JP3091493B2 - カルボン酸の異性化方法 - Google Patents

カルボン酸の異性化方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カルボン酸、詳しくは飽和の分岐鎖状カル
ボン酸を相当する直鎖状カルボン酸に異性化する方法に
関する。
ペンテン酸をヒドロキシカルボニル化してアジピン酸
を製造すると、常に反応の副生物として多少の量の分岐
鎖状ジカルボン酸が形成される。
従って、これらの分岐鎖状ジカルボン酸の価値を高め
ることは、特に、ペンテン酸のヒドロキシカルボニル化
によるアジピン酸の工業的製造法と関連して解決すべき
大きな問題点である。
ヨーロッパ特許EP−A−0,374,687は、一酸化炭素の
加圧下にロジウム触媒と沃素含有又は臭素含有促進剤と
の存在下に加熱することによって飽和のカルボン酸を異
性化する方法を記載している。
本発明は、この反応について以前に報告されたものと
は異なる触媒であるイリジウムの使用を特徴とする。
さらに詳しくは、本発明は、少なくとも1種の飽和の
分岐鎖状カルボン酸を加熱することによって異性化する
方法において、方法を有効量のイリジウム触媒と沃素含
有又は臭素含有促進剤との存在下に、しかも促進剤/Ir
モル比を0.1/1〜20/1の間にあるようにして実施するこ
とを特徴とする、飽和の分岐鎖状カルボン酸の異性化方
法からなる。
飽和の分岐鎖状カルボン酸のうちでは、ペンテン酸の
ヒドロキシカルボニル化によるアジピン酸の製造中に形
成される量が多いという理由から、分岐鎖状ジカルボン
酸が経済的な観点からそのグレードアップを行うのに最
も有益なものである。
さらに詳しく言えば、問題の酸は、2−メチルグルタ
ル酸、2−エチルこはく酸並びにこれらの酸の互いの混
合物及び(又は)これらの酸の一方とこれらの酸と同時
に形成されるその他のカルボン酸又はラクトン、例えば
アジピン酸、ペンテン酸、吉草酸及びγ−バレロラクト
ンのようなものとの混合物である。
上記の混合物においては、2−メチルグルタル酸及び
2−エチルこはく酸以外の化合物は混合物の全重量の50
重量%までになる場合がある。
各種のイリジウム源を本発明に必要なイリジウム触媒
を得るのに使用することができる。
このようなイリジウム源の例としては、下記のものが
挙げられる。
Ir金属、IrO2、Ir2O3; IrCl3、IrCl3・3H2O; IrBr3、IrBr3・3H2O; IrI3; Ir2(CO)4Cl2、Ir2(CO)4I2; Ir2(CO)、Ir4(CO)12; Ir(CO)[P(C6H52I; Ir(CO)[P(C6H52Cl; Ir[P(C6H53I; HIr[P(C6H5(CO); Ir(acac)(CO)2; [IrCl(cod)]2; (acac=アセチルアセトネート; cod=1,5−シクロオクタジエン) 最も好適であるイリジウム触媒は、 [IrCl(cod)]、Ir4(CO)12及びIr(acac)(CO)
である。
触媒の使用量は、広い範囲内で変えることができる。
一般に、反応混合物1当たりのイリジウム金属のモ
ル数で表わして、10-4〜10-1の量が満足できる結果を与
える。これよりも少ない量を使用できるが、しかし反応
速度は低いことが認められる。また、これよりも多い量
は経済的な観点からの不利益以外には不利益は有しな
い。
反応混合物中のイリジウム濃度は、好ましくは、5×
10-4〜5×10-2モル/である。
沃素含有又は臭素含有促進剤は、本発明の方法との関
係においては、沃化水素、臭化水素並びに反応条件下に
それぞれ沃化水素及び臭化水素を発生することができる
有機沃素及び有機臭素化合物を意味するものと理解され
たい。これらの有機沃素及び有機臭素化合物は、特に1
〜10個の炭素原子を有する沃化及び臭化アルキルであ
り、そのなかでも沃化メチル及び臭化メチルが好まし
い。
促進剤/Irモル比は、好ましくは1/1〜10/1である。
反応は、液相で行われる。操作温度は、一般に120℃
〜300℃、好ましくは150℃〜250℃である。
本発明の方法に従う異性化は一酸化炭素の不在下に行
うことができるが、その存在下に行うの好ましい。
しかして、反応温度での全圧は広い範囲内で変えるこ
とができる。一酸化炭素の分圧は、25℃で測定して、一
般に0.5バール〜100バール、好ましくは1バール〜80バ
ールである。
使用される一酸化炭素は、市場で見出されるような、
実質的に純粋な一酸化炭素又は工業等級の一酸化炭素で
あってよい。
飽和の分岐鎖状カルボン酸の異性化反応は、液状反応
媒体としてその酸自体の中で又は溶解用の媒体中で行わ
れる。
溶解用の媒体としては、特に、20個以下の炭素原子を
含有する飽和又は不飽和の脂肪族又は芳香族カルボン酸
を、それらが反応条件下で液状である限りにおいて、使
用することができる。このようなカルボン酸の例として
は、酢酸、プロピオン酸、ブタン酸、吉草酸、アジピン
酸、ペンテン酸、安息香酸及びフェニル酢酸などを挙げ
ることができる。
他の種類の溶媒、特に、飽和の脂肪族又はシクロ脂肪
族炭化水素及びそれらの塩素化誘導体も、それらが反応
条件下で液状である限りにおいて、使用することができ
る。このような溶媒の例としては、ベンゼン、トルエ
ン、クロルベンゼン、ジクロルメタン、ヘキサン及びシ
クロヘキセンなどを挙げることができる。
溶媒の混合物も使用できる。
溶媒が反応混合物中に存在するときは、それは、例え
ば、反応混合物の全容積について10容量%〜99容量%、
好ましくは30容量%〜90容量%を占める。
反応混合物中には水がしばしば存在する。一般に、水
は反応混合物の0〜20重量%、好ましくは0〜10重量%
を占める。
異性化化反応が溶媒中で行われるときは、有益な別法
は、水/水混和性溶媒混合物、例えば水/酢酸混合物中
で操作することからなる。このような仮定のもとでは、
反応混合物中の水/水混和性溶媒混合物の割合の値は、
溶媒だけについて前記したような値である。
本発明に従う異性化方法は、ペンテン酸のヒドロキシ
カルボニル化中に多少の量で得られる飽和の分岐鎖状ジ
カルボン酸を特に価値あるものにさせる。これは、6−
6ポリアミドの製造の出発物質の一つであるアジピン酸
をブタジエンからペンテン酸を経て製造する方法の全体
収率の増大を可能にさせる。
最終反応混合物は、各種の生成化合物と未反応の飽和
の分岐鎖状カルボン酸を分離するために、化学の分野で
使用される標準的な方法により処理される。後者の未反
応の酸は繰り返して異性化反応に付すことが可能であ
る。
本発明の方法は、連続的に又は継続的に実施すること
ができる。連続的に行うときは、反応体、触媒、促進剤
及び溶媒の相対的な比率は当業者により最適値に設定可
能であるが、断続的に実施される方法の場合には、一般
的にはこれらの種々の比率は反応体の徐々に変わる転化
率に従って変化する。
以下の実施例は、本発明を例示するものである。
例1 予めアルゴンでパージした125cm3のオートクレーブ
に、下記の物質 ・[IrCl(cod)] 0.84ミリモル ・沃化水素(57重量%濃度の水溶液) 1.2 ミリモル ・2−メチルグルタル酸 39 ミリモル ・酢酸 40cm3 を連続的に導入する。
オートクレーブを閉じ、攪拌手段を入れたオーブンに
入れ、加圧CO供給源に接続した。5バールのCOを25℃で
適用し、次いで系を230℃に加熱した。圧力をこの温度
でCOを使用して25バールに調節し(25℃で測定して17バ
ールのCOの分圧に相当する)、この圧力を230℃で5時
間維持した。
オートクレーブを冷却し、次いでガス抜きし、反応混
合物をガスクロマトグラフィー(GC)及び高性能液体ク
ロマトグラフィー(HPLC)により分析した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸の転化率(DC) 18% ・転化メチルグルタル酸に対する アジピン酸のモル収率(CY) 37% ・2−エチルこはく酸のCY 6% ・γ−バレロラクトンのCY 6% ・3−ペンテン酸のCY 10% ・2−メチルブタン酸のCY 26% ・吉草酸のCY 16% 例2 2.5ミリモルの沃化水素及び0.42ミリモルの[IrCl(c
od)]を使用することを除いて、同じ条件で、同じ量
の同じ反応体を使用して、例1を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 36% ・アジピン酸のCY 28% 例3 2.5ミリモルの沃化水素を使用し且つ200℃で操作する
ことを除いて、同じ条件で、同じ量の同じ反応体を使用
して、例1を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 13% ・アジピン酸のCY 30% 例4 オートクレーブを一酸化炭素供給源に接続しないこと
を除いて、同じ条件で、同じ量の反応体を使用して、例
3を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 60% ・アジピン酸のCY 11% 非常に多量の5個の炭素原子を含有するモノカルボン
酸(特に、吉草酸及びメチルブタン酸)が得られたこと
が認められる。
例5 予めアルゴンでパージした50cm3のガラスアンプル
に、下記の物質 ・[IrCl(cod)] 0.21ミリモル ・沃化水素(57重量%濃度の水溶液) 0.54ミリモル ・2−メチルグルタル酸 78 ミリモル を連続的に導入する。
ガラスアンプルをアルゴンで予めパージした125cm3
オートクレーブに入れた。オートクレーブを閉じ、攪拌
手段を入れたオーブンに入れ、加圧CO供給源に接続し
た。5バールのCOを25℃で適用し、次いで系を230℃に
加熱した。圧力をこの温度でCOを使用して100バールに
調節し(25℃で測定して59バールのCOの分圧に相当す
る)、この圧力を230℃で2時間維持した。
オートクレーブを冷却し、次いでガス抜きし、反応混
合物をGC及びHPLCにより分析した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 20% ・アジピン酸のCY 37% 例6 230℃で100バールに代えて25バールのCO圧力下に操作
を行うことを除いて、同じ条件で、同じ量の同じ反応体
を使用して、例5を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 39% ・アジピン酸のCY 35% 例7 230℃で100バールに代えて25バールのCO圧力下に操作
を行い且つこの温度で2時間の代わりに30分間反応させ
ることを除いて、同じ条件で、同じ量の同じ反応体を使
用して、例5を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 9% ・アジピン酸のCY 52% 例8 230℃で100バールに代えて10バールのCO圧力下に操作
を行うことを除いて、同じ条件で、同じ量の同じ反応体
を使用して、例5を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 62% ・アジピン酸のCY 20% 例9 230℃に代えて200℃の温度で操作を行うことを除い
て、同じ条件で、同じ量の同じ反応体を使用して、例5
を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 3% ・アジピン酸のCY 64% 例10 230℃に代えて200℃の温度で操作を行うことを除い
て、同じ条件で、同じ量の同じ反応体を使用して、例6
を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 5% ・アジピン酸のCY 73% 例11 230℃に代えて200℃の温度で操作を行うことを除い
て、同じ条件で、同じ量の同じ反応体を使用して、例8
を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 6% ・アジピン酸のCY 83% 例12 最初に7.25ミリモルの水を追加的に添加することを除
いて、同じ条件で、同じ量の同じ反応体を使用して、例
6を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 15% ・アジピン酸のCY 41% 例13 HIに代えて0.54ミリモルのHBr(47重量%濃度の水溶
液)を使用することを除いて、同じ条件で、同じ量の同
じ反応体を使用して、例5を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 7% ・アジピン酸のCY 53% 例14 HIに代えて0.54ミリモルのHBr(47重量%濃度の水溶
液)を使用することを除いて、同じ条件で、同じ量の同
じ反応体を使用して、例6を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 17% ・アジピン酸のCY 25% 例15 HIに代えて0.54ミリモルのHBr(47重量%濃度の水溶
液)を使用することを除いて、同じ条件で、同じ量の同
じ反応体を使用して、例8を繰り返した。
下記の結果が得られた。
・2−メチルグルタル酸のDC 24% ・アジピン酸のCY 18% 例16 予めアルゴンでパージした50cm3ガラスアンプルに下
記の物質を導入した。
・[IrCl(cod)] 0.21ミリモル ・沃化水素(57重量%濃度の水溶液) 0.30ミリモル ・2−メチルこはく酸 10ミリモル ・酢酸 10cm3 を連続的に導入する。
操作温度で25バールのCO圧力を使用し、試験を230℃
で5時間維持して、例5のように操作を行った。
下記の結果が得られた。
・2−エチルこはく酸のDC 26% ・アジピン酸のCY 47% ・2−メチルグルタル酸のCY 19%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07C 51/353 C07C 51/353 55/02 55/02 (72)発明者 パトワ,カルル フランス国 エフ69003 リヨン,アブ ニュ ジュルジュスラン,2 (72)発明者 ペロン,ロベール フランス国 エフ69390 シャルリ,ラ プコリエール(番地なし) (56)参考文献 特開 平2−212453(JP,A) 特公 昭62−45854(JP,B2) 米国特許3578688(US,A) 米国特許3090807(US,A) 欧州公開612711(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 51/353 C07C 55/00 - 55/40 CA(STN)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1種の飽和の分岐鎖状カルボン
    酸を加熱により異性化する方法であって、 (a)該方法を有効量のイリジウム触媒と沃素含有又は
    臭素含有促進剤との存在下に、しかも促進剤/Irモル比
    を0.1/1〜20/1の間にあるようにして実施すること (b)該飽和の分岐鎖状カルボン酸が2−メチルグルタ
    ル酸、2−エチルこはく酸並びにこれらの酸の互いの混
    合物及び(又は)これらの酸の一方とこれらの酸と同時
    に形成されるその他のカルボン酸又はラクトン、例えば
    アジピン酸、ペンテン酸、吉草酸及びγ−バレロラクト
    ンのようなものとの混合物のうちから選択されること、
    並びに (c)該沃素含有又は臭素含有促進剤が沃化水素、臭化
    水素並びに反応条件下にそれぞれ沃化水素及び臭化水素
    を発生することができる有機沃素及び有機臭素化合物の
    うちから選択されること を特徴とする、飽和の分岐鎖状カルボン酸の異性化方
    法。
  2. 【請求項2】使用するイイリジウム触媒が Ir金属、IrO2、Ir2O3; IrCl3、IrCl3・3H2O; IrBr3、IrBr3・3H2O; IrI3; Ir2(CO)4Cl2、Ir2(CO)4I2; Ir2(CO)、Ir4(CO)12; Ir(CO)[P(C6H52I; Ir(CO)[P(C6H52Cl; Ir[P(C6H53I; HIr[P(C6H5(CO); Ir(acac)(CO)2; [IrCl(cod)]2; のうちから選択されることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】触媒の量が反応混合物1当たりのイリジ
    ウム金属のモル数で表わして、10-4〜10-1の量、好まし
    くは5×10-4〜5×10-2モル/であることを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】反応が一酸化炭素の存在下に、25℃で測定
    して0.5バール〜100バール、好ましくは1バール〜80バ
    ールの一酸化炭素分圧で行われることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】カルボン酸の異性化反応がそれ自体液状反
    応媒体としてのカルボン酸中で行われることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】飽和の分岐鎖状カルボン酸の異性化反応
    が、反応条件下で液状である、20個以下の炭素原子を含
    有する飽和又は不飽和の脂肪族又は芳香族カルボン酸、
    飽和の脂肪族又はシクロ脂肪族炭化水素及びそれらの塩
    素化誘導体のうちから選択される溶解用の媒体中で行わ
    れることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    方法。
  7. 【請求項7】反応が水の存在下に行われることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
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