JP2514248Y2 - 撹拌通風乾燥機における穀物撹拌混合移送装置 - Google Patents

撹拌通風乾燥機における穀物撹拌混合移送装置

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JP2514248Y2
JP2514248Y2 JP9258990U JP9258990U JP2514248Y2 JP 2514248 Y2 JP2514248 Y2 JP 2514248Y2 JP 9258990 U JP9258990 U JP 9258990U JP 9258990 U JP9258990 U JP 9258990U JP 2514248 Y2 JP2514248 Y2 JP 2514248Y2
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愛次郎 金子
正幸 土門
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KANEKONOKI CO., LTD.
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KANEKONOKI CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、静置状態のもとに乾燥筐に収容した穀物を
撹拌混合移送機の往復走行作動により能率よく撹拌混合
しながら移送せしめる間に流通する乾燥風で乾燥せしめ
ることができる撹拌通風乾燥機における穀物撹拌混合移
送装置に関する。
[従来の技術] 従来、上面を開放した横長の乾燥筐内に配設した水平
通風盤を境として上部に乾燥室を、下部に送風室を夫々
区画形成せしめるとともに、前記乾燥筐上には、乾燥室
内に静置状態のもとに収納した穀物を撹拌混合させなが
ら排出側に移行せしめる間に、流通する乾燥風により乾
燥することができる撹拌混合移送機を長手方向に沿い往
復移動自在に搭載した穀物乾燥装置は、本出願前例えば
実開平2-13992号公報に記載されて公知である。
[考案が解決しようとする課題] ところで、従前のこの種穀物乾燥装置においては、静
置状態のもとに収納された穀物を撹拌混合させながら排
出側に移行せしめる撹拌混合移送機は、走行機体へ回転
自在に横架された回転軸へ複数本の撹拌杆を放射状に植
着するとともに、前記撹拌杆の先端側にはヘラ状を呈す
る撹拌混合移送板を装着して構成したものである。
しかしながら、撹拌混合移送板をヘラ状の平板に形成
した場合には、撹拌移送時に多くの穀物抵抗を受けて撹
拌杆が折損される事故が多発する許りか、穀物の撹拌、
混合および移送能力が不足し、穀物を短時間で能率よく
乾燥させることができない等の問題点を有していた。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、撹
拌杆の先端側に、相似形のバケット状掬い上げ容器を互
いに反対向きとなるよう前後位置に一体に設けて形成し
た撹拌混合移送体を装着して、穀物の撹拌混合移送時に
おける穀物抵抗を極力減少せしめて撹拌杆の折損事故を
無くすことができると同時に、穀物の掬い上げ量を多く
して撹拌混合をより良好にできるは勿論のこと、跳ね出
し量の増大により移送距離を大きくし、もって、撹拌混
合移送機の走行速度を速めて穀物を短時間内に能率よく
乾燥せしめることができる撹拌通風乾燥機における穀物
撹拌混合移送装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の撹拌通風乾燥機
における穀物撹拌混合移送装置は、上面を開放した横長
の乾燥筐上に複数本の撹拌杆を放射状に植着した回転軸
を回転自在に軸架した撹拌混合移送機を長手方向に沿い
往復移動自在に搭載したものにおいて、前記複数本の撹
拌杆の先端側には、前部側と後部側とにバケット状を呈
する相似形の掬い上げ容器を互いに反対向きとなるよう
一体に形成した撹拌混合移送体を回転軸方向に沿い夫々
装着してなるものである。
そして、前部掬い上げ容器と後部掬い上げ容器との間
には下向きに突出した掻き出しブラシを配設して、水平
通風盤の目詰り防止と残留穀物の掻き出しを能率的に行
なうことができる。
[作用] 上面が開放された横長の乾燥室内に穀物を連続状に投
入する。次いで撹拌混合移送機を長手方向に沿い往復移
動せしめると同時に乾燥風を穀物に浴びせるように流通
せしめる。
さすれば、投入された穀物は撹拌混合移送機の往復移
動操作に伴い正逆回転される撹拌混合移送体に設けられ
た前部掬い上げ容器および後部掬い上げ容器による掬い
上げ作用で穀物抵抗が少ない状態のもとに多量にわたり
能率よく撹拌混合されながら遠くまで往復移送される間
に乾燥風を浴びて乾燥される。
そして、上述の作動で穀物が所定水分に乾燥されたら
乾燥穀物を撹拌混合移送機により排出部へ移送し、機外
に排出せしめればよい。この乾燥穀物の排出時には、排
出側より穀物供給側に向け復動される撹拌混合移送体は
上昇されて乾燥穀物を供給側へ移送しないようにする。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図ないし第4図において、1は、上面を開放した
横長状(本実施例では25m〜30m)をを呈する乾燥筐であ
って、該乾燥筐1内の適当高さ位置には多数の通風孔3
を穿孔した水平通風盤2が敷設され、これが水平通風盤
2を境として、上部に乾燥室4を、また下部に仕切壁6
により仕切られた複数の吸引室5・・・・を区画形成せ
しめる。そして、複数の吸引室5・・・・の一側には夫
々排風機7・・・・の吸気側を開口接続せしめるととも
に、吐出側は乾燥作業場外にのぞませてある。
前記乾燥筐1上の左右両側には、横長方向に沿ってレ
ール8,8が敷設されており、該レール8,8上には撹拌混合
移送機9が往復走行できるように搭載されている。前記
撹拌混合移送機9は、走行機体10と該走行機体10へ回転
自在に横架された回転軸11に放射状に植着された複数本
の撹拌杆12とからなり、上記撹拌杆12の先端側には、回
転軸11方向に沿った撹拌混合移送体13が装着されてい
る。前記撹拌混合移送体13は、逆U字板14の前部縁辺側
15および後部縁辺側16を互いに外側に向け弯曲せしめる
とともに、逆U字板14の左右両側端に、前後方向に向け
張出した左右一対の張出し壁17,17および18,18を一体に
設けて、前記逆U字板14と左右一対の張出し壁17,17お
よび18,18とにより前部側と後部側とにバケット状を呈
する相似形の掬い上げ容器19,20を互いに反対向きとな
るよう一体に形成して構成したものである。そして、走
行機体10の一側には回転軸11を正逆回転させるための正
逆回転モータ21が設置されるとともに、複数本の撹拌杆
12を植着した回転軸11は走行機体10の一側に設置された
昇降機用モータ22により随時昇降調節される。
23は、乾燥室6の排出側末端位置に設けられた排出部
であって、該排出部23には連動して開閉回動が自在にで
きる複数枚の開閉シャッター板24が設けられている。
25は、前部掬い上げ容器19と後部掬い上げ容器20との
間の全長に亘って下向きに突出するよう配設した掻き出
しブラシであって、該掻き出しブラシ25の回転作動によ
り通風孔3の目詰りを防止するとともに、水平通風盤2
上に残留しようとした穀物を掻き出し移送せしめる。
なお、前記乾燥筐1を太陽熱が透過吸収できるファイ
ロン材料の作業場26内に設置すれば、太陽熱により得ら
れた乾燥風の流通作用で穀物を有効的に乾燥することが
できる。
[考案の効果] 本考案は、上述のとおりに構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
静置状態のもとに横長の乾燥筐内に収容した穀物を撹
拌混合移送機の往復移動走行作動で順次投入側より排出
側に向け移送せしめる間に流通する乾燥風により速やか
に乾燥できるようにしたものであっても、複数本の撹拌
杆の先端には、前部側と後部側とにバケット状を呈する
相似形の掬い上げ容器を互いに反対向きとなるよう一体
に形成した撹拌混合移送体を回転軸方向に沿い夫々装着
したので、穀物の撹拌混合移送時における穀物抵抗を極
力減少せしめて撹拌杆の折損事故を無くすことができる
と同時に、穀物の掬い上げ量を多くして撹拌混合をより
良好にできる許りか、穀物の跳ね出し量の増大により移
送距離を大きくし、撹拌混合移送機の走行速度を速めて
穀物を短時間内に能率よく乾燥せしめることができるは
勿論のこと、掬い上げ容器は前後位置に反対向きに設け
られているので、回転軸の正逆回転作動と撹拌混合移送
機の往復走行作動とにより穀物を自由に乾燥筐内を投入
側より排出側へ、また、排出側より供給側へ移送せし
め、短い乾燥筐であっても穀物を有効的に乾燥すること
ができる。
そのうえ、本考案にあっては、前部掬い上げ容器と後
部掬い上げ容器との間には下向きに突設した掻き出しブ
ラシを配設したので、水平通風盤の目詰り防止と残留穀
物の掻き出しを能率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る撹拌通風乾燥機における穀物撹拌混
合移送装置の一実施例を示すものであって、第1図は縦
断側面図、第2図は縦断正面図、第3図は撹拌混合移送
体の拡大斜視図、第4図は同側面図である。 1……乾燥筐、9……撹拌混合移送機、11……回転軸、
12……撹拌杆、13……撹拌混合移送体、19……前部掬い
上げ容器、20……後部掬い上げ容器

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面を開放した横長の乾燥筐上に複数本の
    撹拌杆を放射状に植着した回転軸を回転自在に軸架した
    撹拌混合移送機を長手方向に沿い往復移動自在に搭載し
    たものにおいて、前記複数本の撹拌杆の先端側には、前
    部側と後部側とにバケット状を呈する相似形の掬い上げ
    容器を互いに反対向きとなるよう一体に形成した撹拌混
    合移送体を回転軸方向に沿い夫々装着した撹拌通風乾燥
    機における穀物撹拌混合移送装置。
  2. 【請求項2】前部掬い上げ容器と後部掬い上げ容器との
    間には下向きに突出した掻き出しブラシを配設した請求
    項(1)記載の撹拌通風乾燥機における穀物撹拌混合移
    送装置。
JP9258990U 1990-09-03 1990-09-03 撹拌通風乾燥機における穀物撹拌混合移送装置 Expired - Lifetime JP2514248Y2 (ja)

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JPH0450391U JPH0450391U (ja) 1992-04-28
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