JP2511522B2 - 作業車の変速操作構造 - Google Patents

作業車の変速操作構造

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JP2511522B2
JP2511522B2 JP1123096A JP12309689A JP2511522B2 JP 2511522 B2 JP2511522 B2 JP 2511522B2 JP 1123096 A JP1123096 A JP 1123096A JP 12309689 A JP12309689 A JP 12309689A JP 2511522 B2 JP2511522 B2 JP 2511522B2
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pedal
continuously variable
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arm
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繁 森田
照隆 武井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中立位置を挟んで前進側と後進側に変速操
作可能な走行用の無段変速装置を備えた作業車の変速操
作構造に関する。
〔従来の技術〕
作業車の1つである農用トラクタにおいては、前述の
ような無段変速装置の1つである静油圧式無段変速装置
(以下、HSTと称する)を備えたものがあり、その変速
操作構造の一例が特開昭60−146729号公報に開示されて
いる。
つまり、前進用踏み操作部と後進用踏み操作部とを前
後に配置したような変速ペダルを設けて、この変速ペダ
ルとHSTの変速操作部とをロッド等を介して機械的に連
動連結したような構造である。
〔発明が解決しようとする課題〕
開示されている構造であると、足のつま先で変速ペダ
ルの前進用踏み操作部を踏み込み、HSTを前進側に操作
して行くのであり、足のカカトで変速ペダルの後進用踏
み操作部を踏み込み、HSTを後進側に操作して行くよう
な状態となっている。
しかしながら足のカカトで変速ペダルを踏み操作する
場合、微妙な速度コントロールはどうしても難しいもの
となる。そこで、前進用変速ペダルと後進用変速ペダル
とを並べて配置して、両ペダルを足のつま先で踏み操作
できるように構成することも考えられるが、HSTの変速
操作部と前進用変速ペダルとを連動連結し、前記変速操
作部と後進用変速ペダルとを連動連結することになる
為、連係系が前進用と後進用の2系統となって構造が複
雑なものとなる。
本発明は、構造の複雑化を抑えながら足のつま先で踏
み操作可能な前進用と後進用のペダルを設けることがで
きるように構成することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は以上のような作業車の変速操作構造に
おいて、次のように構成することにある。つまり、機体
左右方向の軸芯周りに揺動自在な第1ペダルと無段変速
装置の変速操作部とを連動連結して、第1ペダルの前方
踏み操作により前記変速操作部が前進側に増速操作され
るように構成すると共に、機体前後方向の軸芯周りに揺
動自在な第2ペダルを前記第1ペダルの側脇に並設し、
前記第2ペダルと一体揺動するアームを第1ペダルの下
側に入り込ませて、第2ペダルの踏み操作により前記ア
ームを介して第1ペダルが持ち上げられて、無段変速装
置の変速操作部が後進側に増速操作されるように構成し
てあることにあり、その作用及び効果は次のとおりであ
る。
〔作 用〕
前述のように構成すると、第1ペダルを足のつま先で
前方に踏み込むと、無段変速装置の変速操作部が中立位
置から前進側に増速操作されて行く。そして、第1ペダ
ルの隣に第2ペダルが位置しているので、第1ペダルを
踏んでいる状態から足のつま先を第2ペダル側に振って
やることにより、足のつま先で第2ペダルを踏み操作で
きるのである。
そして、第2ペダルを踏み操作するとアームを介して
第1ペダルが突き上げ操作される。これにより、第1ペ
ダルの連係系を介して無段変速位置の変速操作部が中立
位置から後進側に増速操作されて行くのである。
〔発明の効果〕
以上のように、前進側の変速操作も後進側の変速操作
も足のつま先で操作可能となり、作業車における変速操
作性の向上を図ることができた。
そして、両者共に足のつま先で踏み操作可能な前進用
の第1ペダルと後進用の第2ペダルとを備える場合、第
1ペダルの連係系を使って無段変速装置を前進側にも後
進側にも操作できるように構成することにより、前進用
と後進用の2系統必要な従来構造に比べて構造の簡略化
を図ることができた。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を作業車の1つである乗用型芝
刈機により図面に基づいて説明する。
第4図に示すように駆動輪である前輪(1)と、操向
輪兼駆動輪である後輪(2)で支持された機体の前部に
モーア(3)、後部に集草容器(4)が設けられてフロ
ントモーア型式の乗用型芝刈機が構成されており、モー
ア(3)で刈取られた芝はブロア(5)からダクト
(6)を介して集草容器(4)に送り込まれるように構
成されている。
この乗用型芝刈機においては走行用の無段変速装置
(7)として静油圧式無段変速装置(以下、HSTと称
す)を装備しており、次にこのHST(7)を操作する構
造について詳述する。第1,2,3図に示すように、フロア
パネル(8)における機体左右方向の軸芯(P1)周りに
揺動自在に第1ペダル(9)が取り付けられると共に、
HST(7)における変速操作部(7a)と第1ペダル
(9)とがロッド(10),(11)及びベルクランク(1
2)を介して連動連結されている。これにより、第1ペ
ダル(9)を足(F)で前方に踏み込んで行くと、HST
(7)の変速操作部(7a)が中立位置(N)から前進側
(F)に増速操作されて行くのである。
又、変速操作部(7a)にはこれを中立位置(N)に付
勢する機構が備えられており、その構造について詳述す
る。第3図に示すように、横軸芯(P3)周りに上下揺動
自在なアーム(15)が取り付けられると共に、このアー
ム(15)の中程に取り付けられたローラー(15a)が変
速操作部(7a)におけるV字状の上面に当て付けられて
いる。そして、アーム(15)を紙面下方揺動側に付勢す
るスプリング(16)を取り付けているのである。
そして、機体前後方向の軸芯(P2)周りに揺動自在な
第2ペダル(13)が第1ペダル(9)の右側に配置され
ている。そして、第2ペダル(13)の裏面にアーム(1
4)が固定されており、このアーム(14)が第1ペダル
(9)の下側に入り込むように配置され、アーム(14)
の先端にローラー(14a)が取り付けられている。
以上の構造により、第1図に示すように第1ペダル
(9)を踏んでいた足(F)を紙面右方に振ってやる
と、足(F)のつま先が第2ペダル(13)の上に乗るこ
とになるので、第2ペーダル(13)を足(F)のつま先
で踏み込むことができるのである。このように、第2ペ
ダル(13)が踏み込まれるとアーム(14)により、第1
ペダル(9)が上方に持ち上げられることになる。従っ
て、この第1ペダル(9)の動作がロッド(10),(1
1)及びベルクランク(12)を介してHST(7)の変速操
作部(7a)に伝達され、この変速操作部(7a)が中立位
置(N)から後進側(R)に増速操作されて行くのであ
る。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車の変速操作構造の実施例を示
し、第1図は第1及び第2ペダル付近の平面図、第2図
は第1図におけるII−II方面付近の断面図、第3図は第
1ペダルと静油圧式無段変速装置との連係構造を示す側
面図、第4図は乗用型芝刈機の全体側面図である。 (7)……無段変速装置、(7a)……変速操作部、
(9)……第1ペダル、(13)……第2ペダル、(14)
……アーム、(P1)……機体左右方向の軸芯、(P2)…
…機体前後方向の軸芯。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中立位置を挟んで前進側と後進側に変速操
    作可能な走行用の無段変速装置(7)を備えた作業車の
    変速操作構造であって、 機体左右方向の軸芯(P1)周りに揺動自在な第1ペダル
    (9)と前記無段変速装置(7)の変速操作部(7a)と
    を連動連結して、第1ペダル(9)の前方踏み操作によ
    り前記変速操作部(7a)が前進側に増速操作されるよう
    に構成すると共に、機体前後方向の軸芯(P2)周りに揺
    動自在な第2ペダル(13)を前記第1ペダル(9)の側
    脇に並設し、前記第2ペダル(13)と一体揺動するアー
    ム(14)を第1ペダル(9)の下側に入り込ませて、第
    2ペダル(13)の踏み操作により前記アーム(14)を介
    して第1ペダル(9)が持ち上げられて、前記無段変速
    装置(7)の変速操作部(7a)が後進側に増速操作され
    るように構成してある作業車の変速操作構造。
JP1123096A 1989-05-16 1989-05-16 作業車の変速操作構造 Expired - Lifetime JP2511522B2 (ja)

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US07/893,957 US5231891A (en) 1989-05-16 1992-06-04 Double pedal mechanism for working vehicle

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JPH02299932A JPH02299932A (ja) 1990-12-12
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JPH0392431A (ja) * 1989-09-04 1991-04-17 Kubota Corp 作業車の変速操作構造
JP4935464B2 (ja) * 2007-03-30 2012-05-23 井関農機株式会社 トラクタ

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