JP2512386B2 - ラクトンのヒドロキシカルボニル化方法 - Google Patents

ラクトンのヒドロキシカルボニル化方法

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JP2512386B2 JP6051108A JP5110894A JP2512386B2 JP 2512386 B2 JP2512386 B2 JP 2512386B2 JP 6051108 A JP6051108 A JP 6051108A JP 5110894 A JP5110894 A JP 5110894A JP 2512386 B2 JP2512386 B2 JP 2512386B2
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    • C07C51/10Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラクトンのヒドロキ
シカルボニル化方法、より詳細には、様々なバレロラク
トン及びその異性体を一酸化炭素及び水との反応によっ
て対応する二酸にするためのヒドロキシカルボニル化方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】アジピン酸を製造するためのペンテン酸
のヒドロキシカルボニル化は常に、反応副生成物とし
て、ある程度の量のγ−バレロラクトンの生成を伴う。
従って、ペンテン酸のヒドロキシカルボニル化によるア
ジピン酸の工業的製造方法の枠内で、γ−バレロラクト
ン(即ち4−メチルブチロラクトン)の商業的展開(商
業用途の開発)は解決すべき重大な問題点となってい
る。
【0003】特開昭54−92913号公報には、ロジ
ウム触媒及び沃素化促進剤の存在下でのラクトンのヒド
ロキシカルボニル化によるジカルボン酸の製造方法が記
載されている。その後、近年発行されたヨーロッパ特許
公開第0395038号には、上記の方法と類似の方法
であって、温度範囲及び一酸化炭素圧の選択、並びに一
酸化炭素の吸収が迅速に低減したらすぐに反応を素早く
終了させることを特徴とする方法が記載されており、こ
の方法に従えば、線状のジカルボン酸を良好な収率で得
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この反応の
ための前述の方法のものとは異なる触媒であるイリジウ
ムを用いることを特徴とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】より特定的には、本発明
は、5個の炭素原子を有する少なくとも1種のラクトン
の一酸化炭素及び水によるヒドロキシカルボニル化方法
であって、有効量のイリジウム触媒及び沃素化又は臭素
化促進剤が促進剤対Irのモル比で表わして0.1:1
〜20:1の範囲の割合で存在する下で操作を実施する
ことを特徴とする前記方法から成る。
【0006】本発明の方法において用いることができる
ラクトンは、より特定的には、γ−バレロラクトン(即
ち4−メチルブチロラクトン)、δ−バレロラクトン、
2−メチルブチロラクトン、3−エチルプロピオラクト
ン、2−エチルプロピオラクトン及び2,3−ジメチル
プロピオラクトンである。これらのラクトンの中では、
アジピン酸を得るための3−ペンテン酸のヒドロキシカ
ルボニル化方法において生成するという理由で、γ−バ
レロラクトンが特に有益である。適宜に前記のラクトン
の混合物を用いることもできる。用いられるラクトン
は、問題となるような量でなければ、ペンテン酸、酪
酸、アジピン酸、2−メチルグルタル酸又は2−エチル
琥珀酸のような他の化合物を含有していてもよい。
【0007】本発明の方法において必要なイリジウム触
媒のために、様々なイリジウム源を用いることができ
る。かかるイリジウム源の例としては、次のものを挙げ
ることができる。 ・金属イリジウムIr、IrO2 、Ir23 、 ・IrCl3 、IrCl3 ・3H2 O、 ・IrBr3 、IrBr3 ・3H2 O、 ・IrI3 、 ・Ir2 (CO)4 Cl2 、Ir2 (CO)42 、 ・Ir2 (CO)8 、Ir4 (CO)12、 ・Ir(CO)[P(C6532 I、 ・Ir(CO)[P(C6532 Cl、 ・Ir[P(C6533 I、 ・HIr[P(C6533 (CO)、 ・Ir(acac)(CO)2 、 ・[IrCl(cod)]2 (ここで、acacはアセチルアセトネートであり、c
odは1,5−シクロオクタジエンである。)特に好適
なイリジウム触媒は、[IrCl(cod)]2 、Ir
4 (CO)12及びIr(acac)(CO)2 である。
【0008】触媒の使用量は広い範囲内で変えることが
できる。一般的に、反応混合物1リットル当たりのイリ
ジウム金属のモル数で表わして10-4〜1の範囲の量で
満足な結果が得られる。それより少ない量を採用するこ
ともできるが、しかし反応速度が遅くなることがある。
それより多い量は経済上だけの観点から不都合である。
好ましくは、反応混合物中のイリジウム濃度は5×10
-4〜10-1モル/リットルの範囲である。
【0009】沃素化又は臭素化促進剤とは、本発明の範
囲内では、沃化水素、臭化水素並びに反応条件下で沃化
水素又は臭化水素を発生させることができる有機沃素化
合物及び有機臭素化合物を意味するものとする。これら
の有機沃素化合物及び有機臭素化合物はより特定的には
1〜10個の炭素原子を有する沃化アルキル及び臭化ア
ルキルであり、その中でも沃化メチル及び臭化メチルが
好ましい。促進剤対Irのモル比が1:1〜10:1の
範囲であるのが好ましい。
【0010】反応は、液相中で実施される。操作を実施
する温度は一般的に100〜300℃の範囲、好ましく
は150〜250℃の範囲である。反応温度における全
圧は広い範囲内で変えることができる。25℃において
測定した一酸化炭素の分圧は一般的に0.5〜100バ
ールの範囲、好ましくは1〜80バールの範囲である。
用いる一酸化炭素は実質的に純粋な一酸化炭素であって
もよく、商品として見られる工業等級の一酸化炭素であ
ってもよい。
【0011】ラクトンのヒドロキシカルボニル化には水
が必要である。一般的に、水/ラクトンのモル比は0.
01〜10の範囲である。それより多量の水を用いると
触媒活性の損失が観察されるので望ましくない。例えば
水を他の装入物と共にヒドロキシカルボニル化反応の前
に全部導入するのではなくて連続的に注入する場合に
は、水/ラクトンのモル比は少しの間ならば前記の最小
値より低くなってもよい。好ましくは、水/ラクトンの
モル比は0.05〜2の範囲であり、この場合にも前述
の最小値に関する説明は同様に言えることである。
【0012】別のパラメーターもまた重要である。これ
は反応混合物中の水濃度である。この濃度は0.01〜
3モル/リットルの値に保つのが好ましく、より良好な
反応効率のためには0.01〜2モル/リットルの値に
保つのが好ましい。前述のように、この濃度は、水の連
続注入を行なう場合には、ある程度の期間であれば前記
の下限より低くてもよい。
【0013】ラクトンのヒドロキシカルボニル化反応
は、そのラクトン自体を液状反応媒体として実施しても
よく、また、独立した溶媒中で実施してもよい。独立し
た溶媒としては、特に、反応条件下で液状である限り、
20個以下の炭素原子を有する飽和又は不飽和脂肪族又
は芳香族カルボン酸を用いることができる。かかるカル
ボン酸の例としては、酢酸、プロピオン酸、ブタン酸、
酪酸、アジピン酸、ペンテン酸、安息香酸及びフェニル
酢酸を挙げることができる。
【0014】また、他の類の溶媒を用いることもでき、
特に、反応条件下で液状である限り、芳香族又は飽和脂
肪族若しくは脂環式炭化水素及びそれらの塩素化誘導体
を用いることができる。かかる溶媒の例としては、ベン
ゼン、トルエン、クロルベンゼン、ジクロルメタン、ヘ
キサン及びシクロヘキサンを挙げることができる。溶媒
の混合物を用いることもできる。
【0015】反応混合物中に溶媒を存在させる場合、溶
媒は例えば反応混合物の総容量の10〜99容量%、好
ましくは30〜90容量%を占める。
【0016】本発明に従うヒドロキシカルボニル化方法
は、5個の炭素原子を有するラクトン、特にペンテン酸
のヒドロキシカルボニル化反応の際にある程度の量で生
成するγ−バレロラクトンの商業的展開を可能にする。
これは、ブタジエンから出発してペンテン酸を介してア
ジピン酸を製造する方法の全体収率の向上を可能にす
る。アジピン酸は6,6−ポリアミドの製造における出
発物質の1つである。
【0017】最後に得られる反応混合物は、生成した各
種の化合物と反応しなかったラクトンとを分離するため
に、化学分野において用いられる慣用の方法に従って処
理され、このラクトンはさらなるヒドロキシカルボニル
化に付すことができる。
【0018】本発明に従う方法は、連続的に実施するこ
ともでき、不連続で実施することもできる。連続的に実
施する場合、当業者ならば試薬、触媒、促進剤及び溶媒
の相対比を最適の値に固定することができ、他方、不連
続で実施する場合には一般的に、これらの比は反応成分
の漸次の転化の関数として変化する。
【0019】
【実施例】以下の実施例は本発明を単に例示するための
ものである。
【0020】例1 前もってアルゴンでパージした50cm3 のガラスフラ
スコ中に以下のものを連続的に導入した。 ・γ−バレロラクトン(VAL) 20ミリモル ・水 20ミリモル ・酢酸(AcOH) 10cm3 ・臭化水素(47重量%水溶液状) 2.1ミリモル ・IrCl3 0.23ミリモル
【0021】このガラスフラスコを前もってアルゴンで
パージした125cm3 のオートクレーブ中に入れた。
このオートクレーブを密閉し、撹拌装置付きオーブン中
に入れ、加圧CO供給源に連結した。この系を25℃に
おいて5バールのCO圧下に置き、次いで220℃に加
熱した。この温度においてCOによって圧力を100バ
ール(これは25℃において測定してCOの分圧54バ
ールに相当する)に調節し、220℃においてこの圧力
を11時間保持した。
【0022】次いでオートクレーブを冷却し、ガス抜き
し、反応混合物をガスクロマトグラフィー(GC)及び
高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)によって分
析した。次の結果が得られた。 ・VALの転化率(EC)=97% ・アジピン酸(A1 )の装入したVALに対する収率
(RY)=43% ・2−メチルグルタル酸(A2 )のRY=15% ・2−エチル琥珀酸(A3 )のRY=3% ・吉草酸(PA)のRY=19%
【0023】例2 以下の変更を加えて例1を繰り返した。 ・220℃における全圧は100バールの代わりに28
バールにした(これは25℃におけるCOの分圧11バ
ールに相当する)。 ・220℃において11時間ではなくて2時間保持し
た。 次の結果が得られた。 ・VALの転化率(EC)=68% ・アジピン酸(A1 )のRY=40% ・2−メチルグルタル酸(A2 )のRY=9% ・2−エチル琥珀酸(A3 )のRY=3% ・吉草酸(PA)のRY=14% ・直鎖度(生成したアジピン酸/生成した二酸の比)=
77% ・生成したアジピン酸の空時収率=58g/(リットル
・時間)
【0024】例3 酢酸をγ−バレロラクトン自体に置き換え(合計11.
8g)、25℃におけるCOの分圧(PCO25°)を
16バールにして、例2を繰り返した。次の結果が得ら
れた。 ・VALの転化率=11% ・アジピン酸(A1 )の転化したVALに対する収率
(CY)=26% ・2−メチルグルタル酸(A2 )のCY=10% ・2−エチル琥珀酸(A3 )のCY=14% ・吉草酸(PA)のCY=15%
【0025】例4〜9 下記の表に示した変更を加えて例1を繰り返した。得ら
れた結果を表にまとめる。表中の略号は、前記したもの
である。
【0026】
【表1】
【0027】例10 次の装入物及び操作条件で例1を繰り返した。 ・γ−バレロラクトン(VAL)110ミリモル ・水(合計) 12ミリモル ・沃化水素(57重量%水溶液状) 0.384ミリモ
ル ・[IrCl(cod)2 ] 0.156ミリモ
ル 初期水濃度は1モル/リットルだった。温度は200℃
であり、この温度における全圧は50バール(これは2
5℃におけるCOの分圧30バールと同等である)であ
り、この温度における反応時間は1時間にした。
【0028】次の結果が得られた。 ・VALの転化率(EC)=16%(水100%転化と
同等) ・アジピン酸(A1 )の転化したVALに対する収率
(CY)=52% ・2−メチルグルタル酸(A2 )のCY=10% ・2−エチル琥珀酸(A3 )のCY=3% ・吉草酸(PA)のCY=8% ・ペンテン酸のCY=15% ・2−メチル酪酸の収率=1% ・A1 の空時収率=118g/(リットル・時間) ・A1 の直鎖度=83%
【0029】例11 水を12ミリモルではなくて24ミリモル用い、初期水
濃度は2モル/リットルとし、反応時間は3時間とし
て、例10を繰り返した。次の結果が得られた。 ・VALの転化率(EC)=17% ・A1 のCY=48% ・A1 の空時収率=40g/(リットル・時間) ・直鎖度=74%
【0030】比較試験1 IrCl3 を等モル量のRhCl3 に置き換えて例2を
繰り返した。この試験は、例2のものに匹敵する転化率
を得るために220℃において11時間保持した。次の
結果が得られた。 ・VALの転化率(EC)=79% ・アジピン酸(A1 )のRY=51% ・2−メチルグルタル酸(A2 )のRY=21% ・2−エチル琥珀酸(A3 )のRY=3% ・吉草酸(PA)のRY=2% ・A1 の空時収率=14g/(リットル・時間) ・直鎖度=68%
【0031】ロジウムを用いた場合より例2のイリジウ
ムを用いた場合の方が直鎖度が大きいことが注目される
(前者が68%であるのに対し、後者は77%)。さら
に、ロジウムを用いた試験においては、反応時間がはる
かに長い(イリジウムを用いた場合には2時間であるの
に対し、ロジウムを用いた場合には11時間)のにも拘
らず、アジピン酸の空時収率がイリジウムを用いた例2
における空時収率より明らかに低い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 ロベール・ペロン フランス国シャルリ、ラ・プコリエール (番地なし) (56)参考文献 特開 平3−2140(JP,A) 特開 昭55−51037(JP,A) 特開 昭54−92213(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5個の炭素原子を有する少なくとも1種
    のラクトンの一酸化炭素及び水によるヒドロキシカルボ
    ニル化方法であって、有効量のイリジウム触媒及び沃素
    化又は臭素化促進剤が促進剤対Irのモル比で表わして
    0.1:1〜20:1の範囲の割合で存在する下で操作
    を実施することを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 用いるイリジウム触媒が ・金属イリジウムIr、IrO、Ir、 ・IrCl、IrCl・3HO、 ・IrBr、IrBr・3HO、 ・IrI、 ・Ir(CO)Cl、Ir(CO)、 ・Ir(CO)、Ir(CO)12、 ・Ir(CO)[P(CI、 ・Ir(CO)[P(CCl、 ・Ir[P(CI、 ・HIr[P(C(CO)、 ・Ir(acac)(CO)、 ・[IrCl(cod)] から選択されることを特徴とする、請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 触媒の量が反応混合物1リットル当たり
    のイリジウム金属のモル数で表わして10−4〜1の範
    囲であることを特徴とする、請求項1又は2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 沃素化又は臭素化促進剤が沃化水素、臭
    化水素並びに反応条件下で沃化水素又は臭化水素を発生
    させることができる有機沃素化合物及び有機臭素化合物
    から選択されることを特徴とする、請求項1〜3のいず
    れかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 反応を25℃において測定して0.5〜
    100バールの一酸化炭素の分圧下で100〜300℃
    の範囲の温度において液相中で実施することを特徴とす
    る、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 水/ラクトンのモル比が0.01〜10
    の範囲であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれ
    かに記載の方法。
  7. 【請求項7】 ラクトンのヒドロ基カルボニル化反応
    を、反応条件下で液状である、20個以下の炭素原子を
    有する飽和又は不飽和脂肪族又は芳香族カルボン酸、芳
    香族又は飽和脂肪族若しくは脂環式炭化水素及びそれら
    の塩素化誘導体から選択される第三の溶媒中で実施する
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 反応混合物中の水濃度を0.01〜3モ
    ル/リットルの値に保つことを特徴とする、請求項1〜
    7のいずれかに記載の方法。
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