JP2512625B2 - ボタン供給装置 - Google Patents

ボタン供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ボタン供給部から搬出されるボタンを水
平に搬送する機構と、ボタン保持アームとにより順次水
平に搬送してボタン付けミシンのボタン保持部に供給す
るようにしたボタン供給装置に関する。
[先行技術] 本出願には、先に第5図ないし第8図に示すようなボ
タン供給装置を提案・実施している。
このボタン供給装置は、ボタンをその自重により斜め
下方へ滑動・落下させて搬送するといったこれまでのボ
タン供給装置の概念と全く異なり、ボタン供給部から送
出されるボタンを水平な搬送路に沿って強制的に搬送す
るようにしたものである。
以下、図面に基づきこの先行技術の概略を説明する。
ボタン供給部13の送出口13cから送り出されたボタン
Bは、まず、第1の回転板14に形成された切欠部14a内
に一個ずつ嵌入し、その下面を第1の支持体16によって
支持される。そして、それらボタンBは、ACモータ15の
間欠駆動による第1の回転板14の間欠回転動作によって
第1の水平弧状経路01(第6図(a)参照)に沿って搬
送されて行き、前記送出口13cから180゜回転した時点で
第1の排出口16a1に達し、ここから下方へ落下し、第2
の回転板21の貫通孔21a内に嵌入して第2の支持体23に
支持される。この後、このボタンBは、前記第1の回転
板14の間欠動作に連動して第2の回転板21が間欠回転移
動することにより第2の水平弧状経路02の搬出位置、す
なわち第2の支持体23に形成した第2の排出口23aに達
し、その直下に設けられている一対の開閉板43,44上に
落下する。ここで、後述の求心機構が作動し、ボタンB
の中心と前記開閉板43,44の下方に待機しているボタン
保持アーム28に形成されたボタン保持部28aの中心P1と
を一致させる。この後、シリンダ32及びモータ35の作動
により第2の排出口23aの上方に位置しているボタン回
転部材29が回転しつつ下降し、ボタンBを下方へ押し下
げながら回転させる。これにより、開閉板43,44により
形成される開口部hからボタン保持アーム28のボタン保
持部28aに突設されている係止ピン28a1(第6図(b)
参照)が突出し、ボタン縫着孔Baに係止ピン28a1が挿入
される。ここで、開閉板43,44が開状態となり、ボタン
Bは係止ピンに完全に嵌合し、ボタン保持アーム28に確
固に保持される。
この後、ボタンBは、モータ26によるボタン保持アー
ム28の回転によりボタン付けミシン12のボタン保持部12
b,12b間に嵌入し、保持される。
ところで、上記のように第2の排出口23aから開閉板4
3,44上に送出されたボタンBの中心と、ボタン保持アー
ム28に設けられたボタン保持部28aの中心P1とを一致さ
せる求心機構としては、第7図及び第8図に示すような
ものが用いられていた。
図において、70は求心機構であり、次のように構成さ
れている。すなわち、71,72,73は第2の支持体23の下面
に支点軸71c,72c,73cにより回動自在に取り付けられた
3枚の同一形状をなす位置決めレバー(位置決め部材)
で、それぞれ弧状に湾曲した内面を有する位置決め部71
A,72A,73Aが形成されている。
また、前記支点軸71a,72a,73aは前記搬出位置の下方
に待機しているボタン保持アーム28におけるボタン保持
部28aの中心位置P1を中心とした取り付け板の水平円周
上に等間隔に配設されている。
74,75,76は前記各位置決めレバー71,72,73を連結する
連結リンクであり、連結軸71a,71b,72a,72b,73a,73bに
より位置決めレバー71、72、73の両端部を回動自在に連
結している。そして、隣り合う位置決めレバーとそれら
を結ぶ連結リンクにより3個の4節リンク機構が形成さ
れており、各4節リンク機構の連結点、すなわち支点軸
及び連結軸は、平行四辺形の頂点に位置するようになっ
ている。
77は前記位置決めレバー71に一端部に連結軸71dによ
り連結してなる作動リンクであり、その他端部にはコロ
77aが突設されており、そのコロ77aはカム板80に形成さ
れた円弧状の長溝80aに移動可能に嵌合している。この
カム板80は支軸81により回動自在に水平に支持されると
共に、前記支軸81に挿通された作動板79の一端部に一体
的に固定されている。この前記作動板79の他端部は、長
孔79aが形成されており、この長孔79aには、ソレノイド
78の作動ロッド78aの一端部に突設されたピン78a1に回
動自在に挿通されている。
また、82は前記支軸81に挿通されると共にカム板80の
上面にねじ83にて固定した検出板である。
84は前記検出板82の回転位置を検出する1個の回転位
置検出センサであり、前記検出板82が第7図に示す初期
位置にあるときOFF信号を送出し、検出板82が第8図に
示す位置決め位置にあるとき、ON信号を送出するように
なっている。
そして、前記ソレノイド78が作動し、突出状態にある
作動ロッド78aが第8図に示す位置まで吸引されると、
作動板79及びカム80は、作動ロッド79aに引かれて支点
軸81を中心に第1図中矢符M方向へて回転し、カム板80
に嵌合しているコロ77aを介して作動リンク77が矢符L
方向へ移動する。
この作動リンク77の移動により、位置決めレバー71は
支点軸71cを中心に第8図中反時計方向へ回転し、その
回転は、連結リンク74,75を介して位置決めレバー72,73
に伝達され、これらレバーも支点軸72c,73cを中心に反
時計方向に回転する。その結果、開閉板43,44上に落下
したボタンBは位置決めレバー71,72,73の位置決め部71
A、72A、73Aに押圧されて中心位置P1に向かって移動し
てゆき、最終的に位置決め部71A,72A,73Aにより三方か
ら保持される。このとき、各位置決めレバー71,72,73は
連結リンク74,75,76と共にに平行四辺形をなす4節リン
ク機構を形成しているため、これらはいずれも同一角度
で回転する。これにより、第8図に示すような位置決め
状態において、各位置決め部71A,72A,73AはボタンBの
外周面に対して等間隔をおいて接することと成り、ボタ
ンBの中心を正確に中心部P1に合致させることができ
る。
このようにして位置決めレバー71,72,73がボタンBの
位置決め位置まで移動すると、回転位置検出センサ84が
検出板82を検出してオン信号を出力し、その信号に応じ
てCPUなどの制御回路がソレノイド78の駆動回路を制御
してソレノイド作動ロッド78aを突出状態とし、作動リ
ンク77をK方向へ移動させて、第7図に示す初期状態に
復帰させる。
[考案が解決しようとする課題] 以上のように、上記先行技術にあっては、求心機構に
よってボタン保持アーム上に搬出されたボタンを、ボタ
ン保持アームの保持部中心と同心となるよう位置させる
ことができるため、確実にボタンをボタン保持アームに
保持させることができ、水平送り型の特徴と相俟って優
れたボタン供給性能が得られるが、さらに、次のような
不都合の発生をも防止し得ることが望まれている。
すなわち、上記先行技術においては、ボタンBがボタ
ン搬出口に搬出されたか否かを1個のセンサから出力さ
れたオン,オフ信号によって検出するようになっている
が、ボタン供給部13内に、縫着すべきボタンと異なる径
のボタンが混入していた場合には、そのボタンがボタン
挟持部に供給されてしまい、不適当なボタンが縫着され
たり、ボタン保持アーム28や、ボタン挟持部12b,12bが
破損するという不都合が生じた。
この発明は、このような不都合を解決するためになさ
れたもので、水平弧状経路のボタン搬出位置に不適切な
ボタンが排出されたとしても、それを検出して、不要な
縫着動作がなされるのを未然に防ぐことができるボタン
供給装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、ボタン搬送手段により搬送位置まで搬送
したボタンを前記搬出位置の直下に待機しているボタン
保持アームに受け渡し、ミシンのボタン保持部へ搬送さ
せるようにすると共に、前記搬出位置に達したボタンの
中心と前記ボタン保持アームにおけるボタン保持部の中
心とを一致させる求心機構を設けて成るボタン供給装置
であって、前記求心機構は、前記ボタン保持部と同心の
円周上に等間隔に設定した支点軸によりそれぞれ回動自
在に保持された少なくとも3個の同一形状をなす位置決
め部材と、隣り合う各位置決め部材を同一間隔を介して
連結する連結部材と、前記位置決め部材のうちいずれか
一つに連結された作動部材と、この作動部材を往復移動
させる駆動源とにより構成する一方、この作動部材の移
動位置を検出する検出手段と、予め設定したボタン径に
対応する作動部材の位置と、前記検出手段によって検出
されたボタン径とが一致しているか不一致であるかを判
断する判別手段と、前記求心機構作動後、前記判別手段
から送出された不一致であるとの判別結果に基づき、所
定のエラー処理を実行させる制御手段と、を備えたもの
である。
[作用] この発明における求心機構においては、駆動源によっ
て作動部材を移動させると、各位置決め部材が均等に移
動し、ボタン保持アームの排出位置に排出されたボタン
をボタン保持アームのボタン保持部中心に合致させる。
このとき、ボタン保持部材の移動位置が検出手段によ
って検出され、その検出結果が判別手段に入力される。
判別手段は、予め設定されたボタン径に対応する作動部
材の位置と、検出手段によって検出されたボタン保持部
材の位置とを比較し、両位置が一致しているか否かを判
断する。そして、この判別手段によって前記両位置が一
致していると判断されれば、制御手段はそのまま一連の
ボタン供給動作及びミシンの縫着動作を実行させる。ま
た、前記両位置が不一致であると判断されれば、制御手
段がボタン保持アームへのボタンの供給を停止させるな
どといった所定のエラー処理を実行させ、不適当なボタ
ンが縫着されるのを防止する。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図ないし第4図に基
づき説明する。なお、前記先行技術と同一もしくは相当
部分には、同一符号を付し、その説明の詳細は省く。
第1図において、S1,S2,S3,S4,S5,S6は求心機構70の
検出板82の下方に一列に配設してなる検出手段としての
センサであり、この実施例では、各センサを投受光器よ
りなる反射型光学センサにより構成している。また、こ
れらセンサS1からS6は、前記検出板82の支軸81近傍から
順次図示する方向へ配列されており、それぞれ、前記検
出板82の被検出部82aが上方に位置する際に、ON信号
(検出信号)を送出するようになっている。従って、前
記作動リンク77が矢符L方向、すなわち、求心機構70の
位置決めレバー71、72,73が内方へ向って移動させる方
向へ移動し、それに伴って検出板82が矢符G方向へ回転
することにより、前記各センサS1〜S6がその回転角度に
応じて順次オンとなるようになっている。但し、複数の
センサが同時にオンとなる状態もある。
このため、オン信号を送出しているセンサのうち最も
支点軸から離間している位置にあるセンサを判別するこ
とにより、検出板82の回転角度を検出でき、その回転角
度によって作動リンク77の位置、すなわち、位置決めレ
バーによって位置決めされたボタンのボタン径を判断す
ることができる。
なお、この実施例では、10mm,11.5mm,13mm,15mm,18mm
の外径を有するボタンを想定しており、それらボタンに
対して求心動作を行った場合の検出板の回転位置に対応
して前記センサS1,S2,S3,S4,S5,S6が配置されている。
また、第3図はこの実施例における制御系回路の構成
を示すブロック図である。
図において、100はCPU101及びROM102,RAM103などから
なる周知のマイクロコンピュータ(制御手段)であり、
前記CPU101の出力側には、ミシンモータM,回転板駆動モ
ータ15,回転部材回転モータ35,回転部材昇降シリンダ3
2,ボタン供給部13,求心機構駆動シリンダ78などが接続
されており、これらは、入力装置104及び前記センサS1
〜S6からの入力信号に基づき後述の制御動作を実行す
る。
次に、作用を説明する。
ボタン供給装置を動作させるにあたり、作業者は、予
め縫着動作に必要とするボタンのボタン径を入力装置10
4によって入力しておく。
ここで、図外の動作開始スイッチをオンすると、ミシ
ンが動作可能状態になると共に、ボタン供給装置が動作
を開始し、ボタン供給部13から排出されたボタンが順次
間欠的に移動し、開閉板43,44上へ搬出されてゆく。
ボタンBが開閉板43,44上に位置すると、上記先行技
術と同様に、シリンダ78が作動し、作動板79及びカム板
80を介して作動リンク77がL方向へ移動する。これによ
り、位置決めレバー71,72,73は均等に内方へ移動し、ボ
タンBの外周面に当接してボタンBの中心を、ボタン保
持アーム28の保持部中心に合致させる。このとき、前記
シリンダ78の作動によってカム板80と共に、検出板82が
共にG方向へ回転し、その検出部82aが第1センサから
順次センサ上を通過し、位置決めレバー71,72,73がボタ
ンBの外周に当接した時点で停止する。
このボタンの位置出し動作が終了した時点で、CPU101
は、第4図に示す動作を実行する。
まず、CPU101は、いずれのセンサがオン信号を送出し
ているかを判別し、その判別結果に基づき、検出板82に
おける被検出部82aの回転位置、つまり作動リンク77の
移動位置を検出する。ここで、先に設定したボタン径に
対応する作動リンク77の位置が、ステップ1〜3にて検
出した作動リンク77の位置と一致しているか否かの判断
を行い、一致していれば、一連のボタン供給動作を実行
し、一致していなければ、所定のエラー処理を実行す
る。
第4図は上記動作をより具体的に示したものであり、
ここでは、縫着すべきボタン径が13mmに設定された場合
の動作を示している。
まず、CPU101は、径13mmのボタンに対して求心動作を
行った際に検出板82の検82aによって覆われるセンサの
中の、最も支点軸81から離隔した位置にあるセンサ、す
なわち、センサS3についてその出力信号がオンであるか
否かの判別を行う(ステップ1)。ここで、センサS6か
らON信号が送出されていたと判断されれば、更にステッ
プ5へ移行し、センサS6がオン信号を送出しているか否
かの判別を行なう。そして、オン信号が送出されている
と判断されれば、第1,第2の回転板14,21を回転させ、
ボタンの搬送動作を行う(ステップ6)。つまり、セン
サS6がオン信号を送出しているということは、検出板82
がセンサS3上を通過してセンサS6上まで移動していると
いうことを意味し、これはすなわち、位置決めレバー7
1,72,73が最小径のボタンの位置出しを行った場合より
さらに内方へ移動した状態を意味する。従って、開閉板
43,44植にはボタンBが搬送されていないこととなり、
この場合には、開閉板の開口動作、及びボタン保持アー
ム28の回転などを実行せず、各回転板14,21の次のボタ
ン挿通孔21aを開閉板43,44上に位置させ、その後、再び
ステップ1へと移行する。
また、ステップ5においてセンサS6がオン信号を送出
していないと判断された場合には、検出板82がセンサS3
上に達する以前の位置にあることとなり、これは開閉板
上に搬出されているボタンが13mmより大なる径を有する
不適切なボタンであることを意味するため、開閉板43,4
4を開いてそのボタンを外部へ排出させ(ステップ
4)、その後ステップ6へ移行して各回転板14,21を回
転させ、次のボタン挿通孔21aを開閉板43,44上に位置さ
せる。
一方、前記ステップ1において、センサS3からオン信
号が出力されていると判断された場合には、ステップ2
へ移行し、ここでセンサS4からオン信号が出力されてい
るか否かの判断を行う。そして、センサS4からオン信号
が出力されていると判断されれば、開閉板43,44を開
き、ボタンBを外部へと排出する(ステップ4)。この
ように、センサS3,S4から共にオン信号が出力されてい
るということは、開閉板43,44上に13mm未満の外径を有
するボタンBが存在することを意味するため、そのボタ
ンは、不適切なボタンとして外部へ排除する。
なお、ステップ4にて開閉板43,44を開いた場合に
は、ボタン保持アーム28の係止ピン28aとボタン縫着孔B
aとが合致しないため、ボタンBはボタン保持アーム28
に保持されることなく、外部へ排出される。但し、ごく
稀には開閉板から落下したボタンBがボタン保持アーム
28の係止ピン28aと嵌合して保持されるということも起
こり得るため、ステップ4にて開閉板43,44を開く前
に、一時的に保持アーム28を開閉板43,44の下方から退
避させ、より確実にボタンを排出させるようにすること
も可能である。
また、ステップ2において、センサS4からオン信号が
送出されていない場合には、必要とする13mmのボタンB
が開閉板43,44上に搬出されていると判断し、一連のボ
タン供給動作を継続する。すなわち、回転部材29の下降
回転を実行し(ステップ3)、開平板43,44を開いてボ
タン保持アーム28にボタンBを保持させ、それをボタン
挟持部材12b,12bに供給する。以上のように、この実施
例では、反射型光学センサによって検出板82の回転位
置、すなわち、作動リンク77の移動量を検出するように
したが、前記センサ以外のセンサを適用することも可能
である。例えば、太陽電池を用い、検出板の回転角度の
増減に伴ってその出力値が増減するようにしても良く、
また、CCD、磁気センサ、などを用いることも可能であ
る。さらには、作動リンクの位置を検出板などを介さず
に直接検出しても良く、この発明は特に上記実施例に限
定されるものではない。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明に係るボタン供給装置
によれば、求心機構を作動させる作動部材の移動量を検
出することにより、縫着すべき適正なボタンに対して求
心動作が実行されているか否かを判断し得るようにした
ため、ボタン供給部に外径の異なる不要なボタンが混入
したとしても、それらがミシンに供給されるのを未然に
防ぐことができ、ボタン保持アームやボタン保持部材の
破損、及び縫製不良の発生などを確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における要部を示す平面
図、第2図は第1図に示したものの動作状態を示す平面
図、第3図は同実施例における制御系回路の構成を示す
ブロック図、第4図は同実施例におけるボタン径検出動
作を示すフローチャート、第5図はこの発明の先行技術
を示す外観斜視図、第6図(a)は第5図に示したもの
の概略平面図、同図(b)は同図(a)に示したボタン
保持アームの先端部分を示す拡大側面図、第7図は同先
攻技術に設けられている求心機構及びその周辺機構を示
す平面図、第8図は第7図に示したものの動作状態を示
す平面図である。 図において 12……ボタン付けミシン 12b……ボタン挟持部 13……ボタン供給部 14……第1の回転板 21……第2の回転板 23a……排出位置 43,44……開閉板 70……求心機構 71,72,73……位置決めレバー(位置決め部材) 71c,72c,73c……支点軸 78……ソレノイド(駆動源) 77……作動リンク(作動部材) 82……検出板 S1〜S6……反射型光学センサ(検出手段) 100……マイクロコンピュータ(制御手段) 101……判別手段 B……ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−54992(JP,A) 特開 平4−187175(JP,A) 特開 平4−26442(JP,A) 特開 平4−26441(JP,A) 特開 平3−103288(JP,A) 特開 平3−103287(JP,A) 特開 平4−9180(JP,A) 特公 昭55−25876(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボタン供給部から順次送出されるボタンを
    水平弧状経路に沿って所定の搬出位置まで搬送するボタ
    ン搬送手段と、 ボタンを水平に保持するボタン保持部を有し、そのボタ
    ン保持部を、前記搬出位置の直下に設定したボタン保持
    位置からボタン付けミシンのボタン保持部に渡って水平
    に往復動させるボタン保持アームと、 前記搬出位置に達したボタンの中心と前記ボタン保持ア
    ームにおけるボタン保持部の中心とを一致させる求心機
    構とを備えたボタン供給装置であって、 前記求心機構は、 前記ボタン保持部と同心の円周上に等間隔に設定した支
    点軸によりそれぞれ回動自在に保持された少なくとも3
    個の同一形状をなす位置決め部材と、 隣り合う各位置決め部材を同一間隔を介して連結する連
    結部材と、 前記位置決め部材のうちいずれか一つに連結された作動
    部材と、 この作動部材を往復移動させる駆動源とにより構成する
    一方、 この作動部材の移動位置を検出する検出手段と、 予め設定したボタン径に対応する作動部材の位置と、前
    記検出手段によって検出されたボタン径とが一致してい
    るか不一致であるかを判断する判別手段と、 前記求心機構作動後、前記判別手段から送出された不一
    致であるとの判別結果に基づき、所定のエラー処理を実
    行させる制御手段と、を備えたことを特徴とするボタン
    供給装置。
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