JP2514064B2 - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/04Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with macromolecular additives; with layer-forming substances

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関するもので
あり、特に感度を上昇させるとともに長時間塗布適性の
ある感光材料に関するものである。
(従来技術) 感度の上昇は乳剤製造者にとって関心の深いものであ
る。
感度を上昇させるために、ハロゲン化銀写真乳剤に対
し、各種の添加剤を使用することが知られている。
感度を上昇させる糖類の代表的な例はデキソトランで
あり、米国特許第3,063,838号、同第3,272,631号等に開
示されている。しかるに、これらをその目的を十分に達
成できるだけの量を用いると現像処理時に以下の不都合
が生ずる。
現像処理中に、写真乳剤層が下塗層(写真乳剤層と支
持体を接着させる為に設けた層)から剥離する。
これらの不都合を生じる写真感光材料の商品価値は著
しく損われることは容易に理解できる。
現像処理中の剥離を防ぐ方法として特開昭61−69061
号に記載されているようにデキストランの比率(対バイ
ンダー)を分配するだけではこの商品価値を保つには不
充分であることがわかっている。特開昭62−313637号の
ようにMW10万以上のデキストランを用いることは剥離を
防ぐ方法としては良いが新たな問題としてデキストラン
を添加すると塗布液が沈降して長時間塗布できないこと
が生じた。
(発明の目的) 本発明の目的は、感度が向上しかつ長時間塗布適性の
ある写真感光材料を提供することである。
(発明の開示) 本発明の上記目的は、支持体の一方の側に少なくとも
1層の親水性コロイド層を有し、かつ該親水性コロイド
層の内に平均分子量が10万以上のデキストランを含有す
るハロゲン化銀写真感光材料に於て、該デキストランを
含有する親水性コロイド層にさらに一般式〔P〕の繰り
返し単位の合成イオン性ポリマーを含有することを特徴
とするハロゲン化銀写真感光材料により達成された。
本発明に使用するイオン性ポリマーは、下記一般式
〔P〕の繰り返し単位の合成ポリマーである。
一般式〔P〕 式中、R1及びR2は同じでも異なってもよくそれぞれは
水素原子、アルキル基、好ましくは炭素原子数1〜4の
アルキル基(置換基を有するものも含まれる。例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等)、ハロデ
ン原子(例えば塩素原子)または−CH2COOMを表わし、
Lは−CONH−、−NHCO−、−COO−、−OCO−、−CO−、
−SO2−、−NHSO2−、−SO2NH−または−O−を表わ
し、Jはアルキレン基、好ましくは炭素原子数1〜10の
アルキレン基(置換基を有するものも含まれる。例えば
メチレン基、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン
基、ブチレン基、ヘキシレン基等)、アリーレン基(置
換基を有するものも含まれる。例えばフェニレン基
等)、またはアラルキレン基(置換基を有するものも含
まれる。たとえば を表わし、Mは水素原子またはカチオン基を表わし、P
およびqはそれぞれ0または1を表わす。Yは水素原子
またはカルボキシル基(またはその塩)を表わす。
次に一般式〔P〕で表わされる合成水溶性ポリマーの
具体例を挙げる。
本発明の合成水溶性ポリマーの分子量は1,000〜1,00
0,000好ましくは2,000〜300,000である。
これらの製造には、特公昭35−11989号、米国特許3,7
62,924号、特公昭45−12820号、同45−18418号、同45−
40149号、同46−31192号に記載されている方法に準じた
方法が適用できる。
本発明に於ては、デキストランは写真乳剤層に添加す
ることが好ましい。
好ましくはデキストランを添加する層より支持体に近
い側にデキストランを含まない層を乾膜厚で1μ以上塗
設することが好ましい。
本発明のデキストランは重量平均分子量(Mw)が100,
000以上好ましくは120,000から200,000、特に好ましく
は120,000から180,000のものが良い。かかるデキストラ
ンの添加量は任意の量を選ぶことが出来るが、最適の添
加量は写真乳剤の種類によって異なる。
本発明において写真乳剤層に添加するデキストラン
は、ロイコノストック、メゼンテロイデス等のデキスト
ラン生産菌、またはこれらの菌の培養液より分離したデ
キストランシュクラーゼを蔗糖液に作用して得られるネ
イティブデキストランを酸、アルカリ、酵素による部分
分解重合法によって分子量を低下させたものである。
本発明におけるデキストランの添加量は添加する層の
全バインダーの5〜50重量%であることが好ましい。
デキストランを乳剤に加える場合、その添加時期はい
つでも良いが、第2熟成後塗布前に加えるのが適当であ
る。
デキストランは粉末として加えても良いが、5〜30%
水溶液として用いるのが便利である。
本発明におけるデキストランを含有しない層は下塗層
に隣接することが好ましい。
かかるデキストランを含有しない層の厚みとしては1.
0〜5.0μ、特に1.0〜3.0μであること好ましい。1.0μ
未満であると上層のデキストランの低分子量成分の拡散
を防止できず下塗層との接着性を悪化することがある。
一方、デキストランの分子量が大きすぎると増感効果
が顕著でなくなり好ましくなく、小さすぎると下塗層と
の接着力の悪化をもたらすことがあり好ましくない。
本発明のデキストランとともに用いられる水溶性イオ
ン性ポリマーの使用量は重量比でデキストランに対し1/
100〜10、好ましくは1/50〜1、特に好ましくは1/30〜1
/3である。
次に本発明のハロゲン化銀写真感光材料のその他の構
成について記載する。
本発明に用いられるハロゲン化銀写真乳剤中のハロゲ
ン化銀粒子は、立方体、八面体のような規則的(regula
r)な結晶体を有するものでもよく、また球状、板状な
どのような変則的(irregular)な結晶形をもつもの、
あるいはこれらの結晶形の複合形をもつものでもよい。
種々の結晶形の粒子の混合から成ってもよい。
これらの写真乳剤はP.Glafkides著Chemie et Phisiqu
e Photographique(Paul Montel社刊、1967年)、G.F.D
uffin著Photographic Emulsion Chemistry(The Focal
Press刊、1966年)、V.L.Zelikman et al著Making and
Coating Photographic Emulsion(The Focal Press刊、
1964年)などに記載された方法を用いて調製することが
できる。すなわち、酸性法、中性法、アンモニア法等の
いずれでもよく、また可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を
反応させる形式としては片側混合法、同時混合法、それ
らの組合せなどのいずれを用いてもよい。
写真層のバインダーとしてはゼラチン、カゼインなど
の蛋白層を使用することが出来る。
ここに言うゼラチンはいわゆる石灰処理ゼラチン、酸
処理ゼラチンおよび酵素処理ゼラチンを指す。ゼラチン
としては特開昭62−87952号に記載の高分子量成分含有
のゼラチンが好ましい。
又、本発明の写真感光材料は、写真構成層中に米国特
許第3,411,911号、同3,411,912号、特公昭45−5331号等
に記載のアルキルアクリレート系ラテックスを含むこと
が出来る。
ハロゲン化銀乳剤は、化学増感を行なわないで、いわ
ゆる未後熟(Primitive)乳剤のまま用いることもでき
るが、通常は化学増感される。化学増感のためには、前
記Glafkidesまたはzelikmanらの著書あるいはH.Frieser
編デ・グルンドラーゲン・デル・フォトグラフィシェン
プロツエセ・ミト・ジルベルハロゲニーデンDie Grun
dlagen der Photographischen Prozesse mit Silber−h
alogeniden(Akademische Verlagsgesellschaft、196
8) に記載の方法を用いることができる。
すなわち、銀イオンと反応し得る硫黄を含む化合物や
活性ゼラチンを用いる硫黄増感法、還元性物質を用いる
還元増感法、金その他の貴金属化合物を用いる貴金属増
感法などを単独または組合せて用いることができる。硫
黄増感剤としては、チオ硫酸塩、チオ尿素類、チアゾー
ル類、ローダニン類、その他の化合物を用いることがで
き、それらの具体例は、米国特許1,574,944号、2,410,6
89号、2,278,947号、2,728,668号、3,656,955号に記載
されている。還元増感剤としては第一すず塩、アミン
類、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジンスルフィン酸、
シラン化合物などを用いることができる。貴金属増感の
ためには金錯塩のほか、白金、イリジウム、パラジウム
等の周期律表VIII族の金属の錯塩を用いることができ
る。
本発明の感光材料にはカブリ防止剤または安定剤とし
て種々の化合物を含有させることができる。すなわちア
ゾール類たとえばベンゾチアゾリウム塩、ニトロインダ
ゾール類、トリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、ベ
ンズイミダゾール類(特にニトロ−またはハロゲン置換
体);ヘテロ環メルカプト化合物類たとえばメルカプト
チアゾール類、メルカプトベンゾリアゾール類、メルカ
プトベンズイミダゾール類、メルカプトチアジアゾール
類メルカプトテトラゾール類(特に1−フェニル−5−
メルカプトテトラゾール)、メルカプトピリジン類;カ
ルボキシル基やスルホン基などの水溶性基を有する上記
のヘテロ環メルカプト化合物類;チオケト化合物たとえ
ばオキサゾリンチオン;アザインデン類たとえばテトラ
アザインデン類;(特に4−ヒドロキシ置換(1,3,3a,
7)テトラアザイデン類);ベンゼンチオスルホン酸
類;ベンゼンスルフィン類;などのようなカブリ防止剤
または安定剤として知られた多くの化合物を加えること
ができる。
これらの更に詳しい具体例及びその使用方法について
は、たとえば米国特許第3,954,474号、同第3,982,947
号、同第4,021,248号各明細書または特公昭52−28,660
号公報の記載を参考にできる。
硬膜剤としてはムコクロル酸、ホルムアルデヒド、ジ
メチロール尿素、グリオキサール、サクシンアルデヒ
ド、グルタルアルデヒドの如きアルデヒド系化合物;ジ
ビニルスルホン、メチレンビスマレイミド、5−アセチ
ル−1,3−ジアクリロイル−ヘキサヒドロ−s−トリア
ジン、1,3,5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−s−
トリアジン、1,3,5−トリビニルスルホニル−ヘキサヒ
ドロ−s−トリアジンビス(ビオルスルホニルメチル)
エーテル、1,3−ビス(ビニルスルホニルメチル)プロ
パノール−2−、ビス(α−ビニルスルホニルアセトア
ミド)エタンの如き活性ビニル系化合物;2,4−ジクロロ
−6−ヒドロキシ−s−トリアジン・ナトリウム塩の如
き活性ハロゲン系化合物;N−カルバモイルピリジニウム
塩類((1−モルホリノカルボニル−3−ピリジニオ)
メタンスルホナートなど)、ハロアミジニウム塩類(1
−(1−クロロ−1−ピリジノメチレン)ピロリジニウ
ム、2−ナフタレンスルホナートなど)及びクロム明バ
ンの如き無機系化合物を挙げることができる。
本発明の感光材料の写真乳剤層または他の構成層には
塗布助剤、帯電防止、スベリ性改良、乳化分散、接着防
止および写真特性改良(たとえば現像促進、硬調化、増
感)など種々の目的で本発明以外の界面活性剤を含んで
もよい。
たとえばサポニン(ステロイド系)、アルキレンオキ
サイド誘導体(例えばポリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール/ポリプロピレングリコール縮合物、
ポリエチレングリコールアルキルエーテル類またはポリ
エチレングリコールアルキルアリールエーテル類ポリエ
チレングリコールエステル類、ポリエチレングリコール
ソルビタンエステル類、ポリアルキレングリコールアル
キルアミンまたはアミド類、シリコーンのポリエチレン
オキサイド付加物類)、グリシドール誘導体(たとえば
アルケニルコハク酸ポリグリセリド、アルキルフェノー
ルポリグリセリド)、多価アルコールの脂肪酸エステル
類、糖のアルキルエステル類などの非イオン性界面活性
剤;アルキルカルボン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、
アルキルベンゼンスルフォン酸塩、アルキルナフタレン
スルフォン酸、アルキル硫酸エステル類、アルキルリン
酸エエステル類、N−アシル−N−アルキルタウリン
酸、スルホコク酸エステル類、スルホアルキルポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエ
チレンアルキルリン酸エステル類などのようなカルボキ
シ基、スルホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、燐酸エス
テル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸
類、アミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル硫酸
または燐酸エステル類、アルキルベタイン類、アミンオ
キシド類などの両性界面活性剤;アルキルアミン塩類、
脂肪族あるいは芳香族第4級アンモニウム塩類、ピリジ
ニウム、イミダゾリウムなどの複素環第4級アンモニウ
ム塩類、および脂肪族または複素環を含むホスホニウム
またはスルホニウム塩類などのカチオン界面活性剤を用
いることができる。
本発明の写真乳剤は、メチン色素類その他によって分
光増感されてよい。用いられる色素には、シアニン色
素、メロシアニン色素、複合シアニン色素、複合メロシ
アニン色素、ホロポーラーシアニン色素、ヘミシアニン
色素、スチリル色素、およびヘミオキソノール色素が含
有される。特に有用な色素はシアニン色素、メロシアニ
ン色素および複合メロシアニン色素に属する色素であ
る。これらの色素類には塩基性異節環核としてシアニン
色素類に通常利用される核のいずれをも適用できる。す
なわち、ピロリン核、オキサゾリン核、チアゾリン核、
ピロール核、オキサゾール核、チアゾール核、セレナゾ
ール核、イミダゾール核、テトラゾール核、ピリジン核
など;これらの核に脂環式炭化水素環が融合した核;お
よびこれらの核に芳香族炭化水素環が融合した核、、す
なわち、インドレニン核、ベンズインドレニン核、イン
ドール核、ベンズオキサゾール核、ナフトオキサゾール
核、ベンゾチアゾール核、ナフトチアゾール核、ベンゾ
セレナゾール核、ベエズイミダゾール核、キノリン核な
どが適用できる。これらの核は炭素原子上に置換されて
いてもよい。
メロシアニン色素または複合メロシアニン色素にはケ
トメチレン構造を有する核として、ピラゾリン−5−オ
ン核、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリジン−
2,4−ジオン核、チアゾリジン−2,4−ジオン核、ローダ
ニン核、チオバルビツール酸核などの5〜6員異節環核
を適用することができる。
本発明の感光材料に用いられる代表的支持体はセルロ
ーズナイトレートフィルム、セルローズアセテートフィ
ルム、ポリビニルアセタールフィルム、ポリスチレンフ
ィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム及び他の
ポリエステル並びにガラス、紙、金属、木等があげられ
る。
(実施例) 以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
(実施例−1) (1)感光性ハロゲン化銀乳剤の調製 臭化カリウムおよび沃化カリウムと硝酸銀をゼラチン
水溶液に激しく撹拌しながら添加し、平均粒径1μの厚
板状の沃臭化銀(平均ヨード含有率10モル%)を調製し
た。その後通常の沈澱法により水洗しDye−1を添加し
その後塩化金酸およびチオ硫酸ナトリウムを用いた金・
硫酸増感法により化学増感を行ない感光性沃臭化銀乳剤
Aを得た。ハロゲン化銀乳剤Aと同様に但し、調製の沃
化カリウムの量と調製温度を調節して0.7μの厚板状の
ハロゲン化銀乳剤B(平均ヨード含有率6モル%)を調
製した。
(2)塗布試料の作製 下記組成のバック層を有するトリアセチルセルロース
支持体の他方の側に下記処方の各層を同時に支持体側か
ら順次設けて試料1〜14を作成した。
ジアセチルセルロース 140mg/m2 酸化ケイ素 5mg/m2 (最下層) バインダー;ゼラチン 1g/m2 塗布助剤;ポリp−スチレンスルホン酸カリウム塩10.0
mg/m2 バインダー:ゼラチン 1g/m2 定着促進剤: 0.16g/m2 染料−8 24mg/m2 染料−27 15mg/m2 (中間層) バインダー:ゼラチン 0.4g/m2 塗布助剤:ポリp−スチレンスルホン酸カリウム塩3.3m
g/m2 (乳剤層−1) 塗布銀量:乳剤B 1.5g/m2 バインダー;ゼラチン−2 2g/m2 増感色素:Dye−1 2.1mg/Ag1g 添加剤:C18H35OCH2CH2O20H 5.8mg/Ag1g 塗布助剤:ポリp−スチレンスルホン酸カリウム塩50mg
/m2 硬膜剤:1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エ
タン 45mg/m2 (乳剤層−2) 塗布銀量:乳剤A 4g/m2 デキストラン:表Iに記載 1.4g/m2 沈降防止剤:表Iに記載 バインダー:ゼラチン 4.2g/m2 増感色素:Dye−1 2.1mg/Ag1g 添加剤:C18H35OCH2CH2O20H 5.8mg/Ag1g トリメチロールプロパン 420mg/m2 塗布助剤:ポリp−スチレンスルホン酸カリウム塩100m
g/m2 増感色素: (表面保護層) バインダー;ゼラチン 0.7g/m2 マット剤:ポリメチルメタクリレート微粒子(平均粒子
サイズ3μ)0.13mg/m2 (3)センシトメトリー これらの試料を30℃65%RHの温湿度で塗布後14日間保
存した。各々の試料を下記の方法でテストした。
(i)湿潤時の接着テスト(剥離テスト) 現像、定着、水洗の各段階において処理液中でフィル
ムの写真乳剤面に鉄筆を用いてひっかき傷を2本交又し
てつけ、その傷の部分を線に直角方向に指頭でこする。
乳剤層が傷以上に剥離しない場合A級、最大剥離巾が
3mm以内の時B級、これより大きい時C級とする。
(ii)感度の測定 各々の試料を光学くさびを通して400ルックスのタン
グステン光で1/10秒間露光した後、それぞれ下記の現像
液で20℃で7分間現像した。
定着、水洗、乾燥したそれぞれの試料に対し同じ方法
を用いてカブリ濃度より高い一定濃度(0.2の光学濃
度)での写真感度を測定した。
これらの結果は第1表に示した。
現像液 メトール 2g 亜硫酸ナトリウム 100g ハイドロキノン 5g ボラックス・10H2O 2g 水を加えて 1l 定着液:フジフィックス(富士写真フィルム株式会社
製) (4)塗布液の沈降 塗布液を40℃で静置させ3時間たった後の上澄み液量
を全体の液量で割った値で評価した。
○:5%未満 ×:5%以上 本発明の試料7、9、11、12は感度が高く、沈降、接
着テストの良い試料であることがわかる。
(実施例2) (1)感光性ハロゲン化銀乳剤の調製 実施例−1と同じ (2)塗布試料の作成 トリアセチルセルロース支持体上に下記処方の各層を
同時に支持体側から順次設けて試料を作成した。
(乳剤層−1) 実施例−1の乳剤層−1と同じ (乳剤層−2) 実施例−1の乳剤層−2と同じ (表面保護層) 実施例−1の表面保護層と同じ (3)センシトメトリー (i)感度の測定 実施例1と同じ (4)塗布液の沈降 実施例−1と同じ 本発明の構成の試料17は感度が高くて沈降もしないこ
とがわかる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上の少なくとも一方の側に少なくと
    も1層のハロゲン化銀写真乳剤層を有したハロゲン化銀
    写真感光材料において、該感光材料が分子量が10万以上
    のデキストランを含有しかつデキストランを含有する層
    にさらに下記一般式〔P〕の繰り返し単位の合成イオン
    性ポリマーを含有することを特徴とするハロゲン化銀写
    真感光材料。 一般式〔P〕 式中、R1及びR2は同じでも異なってもよくそれぞれ水素
    原子、アルキル基、ハロゲン原子または−CH2COOMを表
    わし、Lは−CONH−、−NHCO−、−COO−、−OCO−、−
    CO−、−SO2−、−NHSO2−、−SO2NH−または−O−を
    表わし、Jはアルキレン基、アリーレン基またはアラル
    キレン基を表わし、Mは水素原子またはカチオン基を表
    わし、p及びqはそれぞれ0または1を表わし、Yは水
    素原子またはカルボキシル基またはその塩を表わす。
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