JP2512311Y2 - 骨材の表面水率計測装置 - Google Patents

骨材の表面水率計測装置

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JP2512311Y2
JP2512311Y2 JP4733589U JP4733589U JP2512311Y2 JP 2512311 Y2 JP2512311 Y2 JP 2512311Y2 JP 4733589 U JP4733589 U JP 4733589U JP 4733589 U JP4733589 U JP 4733589U JP 2512311 Y2 JP2512311 Y2 JP 2512311Y2
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JP
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aggregate
measuring
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water
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清 田岡
由郎 吉岡
達司 芝池
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株式会社鴻池組
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、骨材の表面水率を骨材計量の各バッチ毎に
正確に計測し、その計測値に基づいてプラントの骨材及
び水の計量値を調整し、調合を正確に保つことにより、
所定のコンクリート強度及び流動性を確保し、均一な性
状の製品を製造するようにした骨材の表面水率計測装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
コンクリートの製造は予め対象構造物の設計・施工法
に適合する強度・流動性などを得るような配合設計を行
なうが、実際にコンクリートを製造する段階で特に問題
となるのは、コンクリートの強度・流動性に敏感に影響
する骨材の表面水率を如何に正確に計測して、それに応
じて水の添加量を調整し、水・セメント比を所定の値に
保持するかという問題である。このことは最近の超高層
鉄筋コンクリート造建築物に使用される高強度高耐久性
コンクリートを製造する際の品質管理上特に注目すべき
ポイントとされている。
しかるに通常生コン工場で実施されている細骨材の表
面水率管理は、JISA5308に基づき1日2回以上計測・調
整を行なうことを規定されているように、現実には実際
の表面水率の変動に対して追随できていない。
また、バッチャープラントの骨材の表面水率計測装置
として、針状の電極棒をプラントの細骨材貯槽の中に挿
入して静電容量によって計測する方式や、貯槽から計量
槽に投入中の細骨材から一部の試料を採取して表面乾燥
砂と表面水の重量比で表面水率を計測する重量式水分計
システムなどがあるが、前者は海砂の塩分の影響を受
け、後者は測定時間がかかり、各バッチ毎に計測・調整
することが困難などの問題があって、従来の方法ではコ
ンクリートの品質を極めて小さいバラツキ範囲内に管理
することはむずかしい。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上のように骨材の表面水率を管理する方法としてい
ろいろな方式が試みられているが、例えば高強度コンク
リート製造の場合のように厳密な品質管理が要求される
とき、従来の方法では所期の効果をあげることは期待で
きず、コンクリート強度のバラツキ範囲が大きくなるの
で、バラツキによる強度低下を予め見込んで (設計基準強度×割増係数) なる強度を得るコンクリート配合を製造する時の基準に
採用している。
本考案は、極めて簡単な構造の装置により、骨材の表
面水率の変動を骨材計量の各バッチ毎に正確に計測する
ことを可能にし、これによりコンクリートの品質のバラ
ツキ範囲を極力抑え、一定の品質を常時確保することに
より上記割増係数を小さくすることを可能ならしめ、コ
ンクリート製造の際の品質向上とともに経済性の向上を
図ることを可能にした骨材の表面水率計測装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の骨材の表面水率計
測装置は、バッチャープラントの骨材貯槽の排出口を開
閉するゲートの一端に骨材貯槽から排出される骨材の一
部を掬い取る計測皿を一体に形成するとともに、該計測
皿の上方位置に計測皿に掬い取った骨材の表面水率を計
測する赤外線水分計を配設したことを要旨とする。
〔作用〕
バッチャープラントにおける骨材計量の各バッチ毎に
骨材貯槽の排出口を開閉するゲートの移動に合わせて計
測皿を骨材貯槽の排出口に移動させて骨材貯槽から排出
される骨材の一部を試料として採取し、赤外線水分計に
より骨材の表面水率を瞬時に計測し、これにより所期の
水・セメント比なるように添加する水量の管理を行な
う。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図はバッチャープラントの概略説明図で、1は所
要内容積を有するホッパー状の細骨材貯槽、2はこの細
骨材貯槽1の下方に配設された下部にゲート21を備えた
細骨材計量槽、3はこの計量槽2の下方に配設されたミ
キサーで、このミキサー3の上方には細骨材貯槽及び細
骨材計量槽の他にもセメント・粗骨材・水等のそれぞれ
の貯槽及び計量槽が配置され、予め計量された粗骨材・
細骨材・セメント・水がミキサー内に供給され混合され
るように構成されている。なお図示していないが、粗骨
材は細骨材用の計量槽を用いて計量することも、あるい
は単独の計量槽を用いることもある。
上記細骨材貯槽1の下方には開閉自在にしたゲート11
を設けるとともに、このゲート11の一端に計測皿12を一
体に設け、開閉用シリンダー13の作動によりゲート11が
細骨材貯槽1下部の排出口を閉鎖するとき、細骨材貯槽
1の排出口より落下する細骨材(砂)の一部を掬い取る
ようにする。
また、ゲート11が細骨材貯槽1を閉鎖しているときに
計測皿12が位置する場所の上方に赤外線水分計4を配設
する。この赤外線水分計4は、細骨材貯槽1に固定して
設け、計測皿12上に掬い取られた細骨材の表面水率が赤
外線水分計4にて計測される。この赤外線水分計4によ
る水分計測値はCPU(中央演算装置)5に送られ、所定
の水・セメント比を得るために必要な水計量値が瞬時に
計算出力され、自動的に細骨材水分補正装置6を作動し
て水計量値の補正を行なう。これにより水計量槽7にセ
ットされたロードセル8を通じて電磁弁9を自動操作
し、水タンク10より水計量槽7に流入する水量を補正値
に合わせて計量する。計量完了したのちは下方の水放出
バルブ71を開いてミキサー3に放出する。
なお、計測皿12上に掬い取られた細骨材は、開閉用シ
リンダー13の作動によりゲート11が開くとき、細骨材計
量槽2に投入される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、骨材計量の各バッチ毎に骨材貯槽の
排出口を開閉するゲートの移動に合わせて計測皿を骨材
貯槽の排出口に移動させて骨材貯槽から排出される骨材
の一部を試料として採取し、採取した骨材の表面水率を
計測皿の上方位置に配設した赤外線水分計により直ちに
計測することにより、計測皿を駆動する特別な駆動機構
等を設けることなく極めて簡単な構造の装置により、骨
材の表面水率を骨材計量の各バッチ毎に正確に、かつ迅
速に計測することができる。これにより、予め設定した
水・セメント比になるように水計量を行なうことがで
き、所要の流動性及び均一な強度を有するコンクリート
を、精度よく、バラツキの少ない範囲で製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の骨材の表面水率計測装置を示す一実施
例図であり、第2図は同装置の斜視図である。 1は細骨材貯槽、11はゲート、12は計測皿、13は開閉用
シリンダー、2は細骨材計量槽、21はゲート、3はミキ
サー、4は赤外線水分計、5はCPU、6は細骨材水分補
正装置、7は水計量槽、8はロードセル、9は電磁弁、
10は水タンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−171213(JP,A) 特開 平2−106305(JP,A) 実願 昭54−135141号(実開 昭56− 53512号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッチャープラントの骨材貯槽(1)の排
    出口を開閉するゲート(11)の一端に骨材貯槽(1)か
    ら排出される骨材の一部を掬い取る計測皿(12)を一体
    に形成するとともに、該計測皿(12)の上方位置に計測
    皿(12)に掬い取った骨材の表面水率を計測する赤外線
    水分計(4)を配設したことを特徴とする骨材の表面水
    率計測装置。
JP4733589U 1989-04-21 1989-04-21 骨材の表面水率計測装置 Expired - Lifetime JP2512311Y2 (ja)

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JPH02137206U JPH02137206U (ja) 1990-11-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5653512U (ja) * 1979-09-29 1981-05-11
JP2849626B2 (ja) * 1988-10-14 1999-01-20 株式会社ジオトップ 生コンクリート製造装置
JPH0763969B2 (ja) * 1988-12-24 1995-07-12 株式会社富士機鉄工 骨材自動水分測定補正装置

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