JP2511247B2 - 細胞培養のための支持体 - Google Patents
細胞培養のための支持体Info
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Description
れた穿孔を有する板状物体および b)穿孔の片側を閉鎖している、液体に対して透過性で
あるが、しかし細胞に対しては非透過性である底面から
なる細胞培養のための支持体に関する。
第29026026号明細書(A1)の記載から公知である。この
支持体は、壁体およびこの壁体と取り外しできるように
結合されている底板からなる。この壁体は、ウェブによ
って互いに分離された多数の穿孔(室)を有するプラス
チック製の板からなる。図面から明らかなように、穿孔
の内径は約10mm(10000μm)である。底板として、ガ
ラス板または有利にプラスチック板もしくはプラスチッ
クフィルムが使用される。この支持体の場合には、細胞
は底板上で成長し、したがってこの支持体により本質的
に二次元の細胞培養基が生じる。更に、細胞培養を有す
る底板は、鏡検による生物学用の容器を形成することが
できるかまたは付加的にスライドガラス上に載置するこ
とができることが記載される。この場合も、細胞は実際
に底板でのみ成長し、その際に本質的に二次元の層を形
成することから出発する。
ortechnische Informationsschrift中のノスケ(I.G.No
ske)の刊行物“イエウサギの卵管上皮細胞を用いての
形態学的試験:ポリカーボネート膜上の一次細胞(Morp
hologische Untersuchungen an Eilerterepithelzellen
des Kaninchens:Primaerkulturen auf Polycarbonatme
mbranen)”の記載から、細胞培養のための二次元的支
持体および二次元の細胞培養が公知である。支持体は、
異なる大きさの孔を有する膜からなる。この孔の幾つか
は、膜を貫通している。細胞は、孔中に固定することが
できる傾向を示す。本質的に細胞培養により単層が形成
され、この単層は、膜の上側および下側を覆っている。
給されることができかつ物質交換物質を容易に搬出する
ことができるという利点を有する。更に、同様にこのよ
うな支持体上に付着する細胞を光学的に顕微鏡下に制御
することができるという可能性が存在する。しかし、刊
行物の答えとして、細胞は提供された支持体に依存して
形を変えることが記載されている。即ち、細胞はガラス
下地またはプラスチック下地の上でしばしば極めて平ら
に成長し、したがって細胞の機能にとって重要な極性は
保証されていない。
物フェデレーション プロシーディングス(Federation
Proceedings)第33巻,No.8(1974年8月)の“Solid t
issue masses formed in vitro from cells cultured o
n artificial capillaries"およびクナゼック(Knaze
k)の刊行物に引用された“Cellmax TM 100−Hollow Fi
ber Bioreactor System for Mammalian and Insect Cel
l Culture"と題されたドイツ連邦共和国アスバッハ(As
bach)在の≪ドゥン レイバーテクニック社(dunn Lab
ortechnic GmbH)≫の社内パンフレットの記載から、互
いに距離をもって配置された多数の平行に走る毛管から
なる細胞支持体は、公知である。この毛管は、端部がそ
れぞれ密閉片によって結合されており、栄養溶液を毛管
を通して導くことができる。細胞は、毛管の外側で、相
互に形成される中間空間内で成長する。栄養溶液は、毛
管の内側から毛管壁を通って中間空間内に拡散し、此処
に細胞を供給する。こうして、三次元の細胞構造を得る
ことができる。
試験に殆ど不適当であると思われる。物質交換の勾配
は、不規則な幾何学的寸法のために明らかには定義され
ていない。更に、生成物の拡散は、種々の毛管の構成に
より使用される物質に依存して常に一定の分子量に制限
される。数多くの使用にとって、支持体の被覆は必要と
されており;このような被覆は、この細胞支持体の場合
に拡散遮断層として作用することができ、ひいては勾配
を崩壊させることができる。最後に、公知の支持体は、
細胞の顕微鏡による制御が培養の間に可能であるように
構成させることは不可能である。
もう1つの支持体は、欧州特許第0205790号明細書(B
1)の記載から公知である。この支持体は、約50〜300μ
mの直径を有するパール状の粒子の複合体であり、この
複合体の中間空間内には、三次元の細胞培養を構成させ
ることができる。このパール状の粒子は、表面上に巨大
孔を有し、この巨大孔の直径は、10μm未満であり、か
つ有利に0.1〜3μmの範囲内にある。この巨大孔は、
内部に向かって細胞を成長させ得ない毛管系を形成す
る。それというのも、この場合使用される細胞の細胞直
径は、約20μmであるからである。この毛管系を通し
て、栄養媒体と一緒の細胞の供給および物質交換生成物
の搬出は行なわれる。
いるものと思われる。
記載から、成形によって得られる小板状の支持体が公知
であり、この支持体は、10〜1500μmの幅を有する多数
の凹所を備えている。この支持体は、液体に対して透過
性の底面を有していない。
るという課題に基づくものである。殊に、膜状の支持体
の利点は、三次元の細胞構造を形成させることができる
可能性と組み合わせられるはずである。
の場合に、穿孔の内径が50μm〜1000μmの範囲内にあ
ることによって解決される。従属請求項には、支持体の
特に有利な実施態様が記載されている。
る。有利には、この穿孔は、短形の形または六角形の形
を有する。それというのも、このような形は、一定の幅
のウェブを用いて実現させることができるからである。
別の、例えば不規則な形の場合にも、内径は全ての方向
に記載した範囲内で存在する。穿孔の内径は、一定であ
る必要はない。穿孔は、例えば底面に向かって先細にな
る短形または六角形のピラミッド角錐台の形をとること
ができ、この場合、この穿孔の全ての横断面の形におい
て十分な“内法”が存在している。このことは、極めて
狭隘で長い穿孔の場合には当てはまらない。若干複雑な
本明細書の記載によれば、例えば六角形のピラミッド角
錐台の形の穿孔の場合には、(円錐台の形の穿孔とは異
なり)直径とは呼ぶことができないという問題が生じ
る。“内法”の表現は、“直径”の言葉の前提を表わ
し;“内法“は、横断面が円形の場合に直径と表現され
ている。
ツ連邦共和国特許出願公開第2902026号明細書(A1)の
記載と同じ外側の形を有するとしても、専ら別の寸法の
選択からの著しい相違は、支持体の作用の点で明らかに
なる。本発明による支持体の寸法は、導入された細胞が
(冒頭に記載した公知の支持体の場合のように)底面で
成長するのではなく、側方の壁面に固定され、かつ互い
に多数の化合物を水平方向ならびに垂直方向に吸収する
ように選択されている。それによって、コンパクトな三
次元の細胞複合体が構成され、この複合体の大きさは、
個々の穿孔を寸法決定することによって定められる。本
発明により選択された大きさに基づき、同時に細胞複合
体の供給が保証される。
想は、個々の細胞に既に培養装置でできるだけ僅かな平
面の底面を提供することにある。冒頭に記載した支持体
の場合のように多数の細胞が二次元の層の形成下に底面
に付着する場合には、組織構造体の三次元の構造は、も
はや達成することができないことが判明した。
囲内にある支持体である。この寸法を有する穿孔は、殊
に20μmの直径を有する細胞に一致する。
に依存する。この穿孔の深さは、生理的条件下で中心組
織帯域の良好な栄養物質の供給を個々の穿孔(仕切り)
内で保証しなければならないことによって制限される。
この視点の下で、穿孔の深さは、50〜300μmの範囲内
にあるのが最高に好適であると思われる。特殊な非生理
的使用のためには、深さは300〜1000μmの範囲内にあ
るのが最高に好適であると思われる。このような使用
は、例えば中心の壊疸帯域を意識的に発生させる腫瘍モ
デルを用いての試験にある。
ミッド角錐台の形を有する支持体である。このような支
持体は、機械的ミクロ完成法により特に簡単に得ること
ができる。
ェブの幅を適当に選択することによって、定義された組
織層は、最小の空間で得ることができる。この場合に
は、穿孔からの細胞が成長し、支持体全体を覆う組織複
合体に結合し、この組織複合体それ自体は、支障ある支
持構造体をもはや有しない。この視点から、ウェブの幅
は、15〜115μmの範囲内にある。
胞培養の設置の間にのみ必要とされる。細胞は、本発明
により寸法を選択することによって穿孔の壁面に固定さ
せることができるので、底面が取り外し可能であること
は、細胞培養の顕微鏡による制御に殊に有利であること
ができる。この場合には、冒頭に記載した支持体とは異
なり、底面が細胞培養を担うのではなく、穿孔を備えた
小板上の物体が細胞培養を担う。
の細胞に対しては非透過性である微孔質の板、例えばセ
ラミックのフリットまたは相応するプラスチック膜を使
用することができる。しかし、壁によって分離された定
義された開口を有する格子状の底板は、好ましい。この
場合、開口は、個々の細胞を保持するように選択するこ
とができる。
た細胞が原理的に非本質的にのみ付着しうるかまたは殆
ど付着しえないように設置されている。
する平らな自由面を有しないことによって達成すること
ができる。例えば、セラミックスのフリットを底面とし
て使用する場合には、フリットの多孔度は、相応して選
択することができる。更に、底面は、細胞の付着に不適
当であるような材料からなる板またはフィルムから構成
させることができる。
たはフィルムの場合には、自由表面の大きさには、一般
に一定のテープ幅内の孔の間にある。均一な底面は、壁
によって互いに分離された開口を有する規則的な格子か
らなる。このような格子は、同様にミクロ完成法(機械
的ミクロ完成法、X線ディープリソグラフィー(Roentg
entiefenlithoraphie)、別のリソグラフィー法等)を
用いて得ることができる。
定のための十分な面積を細胞に提供しないような格子状
の底板である。従って、有利に使用される格子の壁は、
最大で20μm、例えば1〜20μmの厚さが選択され、開
口の内径は、最大で5μm、例えば1〜5μmの大きさ
が選択される。このような格子の寸法の下限は、多くの
場合に製造方法によって制限されている。特に、栄養溶
液の支障のない供給および物質交換生成物の支障のない
搬出に関連して、底面中の開口の面積の割合は、ウェブ
の面積の割合よりも大きい。
ることは、好ましい。透過性材料として、殊にポリメチ
ルメタクリレート(PMMA)は好ましい。PMMAからなる支
持体は、一方でミクロ完成法により簡単に得ることがで
き;他方、PMMAの織物保護性の性質を有する。
り外すことができる場合には、簡易化することができ
る。支持体が板状の物体および取り外し可能な底面から
構成されている場合には、小板状物体が透過性の材料か
らのみ完成されていることは、顕微鏡検査にとって十分
である。
は、細胞が付着しないように被覆することができる。こ
の場合には、本発明による支持体は、定義された織物層
の形成に適当であること以外に、定義された著しく単一
の大きさの多重細胞状のスフェロイド(Sphaeroid)の
製造にも適当である。このために適当な被覆は、例えば
シリコーン化によって得られる。このような支持体の場
合には、個々の穿孔(仕切り)内に導入された細胞の自
由な凝集が生じる。この場合、仕切りの内径は、こうし
て形成されたスフェロイドの直径と一致する。従って、
穿孔の内壁および底面の自由面を細胞が付着しないよう
に被覆する場合には、細胞は、勿論、壁面に固定されな
い。この細胞は、穿孔内にルーズに存在する球状の細胞
凝集体(スフェロイド)の増殖で形成される。この場合
には、底面への細胞の付着だけでなく、側壁への細胞の
付着も阻止される(請求項1のd)参照)。
この物体は、格子構造体の形式をもって、互いに密に配
置されかつピラミッド角錐台の形で下向きに先細になる
正方形の凹所を有している。凹所の基礎面上には、本質
的に小さいピラミッド形の他の凹所が取り付けられてお
り、この場合小さいピラミッド形の凹所の先端は、小板
状の物体を貫通している。この実施態様の場合、小板状
の物体および底面は、1つの構成部材中で結合してい
る。
れた小板状の物体が微孔質の、殊に格子状の底板上に載
置されていることにある。
合には、細胞の鑑別により、細胞と細胞との相互作用に
よる支持体との接触が付加的に生じる。顕微鏡による観
察とともに、細胞で充填された支持体の一連の薄い切片
を完成させることができ、これは、組織学的方法および
組織化学的方法の使用にとって決定的に有利なことであ
る。
体−循環系中に組み込むことができる。多層で縁部が緻
密になるように細胞で充填した場合には、支持体は、1
種の織物フィルターであり、それによって2つの生理学
的空隙が支持体の上方および下方に定義される(第11図
の最下の図面参照)。循環系中での異なる媒体の供給に
よって、垂直方向に向いた物質交換勾配が培養の際に形
成され、この勾配は、格子要素(例えば、一連の細胞特
異的な使用の際の特別な細胞マトリックスの成分を有す
る)の付加的な被覆によっても封鎖されないし、妨害も
されない(例3参照)。
体であり、種々の細胞型からなる定義された層の製造を
可能にする。その際に生じる異型の細胞相互作用によっ
て、他の鑑別方法が生じうる。このような系を用いて、
例えば細胞特異的な輸送方法を研究することができる。
特に、空隙に媒体の代わりに空気を貫流させることによ
り、試験管内で臓器系の皮膚の治癒させるのが困難な条
件を詳細に研究することができる。
密接な”培養技術は、数多くの種々の細胞型に使用する
ことができる。この培養技術は、数多くの生物医学的分
野からの問題個所に使用することができ、この場合に
は、次のような細胞鑑別に対する最高の尺度が必要とさ
れる: −事実に近い結果を達成するための毒物学的検査のた
め。
査の動物実験のための二者択一的な手段として。
つ下向きに多孔質の底板3によって閉鎖されている正方
形の凹所1を有する場合の1つの実施態様を示す。
形のウェブを有する1つの変更された実施態様を示す。
を成形することができる金型インサートの種々の加工工
程を示す。
れている。
成形されたPMMAからなるウェブを示す。
穿孔の基礎面に小さい埋没部を有する、微細に構成され
た金型インサートを用いて成形されたウェブを示す。
工された下側を示す。
持セットを示す。
試料担持セットを示す。
は成形方法によって得ることができる。以下には、第3
〜8図につき成形方法が記載され、この場合には、簡単
な方法で数多くの本発明による支持体を大量に製造する
ことができる。
サートが必要とされ、この金型インサート中には、ミク
ロ構造を有する支持体の穿孔および開口の雄型構造体が
導入されている。
高台部を有する前加工した金型インサートを示す。全て
の高台部には、楔形に異形成形されたダイアモンドを用
いて、三角形の断面を有する深さ280μmの凹所からな
る400μmの正方形の網目構造が格子状に生じるように
十字形の溝が導入されている。それによって、300μm
×300μmの被覆面積を有するピラミッド角錐台がその
まま存在する。この金型インサートの粗大構造を有する
形は、第4図に示されている。
改めて十字形に加工することによってピラミッド角錐台
中に基礎構造体が導入される:全てのピラミッド角錐台
の被覆面積は、8×8のミクロピラミッド角錐台によっ
て格子状に40μmに構成されている。ミクロピラミッド
角錐台の高さは、80μmであり、被覆面積は、数10μm2
の寸法である。この加工過程の結果は、第5図に示され
ている。
用いて成形される。第6図および第7図は、PMMAで成形
されたダイの粗大構造および微細構造を示す。
物質は除去され;この過程によって開口は支持体の底面
に露出される。このために、底面の開口もしくは孔が明
らかに露出するまで、支持体を真空張力装置上に固定す
る。底面部材の厚さおよび最少の孔径は、除去の程度に
より制御することができる。この処理工程の結果は、第
8図(支持体の下側)および第9図(支持体の上側)に
示されている。支持体の底面を完全に除去する場合に
は、300μmの目開きを有する100μm幅のウェブからな
るプラスチック格子を得ることができ、このプラスチッ
ク格子は、板状の物体として使用することができる。
有する支持体2を、第10図に示したように、2つの載物
ガラス小板1、調整板3ならびに温度調節−および栄養
溶液通路5を有する中間板4と一緒に合わせて試料担持
セットにする。
養溶液は導入されかつ導出される。
10、11からなり、これらの中間円板の間には、例1によ
り得られた支持体を液密になるように差し挟むことがで
きる。上側の中間板10および下側の中間板11は、上側の
側方の4つの穿孔12および下側の側方の4つの穿孔が相
応する位置で4つのネジ山(図示されていない)を有
し、このネジ山を通してネジによりその間に存在する支
持体2が差し挟まれるようにして区別されるまで一致し
ている。この中間板は、黄銅から完成されており、かつ
電気メッキにより施こされたロジウムからなる層によっ
て組織培養のために表面的に加工される。それぞれの外
側表面は、幅広の短形のフライス削り部を備えており、
このフライス削り部は、市販の顕微鏡用載物ガラス小板
14を収容することができ、この顕微鏡用載物ガラス小板
は、短い外側縁部に存在するそれぞれ2つのプラスチッ
クネジによって(穿孔15中に)固定される。中間板は、
中央の穿孔16を備え、この穿孔を通して支持体中での細
胞の光学的観察が可能である。
ライス削り部は、支持体を正確に合わせて収容するため
に使用される。
外部の水浴に接続することにより温度調節のための熱水
を貫流させることができる。中央管18,19は、対向する
側から中心の穿孔16中に突き出している。この中央管を
通して新しい栄養媒体は空隙に導通され、この場合この
空隙は、中央面で支持体2によって制限されており、か
つ外側面でそれぞれ載物ガラス小板によって制限されて
いる。それによって、組み立てられた状態で2つの空隙
が生じ、これらの空隙は、異なる栄養媒体を貫流させる
ことができる。
よって構成されている: 上側中間円板10にネジ固定された載物ガラス小板14
は、支持体の中間層の下で下側中間板11と一緒にネジ固
定され、この下側中間板11には、もう1つの載物ガラス
小板14′がネジ固定されている。
地の培養を証明するために、次に生物学的試験を実施し
た。
施した:L−細胞およびSV40−3T3−細胞。概して、標準
の培地を使用した。
て滅菌し、かつ乾燥したペトリ皿中に移した。1cm2の大
きさの格子面上に細胞もしくはスフェロイド(細胞凝集
体)の濃厚な懸濁液300〜最大400μlを塗布した。毛管
作用により、細胞もしくはスフェロイドを完全に連行し
ながら約1分間で支持体の凹所内への迅速な侵入を生じ
た。孵卵棚中で37℃で約15分の後、ペトリ皿に注意深く
媒体を充填し、この場合には、2つの変法を試験した。
差当たり、格子構造体を下層側にし、したがってこの格
子構造体は媒体被膜上で浮遊した。また、格子構造体を
上側層にした。双方の場合において、支持体中で媒体と
細胞との完全な接触が確立され;2つの変法は、孵卵棚中
での細胞の他の培養に関連して等価値であることが判明
した。支持体の供給は全体的に問題がなく;細胞もしく
はスフェロイドの侵入を改善するために付加的に入念な
遠心分離は、一般に省略することができる。
験にある。この場合、判断基準としては、顕微鏡により
目で見ることができる壁との接触の構成を採用した。支
持体の凹所の壁での細胞の付着は、数時間で生じること
が判明した。それによって、活力試験および格子壁との
格子相互作用の他の詳細と一緒に、支持体材料PMMAの組
織認容性および支持体構造体の幾何学的寸法が証明され
る。材料に対する細胞の観察された高い親和力は、でき
るだけ滅菌のために前照射することによって好ましいも
のになる。この場合に生じる表面積の変化(荷重パター
ンの変化)は、細胞の接触の構成を簡易化する。
場合により細胞を損傷する作用を確認することにあっ
た。他方、格子壁を用いての細胞の相互作用のパターン
およびこの細胞の形態学的鑑別を検査することである。
細胞を損傷する作用を確認するために、細胞およびスフ
ェロイドを格子構造体中に2週間以上に亘って培養し
た。栄養物質の供給は、媒体の交換によって全部で2〜
3日間で行なわれた。この時間の間、培地は滅菌された
ままであり、細胞は生存可能でありかつ分裂可能であ
る。試験順序の中断後、なお全ての細胞は活力を有し
(トリパンブルー消去試験による検出)かつ分裂能力を
有する(クロノゲニテート試験(Klonogenitaetstes
t))。従って、長時間の培養であっても、細胞を損傷
する作用は、培養系から出発するものではない。
ために、個々の細胞または既に完成したスフェロイドか
ら出発することができる。選択は、実地において使用さ
れる細胞種の性質、例えばこの細胞種の生殖能力により
行なわれる。
の付着を生じ、実際に多くの場合には、選択的に例えば
壁の中央部、即ち半分の壁の高さでこの付着を生じる。
凹所の多孔質底面での移植は、僅かな程度でのみ行なわ
れる。細胞は、壁から出発して機械的補助なしに凹所の
中央部に向かって増殖する。多層の密な細胞組織が生じ
る。この挙動は、一定の範囲内で使用された細胞の型に
依存し、かつL−繊維芽細胞の場合には特に顕著であ
る。
μmを有するSV40−3T−スフェロイドを凹所に供給し
た。従って、このスフェロイドは、凹所よりも小さく、
したがってこのスフェロイドの成長挙動を追跡すること
ができた。このスフェロイドは、第1にそれぞれ凹所の
壁に付着した。細胞の増殖により、スフェロイドの容積
の増大が生じ、したがってこのスフェロイドは、数日後
に凹所を縁部と密に充填した。外側スフェロイド細胞と
支持体壁との接点の形成、ひいては多層の織物状の細胞
結合体の形成は、顕微鏡により検査することができかつ
追跡することができた。
シンで分解することができ、かつさらに分析することが
できる。光学顕微鏡による検査により、細胞はこの場合
定量的に凹所から除去されることが判明する。また、空
になった支持体を新しい培地と一緒に1週間恒温保持す
ることにより、凹所内に細胞は残存しないことが判明し
た。従って、同時に滅菌性の維持を証明することができ
た。こうして“清浄化された”支持体は、再び使用する
ことができる。
Claims (8)
- 【請求項1】a)格子状に配置された、互いにウェブに
よって分離された穿孔を有する板状物体および b)穿孔の片側を閉鎖している、液体に対して透過性で
あるが、しかし細胞に対しては非透過性である底面から
なる細胞培養のための支持体において、 c)穿孔の内径が50μm〜1000μmの範囲内にあり、か
つ d)細胞の付着を阻止する底面が選択されていることを
特徴とする、細胞培養のための支持体。 - 【請求項2】穿孔の内径が150μm〜400μmの範囲内に
ある、請求項1記載の支持体。 - 【請求項3】生理学的細胞培養のための穿孔の深さが50
μm〜300μmの範囲内にある、請求項1または2に記
載の支持体。 - 【請求項4】非生理学的細胞培養のための穿孔の深さが
300μm〜1000μmの範囲内にある、請求項1または2
に記載の支持体。 - 【請求項5】板状物体の自由で底面によって覆われてい
ない側のウェブの幅が15μm〜115μmの範囲内にあ
る、請求項1から4までのいずれか1項に記載の支持
体。 - 【請求項6】底面が壁によって互いに分離された開口を
有する格子である、請求項1から5までのいずれか1項
に記載の支持体。 - 【請求項7】格子の壁が最大で20μmの厚さであり、か
つ開口が最大で5μmの内径を有する、請求項6記載の
支持体。 - 【請求項8】透明材料からなる支持体が顕微鏡用試料担
持セット内に組み込まれている、請求項1から7までの
いずれか1項に記載の支持体。
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