JP2514116B2 - 動画像再構成方法及び装置 - Google Patents

動画像再構成方法及び装置

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JP2514116B2
JP2514116B2 JP3055970A JP5597091A JP2514116B2 JP 2514116 B2 JP2514116 B2 JP 2514116B2 JP 3055970 A JP3055970 A JP 3055970A JP 5597091 A JP5597091 A JP 5597091A JP 2514116 B2 JP2514116 B2 JP 2514116B2
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reconstructing
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弘行 福地
和由 正村
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GURAFUITSUKUSU KOMYUNIKEESHON TEKUNOROJIIZU KK
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビ電話、テレビ
会議に使用する動画像を再構成して表示画像を得る動画
像再構成方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像符号化装置では、フレーム間符号
化方式が用いられている。この方式は、時間的に連続す
る画像のフレーム間差分をとり、その予測誤差を直交交
換し、可変長符号化を施すことで画像情報の圧縮を行
う。
【0003】一方、受信側では、この可変長符号化デー
タを受信し、符号化データのビット誤りの有無をチェッ
クした上でビット誤りがなければ、元の画像を得るべく
画像再構成を行う。
【0004】また、受信側には再構成と読み出しとに交
互に切り替わる2つのフレームメモリがあり、この切り
替えによって再構成をフレーム単位に連続的に行えるよ
うにしている。ここで読み出しとは、再構成終了後のデ
ータを出力することである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3の(a)に前記従
来例でのタイムチャートを示す。図3の(a)のフレー
ム同期信号は、一定周期の信号であり、このフレーム同
期信号によって、2つのフレームメモリA、Bが再構成
用と読み出し用とに交互に切り替えられる。即ち、入力
してくるフレームを1→2→3→4→5→…とすると、
先ずメモリAでフレーム1を再構成しながら書き込む
(W1)。次に再構成終了後に再構成したデータをメモ
リAから読み出す(R1)。一方、メモリBでは、この
読み出し(R1)中に、次の新しいフレーム2を再構成
しながら書き込み(W2)、次にこの再構成終了後に再
構成ずみのデータを読み出す(R2)。この読み出し中
には、メモリAでは、次の新しいフレーム3を再構成し
ながら書き込む(W3)。この期間(W3)が2つのフ
レーム同期信号にわたっているのは、送られてくる画像
の符号化データが長いためである(画像変化が大である
ということ)。以上、メモリAとBとは、再構成と読み
出しとに交互に切り替えられ、再構成は、事実上、連続
するフレームに対して連続的に実行できることになる
(スループット向上)。
【0006】然るに、再構成中に、符号データに伝送路
上でビット誤りが生じエラー発生することがある。この
事例を図3の(b)に示す。図では、メモリAのフレー
ム3の再構成中のエラー発生例を示した。エラー発生す
ると、メモリAでは、その再構成途中のデータを次の同
期信号のタイミングで読み出し(斜線で示したR3)に
切り替わり、一方メモリBではこの同期信号のタイミン
グで次の新しいフレーム4を取り込み再構成する。従っ
て、読み出し(R3)では、エラーにより乱れた画像を
含むことになり、好ましくなかった。
【0007】このように、この符号化方式では、可変長
符号を使用しているため、符号データに伝送路上でビッ
ト誤りが生じると、受信側では、ビット誤りの生じたデ
ータ以降の復号ができなくなる。この結果、復号化した
後に元の画像への再構成途中の画面に復号の中断による
歪が生じ、この乱れた画面が再構成中のフレームメモリ
Aから、図3の(b)に示すように出力(R3)されて
しまう。一方、エラー発生後、動画像再構成装置では、
次のフレームの先頭を示す符号を探索し、そこから他方
のフレームメモリBで再度復号処理を開始することにな
る。しかし、次のフレームの画面の完成(W4の終了)
までの間、エラーにより乱れた画面が図3の(b)のハ
ッチングのR3に示すように出力され続けることにな
り、好ましくない。
【0008】本発明は、エラーが発生した場合、完全に
再構成された1フレーム前の画面を出力し続けることに
より、途中で乱れた画面を出力すること無しに、次のフ
レームの再構成を可能にする動画像再構成方法及び装置
を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の動画像再構成方
法は、伝送路上で符号データにビット誤りが発生したこ
とによってエラーが生じた場合、2枚のフレームメモリ
の交替を行わずにそのエラー発生時の再構成中のフレー
ムメモリでは次の新フレームでの再構成を行わせ、読み
出し中のフレームメモリではその読み出しを、新フレー
ムの再構成終了まで続けさせてなる(請求項1)。
【0010】更に本発明の動画像再構成装置は、フレー
ム間符号化された動画像の符号化データを復号する手段
と、フレーム単位に設けた第1、第2のフレームメモリ
と、該第1、第2のフレームメモリを再構成用と読み出
し用とに交互に切り替える手段と、より成ると共に、上
記復号過程で符号化データにビット誤りが発生したこと
によりエラーが生じた場合、該ビット誤りフレームの再
構成中のフレームメモリに対して、次に入力してくる新
フレームの再構成を引続き行わせ、読み出し中のフレー
ムメモリに対して、そのまま読み出しを、上記新フレー
ムの再構成が終了するまで続けさせるように、上記第
1、第2のフレームメモリを制御する手段と、より成る
(請求項2)。
【0011】
【作用】本発明の動画像再構成方法及び装置によれば、
伝送路上で符号データにビット誤りが発生したことによ
ってエラーが生じた場合、2枚のフレームメモリの交替
を行わずにそのエラー発生時の再構成中のフレームメモ
リでは次の新フレームでの再構成を行わせ、読み出し中
のフレームメモリではその読み出しを、新フレームの再
構成終了まで続けさせてなる(請求項1、2)。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例による動画像再構成
装置の構成を示すブロック図である。この動画像再構成
装置は、可変長復号器2、逆直交変換器3、加算器4、
メモリ制御部5、システム制御部1、および2枚のフレ
ームメモリ6、7から構成される。受信した可変長の符
号データは、順次可変長復号器2、逆直交変換器3、加
算器4により再構成処理を施され、再構成画像用のデー
タがフレームメモリ6、7(図3のフレームメモリA、
Bに相当する。以下、A、Bで表現する)に交互に得ら
れる。
【0013】具体的に構成を説明する。可変長復号器2
は、伝送路(有線、無線いずれも含む)からの可変長の
フレーム間符号化されたデータを復号し、画像データを
得る。逆直交変換器3は送信時の直交変換を元に戻すた
めの逆直交変換を行う。加算器4は、逆直交変換器3の
変換済みの画像データと、再構成中のメモリから読み出
した画像データとの加算を行い画像データを得る。
【0014】フレームメモリA、Bは、再構成用と読み
出し用とに、交互に切り替えられる如き制御を受ける。
この切り替えは、フレーム同期信号に同期した切り替え
である。ここで切り替え制御は、システム制御部1から
の切り替え信号を受けたメモリ制御部5が行う。再構成
とは元の動画像を再生すること、読み出しとは、再生済
みの動画像を読み出して出力して画面に表示させること
を云う。交互切り替えとは、(イ)フレームメモリAを
再構成として使う場合にはフレームメモリBを読み出し
用に使い、(ロ)次に新しいフレームが入力した場合に
はフレームメモリAを自己の再構成した画像データの読
み出し用に使い、フレームメモリBをこの新しいフレー
ムの再構成に使う、如き切り替え法を云う。この交互切
り替えの様子を図2の(a)に示す。尚、この図2の
(a)は図3の(a)と同じ図である。
【0015】伝送路上で符号データにビット誤りが発生
した場合、可変長復号処理を続けることができなくな
り、画像の再構成を中断しなくてはならない。このた
め、従来例では現在再構成中のフレームには、中断によ
る乱れが生じる。このあと、可変長復号器2では、次の
フレームの先頭を示す符号の探索を開始し、先頭を示す
符号が見つかり次第、そのフレーム以降の復号処理を続
ける。即ち、従来の技術では、エラーによる再構成処理
の中断のあと、次のフレームの再構成開始時に、2枚の
フレームメモリの役割の交替を行うため、復号装置から
中断で乱れたフレームが、次のフレームの完成まで出力
され続けることになる(R3)。この様子を図2(b)
に示す。これは図3の(b)と同じタイムチャートであ
る。この例では、フレーム3の再構成中(W3)にエラ
ーが発生している。エラー発生のあと、フレームメモリ
の役割の交替が行われ、フレーム4の再構成(W4)が
終了するまでは、画像の乱れているフレーム3の出力が
行われる(R3)。
【0016】本実施例では、エラーの発生したときにフ
レームメモリAとBとの役割の交替を行わずに、そのま
まの状態で処理を続ける。図1で説明すると、可変長復
号器2からエラー検出信号を受け取ったシステム制御部
1は、可変長復号器2へ再スタート信号を送り、次の入
力してくる新しいフレームの先頭からの復号処理を再開
始する。また、同時にシステム制御部1は、メモリ制御
部5へメモリ交替禁止信号(又は交替をさせない指令信
号)を送り、2枚のフレームメモリAとBの交替を禁止
する。この様子を図2の(c)に示す。この例では、メ
モリAでのフレーム3の再構成中にエラーが発生する
と、続けて同じフレームメモリAに次に入力してくる新
しいフレーム4の再構成を行わせる(W4)。メモリB
では、エラー発生時に読み出し出力していたフレーム2
をそのまま読み出し出力させ続ける(R2)。フレーム
4の再構成(W4)が終了したあと、メモリAとBとの
役割の切り替えを行う。これによってメモリAは再構成
済みのフレーム4を読み出し出力し、メモリBは新しく
入力してくるフレーム5の再構成処理を開始(W5)す
る。このため、エラーのために乱れたフレーム3は出力
すること無しに新しいフレーム4を再構成でき、エラー
からの回復処理を画面を乱すことなく実行できた。
【0017】尚、図1でシステム制御部1に入力するフ
レーム同期信号は、受信信号から得る場合も、この受信
側独自で発生するものであっても、どちらでもよい。
又、図1の構成はソフトウェアによっても実現できる。
【0018】
【発明の効果】以上に示したように、本発明によれば、
伝送路上で符号データにビット誤りが生じた場合に、ビ
ット誤りにより乱れたフレームを出力することなくエラ
ーからの回復処理を行うことができ、エラーに対して安
定的に動作する動画像再構成装置を構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動画像再構成装置の実施例図である。
【図2】本発明の実施例のタイムチャートである。
【図3】従来例のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 可変長復号器 3 逆直交変換器 4 加算器 5 メモリ制御部 6、7 フレームメモリA、B
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−198988(JP,A) 特開 昭62−200994(JP,A) 特開 昭63−203078(JP,A) 特開 平1−155790(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のフレームメモリを再構成用と読み
    出し用とに交替で使用して、フレーム間の符号化された
    動画像を復号して再構成する動画像再構成方法におい
    て、伝送路上で符号データにビット誤りが発生したこと
    によってエラーが生じた場合、2枚のフレームメモリの
    交替を行わずにそのエラー発生時の再構成中のフレーム
    メモリでは次の新フレームでの再構成を行わせ、読み出
    し中のフレームメモリではその読み出しを、新フレーム
    の再構成終了まで続けさせてなる動画像再構成方法。
  2. 【請求項2】 フレーム間の符号化された動画像の符号
    化データを復号する手段と、フレーム単位に設けた第
    1、第2のフレームメモリと、該第1、第2のフレーム
    メモリを再構成用と読み出し用とに交互に切り替える手
    段と、より成ると共に、上記復号過程で符号化データに
    ビット誤りが発生したことによりエラーが生じた場合、
    該ビット誤りフレームの再構成中のフレームメモリに対
    して、次に入力してくる新フレームの再構成を引続き行
    わせ、読み出し中のフレームメモリに対して、そのまま
    読み出しを、上記新フレームの再構成が終了するまで続
    けさせるように、上記第1、第2のフレームメモリを制
    御する手段と、より成る動画像再構成装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4921582B2 (ja) * 2010-11-04 2012-04-25 ラピスセミコンダクタ株式会社 画像データ転送回路
JP2012233965A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Mitsubishi Electric Corp 画像表示装置
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