JP2512828Y2 - 自動分析装置における水処理機構 - Google Patents
自動分析装置における水処理機構Info
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- JP2512828Y2 JP2512828Y2 JP1990011106U JP1110690U JP2512828Y2 JP 2512828 Y2 JP2512828 Y2 JP 2512828Y2 JP 1990011106 U JP1990011106 U JP 1990011106U JP 1110690 U JP1110690 U JP 1110690U JP 2512828 Y2 JP2512828 Y2 JP 2512828Y2
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- Japan
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- trap
- water
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、生化学分析および臨床化学分析の自動分析
装置における水処理機構に関するものである。
装置における水処理機構に関するものである。
（従来の技術） 出願人は実願昭63-115929号に示されるように、検体
の輸送ライン、第１試薬輸送ライン並びに第２試薬ライ
ンに純水を別系統で合成樹脂製チューブを螺旋状に巻い
て脱気する脱気装置を用いて水処理を行った。また、特
開平1-250864号および特公昭43-1029号には分析計に気
液トラップを設けて脱気する例が見られた。
の輸送ライン、第１試薬輸送ライン並びに第２試薬ライ
ンに純水を別系統で合成樹脂製チューブを螺旋状に巻い
て脱気する脱気装置を用いて水処理を行った。また、特
開平1-250864号および特公昭43-1029号には分析計に気
液トラップを設けて脱気する例が見られた。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、従来の方法は純水中に処理後も未だ溶
存酸素が残存しており、気泡が残り、反応／測定管の比
色測定における測定精度が不十分であり、ために溶存酸
素などの脱気を十分にする方法を解決する方法である。
存酸素が残存しており、気泡が残り、反応／測定管の比
色測定における測定精度が不十分であり、ために溶存酸
素などの脱気を十分にする方法を解決する方法である。
また、従来の気液トラップ型の脱気方法は各種の駆動
機器を用いており、これらをより簡便で連続して能率的
に実施することを課題とした。
機器を用いており、これらをより簡便で連続して能率的
に実施することを課題とした。
（課題を解決するための手段） 本考案は、検体の輸送ライン、第１試薬の輸送ライ
ン、並びに第２の試薬の輸送ラインの脱気装置のポンプ
側に気泡を含む純水の一定量の滞留に伴い、反転してシ
リンジで脱気を行い、復帰後通水する反転型エアートッ
プを設けて純水中の脱気を連続して実施するものであ
る。本反転型エアートラップは簡便で、特に駆動装置を
使用しないでも反転後シリンジより脱気し、復帰後純水
の通水を実施できるものである。
ン、並びに第２の試薬の輸送ラインの脱気装置のポンプ
側に気泡を含む純水の一定量の滞留に伴い、反転してシ
リンジで脱気を行い、復帰後通水する反転型エアートッ
プを設けて純水中の脱気を連続して実施するものであ
る。本反転型エアートラップは簡便で、特に駆動装置を
使用しないでも反転後シリンジより脱気し、復帰後純水
の通水を実施できるものである。
（作用） エアートラップは第２図、第３図に示すごとく通常は
脱気装置側からポンプ側の川下側を下部に傾くように配
置し、気泡を含む純水がトラップ内に一定量滞留する
と、頭部と矢印の方面に反転を実施し、脱気を行い、復
帰後の水の輸送に切換えるエアートラップである。
脱気装置側からポンプ側の川下側を下部に傾くように配
置し、気泡を含む純水がトラップ内に一定量滞留する
と、頭部と矢印の方面に反転を実施し、脱気を行い、復
帰後の水の輸送に切換えるエアートラップである。
この反転駆動、脱気は特に別個の駆動装置を用いない
でもシリンジ系列を用いて連続して操作ができる点に特
徴がある。
でもシリンジ系列を用いて連続して操作ができる点に特
徴がある。
（実施例） 第１図に示すごとく、純水タンク１におけるイオン交
換水（純水）は、真空ラインで減圧できるポリテトラフ
ルオロエチレン発泡体のような合成樹脂製蛇管からなる
脱気装置２で、検体輸送ラインの純水、第１試薬ライン
の純水と第２試薬ラインの純水の３ラインに分れて蛇管
を通して脱気を行い、更に第２図、第３図に示すように
エアートラップ３を頭部31を下方に、底部32を上方に傾
斜した位置を通す。本系に用いる純水は必要に応じて加
温、加圧して製造した脱気水を使用するのが良く脱気装
置２も加温できる装置を用いてもよい。
換水（純水）は、真空ラインで減圧できるポリテトラフ
ルオロエチレン発泡体のような合成樹脂製蛇管からなる
脱気装置２で、検体輸送ラインの純水、第１試薬ライン
の純水と第２試薬ラインの純水の３ラインに分れて蛇管
を通して脱気を行い、更に第２図、第３図に示すように
エアートラップ３を頭部31を下方に、底部32を上方に傾
斜した位置を通す。本系に用いる純水は必要に応じて加
温、加圧して製造した脱気水を使用するのが良く脱気装
置２も加温できる装置を用いてもよい。
エアートラップ３では純水33はトラップ中に気泡を伴
って一定の滞留状態になった時に、波型シャーシー34に
固定されたトラップ３は純水33は35を中心軸とした回転
ハンドルで自動又は手動で矢印方向に反転させ、トラッ
プ31′を頭部、32′を底部とした垂直軸に移し、純水の
頭部31′にあるエアーをサンプリングポンプ５、第１試
薬ポンプ６、第２試薬７を用いて抜き取り、系外に抽出
後、純水を各々シリンジに引込む。消泡が完了したエア
ートラップ３は垂直位置から元の頭部31を下位に、底部
32を上部の傾斜位置に戻す。サンプリングポンプ５には
３方電磁弁４があり、純水側シリンジは、純水吸引時に
純水タンク側に開き、吐出時にはサンプリングピペット
ライン側に開く。サンプルカップ８からサンプルシリン
ジ５で検体を吸入する。反応／測定管９に検体を吐出す
る。純水側シリンジ５で脱気水を一緒に反応／測定管９
に吐出する。
って一定の滞留状態になった時に、波型シャーシー34に
固定されたトラップ３は純水33は35を中心軸とした回転
ハンドルで自動又は手動で矢印方向に反転させ、トラッ
プ31′を頭部、32′を底部とした垂直軸に移し、純水の
頭部31′にあるエアーをサンプリングポンプ５、第１試
薬ポンプ６、第２試薬７を用いて抜き取り、系外に抽出
後、純水を各々シリンジに引込む。消泡が完了したエア
ートラップ３は垂直位置から元の頭部31を下位に、底部
32を上部の傾斜位置に戻す。サンプリングポンプ５には
３方電磁弁４があり、純水側シリンジは、純水吸引時に
純水タンク側に開き、吐出時にはサンプリングピペット
ライン側に開く。サンプルカップ８からサンプルシリン
ジ５で検体を吸入する。反応／測定管９に検体を吐出す
る。純水側シリンジ５で脱気水を一緒に反応／測定管９
に吐出する。
第１試薬ポンプ６は第１試薬10を吸引して、検体系と
同様な方法で脱気水で試薬を押出す。試薬ポンプ6,7
は、それぞれ３方電磁弁4,4があり、純水吸引時と吐出
側切替えを行う。この操作には、サンプリング系統、第
２試薬系統で相互に切換えられ、同様な操作が行われ
る。第１試薬10と第２試薬10の反応／測定管９への仕込
みは第１試薬シリンジ、第２試薬シリンジ6,7の作用で
脱気水と一緒に行う。純水の脱気装置２は、共通タンク
の別系統で実施されるが、エアートラップ３は各々のサ
ンプリグ系統、第１試薬系統に保持され、必要に応じて
エアー抜きの反転作業を実施する。更に純水タンク１に
は加熱機構12を設け、制御機構14で純水の温度制御を行
い、加熱機構のオン，オフを行い、攪拌機構13で純粋の
温度の均一化を図り、脱気効果をあげる。
同様な方法で脱気水で試薬を押出す。試薬ポンプ6,7
は、それぞれ３方電磁弁4,4があり、純水吸引時と吐出
側切替えを行う。この操作には、サンプリング系統、第
２試薬系統で相互に切換えられ、同様な操作が行われ
る。第１試薬10と第２試薬10の反応／測定管９への仕込
みは第１試薬シリンジ、第２試薬シリンジ6,7の作用で
脱気水と一緒に行う。純水の脱気装置２は、共通タンク
の別系統で実施されるが、エアートラップ３は各々のサ
ンプリグ系統、第１試薬系統に保持され、必要に応じて
エアー抜きの反転作業を実施する。更に純水タンク１に
は加熱機構12を設け、制御機構14で純水の温度制御を行
い、加熱機構のオン，オフを行い、攪拌機構13で純粋の
温度の均一化を図り、脱気効果をあげる。
更に、脱気装置２においては、例えばジャケットのご
とき加熱機構21で制御機構14との組合せて純水温度の均
一化、脱気効果の効率化を図り、エアートラップ３では
コイルヒータのごとき加熱機構36で制御機構14で純水の
温度制御を行う方式を用い、マイクロコンピユータ15で
制御できるシステムをとり得る。
とき加熱機構21で制御機構14との組合せて純水温度の均
一化、脱気効果の効率化を図り、エアートラップ３では
コイルヒータのごとき加熱機構36で制御機構14で純水の
温度制御を行う方式を用い、マイクロコンピユータ15で
制御できるシステムをとり得る。
（考案の効果） 上述のごとく、脱気装置の他に反転するエアートラッ
プを設け、純水中の器壁面に残存する気泡の消泡を特に
新たな駆動機構を用いずとも、従来のシリンジ系のポン
プで能率よく消泡できる水処理機構を提案した。
プを設け、純水中の器壁面に残存する気泡の消泡を特に
新たな駆動機構を用いずとも、従来のシリンジ系のポン
プで能率よく消泡できる水処理機構を提案した。
第１図は純水の水処理機構の系統図を示し、第２図は反
転可能なエアートラップの構成図、第３図にエアートラ
ップの使用態様図である。 1.純水タンク 2.脱気装置 3.エアートラップ 4.3方電磁弁 5.サンプリングポンプ 6.第１試薬ポンプ 7.第２試薬ポンプ 8.サンプルカップ 9.反応・測定管 10.第１試薬ボトル 12.21.36.加熱機構 13.スターラー 14.制御機構 15.コンピュータ 34.波型シャーシー
転可能なエアートラップの構成図、第３図にエアートラ
ップの使用態様図である。 1.純水タンク 2.脱気装置 3.エアートラップ 4.3方電磁弁 5.サンプリングポンプ 6.第１試薬ポンプ 7.第２試薬ポンプ 8.サンプルカップ 9.反応・測定管 10.第１試薬ボトル 12.21.36.加熱機構 13.スターラー 14.制御機構 15.コンピュータ 34.波型シャーシー
Claims (1)
- 【請求項１】検体の輸送ライン、第１試薬輸送ライン、
並びに第２試薬輸送ラインの各々に、別系統で純水を純
水タンクから合成樹脂製螺旋チューブを介する真空減圧
タンクからなる脱気装置およびトラップ内に気泡を含む
純水の一定量の滞留を伴って、反転後脱気し、復帰後通
水する反転型エアートラップを設けて、脱気状態の純水
を供給することを特徴とする自動分析装置における水処
理機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990011106U JP2512828Y2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 自動分析装置における水処理機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990011106U JP2512828Y2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 自動分析装置における水処理機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03104856U JPH03104856U (ja) | 1991-10-30 |
| JP2512828Y2 true JP2512828Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=31514645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990011106U Expired - Lifetime JP2512828Y2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 自動分析装置における水処理機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2512828Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100399012C (zh) * | 2000-05-22 | 2008-07-02 | 上村工业株式会社 | 用于无电复合镀敷溶液的自动分析和控制系统 |
| JP4654534B2 (ja) * | 2000-05-22 | 2011-03-23 | 上村工業株式会社 | 無電解複合ニッケルめっき液の自動分析・管理装置 |
| EP4099006A4 (en) * | 2020-01-29 | 2024-03-27 | Hitachi High-Tech Corporation | ELECTROLYTE ANALYZER |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6064256A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-12 | Hitachi Ltd | 自動分析装置用脱気処理装置 |
| JPS63165761A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-09 | Toshiba Corp | 自動化学分析装置 |
| JPH01250864A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-05 | Fuji Electric Co Ltd | フロー型分析計 |
-
1990
- 1990-02-08 JP JP1990011106U patent/JP2512828Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03104856U (ja) | 1991-10-30 |
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