JP2512994Y2 - エアバッグ装置のカバ― - Google Patents

エアバッグ装置のカバ―

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JP2512994Y2
JP2512994Y2 JP1990016665U JP1666590U JP2512994Y2 JP 2512994 Y2 JP2512994 Y2 JP 2512994Y2 JP 1990016665 U JP1990016665 U JP 1990016665U JP 1666590 U JP1666590 U JP 1666590U JP 2512994 Y2 JP2512994 Y2 JP 2512994Y2
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JP
Japan
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cover
groove
airbag device
ribs
present
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990016665U
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English (en)
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JPH03107366U (ja
Inventor
秀高 松村
昭 西川
誠一 森本
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Ashimori Industry Co Ltd
Original Assignee
Ashimori Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の衝突時等に袋体が膨張して乗員の
保護を図るエアバッグ装置のカバーに関するものであ
る。
(従来の技術) エアバッグ装置には、ガス発生器と袋体とを覆うよう
にその前面にカバーが取り付けられている。そしてこの
カバーには、溝が形成されて、袋体の膨張時に容易にこ
の溝部が破断するようになっている。
このようなエアバッグ装置のカバーとして実開昭63−
70458号に記載されたものがある。このカバーの乗員対
向部分の背面には略「H」字状の溝が形成されている。
(解決しようとする課題) 通常、カバーは弾性樹脂等によって成形され、その厚
みは5mm〜10mm程度である。そしてカバーの溝部の厚み
は、袋体の膨張時に容易に破断するように1mm以下に形
成している。このようにカバーの溝部は他の部分に比べ
て極めて薄いため、カバーは溝に沿って屈曲しやすくな
っている。このためカバーをエアバッグ装置に組付ける
と、カバーはその内部に収納される袋体から圧迫を受け
て、溝に沿って急激に屈曲し、カバー表面に折線が生じ
て外観が悪くなるという問題があった。カバーの溝部の
厚みを厚くすれば表面に折線が生じないのであるが、厚
みを厚くするとエアバッグ装置の作動時にカバーが十分
に破断せず袋体の膨張が妨げられ、乗員を安全に保護で
きなくなるという問題がある。
そこで本考案は、カバーに溝を形成してもカバー内部
に収納される袋体からの圧迫によって外観が悪くなるこ
とがなく、またエアバッグ装置の作動時に袋体の膨張を
妨げる恐れのないエアバッグ装置のカバーを提供する。
(課題を解決する手段) 本考案の第1のエアバッグ装置のカバーは、溝を形成
したエアバッグ装置のカバーにおいて、溝の幅方向に溝
を斜めに横断するリブを配置したことを特徴とするもの
である。
本考案の第2のエアバッグ装置のカバーは、溝を形成
したエアバッグ装置のカバーにおいて、溝の幅方向に横
断するV字状のリブを、そのV字が溝の長さ方向に開く
ようにして配置したことを特徴とするものである。
本考案の第3のエアバッグ装置のカバーは、溝を形成
したエアバッグ装置のカバーにおいて、溝の幅方向に一
対の台形状のリブ片を溝の幅方向に相対するように当接
して配置したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案のカバーを組付けたエアバッグ装置
を示すものである。1はエアバッグ装置であって、その
内部には袋体7と緊急時に袋体を膨張させるガス発生器
2とが配設されており、袋体を覆うようにその前面には
カバー3が取り付けられ、それぞれボルト等によりフラ
ンジ4に固定されている。第2a図及び第2b図は、本考案
の第1のエアバッグ装置のカバーの実施例を示すもので
ある。第2a図はカバー3の第1図I−I断面図であっ
て、カバー3の背面には略「H」字状の溝5が形成して
ある。そしてカバー3の中央部を横切る溝5aには、リブ
6が左右対称にそれぞれ3箇所に配置してある。このリ
ブ6は、第2b図に示すように、溝5aを斜めに横断して溝
5aの深さを埋めている。
第3a図及び第3b図は、本考案の第2のエアバッグ装置
のカバーの実施例を示すものである。この実施例のもの
は「V」字状のリブ6′が溝5aに左右対称にそれぞれ3
箇所に配置してある。このリブ6′は、「V」字状の頂
角を溝5aの幅方向中央に位置するように配置して、溝5a
を横断している。
第4a図及び第4b図は、本考案の第3のエアバッグ装置
のカバーの実施例を示すものである。6″はリブであっ
て、リブ6″は溝5aの左右対称にそれぞれ3箇所に配置
されている。さらに詳しくは、リブ6″は一対の台形状
のリブ片6″aと6″bとよりなり、各リブ片6″a、
6″bを溝5aの幅方向に相対するように当接して配置し
てある。
以上の実施例ではリブ6、6′、6″をカバー3の溝
5aに形成しているが、これはこの溝5aの部分がカバー中
央部に位置し最も屈曲し易いためであり、必要に応じて
溝5b、5bのそれぞれにリブを形成しても良い。さらにま
た、溝5がカバー3の表面側にあるものにあっては、そ
の溝にリブを形成しても良い。
(作用) 本考案の第1〜3のいずれのエアバッグ装置のカバー
によっても、溝の幅方向にリブが配置されてカバーの溝
部が補強されるので、カバーは屈曲しにくくなる。
そして自転車の衝突時等にガス発生器が作動して袋体
が膨張し、袋体からカバー背面に大きな力が加わると、
カバーの溝部が破断し、袋体がカバー外方へ膨張、展開
して乗員を保護する。
本考案の第1のエアバッグ装置のカバーによれば、第
2a図及び第2b図に示した実施例のもののように、溝を斜
めに横断してリブを配置すれば、カバーの破断時にリブ
に剪断力が作用して容易にリブが裂けて、確実にカバー
が破断する。
さらに、本考案の第2のエアバッグ装置のカバーによ
れば、第3a図及び第3b図に示した実施例のもののよう
に、リブ6′に頂角を形成すれば、カバーの破断時にリ
ブの頂角が容易に裂けて、より確実にカバーが破断す
る。
また、本考案の第3のエアバッグ装置のカバーによれ
ば、第4a図及び第4b図に示した実施例のように、リブ
6″を予め切り離しておけば、リブを裂くことがなくカ
バーが確実に破断する。
(効果) 従って、本考案の第1〜3のいずれのエアバッグ装置
のカバーによっても、カバーの溝部がリブによって補強
がされ、カバーは袋体からの圧迫によってその表面に折
線が生じることがないので、外観が良い。しかも、カバ
ーの溝部の厚みを厚くすることなく、部分的にリブを配
置するだけなので、エアバッグ装置の作動時には容易に
カバーが溝部で破断して、袋体の膨張が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカバーを組付けたエアバッグ装置の断
面図、第2a図、第3a図及び第4a図は第1図I−I断面の
本考案のカバーの背面図、第2b図、第3b図及び第4b図は
リブの部分拡大図である。 1……エアバッグ装置、2……ガス発生器 3……カバー、5……溝 6,6′,6″……リブ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溝を形成したエアバッグ装置のカバーにお
    いて、溝の幅方向に溝を斜めに横断するリブを配置した
    ことを特徴とするエアバッグ装置のカバー。
  2. 【請求項2】溝を形成したエアバッグ装置のカバーにお
    いて、溝の幅方向に横断するV字状のリブを、そのV字
    が溝の長さ方向に開くようにして配置したことを特徴と
    するエアバッグ装置のカバー。
  3. 【請求項3】溝を形成したエアバッグ装置のカバーにお
    いて、溝の幅方向に一対の台形状のリブ片を溝の幅方向
    に相対するように当接して配置したことを特徴とするエ
    アバッグ装置のカバー。
JP1990016665U 1990-02-20 1990-02-20 エアバッグ装置のカバ― Expired - Lifetime JP2512994Y2 (ja)

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JPH03107366U JPH03107366U (ja) 1991-11-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01123923A (ja) * 1987-11-10 1989-05-16 Toto Ltd 湯水混合装置

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