JP2512149Y2 - 台 盤 - Google Patents

台 盤

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JP2512149Y2
JP2512149Y2 JP1988096098U JP9609888U JP2512149Y2 JP 2512149 Y2 JP2512149 Y2 JP 2512149Y2 JP 1988096098 U JP1988096098 U JP 1988096098U JP 9609888 U JP9609888 U JP 9609888U JP 2512149 Y2 JP2512149 Y2 JP 2512149Y2
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JP
Japan
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high temperature
base
temperature furnace
pusher
work
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JP1988096098U
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JPH0216994U (ja
Inventor
保司 三家本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、連続式にワークの昇降温ができるプッシャ
ー式の高温炉に用いる耐熱製の台盤の形状改良に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の台盤は第6図(b)に示すように、送
り方向への案内を良くするために台盤本体6の4隅にテ
ーパ部61やアール部62を設けてあるが、基本的には第6
図(a)に示すように上下面平らな平板状の4角柱形を
している。この台盤本体6の上に、高温で処理したいワ
ーク20を搭載するが、第7図に示すように、通常は搭載
効率を上げるためにワークを耐熱製のこう鉢21に入れて
から、このこう鉢21を上下に積み重ねる。こうして、第
7図に示す状態で、例えば油圧シリンダを駆動源とした
プッシャーで、台盤本体6を高温炉22中に押し進めるこ
とによりワークの昇降温を行う。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の台盤では、台盤本体6上に搭載できる
ワークの量、即ち、こう鉢21の積み重ね枚数は、高温炉
22の開口22aの大きさで決まるため、台盤本体6の厚み
H分の搭載量が無効となる。台盤本体6は、高温で大き
な押し圧力がかかるため所定の厚みHが必要である。そ
のため、台盤本体6の重量は非常に重く、より大きなプ
ッシャー能力を必要とし、かつ台盤本体6の熱容量が大
きく、高温炉22の用力費用もかさむことになる。
本考案の目的は前記課題を解決した台盤を提供するこ
とにある。
〔考案の従来技術に対する相違点〕
上述した従来の台盤に対し、本考案の台盤は、上面の
ある部分が切り欠いてあり、ある深さの溝を有するとい
った形状上の相違点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の台盤は、プッシャー式の高温炉に用いる台盤
であって、その上に各々が内側にワークを有する複数の
こう鉢が積み重ねられる台盤において、前記こう鉢が積
み重ねられる部分に切り欠き溝が設けられて当該部分の
厚み寸法が周辺部分の厚み寸法よりも小さいことを特徴
とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
(実施例1) 第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は台
盤にワークを搭載した状態を示す正面断面図、第3図は
同実施例を用いてプッシャーで高温炉中へ送りを行って
いる状態を示す斜視図である。
図において、台盤本体1はアルミナなどの耐熱材料で
できており、プッシャー31で押し圧する側の2つの辺11
と台盤本体1の中央で辺11と連なる梁13を除いて、台盤
本体1の上面より深さhだけ切り欠いた構造をしてい
る。また図示はしないが当然4隅には第6図(b)と同
様に案内のための処置がしてある。尚、梁13が厚みHを
有しているのは、プッシャー31の強い押し圧力に耐える
強度をもたせるためであり、辺11に厚みHをつけている
のは、高温炉22中で台盤本体1が突き上がるといった事
故がないように、安定した台盤本体1の送りを得ること
が目的である。
つぎに、使い方について説明する。
まず、台盤本体1の切り欠き溝12内に、例えば未焼結
のセラミック体といったワーク20を入れたこう鉢21を上
方に積み重ねる。積み重ねることができるこう鉢21の段
数は、高温炉22の開口22aで決められる。それから、ワ
ーク20の搭載が終了した台盤本体1の辺11が合うように
台盤本体1を並べて、第3図の如く、プッシャー31で高
温炉22の中に台盤本体1を押し進める。プッシャー31が
矢印A方向に押して送り端まで進んだらプッシャー31を
戻して、次の台盤本体1aを並んだ台盤本体1の例と合う
まで矢印B方向へ送る。それからまた、プッシャー31に
て台盤本体1を高温炉22中に送るといったことを繰り返
して、台盤本体1を順次高温炉22の中へ送りだすことに
より、ワーク20は、高温炉22で焼結を終えて高温炉22よ
り出る。
(実施例2) 第4図,第5図は本考案の他の実施例を示す図であ
る。
第4図の台盤本体4は第1の実施例の台盤本体1の中
央に設けた梁13を、両側面に配し梁43としている。こう
すると、台盤本体4の中央に広い面積がとれるので、比
較的大きいワークに適している。
第5図は、梁がないために更に大きいワークの搭載が
可能であり、ワークの搭載作業も容易である。但し、梁
をもたないことで、大きなプッシャーの押し圧力を要す
る場合は適さない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、台盤本体上面の
切り欠き溝は、少なくとも辺より取り囲まれて形成さ
れ、該辺より下方に凹んだ窪みであるため、凹んだ窪み
としての切り欠き溝を利用して、台盤本体の上面に搭載
可能なワーク量を増大させることができ、これにより高
温炉のワーク処理力を向上することができる。さらに切
り欠き溝を取り囲む辺は、台盤本体の厚みに相当する厚
味寸法を有しているため、高温炉中で台盤本体が突き上
がることがなく、安定した台盤本体の送りを得ることが
できる。また台盤が軽くなった分、プッシャー押し圧力
と高温炉の用力費用が軽減できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す斜視図、第2図は
同台盤上にワークを搭載して高温炉中にある状態を示す
正面断面図、第3図は同台盤をプッシャーで高温炉中に
送り込む状態を示す概略斜視図、第4図は本考案の第2
の実施例を示す斜視図、第5図は本考案の第3の実施例
を示す斜視図、第6図(a)は従来の台盤を示す斜視
図、第6図(b)は同台盤の角の1部を示す平面拡大
図、第7図は同台盤上にワークを搭載して高温炉中にあ
る状態を示す正面図である。 1,1a,4,5…台盤本体 11,41,51…辺 12,42,52…切り欠き溝 13,43…梁、20…ワーク 21…こう鉢、22…高温炉 22a…(高温炉の)開口 31…プッシャー、61…テーパ部 62…アール部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プッシャー式の高温炉に用いる台盤であっ
    て、その上に各々が内側にワークを有する複数のこう鉢
    が積み重ねられる台盤において、前記こう鉢が積み重ね
    られる部分に切り欠き溝が設けられて当該部分の厚み寸
    法が周辺部分の厚み寸法よりも小さいことを特徴とする
    台盤。
JP1988096098U 1988-07-20 1988-07-20 台 盤 Expired - Lifetime JP2512149Y2 (ja)

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