JP2513761B2 - ウエハチャック - Google Patents

ウエハチャック

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JP2513761B2
JP2513761B2 JP1313888A JP1313888A JP2513761B2 JP 2513761 B2 JP2513761 B2 JP 2513761B2 JP 1313888 A JP1313888 A JP 1313888A JP 1313888 A JP1313888 A JP 1313888A JP 2513761 B2 JP2513761 B2 JP 2513761B2
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JP
Japan
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wafer
chuck
chuck body
push
pin
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Expired - Lifetime
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JP1313888A
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English (en)
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JPH01187938A (ja
Inventor
茂樹 小林
誠治 石田
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Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ウエハ処理用ウエハチャックに係り,特にスパッタリ
ング用のウエハチャックの構造に関し, ウエハとこれを保持する爪の接触部においてゴミの発
生源となる堆積物が付着しないようにし,爪の長寿命化
によりメンテナンスを容易にすることを目的とし, ウエハを保持するチャック本体と,該チャック本体を
ウエハの面方向に回転させる手段と,ウエハを該チャッ
ク本体より押し出すための押し出しピンとを有して,ウ
エハを水平位置で搬送し,垂直位置で処理を行うウエハ
チャックであって, 該チャック本体は,テーパ面がチャック本体のウエハ
保持面に対して鋭角をなすように2個のテーパ爪が固定
され,該テーパ面と該チャック本体間にウエハを保持す
るようにした構成にする。
〔産業上の利用分野〕
本発明はウエハ処理用ウエハチャックに係り,特にス
パッタリング用のウエハチャックの構造に関する。
〔従来の技術〕 スパッタ装置において,スパッタ室内に設けられるウ
エハチャックの爪は、従来,線材や,板材を折り曲げて
作製されていた。
第4図(1)〜(3)は従来のウエハチャックの平面
図と断面図である。
図において,ウエハ31は板材で作製された4本の爪3
2,または32Aにより保持される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような爪でウエハをクランプすると,ウエハと爪
の接触部においてスパッタされた物質が容易に付着し,
ウエハの着脱の際にそれが剥離してゴミの発生源となっ
ていた。
また,爪の寿命が短く,その交換回数が増えて装置の
メンテナンス回数が増え,真空立ち上げ等に多くの時間
と労力を費やしていた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点の解決は,ウエハを保持するチャック本体
と,該チャック本体をウエハの面方向に回転させる手段
と,ウエハを該チャック本体より押し出すための押し出
しピンとを有して,ウエハを水平位置で搬送し,垂直位
置で処理を行うウエハチャックであって、該チャック本
体は,テーパ面がチャック本体のウエハ保持面に対して
鋭角をなすように2個のテーパ爪が固定され,該テーパ
面と該チャック本体間にウエハを保持するようにしたウ
エハチャックにより達成される。
〔作用〕
第1図は本発明を説明するテーパ爪ウエハチャック本
体の断面図である。
図において,ウエハ3は垂直位置(処理位置)におい
て,テーパ爪2により,チャック本体1に密着して保持
され,ウエハ3の表面に飛来する堆積物質はテーパ爪2
の外側に堆積する。
従って,内側のテーパ部には堆積しないため,ウエハ
の着脱に際しゴミを発生しない。
また,テーパ爪を用いるウエハチャックの一般的な利
点であるが,テーパ爪ウエハチャックは,搬送されてき
たウエハを処理位置において拾い上げてテーパ爪に滑り
込ませ,ウエハチャックを垂直位置まで回転してウエハ
をテーパ爪に保持した状態で種々の処理を行い,処理
後,ウエハを水平位置に戻し,押し出しピンを押し出し
てウエハをテーパ爪より外し,搬送できるため,自動化
が容易である。
〔実施例〕
第2図(1)〜(3)は本発明の一実施例を説明する
テーパ爪ウエハチャックの断面図,平面図およびウエハ
回転位置説明図である。
図において,チャック本体1は2箇所にテーパ爪2が
設けられてウエハ3を保持し,レバー4に固定されて支
点5の回りに回転運動する。
ウエハ5は搬送用回転子6上を搬送される。
ウエハ押し出しピン7は支点9の回りに回転するレバ
ー8の一端に取りつけられ,レバー8の他端は押し出し
ピン7の駆動端となる。駆動端をAよりBに移動する
と,押し出しピン7はCよりDに移動してウエハ3を押
し出す。
第2図(3)の動作位置説明図において,チャック本
体1がチャック回転中心0(第1図(1)の支点5)の
回りに回転する位置を〜に示す。これらの各位置に
対する駆動端と押し出しピンの位置関係をつぎに示す。
チャック回転位置 駆動端 押し出しピン A C A〜B C〜D A〜B C〜D B D チャック回転位置は処理位置,は回転途中位置,
は搬送位置,はウエハ押し出し位置で,ウエハを押
し出した後はつぎのウエハを待つ状態である。
さらに,チャッキングミスを防止するために,本出願
人は第3図に示される押し出しピンの動作機構を提案し
1)
1)特願昭62−184040(昭和62.7.23出願) 次に,他の実施例として,この押し出しピンの動作機
構を用いたウエハチャックを説明する。
第3図は改良された押し出しピンの動作機構を説明す
る図である。
第3図において,押し出しピン7を一端に保持し,第
1の固定支点11の回りに回転できる従動体12と,駆動端
13を一端に有し,第2の固定支点14の回りに回転できる
駆動体15と,従動体の他端16と駆動体の他端17とを相互
に回転可能にピン接手により接続した連接体18とよりな
るリンク機構を有し,駆動端の1方向の移動A→B→C
に対して押し出しピンが往復動作d→e→dを行うよう
にしている。
この機構により,駆動端の1方向の移動に対して押し
出しピンを往復運動させることにより,ウエハを押し出
した後は押し出しピンは元の位置に戻るようにして,チ
ャッキングの際のチャックの停止位置精度に余裕を持た
せてチャッキングミスを防止するようにしたものであ
る。
この場合も,チャック本体は第2図(1)と全く同様
である。
以上のように,第2図の押し出しピンの動作機構を用
いる代わりに,第3図のものを使用したウエハチャック
はより動作が安定化する。
〔発明の効果〕
以上説明したように,ウエハと爪の接触部においてス
パッタされた物質が付着しないため,ウエハの着脱に際
してゴミを発生しない。
また,爪の寿命が長く,装置のメンテナンスが容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するテーパ爪ウエハチャック本体
の断面図, 第2図(1)〜(3)は本発明の一実施例を説明するテ
ーパ爪ウエハチャックの断面図,平面図およびウエハ回
転位置説明図, 第3図は改良された押し出しピンの動作機構を説明する
図, 第4図(1)〜(3)は従来のウエハチャックの平面図
と断面図である。 図において, 1はチャック本体,2はテーパ爪,3はウエハ,4はレバー
(チャックの支持用),5は支点(チャックの回転中
心),6は搬送用回転子,7は従動体の一端に固定した押し
出しピン,11は第1の固定支点,12は従動体,13は駆動体
の一端で駆動端,14は第2の固定支点,15は駆動体,16は
従動体の他端,17は駆動体の他端,18は連接体,19は台座 である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエハを保持するチャック本体と,該チャ
    ック本体をウエハの面方向に回転させる手段と,ウエハ
    を該チャック本体より押し出すための押し出しピンとを
    有して,ウエハを水平位置で搬送し,垂直位置で処理を
    行うウエハチャックであって, 該チャック本体は,テーパ面がチャック本体のウエハ保
    持面に対して鋭角をなすように2個のテーパ爪が固定さ
    れ,該テーパ面と該チャック本体間にウエハを保持する
    ようにしたことを特徴とするウエハチャック。
JP1313888A 1988-01-22 1988-01-22 ウエハチャック Expired - Lifetime JP2513761B2 (ja)

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JPH01187938A JPH01187938A (ja) 1989-07-27
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