JP2513445Y2 - 開閉器用試験蓋 - Google Patents

開閉器用試験蓋

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JP2513445Y2
JP2513445Y2 JP1991012702U JP1270291U JP2513445Y2 JP 2513445 Y2 JP2513445 Y2 JP 2513445Y2 JP 1991012702 U JP1991012702 U JP 1991012702U JP 1270291 U JP1270291 U JP 1270291U JP 2513445 Y2 JP2513445 Y2 JP 2513445Y2
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JP
Japan
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lid
test
switch
movable electrode
fixed electrode
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JP1991012702U
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利広 富岡
学 青木
久男 吉田
博 遠藤
浩之 神保
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Tokyo Electric Power Co Inc
Daihen Corp
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Daihen Corp
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は開閉器用試験に関し、
特に、投入時の作業性を向上させた開閉器用試験に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、工事等の理由によって配電を停止
する場合には、作業箇所の前後に配置された開閉器を開
放することによって行われており、更に、作業者の安全
を確保するため、可動電極蓋に代えて試験蓋を固定電極
に投入している。試験蓋は片側のみに内部電極を有して
おり、これを電源側固定電極に投入すると、内部電極と
電気的に接続された外部リード線,およびその先端に設
けられたワニ口クリップ等によって接地される。試験蓋
を投入する場合、開閉器に接続された幹線ケーブルの立
ち上げ方向が左右の回路で異なっているので、各回路専
用の試験蓋が準備され、これを開閉器の支持レールに吊
架し、更に、機構部を操作して行われる。また、幹線ケ
ーブルの検電,検相を行う場合には、試験蓋の外部リー
ド線を所定の試験装置へ接続することにより行うことが
できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の開閉器
用試験蓋によると、試験蓋を投入する場合、支持レール
から可動電極蓋を取り外し、代わりに試験蓋を支持レー
ルに吊架しなくてはならないため、作業性を低下させる
という不都合がある。また、試験蓋は各回路専用となっ
ているため、種類が増加するという不都合がある。従っ
て、本考案の目的は投入時における作業性を向上させる
ことができる開閉器用試験を提供することである。本
考案の他の目的は試験蓋を1種類にすることができる開
閉器用試験を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、試験蓋の投入
作業を容易にして作業性を向上させ、しかも、1種類の
構造により左右の回路、及び各種の試験に適用できるよ
うにするため、片側に可動電極部を、反対側に盲蓋部を
備え、開閉器の電源側の固定電極に前記可動電極部が、
負荷側の固定電極に前記盲蓋部がそれぞれ可動電極蓋に
代えて投入され、前記可動電極部から導出された試験用
リード線によって前記開閉器の電源側回路の接地、或い
は検電、検相等の試験を行う開閉器用試験蓋において、
前記可動電極部および前記盲蓋部の外周に設けられた円
形溝と、前記円形溝に係合し前記可動電極部および前記
盲蓋部を時計方向あるいは反時計方向に回転自在に、か
つ、前記電源側および負荷側の固定電極の配置パターン
に対応した配置パターンで支持する支持部材と、前記支
持部材に固定されたレールと係合し、前記レールに沿っ
て摺動して前記レールの両方向に引き出し可能な把手を
備え、前記両方向のうち開閉器前方の作業スペースに対
応する方向に引き出した前記把手を把持することによ
り、前記可動電極部が前記電源側の固定電極に投入され
たとき前記配置パターンに基づいて同時に前記盲蓋部が
前記負荷側の固定電極に投入される構成を有しているこ
とを特徴とする開閉器用試験蓋を提供するものである。
前記把手は、前記開閉器前方の作業スペースに対応する
方向の第1の方向に引き出して把持することにより、右
回路、或いは左回路から選択された1つの回路の前記電
源側の固定電極への前記可動電極部の投入操作と前記負
荷側の固定電極への前記盲蓋部の投入操作が行え、前記
開閉器前方の作業スペースに対応する方向の第2の方向
に引き出して把持することにより、前記右回路、或いは
前記左回路から選択された残りの回路の前記電源側の固
定電極への前記可動電極部の投入操作と前記負荷側の固
定電極への前記盲蓋部の投入操作が行える構成を有して
いる。前記試験用リード線は、前記可動電極部を前記支
持部材に対して回転させることにより、その導出方向が
変化する構成を有している。
【0005】
【実施例】以下、本考案の開閉器用試験蓋を詳細に説明
する。図1(a),(b)は本考案の一実施例を示す図
である。盲蓋部3aおよび可動電極部3bを有する試験
蓋3は、平板状の支持部材4によって支持されており、
この支持部材4は、後述する円形溝3cに係合し盲蓋部
3aおよび可動電極部3bを時計方向あるいは反時計方
向に回転自在に、かつ、電源側および負荷側の固定電極
の配置パターンに対応した配置パターンで盲蓋部3aお
よび可動電極部3bを支持している。また、支持部材4
には略L字状のレール支持部4aが一体的に設けられて
おり、このレール支持部4aにはストッパー5とレール
部材2が固定されている。レール部材2には把手1が引
き出し自在に係合しており、把手1の溝1aにストッパ
ー5が挿入されている。このため、溝1aの端部がスト
ッパー5に当接するまでレール部材2の両端から把手1
を自由に引き出すことができ、作業者は引き出した把手
を把持して試験蓋3の投入、開放操作を行えるようにな
っている。可動電極部3bから導出した試験用リード線
6は、先端にワニ口クリップ(図示せず)を設けて接地
したり、試験装置(図示せず)と接続してケーブルの検
電、検相を行う場合に利用される。
【0006】図2は可動電極部3bの内部構造を示し、
保護部6aを介して可動電極3bに導入された試験用
リード線6は、その先端部において絶縁体10および内
部導体11を露出させており、内部導体11は端子圧着
部12を介してリード線端子17と電気的に接続されて
いる。リード線端子17にはスリーブ導体16が螺着さ
れており、スリーブ導体16は内部に弾性部材15を配
した状態で可動電極部3bの開口部に突出した内部電極
14と固定用ねじ13を介して電気的に接続されてい
る。また、盲蓋部3aおよび可動電極部3bの外周部に
は、円形の溝3cが形成されており、この溝3cに前述
した支持部材が係合され盲蓋部3aおよび可動電極部3
bを支持している。このため、盲蓋部3aおよび可動電
極部3bを回すと盲蓋部3aおよび可動電極部3bは支
持部材4に支持されながら、時計方向あるいは反時計方
向に回転する。
【0007】以下、本考案の開閉器用試験蓋の投入作業
について説明する。まず、開閉器の支持レール(図示せ
ず)に吊架された可動電極蓋(図示せず)を機構部の操
作によって上昇させ、開閉器を開放させる。そして、試
験工具の把手1を投入する回路(右回路、或いは左回
路)に応じて所定の方向に引き出すと共に、可動電極部
3bを回す。可動電極部3bは、外周の円形の溝3cに
係合する支持部材4によって回転自在に支持されている
ことから、可動電極部3bを回すと把手1の引き出し方
向に試験用リード線6の導出方向合する。次に、作
業者は把手1を把持して直接、試験蓋3を固定電極(図
示せず)に投入する。また、把手1を逆方向に引き出
し、それに合わせて可動電極部3bを回すことにより試
験用リード線6(可動電極部3b)を180°回転させ
他の回路に投入することができる。それによって
種類の試験蓋を両回路へ投入することができる。なお、
可動電極部3bが電源側の固定電極に投入されると、盲
蓋部3aが上述した配置パターンに基づいて同時に負荷
側の固定電極に投入される。
【0008】このように本考案の開閉器用試験による
と、投入作業は作業者が把持して直接投入するため、支
持レールを利用せずに行え、可動電極蓋と試験蓋の交換
作業等が省ける。また、1種類で左右回路への投入が行
え、複数種の試験蓋を準備する必要がなくなる。
【0009】
【考案の効果】以上説明した通り、本考案の開閉器用試
によると、可動電極部と盲蓋部を回転的に支持する
支持部材に引き出し可能に取り付けられた把手を把持し
、操作することにより、可動電極部を開閉器の電源側
の固定電極に、盲蓋部を負荷側の固定電極にそれぞれ
入するようにしたため、以下の効果を奏することができ
る。 (1) 投入時に作業者は把手を把持して直接、開閉器の
定電極に投入するだけで良いため、支持レールから可動
電極蓋を取り外したり、更には試験蓋と交換する手間が
省け、投入作業が容易となる。このため、作業性を大幅
に向上させることができる。 (2) 左右回路への投入に応じて把手の引き出し方向およ
び試験用リード線の導出方向を変えられるため、試験蓋
の種類を1種類にすることができる。また、試験用リー
ド線の方向性に基づいて不適回路への誤投入防止を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a),(b)は本考案の一実施例を示
し、(a)は上面図,(b)は側面図である。
【図2】図2は盲蓋部および可動電極部の内部構造を示
す部分断面図である。
【符号の説明】
1 把手 1a 溝 2 レール部材 3 試験蓋 3a 盲蓋部 3b 可動電極部 4 支持部材 4a レール支持部 5 ストッパー 6 試験用リード線 10 絶縁体 11 内部導体 12 端子圧着部 13 固定用ねじ 14 内部電極 15 弾性部材 16 スリーブ導体 17 リード線端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 富岡 利広 東京都渋谷区神南1丁目12番10号 東京 電力株式会社渋谷支社内 (72)考案者 青木 学 栃木県小山市中久喜1440 株式会社高岳 製作所 小山事業所内 (72)考案者 吉田 久男 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)考案者 遠藤 博 東京都品川区荏原5丁目2番1号 株式 会社三英社製作所内 (72)考案者 神保 浩之 東京都品川区荏原5丁目2番1号 株式 会社三英社製作所内 (56)参考文献 特開 昭54−11475(JP,A) 実開 平2−136944(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片側に可動電極部を、反対側に盲蓋部を
    備え、開閉器の電源側の固定電極に前記可動電極部が、
    負荷側の固定電極に前記盲蓋部がそれぞれ可動電極蓋に
    代えて投入され、前記可動電極部から導出された試験用
    リード線によって前記開閉器の電源側回路の接地、或い
    は検電、検相等の試験を行う開閉器用試験蓋において、 前記可動電極部および前記盲蓋部の外周に設けられた円
    形溝と、 前記円形溝に係合し前記可動電極部および前記盲蓋部を
    時計方向あるいは反時計方向に 回転自在に、かつ、前記
    電源側および負荷側の固定電極の配置パターンに対応し
    た配置パターンで支持する支持部材と、 前記支持部材に固定されたレールと係合し、前記レール
    に沿って摺動して前記レールの両方向に引き出し可能な
    把手を備え、 前記両方向のうち開閉器前方の作業スペースに対応する
    方向に引き出した前記把手を把持することにより、前記
    可動電極部が前記電源側の固定電極に投入されたとき前
    記配置パターンに基づいて同時に前記盲蓋部が前記負荷
    側の固定電極に投入される構成を有していることを特徴
    とする開閉器用試験蓋。
  2. 【請求項2】 前記把手は、前記開閉器前方の作業スペ
    ースに対応する方向の第1の方向に引き出して把持する
    ことにより、右回路、或いは左回路から選択された1つ
    の回路の前記電源側の固定電極への前記可動電極部の投
    入操作と前記負荷側の固定電極への前記盲蓋部の投入操
    作が行え、前記開閉器前方の作業スペースに対応する方
    向の第2の方向に引き出して把持することにより、前記
    右回路、或いは前記左回路から選択された残りの回路の
    前記電源側の固定電極への前記可動電極部の投入操作と
    前記負荷側の固定電極への前記盲蓋部の投入操作が行え
    る構成を有する請求項1の開閉器用試験
  3. 【請求項3】 前記試験用リード線は、前記可動電極部
    を前記支持部材に対して回転させることにより、その導
    出方向が変化する構成を有する請求項1の開閉器用試験
JP1991012702U 1991-02-14 1991-02-14 開閉器用試験蓋 Expired - Lifetime JP2513445Y2 (ja)

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JPH052343U JPH052343U (ja) 1993-01-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5411475A (en) * 1977-06-28 1979-01-27 Nissin Electric Co Ltd Cover detaching device for inspection of breaking portion
JPH0743907Y2 (ja) * 1989-04-19 1995-10-09 株式会社高岳製作所 地中配電用ガス開閉器

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JPH052343U (ja) 1993-01-14

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