の
導通/非導通はインバータ用PNPトランジスタのオンオ
フ状態に依存することになる。
詳細には、インバータ用PNPトランジスタはハイレベ
ル信号が入力されるとオフされるように構成されている
ことから、このインバータ用PNPトランジスタにハイレ
ベル信号が入力されるとオフされ、これに伴ってパワー
セーブ用NPNトランジスタのベースへの電流供給が途絶
え、パワーセーブ用NPNトランジスタがオフされて、定
電流回路への電流供給が遮断されることとなる。
従って、本考案によれば、パワーセーブモードにおい
て、インバータ用PNPトランジスタ及びパワーセーブ用N
PNトランジスタの双方がオフされることから、電力消費
を伴わずにパワーセーブを可能にすることができる。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の好適な実施例を説明す
る。
第1図に本考案に係るパワーセーブ回路の回路構成例
を示す。なお、図中前記第2図に係る従来回路と同等の
構成要素には同一符号を付しその説明を省略する。
本考案において特徴的なことは、パワーセーブ用NPN
トランジスタ1のベースと電源Psとの間に接続されるイ
ンバータ用PNPトランジスタとしてその入力がHiでオフ
するPNP型トランジスタを用いたことであり、これによ
りパワーセーブモードにおいてはインバータ用PNPトラ
ンジスタ及びパワーセーブ用NPNトランジスタの双方が
オフするため、電力を消費することはない。
第1図において、パワーセーブ用NPNトランジスタの
ベース1bと電源Psとの間には、入力信号がHiの時にオフ
作動するインバータ用PNPトランジスタ3が接続されて
いる。このインバータ用PNPトランジスタ3は、エミッ
タが電源Psに接続され、また、ベースが、バイアス抵抗
R6を介して電源Psに、且つ、抵抗R5を介して、ハイレベ
ル信号を発信する外部インターフェースを接続するため
のハイ入力端子I1に接続されている。そして、インバー
タ用PNPトランジスタ3のコレクタは抵抗R4を介してパ
ワーセーブ用NPNトランジスタ1bのベースに接続されて
いる。
また、このインバータ用PNPトランジスタ3のコレク
タとアースとの間にはパワーセーブ用NPNトランジスタ
1のベース1bにおける電位をインバータ用PNPトランジ
スタ3のオンオフに一致させて確実に制御するために抵
抗R7が介挿されている。
さらに、前記パワーセーブ用NPNトランジスタ1は、
入力信号がLo信号でオフ作動するため、Lo信号で前記パ
ワーセーブ用NPNトランジスタ1をオフさせるために、
パワーセーブ用NPNトランジスタIのベースにロー入力
端子I2が接続されている。
次に動作を説明する。
通常は、電源Psからインバータ用PNPトランジスタ3
のエミッタ及びバイアス抵抗R6を介してとベースにそれ
ぞれ電圧供給が行われているため、インバータ用PNPト
ランジスタ3がオンされる。
このインバータ用PNPトランジスタ3のオンに伴いパ
ワーセーブ用NPNトランジスタ1のベースに電圧供給が
行われ、また、コレクタには電源Psから電圧供給が行わ
れることから、パワーセーブ用NPNトランジスタ1がオ
ンされ、その結果、定電流回路の通電が確保される。
しかしながら、ハイ入力端子I1に接続された外部イン
ターフェースからハイレベルのパワーセーブ信号が入力
されると、このパワーセーブ信号が抵抗R5を介してイン
バータ用PNPトランジスタのベースに加えられる。ここ
で、インバータ用PNPトランジスタのベースには電源Ps
からバイアス抵抗R6を介して電圧供給が行われている
が、これに反し前述のパワーセーブ信号が加わることに
より、インバータ用PNPトランジスタのベース電位とエ
ミッタ電位とが同電位となってインバータ用PNPトラン
ジスタ3はオフされる。
一方、インバータ用PNPトランジスタ3のコレクタは
抵抗R4及びR7を介してアースされており、前記両抵抗R4
及びR7間のG点からの電位がパワーセーブ用NPNトラン
ジスタ1のベース1bに供給されている。
従って、インバータ用PNPトランジスタ3がオフされ
ると同時にG点もアースと同電位に引き込まれ、パワー
セーブ用NPNトランジスタ1は確実にオフして、定電流
回路への電流供給は遮断される。
再び、ここで遮断された定電流回路への電流供給を再
開させるためには、ハイ入力端子I1にロー信号を供給す
ることによりインバータ用PNPトランジスタ3がオンさ
れて、所定の電流が抵抗R4,R7に流れ、抵抗R7における
電圧降下分の電圧がパワーセーブ用NPNトランジスタ1
のベース1bに印加されて通電する結果、定電流回路への
電流供給が再開される。
このように、本考案によれば、パワーセーブモード、
すなわち、ハイ入力端子I1からハイレベルの信号が入力
されたとき、インバータ用PNPトランジスタ3及びパワ
ーセーブ用NPNトランジスタ1が共にオフするため、電
力消費を伴わずにパワーセーブを達成することができ
る。
なお、パワーセーブ用NPNトランジスタ1は、ロー入
力端子I2に外部インターフェースからローレベルのパワ
ーセーブ信号が入力された場合にも、直接オフされ、定
電流回路の電流供給が遮断させることもできる。このよ
うに、本考案のパワーセーブ回路は、外部インターフェ
ースのローレベルの信号に対応した定電流回路のパワー
セーブも確保されている。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、NPN型とPNP型の
トランジスタを組合わせてそれぞれインバータまたはパ
ワーセーブ手段として用いたので簡単な構成で電力消費
を生ずることなく、パワーセーブ作用を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパワーセーブ回路の構成図、 第2図は従来のパワーセーブ回路の構成図である。 1……パワーセーブ用NPNトランジスタ 3……インバータ用PNPトランジスタ I1……ハイ入力端子 I2……ロー入力端子 Ps……電源 R……抵抗

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】定電流回路のオンオフ制御端にオンオフ制
    御信号を供給するパワーセーブ用NPNトランジスタ
    (1)と、 前記パワーセーブ用NPNトランジスタ(1)のベースに
    分圧抵抗(R4、R7)を介してベース制御電圧を供給する
    インバータ用PNPトランジスタ(3)と、 前記インバータ用PNPトランジスタ(3)のベースにハ
    イレベルのパワーセーブ信号を抵抗(R5)を介して供給
    するハイ入力端子(I1)と、 前記インバータ用PNPトランジスタ(3)のベースに一
    端が接続されたバイアス抵抗(R6)と、前記パワーセー
    ブ用NPNトランジスタ(1)のベースにローレベルのパ
    ワーセーブ信号を供給するロー入力端子(I2)とを含
    み、 定電流回路、インバータ用PNPトランジスタ(3)のエ
    ミッタ及びバイアス抵抗(R6)の他端は電源側に接続さ
    れ、前記パワーセーブ用NPNトランジスタ(1)のコレ
    クタが定電流回路のオンオフ制御端にそしてエミッタが
    接地端子に接続され、さらに前記インバータ用PNPトラ
    ンジスタ(3)のコレクタが分圧抵抗(R4、R7)を介し
    て接地端子に接続されていることを特徴とするパワーセ
    ーブ回路。
JP1988133120U 1988-10-12 1988-10-12 パワ―セ―ブ回路 Expired - Lifetime JP2514335Y2 (ja)

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