JP2510563B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JP2510563B2
JP2510563B2 JP62078020A JP7802087A JP2510563B2 JP 2510563 B2 JP2510563 B2 JP 2510563B2 JP 62078020 A JP62078020 A JP 62078020A JP 7802087 A JP7802087 A JP 7802087A JP 2510563 B2 JP2510563 B2 JP 2510563B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は文書、図形、イメージ等の文書データを印刷
する文書処理装置に係り、特に両面印刷や袋綴じ印刷を
行う文書処理装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のワードプロセツサに於ける一般の印刷装置は、
1回の印刷操作で1文書のフアイルの印刷しか行えなか
った。また同時に複数の文書フアイルを一回の印刷操作
で印刷できても、1つ1つの文書フアイルを繰り返し印
刷しているだけであった。
[発明が解決しようとしている問題点) 実際にワードプロセツサで文書を作成する場合、1つ
のフアイルの容量に制限が有り、またフアイルの容量一
杯に文書を作成すると処理スピードが遅くなるという問
題があった。従って比較的大きな文書を作る場合、章や
節などの大きな文書の切れ目、或は文書の途中でフアイ
ルを区切って作ることになる。この結果元の大きな文書
が同じ書式を持つ複数の文書フアイルになるが、論理的
な1フアイルが、論理的にも複数フアイルになり、その
複数のフアイルを印刷するとどうしてその切れ目が問題
になる様になった。特に袋綴や両面印刷の場合、1つの
文書が奇数ページで終了した場合、偶数ページは必ず白
紙となる。従って複数のフアイルを印刷した後に1つに
まとめたとき、途中に意味のない白紙のページがはいり
込むという問題があった。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、1枚の記録媒体
に複数頁の文書を印刷可能な印刷手段を制御する文書処
理装置であって、複数の文書ファイルを印刷するよう指
示する指示手段と、前記指示に基づいて前記複数の文書
ファイルを印刷する場合に、前記複数の文書ファイルの
内の1つの文書ファイルが1枚の記録媒体の途中の頁に
対応する箇所で終了するか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により途中の頁に対応する箇所で終了する
と判別された場合に、次の文書ファイルを1枚の当該記
録媒体の途中の頁に対応する箇所の次の頁に対応する箇
所から印刷するよう前記印刷手段を制御する印刷制御手
段を備えたことを特徴とする。
[作用] 上述の構成により、複数の文書ファイルを1つのファ
イル(バインダ)の様に連続的に出力する場合であっ
て、しか両面或は袋とじ印刷等、連続する頁を1枚の用
紙に印刷する場合に無意味な白紙ページが挿入されるこ
とを防ぐことができる。
[実施例] 以下、図面を参照し、本願発明について、詳細に説明
する。
なお、本発明で言う、文書印刷装置は種々の機能から
成るシステムであっても良いし、単体の装置であっても
良いことは言うまでもない。
第1図はこの発明の一実施例を示す文書印刷装置の構
成を説明するためのブロツク図であり、1はラスタスキ
ヤン表示方式のCRT表示部、2はビデオラム(VRAM)
で、1画面のパターン展開情報を記憶する。3は表示制
御部で、VRAM2へのパターン展開制御およびCRT表示部1
へのパターン読み出しを制御する。4は各ユニツトを総
括的に制御するマイクロプロセツサ(MPU)で、主メモ
リ5に格納した例えば、第19図に示した制御プログラム
に応じた各ユニツトを制御するとともに、主メモリ5の
ワークエリアにデータの処理のための情報の書き込みま
たは読み出しを行っている。主メモリ5は制御プログラ
ムを内蔵するROM5a,ワークエリアとなるRAM5b等から構
成されている。MPU4はこの発明のアドレス更新手段を兼
ねている。6は外部磁気デイスク装置で、文書フアイル
等を格納している。7はポインテイングデバイス(以下
PDと呼ぶ)で、表示画面の位置指定入力操作および書式
設定画面(メニユー)の書式設定操作のための選択操作
を行う。8はキーボードで、書式設定のための数値指定
入力または文書入力を行う。9はI/Oバスで、各ユニツ
トとMPU4を接続する。10は例えばレーザビーム等のプリ
ンタで構成される印刷装置で、CRT表示部1にビツトマ
ツプに表示された文書データを印字する。11はイメージ
メモリで、CRT表示部1で表示されたラスタイメージが
展開され、このイメージメモリ11に展開された内容が印
刷装置10の印刷対象となる。12はこの発明の文書展開手
段をなすダイレクトメモリアクセスコントローラ(以下
DMACと呼ぶ)で、MPU4からのコマンドでイメージメモリ
11の内容を印刷装置10に転送する。
第2図は第1図に示した印刷装置10の構成を説明する
ためのブロツク図であり、以下構成ならびに動作につい
て説明する。
この図において、21は画像読取り手段で、印刷装置10
がオンラインのときはプラテン上に載置された原稿を光
学走査し、イメージメモリ11に画像情報を読み込み、オ
フライン時はローカル複写機の読取り装置となる。印刷
装置10がオンライン時のイメージメモリ11の内容やオフ
ライン時の読取り画像は電気信号に変換され、画像形成
部22の図示しないスキヤナの光信号を変調する。原稿の
搬送および記録媒体の搬送を制御する指令を画像形成部
22および画面ユニツト23に並行して送出する。両面ユニ
ツト23は、給紙手段24より給紙され、画像形成部22にて
画像形成された記録媒体(以下記録紙と呼ぶ)を選択的
に反転させて、再度画像形成部22に記録紙を給紙するこ
とができる。両面ユニツト23には搬送された記録紙を一
旦停止させる中間トレイ23aが設けられている。給紙手
段24は、記録紙のサイズ別に用紙される給紙カセツト
(手差しを含む)および記録紙を大量に収容するペーパ
デツキ等から構成される。排紙手段25は、画像形成部22
で形成された両面または片面コピーを順序正しく載置す
るソータおよび排出トレイ等から構成されている。な
お、画像形成部22は画像読取り手段21から出力される電
気信号に応じて公知の電子写真プロセスにより画像を記
録紙に転写させる。
第3図は第2図に示した印刷装置10の一例を示すレー
ザビームプリンタの断面図であり、この図で、第2図と
同一のものには同じ符号を付している。以下構成ならび
に動作について説明する。
画像読取り手段21は、プラテン21aを有し、プラテン2
1aに載置された原稿21bが図示しない走査系により操作
されて画像が読取られる。またMPU4によりイメージメモ
リ11のイメージデータが画像信号として処理される画像
形成部22は、レジストローラ22a,レーザ22b,スキヤナ22
c,光学レンズ22d,走査ミラー22e,感光ドラム22f,搬送ベ
ルト22g,定着器22h,偏向カム22i,排紙ローラ22j等から
構成されている。
両面ユニツト23は、中間トレイ23a,搬送ローラ23b,給
紙ローラ23c,搬送ローラ23d等から構成されている。な
お、Va,Vdはそれぞれ紙パスを示す。
給紙手段24は、給紙カセツト24a,24bおよびペーパデ
ツキ24cより構成されている。なお、ペーパデツキ24cは
両面ユニツト23用の紙パスVdより記録紙が給紙される。
排紙手段25は排紙ローラ25a,ソータ25b,排紙ビン25c
より構成され、画像読取り手段21の制御部より送出され
る信号に応じて、図示しない駆動手段によりソータ25b
の排紙ビン25cを駆動させ、排紙された記録紙を正しく
ページ順に載置することができる。
第4図は第1図に示した主メモリ5内のメモリマツプ
を説明するための模式図であり、P1は文書データ文章部
で、文章データがコード情報で格納されている。P2は文
書データ書式部で、例えば行ピツチ、文字ピツチ、ノン
ブル等(後述する)がデータとして含まれる。P3は行情
報テーブルでメモリおよび表示上の位置付けを行うもの
で、例えば行単位でデータ(x11,x12、x13、…,y1等)
が格納されている。
次に第5図〜第7図を参照しながら印刷形式、段組体
裁等の書式に関する機能およびその文章への呼出しにつ
いて説明する。
第5図は第1図に示した外部磁気デイスク装置6内に
格納されるデータの一部を説明するための模式図であ
り、31は書式フアイルテーブルであり、書式フアイル32
のどのフアイルを選択するかを決定する。33は文書フア
イルで、実際の文書データを格納する文章部33a,その文
書に対応した書式を格納する書式部33bを有し、文書フ
アイルテーブル34により、文書フアイル33のどの文章あ
るいは書式を選択するかを決定する。
第6図は第5図に示した文章部33aの本分と段の定義
を説明する模式図であり、41は段定義部で、天データ定
義部、のどデータ定義部、段数データ定義部、段揃えデ
ータ定義部、行長データ定義部、段間データ定義部等か
らなる。42は本分定義部で、字間データ定義部、行送り
定義部、段落字下げデータ定義部等よりなる。
第7図は書式に関するパラメータ(用語)を説明する
ための図であり、51は表示画面で、CRT表示部1に表示
された状態を示してある。52は2段で構成される版面
で、印字対象エリアとなる。縦横の矢印で示される領域
からなる版面52は見開きページの左ページの版面とな
る。Iは天を示し、IIはのどを示し、IIIは段揃えで、
段の下段を揃える位置を示す。IVは行数を示し、Vは段
間で、段と段との距離を示す。VIは行間を示す。VIIは
小口を示す。なお、上記I〜VIは段定義部41で決定され
るもので、本部定義部42は文字のフオント,ドツト数,
大きさや文字間隔、段落字下げ、色情報等のデータを有
している。
次に前述の書式に関する機能について詳細に説明す
る。
[1]書式の登録 第8図は書式登録設定手順を説明するフローチヤート
である。なお、(1)〜(6)は各ステツプを示す。
書式を登録するコマンドが入力すると、まずCRT表示
部1およびキーボード8からなるワークステシヨン(W
S)の有する様々な機能のうち、書式登録ルーチンがス
タートし、用紙情報、すなわち、用紙の大きさ、用紙の
載置方向、縦書き/横書き等を入力する(1)。次い
で、段体裁情報、すなわち、第9図(a)に示すよう
に、用紙PA内の版面52をPD7により、例えば*印の2点
を入力することにより決定する(2)。そして、第9図
(b)に示すように、段数、この図においては「2」を
入力し、さらに第9図(c)に示すように、キーボード
8またはPD7により、例えば*印点を指定し、段幅、段
間を指定する(ここまでの操作で段定義指定が終了す
る)。次いで、段体裁情報入力が終了したかどうかを判
断し(3)、Nならば第9図(d)に示すように、本分
定義指定、すなわち、ノンブル(ページ数)、柱(欄外
見出し),見出し類等を入力し(4)、YESならば設定
された書式を第5図に示した書式フアイル32の書式フア
イルA,B,C,…に登録する(5)。このように、CRT表示
部1に表示される画像を見ながら段定義情報および本分
定義指定が直感的に行えるので、非常に効率よく書式を
設定することができる。なお、書式設定状態および書式
を数値表示することにより、さらに正確な書式設定を行
えることは云うまでもない。
[2)登録された書式の一部修正 次に第10図、第11図を参照しながら登録された書式の
一部修正動作を説明する。
第10図はこの発明による書式メニユー表示動作を説明
する模式図であり、第1図に示したCRT表示部1にマル
チウインド表示した状態を示してある。
第11図はこの発明による登録された書式の一部修正動
作を説明するためのフローチヤートである。なお、
(1)〜(4)は各ステツプを示す。
登録された書式の一部修正を行う場合は、登録された
書式を呼び出すための書式メニユーをCRT表示部1の表
示画面上の一部に、例えば第10図に示されるように、書
式フアイル一覧、例えば書式フアイルA〜Eをマルチウ
インド表示する(1)。なお、書式フアイルBは、内容
が記事で、用紙の大きさが「A」版,活字の大きさが
「10ポイント」(図示は省略)、段数が「1」の場合を
模式的に表示している。次で、PD7によりカーソル(図
中K)を移動させ、所望とする書式、例えば書式フアイ
ルAのレポートの所で、PD7のキー(図示しない)をオ
ンすると、第5図に示した書式フアイルAに入っていた
書式が書式フアイルテーブル31により選択され、第1図
に示したCRT表示部1に第7図に示したように表示させ
る(2)。そして、書式フアイルAについての段の行長
等のパラメータについてキーボード8またはPD7により
数値または直感的に画像を変形することにより書式を修
正する(3)。次いで、修正された書式を第5図に示し
た書式フアイルAに再書き込みを行う(4)。
[3]文書への書式付け 次に第12図を参照しながらこの発明による文書への書
式付け動作について説明する。
第12図はこの発明による文書への書式付け動作を説明
するためのフローチヤートである。なお、(1),
(2)は各ステツプを示す。
WSにより文書への書式付けを行うコマンドを入力する
と、第10図に示した画面がCRT表示部1に表示される。
なお、この画面は、現在画面上で文書処置中であって
も、その上に重畳されて表示される。従って、文書を見
易いように、第10図の右下に示した口をカーソルKで上
向きに指示して、カーソルKの移動に合せてウインドを
変倍することができる。またタイトルの「書式フアイ
ル」の部分を指示して移動させればウインド全体を移動
させることができる。従って、文章画面を表示したまま
でも文章画面上の空いた部分に第10図に示した画面を移
動または変倍して表示させ、文章画面に合せてウインド
内の所望の書式を容易に選択することができる。
今、画面上に第5図に示した文章部33aのデータn1の
文書が表示されている状態で、WSからのキー入力により
第10図に示した書式フアイル一覧のウインドを画面上の
任意の位置に呼び出して表示し(1)、PD7およびカー
ソルKにより所望の書式、たとえば書式フアイルAが選
択されると、第5図の書式フイルムAが選択され、その
書式は第5図に示した書式部33bのデータn1に対応した
aの部分に複写される(2)。これによって、現在処理
中に文書の書式は削除される。そして、文書の組版出力
は、文書内の新しい書式に従って文章をフオーマツテイ
ングしながら行われるので、以上の操作で上記処理中の
文書は完全に新しい書式フオーマツトで出力される。
[4)文書の書式の一部変更 次に第13図を参照しながらこの発明による文書の一部
変更動作を説明する。
第13図はこの発明による文書の一部変更動作を説明す
るフローチヤートである。なお、(1)〜(3)は各ス
テツプを示す。
上述した[3]の文書への書式付けによって作成され
た文書の書式を一部修正する場合は、書式部33bおよび
文章部33aからなる文書フアイル33を文書フアイルテー
ブル34によって読み出し(1)、CRT表示部1におい
て、その書式で文書を表示する。次いで、前述の段数,
段組、行長,段間等の書式に関するパラメータを修正し
(2)、登録しておきたい場合は、第5図に示した文書
フアイル33に新しくまたは再登録してもよい(3)。
次に第14図を参照しながらこの発明による文書処理、
組版処理作業について説明する。
第14図はこの発明による文書処理、組版処理作業の手
順を説明するためのフローチヤートである。なお、
(1)〜(27)は各ステツプを示す。またここで云う文
書とは、画像データを含めた言葉である。さらに、説明
を簡単にするためにキーコントローラ等の説明は省略
し、すべてMPU4が管理しているものとする。
MPU4はキーボード8またはPD7等からの入力を待機し
(1)、キー入力がなされたら、文書呼出し指令である
かどうかを判定し(2)、NOの場合は他の制御に移行し
(この発明に直接関係がない説明は省略する)、YESな
らば、イメージメモリ11上または図示しないページメモ
リ上に文書データがなく白紙状態である、すなわち初期
状態であるかどうかを判断し(3)、YESならばステツ
プ(5)以降に進み、NOならば外部磁気デイスク装置6
等から文書データをメモリ上に呼び出す(4)。次い
で、VRAM2上に展開された文書データ62および編集メニ
ユーをCRT表示部1上に、例えば第15図に示すように表
示する(5),(6)。次いで、キーボード8またはPD
7からのキー入力を待機し(7)、そのキー入力がカー
ソルKの移動指示であるかどうかを判断し(8)、YES
ならばカーソルKを位置カーソルとして移動し(9)、
ステツプ(7)に戻る。
一方ステツプ(8)の判断でNOの場合は、キー入力が
PD7および矢印ARによってメニユー部61中の「範囲指
定」のキーを指定する指令かどうかを判断し(10)、YE
SならばカーソルKを範囲カーソルと設定し(11)、ス
テツプ(7)に戻る。
一方、ステツプ(10)の判断で、NOの場合は、ステツ
プ(7)でのキー入力が、例えば行揃え等の編集コマン
ドであるかどうかを判断し(12)、YESならば各編集コ
マンドを実行し(13)、次いで、部分修正を行うかどう
かを判断し(14)、YESならば修正した部分をCRT表示部
1に再表示して(15)、ステツプ(7)に戻り、NOなら
ば全面修正指令を待機し(16)、入力されたら、全面修
正を施し、全面修正画面をCRT表示部1に表示して(1
7)、ステツプ(7)に戻る。
一方、ステツプ(12)の判断で、NOの場合は、ステツ
プ(7)でのキー入力が書式コマンドであるかどうかを
判断し(18)、YESならば入力された書式コマンドを実
行し(19)、ステツプ(14)に戻り、NOならばステツプ
(7)でのキー入力がレイアウトコマンドであるかどう
かを判断し(20)、YESならば入力されたレイアウトコ
マウドを実行し(21)、NOならばステツプ(7)でのキ
ー入力がプリントコマンドであるかどうかを判断し(2
2)、YESならばプリント処理を実行し(23)、ステツプ
(7)に戻り、NOならばステツプ(7)でのキー入力が
表組指令であるかどうかを判断し(24)、YESならば表
組処理を実行し(25)、ステツプ(7)に戻り、NOなら
ばステツプ(7)でのキー入力が他のアプリケーシヨン
選択指令かどうかを判断し(26)、YESならば他のアプ
リケーシヨン処理、例えば文書更新を行い(27)、ステ
ツプ(1)に戻り、NOならばステツプ(7)に戻る。
[バインダ] 第16図は、本実施例のバインダ(複数のフアイルを1
つのものとして扱う場合の単位)を説明した図である。
バインダ63は「第1章」64「第1章続き」65,「第2
章」66,「第2章続き」67の4つの文書フアイルから構
成されており、「第1章」64から「第2章続き」67迄は
論理的には1つの文書フアイルである。従って印刷する
単位としてはバインダ63となる。
第17図はバインダ63内の文書フアイル「第1章」64と
「第1章続き」65が、袋綴じ印刷した時の印刷のされ方
について説明した図である。
第17図の(a)は文書フアイル「第1章」の印刷のさ
れ方を示している。文書フアイル「第1章」は(2N−
1)ページの文章であるため奇数ページで終了してい
る。従って「第1章」の続きである文書フアイル(第1
章続き」は第17図(b)のように偶数ページから印刷さ
れなければならない。
第18図は第1図に示したMPu4の機能を説明するブロツ
ク図である。
この図において、68はデータ供給源で、外部磁気デイ
スク装置6から読み出される文書データで構成されてい
る。32は制御手段で文書データをページ処理手段70に転
送し、1ページ上に組み上った結果を印刷制御手段72に
送出する。又全てのページの印刷が終了すると、終了ペ
ージが奇数ページか偶数ページであるかの情報を終了ペ
ージレジスタ71にセツトする。終了ページレジスタ71
は、文書データの開始時に奇数ページから印刷するか、
偶数ページから印刷するかを制御手段69に教える役目を
果たしている。印刷制御手段72は、印刷イメージになっ
た1ページのデータを制御手段69から受けとり、印刷73
に送る役割を持つ。
第19図は本実施例によるバインダ印刷ルーチンの袋綴
じ印刷時のフローチヤートである。なお、(1)〜(1
6)は各ステツプを示す。
バインダの印刷が起動されると、終了ページレジスタ
に初期値φをセツトする(1)。次に文書フアイルを取
り出し(2)、取り出した文書フアイルが直前に印刷し
た文書フアイルとの用紙サイズの変更があったかどうか
を調べ(3)、用紙サイズの変更があれば終了ページレ
ジスタの内容がφであるかどうか調べ(4)、終了ペー
ジレジスタが1であれば、主メモリ5中のページバツフ
アの内容を印刷し(5)、終了ページレジスタにφをセ
ツトする(6)。ステツプ(7)では、終了ページレジ
スタの内容がφであるかどうか調べ、φであれば、主メ
モリ5中のページバツフアに奇数ページとして、文書フ
アイル中の文書データを展開し(8)、終了ページレジ
スタに1をセツトする(9)。(7)で終了ページレジ
スタが1であれば、主メモリ5中のページバツファに偶
数ページとして文書フアイル中の文書データを展開し
(10)、更に終了ページレジスタにφをセツトし(1
1)、印刷する(12)。文書フアイルが終了していなけ
れば(13),(7)に戻り、文書フアイルが終了してい
れば、全フアイルの終了かを調べ(14)、全フアイルが
終了していなければ、(2)に戻る。全フアイルが終了
していれば、終了ページレジスタの内容を調べ(15)、
1であれば印刷して(16)終了する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば複数の文書ファ
イルを1つのファイルの様に出力する場合であって、し
かも両面或いは袋綴じ等印刷する場合に無意味な白紙ペ
ージが挿入されることを抑制する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す文書印刷装置の構成
を説明するためのブロツク図、第2図は第1図に示した
印刷装置の構成を説明するためのブロツク図、第3図は
第2図に示した印刷装置の一例を示すレーザビームプリ
ンタの断面図、第4図は第1図に示した主メモリ内のメ
モリマツプを説明する模式図、第5図は第1図に示した
外部磁気デイスク装置内に格納されるデータの一部を説
明するための模式図、第6図は第5図に示した文章部の
本分と段の定義を説明する模式図、第7図は書式に関す
るパラメータを説明する図、第8図は書式登録設定手順
を説明するフローチヤート、第9図は書式登録設定動作
を説明するための模式図、第10図はこの発明による書式
メニユー表示動作を説明する模式図、第11図はこの発明
による登録された書式の一部修正動作を説明するための
フローチヤート、第12図はこの発明による文書への書式
付け動作を説明するためのフローチヤート、第13図はこ
の発明による文書の一部変更動作を説明するフローチヤ
ート、第14図はこの発明による文書処理、組版処理作業
の手順を説明するためのフローチヤート、第15図は文書
処理、組版処理作業を説明する模式図、第16図はバイン
ダの構成を説明する模式図、第17図は本実施例の説明
図、第18図は第1図に示したMPuの機能を説明するブロ
ツク図、第19図は、バインダ印刷ルーチンの袋綴じ印刷
のフローチヤートである。 2はVRAM 3は表示制御部 4はMPU 5は主メモリ 6は外部磁気デイスク装置 8はキーボード 10は印刷装置 11はイメージメモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚の記録媒体に複数頁の文書を印刷可能
    な印刷手段を制御する文書処理装置であって、 複数の文書ファイルを印刷するよう指示する指示手段
    と、 前記指示に基づいて前記複数の文書ファイルを印刷する
    場合に、前記複数の文書ファイルの内の1つの文書ファ
    イルが1枚の記録媒体の途中の頁に対応する箇所で終了
    するか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により途中の頁に対応する箇所で終了する
    と判別された場合に、次の文書ファイルを1枚の当該記
    録媒体の途中の頁に対応する箇所の次の頁に対応する箇
    所から印刷するよう前記印刷手段を制御する印刷制御手
    段と を備えたことを特徴とする文書処理装置。
JP62078020A 1987-03-31 1987-03-31 文書処理装置 Expired - Lifetime JP2510563B2 (ja)

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JP62078020A JP2510563B2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 文書処理装置

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ID=13650118

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