JP2511454Y2 - 投光表示装置 - Google Patents

投光表示装置

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JP2511454Y2
JP2511454Y2 JP1992032822U JP3282292U JP2511454Y2 JP 2511454 Y2 JP2511454 Y2 JP 2511454Y2 JP 1992032822 U JP1992032822 U JP 1992032822U JP 3282292 U JP3282292 U JP 3282292U JP 2511454 Y2 JP2511454 Y2 JP 2511454Y2
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JP1992032822U
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JPH0584985U (ja
Inventor
俊久 道祖田
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オーデリック株式会社
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車、住宅等の大型
展示物の照明及びその説明表示等に用いられる投光表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の大型展示物は展示場の
全体的な照明だけでは各部の特徴を引き出すことができ
ない。特に、新車の発表会等では、全体的な特徴は勿論
のこと、特徴的な開発部分を際立たせることが商品価値
を高める上で必要なことである。例えば、新車の発表会
では、展示物である自動車の床面側から光を当てて自動
車を際立たせるライトアップが行なわれている。このよ
うなライトアップには、投光器による光照射が有効であ
り、その光に方向性を持たせることで展示場の全体照明
では得ることができない優れた演出効果が得られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、床面側から
の展示物に光を照射する場合、観覧者が投光器に触れた
り、場合によっては投光器に当たって転倒させる危険性
がある。投光器は、内蔵した光源の発熱で過熱し、それ
に触れると火傷の危険性がある。
【0004】また、展示物には、その説明を文字等です
る必要があり、展示物毎に掲示板が設置されるのが一般
的である。このような掲示板と投光器とが併置される
と、展示場の面積に対してこれらの占有面積が大きくな
り、展示物が多い場合には煩雑な感じを与え、展示物の
演出効果を却って妨げることにもなる。
【0005】そこで、本考案は、投光手段と表示手段と
を一体化することにより、コンパクト化するとともに、
展示物の演出効果を高めることができる投光表示装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の投光表示装置
は、図1ないし図7に例示するように、傾斜辺を持ちか
つ通気孔が形成された一対の側板(6)を間隔を設けて
配置するとともに、各側板の底辺及び傾斜辺側にバー
(4)を取り付けて筐体構造を成し、かつ、開口部を備
えた本体フレーム(2)と、前記本体フレームの内部に
設置された投光用光源(光源21、22)と、前記開口
部に設置されて前記投光用光源からの光が透過可能な保
護用グリル(表面グリル13)と、前記側板の傾斜辺側
に着脱可能に設置された支持枠(46)と、この支持枠
内に設置された表示用光源(ランプ66)と、前記支持
枠によって支持されて前記表示用光源からの光を受けて
メッセージを表示する表示板(48)とを備え、前記投
光用光源からの光を照射している被照射物等を表すメッ
セージを前記表示板によって表示することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】投光部は被照射物体である展示物に向け、必要
な光照射を行なう。展示物は投光部からの光を受けて適
当なコントラストを生じ、光による演出効果が得られ
る。そして、この投光部を設置している本体フレームの
背面には表示部が取り付けられており、この表示部に光
照射を受けている展示物の内容等を説明するメッセージ
を表示する。観覧者は、そのメッセージを確認しなが
ら、光照射を受けている展示物を見ることができる。
【0008】この場合、光の照射方向は任意に設定で
き、展示者が最も強調したい部分に光を照射すること
で、観覧者にその示唆を与えることができる。この結
果、展示物の演出効果をより高めることができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
【0010】図1は、本考案の投光表示装置の一実施例
を示している。図1の(A)に示すように、この投光表
示装置には、前面部、上面部及び低面部をそれぞれ長方
形状、側面部を台形状にした本体フレーム2が用いられ
ている。即ち、この本体フレーム2は、円柱状を成す4
本のバー4とともに台形状を成す2枚の側板6が用いら
れ、各側板6の斜辺部に各バー4を取り付け、下側のバ
ー4間にベース板8、上側の支持手段としての天井板1
0が取り付けられ、角筒状の筐体構造を成している。
【0011】この本体フレーム2の前面側には、投光部
12が設置されている。この投光部12の前面には光透
過が可能で光源の保護を行なう保護用グリルとして、例
えば縦格子を成す前面グリル13が着脱可能に取り付け
られている。この実施例では、側板6の縁部側におい
て、バー4間に立設された垂直バー14間に横バー16
を所定の間隔で固定するとともに、各横バー16間に縦
バー18を取り付けたものである。
【0012】この本体フレーム2の内部には、投光部1
2の中枢を成す一対の光源としてランプ21、22が設
置されている。各ランプ21、22は反射フレーム23
に取り付けられ、各反射フレーム23はその角度が調整
可能に設定されている。
【0013】また、図1の(B)に示すように、この投
光表示装置の背面部には、投光部12によって光照射を
受ける被照射物体、例えば、展示物の説明等のメッセー
ジを表示する表示部24が着脱可能に取り付けられてい
る。そして、ベース板8の背面部には、電源コンセント
26、引出し可能なプラグ28、各ランプ21、22毎
に設置されている点灯装置に通電すべき電源スイッチ3
1、32が取り付けられている。また、電源スイッチ3
1、32に隣接して設置されている電源スイッチ33
は、表示部24側の点灯回路に対する給電切換えのため
のものである。
【0014】本体フレーム2の内部には、図2に示すよ
うに、ランプ21、22毎に点灯装置34が設置されて
おり、36、38はその安定器を示している。安定器3
6、38は、互いにブラケット部40を重ね合わせ、ビ
ス42で強固に固定されている。
【0015】また、図3に示すように、ベース板8側の
各バー4には、本体フレーム2の可動手段として一対の
キャスター43が一定の間隔を以て取り付けられてい
る。したがって、本体フレーム2をこのキャスター43
を以て任意の位置に移動させることができる。また、側
板6には過熱防止のための複数の通気孔44が形成さ
れ、この通気孔44が空気による冷却効果を高めてい
る。
【0016】そして、図4に示すように、表示部24
は、矩形の支持枠46に表示板48を取り付けたもので
あり、図5に示すように、表示板48は支持枠46より
も僅かに薄く形成されている。また、この表示部24の
背面部には、図6に示すように、一対のストッパ50が
取り付けられており、表示部24は本体フレーム2の天
井板10に形成されているキー穴にこのストッパ50を
挿入させて本体フレーム2に着脱可能に取り付けられ
る。
【0017】この表示部24には、図7に示すように、
表示部24の大きさを決定する背面板52が設けられ、
この背面板52の辺部に台座54を固定ねじ56によっ
て取り付けるとともに、背面板52の周縁部に形成され
た立壁58に支持枠46が固定ねじ60によって取り付
けられている。支持枠46の内側回縁部と台座54との
間にはアクリル等の導光部材からなる導光板62ととも
に透明パネル64が設置されている。必要なメッセージ
パネルは、例えば、導光板62と透明パネル64との間
に挟み込まれ、又は、透明パネル64の上面に設置され
る。
【0018】そして、支持枠46は、内部を空洞にした
断面アーチ状を成していることから、その内部には導光
板62に必要な光を照射する光源としてのランプ66が
設置されている。この実施例では、両側の支持枠46の
内部にランプ66が設置されている。この場合、68は
各ランプ66のソケットであり、固定ねじ56によって
背面板52に固定されている。したがって、ランプ66
から発せられた光は導光板62に進入し、その平面側に
は一様な光が発せられ、メッセージパネル上の文字が適
当なコントラストを以て表示される。
【0019】以上説明したように、このような投光表示
装置によれば、展示物に投光部12を向けて光照射を行
い、その背面側の表示部24には、展示物の説明等のメ
ッセージを表示する。この結果、観覧者は適当な光照射
によって演出された展示物を観覧するとともに、その展
示物の内容を表示部24で知ることができる。
【0020】この投光表示装置では、展示物に対して所
望の位置から光照射を行なうことができ、しかも、光源
は前面グリル13を以て遮蔽されているので、光源等の
過熱部分に直接触れるおそれがなく、閲覧者等を火傷等
の危険から保護することができるとともに、火災の発生
をも防止できる。
【0021】なお、実施例では、投光部の背面に表示部
を設置しているが、本体フレームを上方に伸ばして投光
部より高い位置に表示部を設置してもよい。このように
すれば、小さい文字で表示されたメッセージでも閲覧者
が容易に認識できる利点がある。
【0022】また、実施例では、表示部の上下縁に2つ
のランプ66を設置しているが、一方だけでもよく、左
右縁側にも同様のランプを設置してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本考案によれば、
投光機能と表示機能とを合わせ持ち、投光側に対して背
面側に被照射物の内容を表示することができ、例えば、
展示物に対して投光用光源からの光を照射し、その光照
射によって演出された展示物の内容等を表示部に表示さ
れているメッセージによって確認でき、従来のような投
光器と掲示板とを別個に設置した場合に比較してコンパ
クト化とともに展示場の利用面積の拡大を図ることがで
き、さらに、投光部には防護用グリルが設置されている
ので、観覧者を火傷等から保護でき、側板には通気孔が
形成されているので、過熱状態を回避できる等、安全性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の投光表示装置の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示した投光表示装置の投光部側の内部構
造を示す部分断面図である。
【図3】図1に示した投光表示装置の側面図である。
【図4】図1に示した投光表示装置の表示部を示す平面
図である。
【図5】図1に示した投光表示装置から外した表示部の
側面図である。
【図6】図1に示した投光表示装置から外した表示部の
背面図である。
【図7】図6に示した表示部の一部を省略したA−A線
断面図である。
【符号の説明】
2 本体フレーム 4 バー 6 側板 21、22 光源(投光用光源) 13 表面グリル(保護用グリル)44 通気孔 46 支持枠 48 表示板 66 ランプ(表示用光源)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜辺を持ちかつ通気孔が形成された
    対の側板を間隔を設けて配置するとともに、各側板の底
    辺及び傾斜辺側にバーを取り付けて筐体構造を成し、か
    つ、開口部を備えた本体フレームと、 この本体フレームの内部に設置された投光用光源と、 前記開口部に設置されて前記投光用光源からの光が透過
    可能な保護用グリルと、 前記側板の傾斜辺側に着脱可能に設置された支持枠と、 この支持枠内に設置された表示用光源と、 前記支持枠によって支持されて前記表示用光源からの光
    を受けてメッセージを表示する表示板と、 を備え、前記投光用光源からの光を照射している被照射
    物等を表すメッセージを前記表示板によって表示するこ
    とを特徴とする投光表示装置。
JP1992032822U 1992-04-17 1992-04-17 投光表示装置 Expired - Lifetime JP2511454Y2 (ja)

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JPH0584985U JPH0584985U (ja) 1993-11-16
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JPH0584985U (ja) 1993-11-16

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