JP2511738Y2 - ユニットル―ムにおけるパネル結合構造 - Google Patents

ユニットル―ムにおけるパネル結合構造

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JP2511738Y2
JP2511738Y2 JP1990045811U JP4581190U JP2511738Y2 JP 2511738 Y2 JP2511738 Y2 JP 2511738Y2 JP 1990045811 U JP1990045811 U JP 1990045811U JP 4581190 U JP4581190 U JP 4581190U JP 2511738 Y2 JP2511738 Y2 JP 2511738Y2
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tile
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JP1990045811U
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JPH044150U (ja
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琢洋 谷川
兼孝 堀田
順也 金子
武志 織田
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ユニットルームにおけるパネル結合構
造、特にほぼ90°を成す向きに隣接配置した側パネルの
側端部同士の結合構造に関する。
(考案の背景) ユニットルームにおいて、ほぼ90°を成す向きに隣接
配置した側パネルの従来一般の結合構造は第4図に示す
ようなものであった。この結合構造は、一方の側パネル
100の側端面を他方の側パネル100の内面と同一位置に位
置させ、そして各側パネル100の側端の縦のフレーム102
間に生ずる三角形状の空間部分にアングル材104を介設
してこれをボルト,ナットにより各フレーム102に締結
するものである。
しかしながらこのパネル結合構造の場合、側パネル10
0としてタイルパネルを用いたとき、タイルのサイズに
よっては端にあるタイルを途中で切断しなければなら
ず、そのための道具と手間とが必要となる。
そこで一方の側パネルの側端面を他方の側パネルの内
面よりも室外側に突き出すように各側パネルを配置し、
組み付けることが考えられる。このようにすると、側パ
ネルとしてタイルパネルを用いたとき、場合によりパネ
ルの端にある上下一列のタイルを途中で切断しなくても
良く、ユニットルームの組付施工が簡単となる。
(解決手段) 本願の解決手段の要旨は、ほぼ90°を成す向きに隣接
配置された一対の側パネルの側端部同士を連結するため
の構造にして、一方の側パネルの側端面を他方の側パネ
ルの内面よりも室外側に突き出すように配し、それら側
パネルの側端部裏面に設けたフレーム同士を共通のジョ
イント具によって連結するように成し、且つ該ジョイン
ト具による連結に際して、シート状に形成したシール材
を前記室外側に突き出した一方の側パネルの側端面に密
着状態に固定するように成したことにある。
(作用及び考案の効果) 上記のように一方の側パネルの側端面を他方の側パネ
ルの内面よりも室外側に突き出した場合、側パネルとし
てタイルパネルを用いた時、突き出し側の側パネルの横
目地が、他方の側パネルの内面よりも室外側に延び出し
た状態となる。従って側パネルの内面の交差部、即ちコ
ーナー部に沿ってコーキング材を詰めても、この横目地
空間を通って水が室内側より室外側に漏出する問題が発
生する。
しかるに本願の解決手段によれば、突き出し側の側パ
ネルの側端面にシート状のシール材が密着状態に固定さ
れるため、室内側の水がコーキング部分を通過し、横目
地に沿って流れたとしても、横目地先端の側パネル側端
面に到るとそこで遮断されることとなり、漏出の問題を
生じない。
尚、かかるシール材を薄板状のバックアップ部材によ
り保持させ、且つ該バックアップ部材として、前記室外
側に突き出した一方の側パネルの内面に沿って室内方向
に延び、該一方の側パネルの内面及び隣接する今一方の
側パネルの側端面間で挟まれる被挟圧部を有するものを
用いれば、かかる被挟圧部がスペーサ材として作用し、
突き出し側の側パネルの内面と他方の側パネルの側端面
との間に、被挟圧部の厚みに対応した幅の目地空間を確
保できる利点が生じる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第1図において、10,12は90°を成す向きに隣接配置
された側パネルとしてのタイルパネルであって、第2図
にも示しているようにボード14の表面側に多数のタイル
16が所定配列状態で固着され、また裏面側に縦及び横向
きの、断面矩形の金属製のフレーム18,19が設けられて
いる。
この例では、一方のタイルパネル10の側端面が他方の
タイルパネル12の内面よりも室外側に突き出してパネル
フレーム18の背面と同一位置に位置させられており、そ
の関係位置において各タイルパネル10,12の縦フレーム1
8が、ジョイント金具20によって互いに横方向に連結さ
れている。ジョイント金具20はばね鋼製のものであっ
て、一端側にL字形状の締結部22を有し、その締結部22
においてボルト24,ナット26により、タイルパネル10の
フレーム18に固定されている。ジョイント金具20の他端
側には、弾性係合部28が設けられており、この弾性係合
部28がタイルパネル12のフレーム18に取り付けられた被
係合片30に対して弾性的に係合させられている。
このジョント金具20とタイルパネル10の側端面との間
には、樹脂製(例えば塩化ビニル製)のバックアップ部
材32が介設されている。このバックアップ部材32は、第
3図にも示しているように本体部34と被挟圧部36とを有
する平面L字形状のシート状部材であって、本体部34が
ジョイント金具20とタイルパネル10の側端面との間に挟
まれ、また被挟圧部36が一方のタイルパネル10の内面と
他方のタイルパネル12の側端面との間に挟圧された状態
で、ジョイント金具20により固定されている。
このバックアップ部材32には、本体部34のコーナー側
前面に所定幅のシート状のシール材38(例えばブチルゴ
ム製)が設けられ、このシール材38が、タイルパネル10
における端位置のタイル16の側端面に密着状態で押し付
けられている。
尚、各タイルパネル10,12の内面コーナー部には、コ
ーキング材40が施されている。
本例の結合構造においては、一方のタイルパネル10の
側端面が他方のタイルパネル12の内面よりも室外側に突
き出しており、従って上下のタイル16間の横目地42も、
他方のタイルパネル12の内面から室外側に延び出してい
る。従って各タイルパネル10,12の内面が交差するコー
ナー部にコーキング材40を施してあっても、この横目地
42を伝って水がコーキング部分より室外側に漏れ出てし
まう。
しかしながらこの例の結合構造にあっては、一方のタ
イルパネル10の側端面にシール材38が押圧密着させられ
ているため、この部分で漏れが遮断され、室外へと漏出
してしまうことはない。
本例の結合構造においては、バックアップ部材32の被
挟圧部36が、タイルパネル10の内面とタイルパネル12の
側端面との間に挟まれて、それらの間に所定の間隔を確
保する。従ってタイルパネル10と12とを組み付ける際に
バックアップ部材32を装着しておくことにより、タイル
パネル10と12との間に自動的に目地空間を確保できる利
点がある。
以上本考案の実施例を詳述したが、これはあくまで本
考案の一具体例であり、本考案はその主旨を逸脱しない
範囲において、当業者の知識に基づき、様々な変更を加
えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例であるパネル結合構造の要部
平面断面図であり、第2図は第1図におけるタイルパネ
ルの要部斜視図、第3図は第1図におけるバックアップ
部材とシール材の一部切欠斜視図、第4図は従来のパネ
ル結合構造の一例を示す要部斜視図である。 10,12:タイルパネル、18:フレーム 20:ジョイント金具、22:締結部 28:弾性係合部 32:バックアップ部材 36:被挟圧部 38:シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 織田 武志 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株 式会社イナックス内 (56)参考文献 実開 昭61−58305(JP,U) 実公 昭62−24682(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ90°を成す向きに隣接配置された一対
    の側パネルの側端部同士を連結するための構造にして、 一方の側パネルの側端面を他方の側パネルの内面よりも
    室外側に突き出すように配し、それら側パネルの側端部
    裏面に設けたフレーム同士を共通のジョイント具によっ
    て連結するように成し、且つ該ジョイント具による連結
    に際して、シート状に形成したシール材を前記室外側に
    突き出した一方の側パネルの側端面に密着状態に固定す
    るように成したことを特徴とするユニットルームにおけ
    るパネル結合構造。
JP1990045811U 1990-04-27 1990-04-27 ユニットル―ムにおけるパネル結合構造 Expired - Lifetime JP2511738Y2 (ja)

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JPH044150U JPH044150U (ja) 1992-01-14
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JPS6158305U (ja) * 1984-09-21 1986-04-19
JPS6224682U (ja) * 1985-07-27 1987-02-14

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