JP2513894Y2 - 自動分析装置における水処理機構 - Google Patents
自動分析装置における水処理機構Info
- Publication number
- JP2513894Y2 JP2513894Y2 JP1988115929U JP11592988U JP2513894Y2 JP 2513894 Y2 JP2513894 Y2 JP 2513894Y2 JP 1988115929 U JP1988115929 U JP 1988115929U JP 11592988 U JP11592988 U JP 11592988U JP 2513894 Y2 JP2513894 Y2 JP 2513894Y2
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- Japan
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- pump
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は生化学分析など自動分析装置などに適応され
る水処理機構に関するものである。
る水処理機構に関するものである。
(従来の技術) 図2に示したようにサンプリングポンプ27及び1次試
薬ポンプ28、2次試薬ポンプ29の押出水は脱気を必要と
するため、純水タンク(押出水)21からのイオン交換水
が別系統の脱気装置22,23を通ることにより脱気され、
サンプリングポンプ27及び第1次試薬ポンプ28、第2次
試薬ポンプ29内に吸引される。脱気装置に入った純水
(押出水)は、合成樹脂膜22を通過し、上記の合成樹脂
膜は真空容器23内に設置され、水中に溶有する運動性の
高い分子サイズの小さな気体が膜を透過し、分離排出さ
れ装置出口より脱気された純水(押出水)としてポンプ
系統27,28,29に供給される水処理機構であった。
薬ポンプ28、2次試薬ポンプ29の押出水は脱気を必要と
するため、純水タンク(押出水)21からのイオン交換水
が別系統の脱気装置22,23を通ることにより脱気され、
サンプリングポンプ27及び第1次試薬ポンプ28、第2次
試薬ポンプ29内に吸引される。脱気装置に入った純水
(押出水)は、合成樹脂膜22を通過し、上記の合成樹脂
膜は真空容器23内に設置され、水中に溶有する運動性の
高い分子サイズの小さな気体が膜を透過し、分離排出さ
れ装置出口より脱気された純水(押出水)としてポンプ
系統27,28,29に供給される水処理機構であった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の純水(押出水)の脱気方式は上
述のように、検体の輸送系、第1試薬の輸送系、第2試
薬の輸送系と別系統別に真空室で脱気される方式である
ため、排液処理を取扱う真空系と別個な真空ラインを必
要とし、装置の複雑さと取扱上の不便さなどが生じた。
従って、これらの不合理を改善するために真空ラインと
して従来から用いている共通の減圧室内に合成チューブ
製の脱気機構を組込み、その単純化、能率化を図り、真
空タンクで反応管廃液と反応管洗浄液の排水機能を併用
した水処理機構とした。
述のように、検体の輸送系、第1試薬の輸送系、第2試
薬の輸送系と別系統別に真空室で脱気される方式である
ため、排液処理を取扱う真空系と別個な真空ラインを必
要とし、装置の複雑さと取扱上の不便さなどが生じた。
従って、これらの不合理を改善するために真空ラインと
して従来から用いている共通の減圧室内に合成チューブ
製の脱気機構を組込み、その単純化、能率化を図り、真
空タンクで反応管廃液と反応管洗浄液の排水機能を併用
した水処理機構とした。
(実施例) 本考案で用いられる自動分析装置は例えば特願昭61−
61673号の方式のものである。
61673号の方式のものである。
第1図に示したごとく、真空ポンプ1の作動で真空タ
ンク2を真空状態とし、真空圧は一定に保持され、真空
タンク2と真空ポンプ1の間には3方電磁弁があり、真
空ポンプがONのときはCOM−ON,OFFの時はCOM−NCに切換
り、圧力が保持される。真空吸引システムは反応管3か
ら測定後の反応液と洗浄液を真空プリタンク11を介して
引込み、排液は排液タンク5に流入する。6の押出水
(純水)タンクで、純水は減圧室2の合成樹脂製チュー
ブを通して脱気され、サンプリングポンプ7で純水を洗
浄側シリンジは引込む。サンプリングポンプ7は電磁弁
があり、洗浄側シリンジ、洗浄液吸引時に減圧室ライン
に開き、吐出時にはサンプリングピペットラインに開
く、サンプルカップ8からサンプルシリンジ7で検体を
吸入する。反応管3′に検体を吐出する際は、サンプル
側シリンジより検体を吐出する。洗浄側シリンジで脱気
水を一緒に反応管3′に吐出する。
ンク2を真空状態とし、真空圧は一定に保持され、真空
タンク2と真空ポンプ1の間には3方電磁弁があり、真
空ポンプがONのときはCOM−ON,OFFの時はCOM−NCに切換
り、圧力が保持される。真空吸引システムは反応管3か
ら測定後の反応液と洗浄液を真空プリタンク11を介して
引込み、排液は排液タンク5に流入する。6の押出水
(純水)タンクで、純水は減圧室2の合成樹脂製チュー
ブを通して脱気され、サンプリングポンプ7で純水を洗
浄側シリンジは引込む。サンプリングポンプ7は電磁弁
があり、洗浄側シリンジ、洗浄液吸引時に減圧室ライン
に開き、吐出時にはサンプリングピペットラインに開
く、サンプルカップ8からサンプルシリンジ7で検体を
吸入する。反応管3′に検体を吐出する際は、サンプル
側シリンジより検体を吐出する。洗浄側シリンジで脱気
水を一緒に反応管3′に吐出する。
第1試薬ポンプ9は第1次試薬を吸引して、脱気水で
試薬を押出す。試薬ポンプ洗浄側シリンジで純水タンク
6から純水を真空タンク2を通して脱気する。試薬ポン
プは電磁弁があり、洗浄液吸引時と吐出側に切換えられ
る。この操作はサンプリング系統、第1次試薬系統、第
2次試薬系統ではお互に切換わり、同様な操作を行う。
本系統では上記のサンプリング、第1次試薬、第2次試
薬系共真空タンクの減圧下で純水(押出水)の脱気を共
通のタンクで行い、従来の反応管廃液と反応管洗浄液の
排水機構も兼有することに特徴がある水処理機構であ
る。
試薬を押出す。試薬ポンプ洗浄側シリンジで純水タンク
6から純水を真空タンク2を通して脱気する。試薬ポン
プは電磁弁があり、洗浄液吸引時と吐出側に切換えられ
る。この操作はサンプリング系統、第1次試薬系統、第
2次試薬系統ではお互に切換わり、同様な操作を行う。
本系統では上記のサンプリング、第1次試薬、第2次試
薬系共真空タンクの減圧下で純水(押出水)の脱気を共
通のタンクで行い、従来の反応管廃液と反応管洗浄液の
排水機構も兼有することに特徴がある水処理機構であ
る。
(考案の効果) 本考案は検体の輸送ライン、第1試薬輸送ライン並び
に第2試薬輸送ラインにおいて、純水の押出水を別系統
で導き、共通の真空タンクの減圧室内で脱気を行い、併
せて反応管廃液と反応管洗浄液の排水処理を行う水処理
機構に依り、共通の真空タンク減圧室内で押出水の脱気
と排水処理を効果的に実施できる。
に第2試薬輸送ラインにおいて、純水の押出水を別系統
で導き、共通の真空タンクの減圧室内で脱気を行い、併
せて反応管廃液と反応管洗浄液の排水処理を行う水処理
機構に依り、共通の真空タンク減圧室内で押出水の脱気
と排水処理を効果的に実施できる。
第1図は自動分析装置に用いる脱気装置を含む系統図で
ある。第2図は従来法の脱気装置を示す。 1…真空ポンプ、2…真空タンク、6…純水(押出水)
タンク、7…サンプリングポンプ、9…第1試薬ポン
プ、10…第2試薬ポンプ、21…純水タンク、22,23…脱
気装置、24…圧力センサ、25…コントロール部、26…真
空ポンプ、27…サンプリングポンプ、28…第1試薬ポン
プ、29…第2試薬ポンプ。
ある。第2図は従来法の脱気装置を示す。 1…真空ポンプ、2…真空タンク、6…純水(押出水)
タンク、7…サンプリングポンプ、9…第1試薬ポン
プ、10…第2試薬ポンプ、21…純水タンク、22,23…脱
気装置、24…圧力センサ、25…コントロール部、26…真
空ポンプ、27…サンプリングポンプ、28…第1試薬ポン
プ、29…第2試薬ポンプ。
Claims (1)
- 【請求項1】検体の輸送ライン、第1試薬輸送ライン並
びに第2試薬輸送ラインにおいて、純水の押出水を別系
統で導き、共通の真空タンクの減圧室内で螺旋状の合成
樹脂製チューブで脱気作用を施し、併せて反応管廃液と
反応管洗浄液の排水処理を行うことを特徴とする減圧室
を有する自動分析装置における水処理機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988115929U JP2513894Y2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 自動分析装置における水処理機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988115929U JP2513894Y2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 自動分析装置における水処理機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0237374U JPH0237374U (ja) | 1990-03-12 |
JP2513894Y2 true JP2513894Y2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=31358021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988115929U Expired - Lifetime JP2513894Y2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 自動分析装置における水処理機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513894Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59168336A (ja) * | 1983-03-15 | 1984-09-22 | Terumo Corp | 自動試料分取分注装置 |
JPS61176858A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-08 | Shimadzu Corp | 自動化学分析装置 |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP1988115929U patent/JP2513894Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0237374U (ja) | 1990-03-12 |
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