JP2511186Y2 - 集積回路試験装置 - Google Patents

集積回路試験装置

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JP2511186Y2
JP2511186Y2 JP1987118426U JP11842687U JP2511186Y2 JP 2511186 Y2 JP2511186 Y2 JP 2511186Y2 JP 1987118426 U JP1987118426 U JP 1987118426U JP 11842687 U JP11842687 U JP 11842687U JP 2511186 Y2 JP2511186 Y2 JP 2511186Y2
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test
cable
test head
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JP1987118426U
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正敏 舟岡
恒二 中安
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日本ヒューレット・パッカード株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、集積回路試験装置に係り、特にテストヘッ
ドと試験回路本体とを接続する多数のケーブルを支持し
て、テストヘッドを移動させる際にケーブルにかかる負
担を軽減するための電線移動台を備えた集積回路試験装
置に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
一般に集積回路試験装置は、第5図に示すように、被
試験回路にプローバを介して或いは直接的に接続される
テストヘッド102と、試験回路本体103とに分かれてお
り、両者をケーブル束104によって接続している。該ケ
ーブルは床面105に這わせるのが一般的である。近年、
被試験回路の大規模化に伴ってシステムを構成するケー
ブル束104のケーブル本数が増加し、重量も増大する傾
向にある。このため、ケーブルと床面との間の摩擦が大
きく、ケーブルを伴ったテストヘッド102を移動する際
に労力を必要としていた。
また、床面との摩擦によりケーブルを自由に動かすこ
とができないことから、ユーザがテストヘッドの移動や
姿勢の変更を行う場合、ケーブル束104に強い引っ張り
や局所的な曲げが加わることがあり、これによってケー
ブルの一部やコネクタに過度の力がかかり、断線の恐れ
があるという欠点があった。
さらに、テストヘッドからケーブル束を垂れ下げてお
く場合には、ケーブル束自体の重量によりテストヘッド
付近のケーブルに過重な力がかかり、テストヘッドの移
動や姿勢の変更の際、ケーブルが断線する恐れがあると
いう欠点があった。
これに対して、ケーブルを比較的硬いダクトホースに
収納し、局所的な曲げ等が生じないようにする方法があ
った。しかし、この場合柔軟性を欠き、内部のケーブル
の交換が困難であるという欠点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記した従来技術の欠点を除くためになさ
れたものであって、その目的とするところは、テストヘ
ッドと試験回路本体とを接続するケーブルと床面との摩
擦を軽減することにより、テストヘッドの移動とそれに
伴うケーブルの移動を容易にし、各ケーブルに加わるス
トレスを軽減させることである。また他の目的は、床面
よりも高い個所からケーブルが垂れ下がるように設けら
れる場合、垂れ下がったケーブルを途中で支持すること
によりケーブルに過重な力がかからないようにすること
である。また他の目的は、上記の課題を解決することに
より、ケーブルの本数の増加に対応し、試験装置の信頼
性を向上させることである。
〔問題点を解決するための手段〕
要するに本考案は、 テストヘッドと、該テストヘッドと分離されて設置さ
れる試験回路本体とを備え、前記テストヘッドと前記試
験回路本体とを接続する電線束を移動可能な態様で床面
に敷設してなる集積回路試験装置において、 前記電線束を床面から離して支持すると共に自在に移
動可能な電線移動台を備えていることを特徴とするもの
である。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。第1図に示すように、本考案に係る集積回路試験装
置1は、テストヘッド2と、試験回路本体3と、それら
を接続する電線束(ケーブル束)4と、電線移動台5と
を備えている。
テストヘッド2は、支持機構(以下、マニピュレータ
と言う)71によって高さ・角度等を調節可能に支持され
ており、プローバやハンドラと組み合わせて、或いは直
接的に被測定物に接続するためのものである。マニピュ
レータ71の底部には、キャスタが装着されている。
試験回路本体3は、キャビネット31を有している。
一般に試験装置1を構成する回路のうち、被測定物の
近くにあるほうが望ましい回路をテストヘッド2内に設
けるが、具体的にどのような回路をテストヘッド2側に
配置するかは、設計によって異なる。
ケーブル束4は、テストヘッド2と試験回路本体3と
を接続するためのものであって、複数のケーブル(図示
せず)を束ねて、その上からビニール・チューブ42を装
着してある。
電線移動台の一例たるケーブル移動台5は、第2図に
示すように、キャスタ6と支持部の一例たるケーブルガ
イド8とを備えている。キャスタ6とケーブルガイド8
とは、脚部材9によって接続されている。
ケーブルガイド8は、図示のようにケーブル4が載る
積載面81と、ケーブル束4の横方向の制限を行う側壁面
82とを有する。
キャスタ6は、車軸の方向が回動自在に支承されてい
る。
第3図は、別実施例に係る電線移動台の一例たるケー
ブル移動台11を示している。これでは、板材の底面に取
り付けられたキャスタ16と、電線支持部を構成する支持
板83及び固定ベルト84と、高さ可変機構の一例たるリン
ク機構92とを備えている。支持板83にはケーブルが積載
され、該ケーブルは固定ベルト84によって上から固定さ
れるようになっている。
一対のリンク機構92は、支持台83に各々その一端が枢
着されるリンク部材93A,93Bとガイドレール94とを備え
ており、93A,93Bの他の一端にはガイドレール94内をし
ゅう動する筒状金具が固着されている。リンク部材93A,
93Bは、それぞれ中間部で互いに支承されており、ガイ
ドレール94には筒状金具のしゅう動を制限するストッパ
95A,95Bが取り付けられており、該取り付け位置は可変
できるようになっている。
第4図に示す更に別実施例に係るケーブル移動台12
は、高さ可変機構29を備えている。これは基台64に固着
された筒状部材96Aとそれにしゅう動自在に填入し且つ
支持台28に固着された筒状部材96Bとを有し、両者の間
には、コイルばね97と、ダッシュポット98とが配置され
ている。支持台28は、ケーブル束を上から押さえる部分
28aを有している。支持台28の高さは、ケーブル束によ
ってかかる荷重により変化するようになっている。
本考案は、上記のように構成されており、以下その作
用について説明する。
テストヘッド2の位置・姿勢を変更するときには、当
然ケーブル束4もそれに追従する必要がある。ところ
が、前述のようにケーブル束4はかなりの自重があり床
面との摩擦も大きいので、例えば第5図においてテスト
ヘッド102を図面において前後方向に移動させる場合ケ
ーブル束104は元の位置に残ろうとする。したがってユ
ーザがケーブル束104を適宜ずらしてやる必要が生じ
る。一方、第1図においてテストヘッド2を移動させる
場合には、ケーブル束4はケーブル移動台5によって支
持され床面との接触が減少しており、移動台5はキャス
タ6により自在に移動可能なので、ケーブル束4はテス
トヘッド2に付随し、ユーザは特にケーブル束4を移動
させる作業を行う必要が無いか或いは極めて容易に移動
させることができる。
同様にテストヘッド2の姿勢を変更させる場合、例え
ば、第5図に示す矢印Aの方向に回動させようとすると
き、ケーブル束104の床面との接触部分104aが非常に多
く、矢印Bの方向には移動させにくいために、ケーブル
束の根元の部分104b等に曲げ、引っ張り等の極端な力が
かかることがある。これに対して第1図では、テストヘ
ッド2の矢印Aのような回動に対してケーブル束4も適
宜矢印B方向に移動するので、ケーブル束4にかかる負
担が軽減される。
なお、ケーブル移動台5は、ユーザが任意の個所に設
置することができるが、特に床面とケーブルとの摩擦が
問題となる場所に設置すればよい。
また、ケーブル束4が床面より浮き上がってしまう場
合、あるいは床面から所定の高さで支持しようとする場
合、別実施例に係るケーブル移動台11,12等を使用する
ことができる。
例えば、第1図に示すケーブル束4の部分4aのような
個所を第4図に示すケーブル移動台12で持ち上げて支持
することにより、ケーブル束4の根元の部分4bにかかる
力が軽減される。
なお、第1図に示す実施例において、ケーブル移動台
は1個として説明したが、複数にしてもよい。その場
合、各移動台を角度可変可能な態様で相互に連結しても
よい。
また、ケーブル移動台の備えるキャスタには輪止め付
きのものを用いて、テストヘッド2の移動時以外は、定
位置に確実に固定するようにすることができる。
また、ケーブル移動台5,11,12のケーブルガイド8,支
持台83,支持台28は、その端部から曲面状或いは斜面状
の延設部を設けてケーブル束が床面から漸次支持台等に
載るようにすることにより、前記端部8a,83a,28aにおい
てケーブル束に局所的な力が加わるのを防止することが
できる。
また、上記実施例におけるキャスタは、全方向に自由
に回転するものとして説明したが、所定方向に制限して
もよい。またケーブル移動台は床面を自由に移動するも
のとして説明したが、マニピュレータ等の他の構成部分
に位置・移動方向等を関係せしめてもよい。
また、上記実施例において、ケーブル束は支持台等に
対して移動しないものとして説明したが、ケーブル束が
支持台等に対して相対的に移動するようにしてもよい。
さらに、支持台等はキャスタの取り付けられる基台に対
して回動可能とすることができ、あるいは角度可変可能
とすることもできる。
〔効果〕
本考案は、上記のように構成され、作用するものであ
るから、テストヘッドと試験回路本体とを接続するケー
ブルの移動が容易になり、且つケーブルに加わるストレ
スを軽減させることができるという効果がえられる。ま
た、垂れさがったケーブルを途中で支持することもでき
るので、ケーブルに過重な力がかかることを防止するこ
とができる。また、上記のような効果を奏するので、ケ
ーブルの本数の増加に対応し、試験回路の信頼性を向上
させることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る集積回路試験装置の正面
図、第2図は第1図に示されたケーブル移動台の斜視
図、第3図は別実施例に係るケーブル移動台の斜視図、
第4図はさらに別実施例に係るケーブル移動台の一部縦
断面正面図、第5図は従来例に係る集積回路試験装置の
正面図である。 1:集積回路試験装置、2:テストヘッド、3:試験回路本
体、4:電線束(ケーブル束)、5,11,12:電線移動台(ケ
ーブル移動台)。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テストヘッドと、該テストヘッドと分離し
    て設置される試験回路本体とを備え、前記テストヘッド
    と前記試験回路本体とを接続する電線束を移動可能な態
    様で床面に敷設してなる集積回路試験装置において、 前記電線束と床面との間に介挿されて、前記テストヘッ
    ドの移動若しくは姿勢の変更又は前記試験回路本体の移
    動の際に前記テストヘッド又は前記試験回路本体が移動
    せしめる前記電線束に追従して自在に移動する電線移動
    台を備えていることを特徴とする集積回路試験装置。
  2. 【請求項2】前記電線移動台は、前記電線束を支持する
    支持部とキャスタとを備えているものであることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の集積回路
    試験装置。
  3. 【請求項3】前記支持部及び前記キャスタは、前記支持
    部の床面からの高さを調節する高さ可変機構により接続
    されているものであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第2項に記載の集積回路試験装置。
  4. 【請求項4】前記電線移動台は、複数であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項又は第
    3項に記載の集積回路試験装置。
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