JP2510483B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2510483B2
JP2510483B2 JP58063860A JP6386083A JP2510483B2 JP 2510483 B2 JP2510483 B2 JP 2510483B2 JP 58063860 A JP58063860 A JP 58063860A JP 6386083 A JP6386083 A JP 6386083A JP 2510483 B2 JP2510483 B2 JP 2510483B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像
処理装置に関する。
[従来技術] 従来、画像情報処理装置例えば、複写機といえば単に
原稿を忠実に再現する様に、複写するものであった。
又、近年の多機能型複写機といえども、原稿をある肯定
した倍率で縮小または拡大したりする機能、自動原稿給
送機能或は自動丁合機能等がある程度であった。そし
て、これらは機械制御により行われており、物理的限界
等により、複写機の多機能化の範囲は、ほぼ限界に来て
いるといっても良い。これゆえに、複写機の操作装置と
言っても、各キーやスイッチに対応したLEDを点灯させ
たり、各キーやスイッチの設定位置状態により1対1に
対応した機能の設定状態を表示するだけであった。しか
し最近では、複数の機器間が接続されているものや、光
電変換素子を用いたさまざまな画像操作機能、画像転送
機能、画質処理機能等を有する画像情報処理装置が提案
されている。しかし他の装置との間で画像情報の転送が
行われている場合において、離れたところにある他の装
置の状態がどのようになっているのか分からないと言う
問題があり、更に、自己の装置において前述の高機能の
画像処理を行うことができる場合に、自己の装置の状態
を表示することも必要であり、一方、表示部を増やすこ
とは避け難いという新たな課題が考えられる。
[目的] 以上の点に鑑み、本発明は、画像処理を行なう自己の
装置と画像処理を行なう他の装置の間で画像情報及び装
置の状態を示す情報を転送することができ、自己の装置
の状態をその装置において表示できるだけで無く、他の
装置から伝えられた他の装置の状態を示す情報に基づく
他の装置の状態をも同じ表示手段上で識別可能に表示で
きる画像処理装置を提供することにある。
実施例 第1−1図に本発明の1実施例である複写機とその操
作装置の外観を示す。本装置は基本的に2つのユニット
により構成される。リーダAとプリンタBである。この
リーダとプリンタは機械的にも機能的にも分離してあ
り、それ自身を単独で使うことができるようになってい
る。接続はケーブル等で行なう。又リーダAには操作装
置A−1が設けられている。
第1−2図に本発明の1実施例である複写機とその操
作装置の構造断面図を示す。原稿は原稿台ガラス903上
に下向きに置かれ、その載置基準は正面から見て左奥側
にある。その原稿は原稿カバー904によって原稿ガラス
上に押えつけられる。原稿は螢光灯ランプ902により照
射され、その反射光はミラー905,907とレンズ906を介し
て、CCD901の面上に集光するような光路が形成されてい
る。そしてこのミラー907とミラー905は2:1の相対速度
で移動するようになっている。この光学ユニットはDCサ
ーボモータによってPLLをかけながら一定速度で左から
右へ移動する。この移動速度は原稿を照射している往路
では180mm/secで、戻りの復路では468mm/secである。こ
の副走査方向の解像度は16lines/mmである。処理できる
原稿の大きさはA5〜A3まであり、原稿の載置方向はA5,B
5,A4が縦置きで、B4,A3が横置きである。そして原稿サ
イズに応じて光学ユニットの戻し位置を3ケ所設けてあ
る。第1ポイントはA5,B5,A4共通で原稿基準位置より22
0mmのところ、第2ポイントはB4で同じく364mmのとこ
ろ、第3ポイントはA3で同じく431.8mmのところとして
ある。
次に主走査方向について、主走査巾は前記の原稿載置
向きによって最大A4のヨコ巾297mmとなる。そして、こ
れを16Pel/mmで解像するために、CCDのビット数として4
752(=297×16)ビット必要となるので、本装置では26
28ビットのCCDアレーセンサを2個用い、並列駆動する
ようにした。従って、16lines/mm、180mm/secの条件よ
り、主走査周期(=CCDの蓄積時間)は となる。CCDの転送速度は となる。
次に第1−1図、第1−2図に於いて、リーダの下に
置かれているプリンタの概観について説明する。リーダ
部で処理されビット・シリアルになった画像信号はプリ
ンタのレーザ走査光学系ユニット925に入力される。こ
のユニットは半導体レーザ、コリメータレンズ、回転多
面体ミラー、Fθレンズ、倒れ補正光学系より成ってい
る。リーダからの画像信号は半導体レーザに印加され電
気−光変換されその発散するレーザ光をコリメータレン
ズで平行光とし、高速で回転する多面体ミラーに照射さ
れ、レーザ光をそれによって感光体908に走査する。こ
の多面体ミラーの回転数は2,600rpmで回されている。そ
して、その走査巾は約400mmで、有効画像巾はA4ヨコ寸
法の297mmである。従ってこの時の半導体レーザに印加
する信号周波数は約20MHz(NRz)である。このユニット
からのレーザ光はミラー924を介して感光体908に入射さ
れる。
この感光体908は一例として導電層−感光層−絶縁層
の3層からなる。従って、これに像形成を可能とさせる
プロセスコンポーネントが配置されている。909は前除
電器、910は前除電ランプ、911は一次帯電器、912は二
次帯電器、913は前記露光ランプ、914は現像器、915は
給紙カセット、916は給紙ローラ、917は給紙ガイド、91
8はレジスト・ローラ、919は転写帯電器、920は分離ロ
ーラ、921は搬送ガイド、922は定着器、923はトレーで
ある。感光体908及び搬送系の速度はリーダの往路と同
じく180mm/secである。従って、リーダとプリンタを組
合せてコピーをとる時の速度はA4で30枚/分となる。
又、プリンタは感光ドラムに密着したコピー紙を分離す
るのに手前側に分離ベルトを用いているが、その為にそ
のベルト巾分の画像が欠ける。もし、その巾分にも信号
を乗せてしまうと現像をしてしまい、そのトナーによっ
て分離ベルトが汚れ、以後の紙にも汚れをつけてしまう
結果になるので、予めリーダ側でこの分離ベルト巾分8m
mにはプリント出力のビデオ電気信号をカットするよう
にしてある。又、コピー紙の先端にトナーが付着してい
ると定着する際、定着ローラに巻き付き、ジャムの原因
になるので、紙の先端2mm巾だけトナーが付着しない様
同じく電気信号をリーダ側でカットしている。
又本例の装置は画像情報が電気信号になっているこ
と、又、リーダ、プリンタが分離されており、それぞれ
が独立した機能になっていることからこれら相互間で画
情報の伝送をすることが可能になる。通信する場合、本
装置は、リーダ/プリンタがセットになっている場合と
リーダのみ単独の場合に、リーダ側に通信モジュールを
付け、プリンタ単独の場合はプリンタ側に通信モジュー
ルをつけ、これらユニット間をループ状に結線すること
によって構内ローカル通信を可能としている。構外に通
信する場合は、ゲートウエイ(公衆回線とローカルネッ
トとのインターフェース)を前記ループ上に配置するこ
とによって可能にしている。又ネットワークと複写装置
ユニットを継ないだ本社社屋と支社社屋との間に電子メ
ールシステム等を構成できる。
次に本実施例の複写機とその操作装置による機能につ
いて説明する。本装置は、単なる複写機能の他に、任意
の拡大縮小ができる変倍機能や、原稿の任意の部分を抜
き出したり削除したりする編集機能、さらに、原稿の大
きさや位置を自動的に検知し変倍や編集を自動的に行な
う等の様々な機能を持つ。この様な、原稿の画像を操作
する機能を総括して、「画像操作機能」と呼ぶ。他に、
接続されたプリンタで読み取った原稿画像のコピーを取
るだけでなく、CCU(Comunication Control Unit=通信
制御ユニット)を介して、他のプリンタに原稿画像を送
信することができる。又、他のリーダから送られて来た
原稿画像を、手元のプリンタに受信することもできる。
この様な機能を「画像転送機能」と呼ぶ。さらに、上記
の選択された機能を、6個のプリセット・キーに任意に
登録することができる。登録内容は、ユーザが任意に指
定可能で、電源を切っても内容を保持する。この様な機
能を「プリセット機能」と呼ぶ。更に原稿の地肌を飛ば
す自動露光機能や写真などの階調を持つ画像を再現よく
出力する中間調処理機能がある。これらを総じて「画質
処理機能」と呼ぶ。以下整理すると、画像操作機能の中
に次の5つがある。
変倍機能として等倍(倍率100%)、定形変倍(サイ
ズ指定)、無段階変倍(倍率指定50〜200%)、XY変倍
(主・副走査方向の独立変倍)がある。
画像反転機能としてオリジナル画像、ネガ・ポジ反転
画像がある。
編集機能として編集ナシ、白マスキング、黒マスキン
グがある。但し後者の2つは自動的にXY変倍オートにな
り、他の変倍機能の指定はできない。又、白枠トリミン
グ、黒枠トリミング、原稿位置自動検知がある。但しこ
こでは変倍、画像反転、移動、特殊変倍機能が連動す
る。
移動機能として移動ナシ、移動先指定、原点移動(コ
ーナリング)、センタリングがある。
特殊変倍機能として特殊変倍指定ナシ、変倍オート、
XY変倍オートがある。但し後者の2つは他の変倍機能の
指定はできない。移動機能と特殊変倍機能は、編集機能
の白、黒枠トリミング、原稿位置自動検知が指定された
時だけ有効になる。
又画像転送機能の中にはローカル・コピー(通常のコ
ピー)、送信(CCUを介して他のプリンタに原稿画像を
送信)、受信(CCUを介して他のリーダから原稿画像を
受信)がある。
又プリセット機能の中には登録(プリセット・キーに
記憶します)、読み出し(プリセット・キーの記憶内容
読み出し)がある。又、プリセットキー部には、標準モ
ードに復帰させるリセット機能もある。
又画質処理機能の中には自動露光(AE)、中間調処理
がある。
第2図は第1図の操作装置A−1の詳細図である。こ
の操作部は、大きく3つのブロックに分かれている。10
0は従来の複写機の汎用キー部である。200はユーザが任
意に複写伝送機能を創作するためのソフトキー部であ
る。中央のブロックの300はソフトキー部200により、ユ
ーザが任意に創作した複写伝送機能を登録読み出し、リ
セットするためのファンクションキーのプリセットキー
部である。100の汎用キー部は、従来の複写機において
用いられているものである。101はコピーボタン。102は
従来から複写機等に用いられる警告表示である。103は
所望のコピー枚数セット表示及び途中コピー枚数表示の
ための表示器である。104は複写濃度切換レバー及びそ
れに対する表示である。105は原稿画像が文字だけのも
の、写真だけのもの、文字と写真が混在したもの、セク
シヨンペーパーのものに対する選択表示器である。これ
らは上記の原稿像を最適化した形でコピーできる様異な
った画像処理をほどこす為に設けられている。106は選
択されたカセット段が上段か下段かを表示する表示器。
107は選択されたカセット段のカセットに収納されてい
る紙サイズを表示する為の表示器である。108は0〜
9、テンキー群であって、枚数表示器での枚数セット及
びソフトキー部200でプログラム創作過程での数値のエ
ントリー(例えば変倍の倍率、送信元アドレス指定…
…)に用いられる。114はクリアリセットキーである。
そして後者のキーエントリー確認キーとして109のエン
トリー・キーが設けられている。110は割込みキー、111
はコピー・キャンセル・キー、112はカセット段切換キ
ー、113は原稿画像切換キーである。プリセットキー部3
00にはユーザが創作した機能の名称をラベルにするた
め、構造的にラベルの書込み可能である。302はプリセ
ットキーで、プリセットキーは6個あるので6種類の機
能をユーザは登録できる。又、303はプリセット場所を
表示するプリセットキー表示器、301は標準モード復帰
キーである。又、ソフトキー部200にはF1〜F6までのフ
ァンクションキー201があり、202はメッセージ、ファン
クションキーのラベル表示、その他モードやデータを表
示するための表示器である。
本実施例は、液晶表示器である。
第3図に表示器202、ファンクションキー201の詳細を
示す。表示器202は5×7ドットマトリクスの液晶表示
器を32文字分用いている。
第3図の1文字(点線内)の拡大図を第4図に示す。
第4図で1は文字を表示する液晶表示器5×7ドット部
であり、2はアンダーバーを表示する5×1ドット部で
ある。
第5図に、本実施例における液晶表示のブロック図を
示す。3は液晶表示用コントローラであり、キー入力部
5からのキーデータを判定するとともに、Dラインを通
じて4の液晶ドライバに表示液晶アドレスと表示キャラ
クタデータを送る。4のドライバの詳細図を第6図に示
す。なお6は、液晶表示用のペリフェラルなCPUで、第
5図では4のドライバに含めている。第6図からわかる
ようにドライバは、液晶表示器202をマトリックス駆動
している。つまりドライバがペリフェラルCPU6も含めて
4個であり、縦方向には各ドライバから40本のラインが
あるので、160本。横方向はペリフェラルCPU6のCOM1〜C
OM16からの16本の内の8本ラインを使っているので8
本。合計160×8本のラインを用いて第3図、第4図の
ように、液晶の表示器5×8ドット、32個(160×8ド
ット)を駆動しており、コントローラ3からのアドレス
データにより、液晶にキャラクタを表示させている。な
お7は、複写機本体の様々な制御を行っているメインCP
Uであり、ここでは液晶表示の説明のためメインCPU自体
の説明は省略する。本発明の1実施例は以上の様に構成
されている。
以下、簡単に表示の様子を説明する。
第3図において液晶の表示器202に表示するデータは
大別して、SK1〜SK6のファンクションキー201のキーラ
ベルとオペレータへのメッセージと、テンキー108より
の入力データの表示である。そしてソフトキーラベルと
メッセージを区別するため括弧を付し、テンカー108か
らの入力を要求する場合にはアンダーバーを点滅させ
る。
ソフトキーラベル事項の設定済、未設定の区別として
未設定(未選択)のソフトキーラベルには、ラベルの後
に記号であるクェスチョンマークを付し、設定済(選択
済)の場合は、イクスクラメーシヨンマークを付す。こ
のために各機能に設定済か否かを判別する機能設定済フ
ラグを有し、第5図のコントローラ3は機能設定の完了
時に上記フラグをONする。
以下、表示の様子等、操作装置の詳細な説明を行な
う。
第7−1図に電源オン又は第2図の等倍リセットキー
301を押した場合のソフトキー部200の表示器202の表示
状態を示す。
液晶の32桁のうち、左から11桁のエリアaは編集モー
ド名表示エリアで、第7−2図のいずれかの文字が必ら
ず表示される。ただしDPADはDOCUMENT POSITION AUTODE
TECTION(原稿位置自動検知)の略語である。第7−1
図のエリアbの5桁は、オート表示エリアで、編集モー
ドの中で自動変倍が設定された場合のみ第7−3図のよ
うに「オート」と表示される。エリアcの10桁は、倍率
表示エリアで第7−4図の文字いずれかが表示される。
なお、第7−4図のbdの部分はオペレータが入力した倍
率の1例を示している。第7−1図の表示状態におい
て、“ETC"に対応するSK6を押すと、表示状態は第8−
1図のようになる。
第8−1図のエリアdの5桁は、ネガ/ポジ反転のオ
ン、オフ表示エリアで、第8−2図のどちらかが必らず
表示される。エリアeの11桁は、送信モード名表示エリ
アで、第8−3図のいずれかが必らず表示される。
次に変倍機能の設定の手順の説明を行なう(第9−2
図の変倍モード設定のフローチャート参照)。第7−1
図で“100%!!!"(等倍コピーを示す表示)に対応する
キーSK4を押すと表示器202の表示は第9−1図のように
なる。ここで“CANC"に対応するSK6以外のキーを入力し
た場合、本装置は変倍モードになる。なお、“CANC"に
対応するキーSK6を押すと、表示は変倍モードを選択す
る前の段階つまり第7−1図の表示状態に戻る。これ
は、リセットキーの1つである。第9−1図において拡
大コピーを示すSK1キーを押すと第7−4図のbb部分の
拡大の種類にクェスチョンマークが付いて表示される。
ETCキーSK6により、所望の拡大種類を表示させ、そのキ
ーを押すとクェスチョンマークが、エクスクラメーショ
ンマークとなり、設定されたことを示すようになる。縮
小コピーを示すSK2キーを押しても、同様に第7−4図
のbc部分に、クェスチョンマークが付いた形で表示さ
れ、キーを設定していく。“95%”の表示に対応するSK
3、“100%”の表示に対応するSK4を押しても、第7−
2図ba部分の倍率表示の選択された方にエクスクラメー
ションがついた形で表示される。“%シテイ”に対応す
るキーSK5を押した場合の表示器(第2図202)の表示の
遷移状態を第9−3図に示す。前回で、X方向とY方向
の倍率が等しくない場合は9−aから、等しい場合は9
−bの表示状態から任意変倍の設定手順が始まる。“CA
NC"のキーSK6を押すと、任意変倍のモードがキャンセル
されそのモードが設定される前段階、つまり表示状態9
−1に戻る(これは、リセットキーの1つである。) 表示状態9−cにおいて“NO!!!"に対応するキーSK5
を押すと、表示状態9−dに遷移する。ここで点滅して
いるアンダーバーの部分に第2図108のテンキー群、お
よびエンターキー109により所望の倍率例えば123%をセ
ットする。そして表示状態9−eとなる。又表示状態9
−fにおいて“NO?"のキーSK5を押すと表示状態9−e
となる。そして“OK"のキーSK5を押すと表示状態9−g
になり倍率が設定されたことを示す。変更したい場合
は、設定した部分に対応するキーを押すことにより(例
えば9−h)、表示状態9−dに戻る。そして新たに指
定できる。
表示状態9−cにおいて“YES?"に対応するキーSK4を
押すと第9−4図の表示状態9−iに遷移する。又9−
fにおいて“YES!!!"に対応するキーを押すと、同様に
第9−4図の表示状態9−iに遷移する。
以下第9−4図について説明する。第9−4図表示状
態9−iではX方向、Y方向の倍率指定をするため、ま
ずX方向の倍率表示部のアンダーバーが、ブリンクす
る。そして前述のテンキー、エンターキーにより倍率を
入力すると、表示状態9−jに遷移し、Y方向の倍率指
定をするため、Y方向の倍率表示部のアンダーバーが、
ブリンクする。同様にして、倍率を入力(例えば78%)
すると表示状態9−kに遷移する。又第9−3図の表示
状態9−cからは、SK4を押すことにより、そのまま第
9−4図の表示状態9−kに遷移する。ここで倍率を変
更したいときは、9−l、9−mのように対応するキー
(この場合は2対1対応)を押して表示状態9−n又は
9−jに戻る。又、表示状態9−kにおいて“OK"に対
応するキーSK5を押すと表示状態9−pになり、倍率の
指定は完了する。
第9−4図表示状態9−i,9−j,9−k,9−nにおい
て、“CANC"に対応するファンクションキー(ソフトキ
ー)SK6を押すと、倍率設定する以前の段階に戻り、表
示状態は第9−1図のようになる(これは、リセットキ
ーの1つといえる)。
次に第8−1図においてSK2のキー入力により送信モ
ードとなる場合の説明をする(第10−1図の送信を行な
う場合のフローチャート参照)。第8−1図のSK2のキ
ーを入力することにより表示状態は、第10−2図の10−
aとなる。
この表示状態はタイマにより、ある一定時間経過後表
示状態10−bへ遷移する。ここで送信先を指定する(第
10−1図、10−aa)。“#1?",“#2?",“#3?"等は、
端末のナンバーアドレスを示す。括弧ではさまれて表示
されているのは、オペレータへのメッセージであること
を示す。従って表示状態10−bにおいてはSK1のファン
クションキーを押しても入力されない。又それぞれ所望
の送信先端末に対応するファンクションキーを押すと、
クェスチョンマークが、エクスクラメーションマークに
変化し入力されたことがわかる。端末は、本実施例では
3個の場合を示したが、それ以上であってもよい。今キ
ー入力により、すべての端末(自端末は含まず)を送信
先と設定した場合は、第10−2図の表示状態10−cに遷
移する。しかし、表示状態10−b,10−cにおいて、キャ
ンセルキーSK6を押すと第8−1図の表示状態に戻る。
そして、表示状態10−bあるいは10−cにおいてOKキー
SK5を押すと、送信サイズ指定のモードになり、表示状
態は10−dに遷移する(第10図、10−bb)。
以後、前述のサイズの指定を行う。
次に編集のモードの説明を行なう。編集のモードに
は、前述のように大きくわけて、トリミング、マスキン
グ、原稿位置自動検知等があるが、まずトリミングの説
明を行う。第11−1図にトリミングモード設定フローを
示す。なお、トリミングには移動先指定、原点移動、セ
ンターリングの機能を有している。まず第11−1図、ス
テップ11−bで、画像領域の不要部分を白にするか黒に
するかを設定する。その時の表示状態を第11−2図の11
−bbに示す。ここでSK6(キャンセルキー)を押すと第1
1−2図の表示状態11−aaに戻る。なお表示状態11−aa
は、第7−1図で、“ヘンシュウ?"に対応するソフトキ
ーSK1を押した場合、表示状態11−aaに遷移する。第11
−2図の表示状態11−bbで、SK1又はSK2を押すと画像領
域の不要部を白にするフラグがセットされる。又SK3又
はSK4を押すと、画像領域の不要部分を黒にするフラグ
がセットされる。そして、第11−1図のステップ11−c
で、トリミングポイントをテンキーおよびクリアキー、
エンターキーにより入力する。第11−2図の表示状態
は、11−ccから(タイマーである一定時間)11−ddに遷
移し、アンダーバーが、ブリンクしてテンキーよりの入
力を待つ。そして、テンキーによって、11−eeの表示状
態のようにトリミングポイントをセットする。もし値を
変えたければ、第2図の114のクリアリセットキーを押
して設定しなおす(これもリセットキーの1つと言え
る。)か、設定し直したい値の下のソフトキーを押し
て、設定し直す。表示状態第11−2図の11−eeにおいて
OKに対応するキーSK5を押すと表示状態11−ffとなり、
移動ポイントの設定の段階(第11−1図のステップ11−
d)に入る。なお表示状態11−ffは、タイマにより表示
状態11−ggに遷移する。SK1を押せば、ステップ11−d
でNOに進み倍率だけを変える。ステップ11−hに入る。
ここでXY倍率オートか、倍率オートか、倍率を指定する
かを選択する。
第11−2図の表示状態11−ggでSK2,SK3,SK4のいずれ
かを押すと、トリミング領域を移動させるステップ(第
11−1図のステップ11−e,11−f,11−g)に遷移する。
ある位置へ、トリミング領域を移動させたい場合は、
“シテイ?"に対応するSK2のキーを押し(移動先指定フ
ラグセット)、トリミングポイントセットと同様に移動
ポイントをセットする。その後はステップ11−hの倍率
の設定段階に入る。
第11−1図のステップ11−eでNOへ進み、ステップ11
−fでYESに進む場合、つまり第11−2図の表示状態11
−ggでSK4を押した場合(原点移動フラグセット)、次
に第11−1図のステップ11−hに進み、倍率の設定段階
に入る。つまり、原稿台のコーナーに原稿をおいた変倍
モードと同等である。
第11−2図の表示状態11−ggで、“センター?"に対応
するキーSK3を押した場合、つまり第11−1図のステッ
プ11−dでYES,ステップ11−eでNO,ステップ11−fでN
O,ステップ11−gでYESと進んだ場合センタリングフラ
グをセットし、第11−1図のステップ11−hで倍率の設
定段階に入る。これは、原稿を原稿台の中心に置いた場
合と同等である。
次に、以上、述べたトリミングモードの移動先指定、
原点移動、センタリングについて、原稿台と原稿の図を
もって、簡単に説明する。
第12−1図は原稿を原稿台に置いた図で、原点(0,
0)は、原稿台左上隅である。903は第1−2図の原稿台
である。12−aは原稿である。トリミングポイントの設
定は、第12−2図のように任意の長方形の領域の対角点
(12−b,12−c)のX座標TXMAX,TXMIN,Y座標TYMAX,TYM
IN(単位はmm)を指定することにより設定される。
前記、トリミング領域の移動先を設定する場合は、第
12−3図のように、トリミング領域の指定座標のX,Y方
向のそれぞれの最小値の点(第12−2図12−b点)をど
こへ移動するかを指定する(第12−3図12−b′点)。
次に原点移動の場合を説明する。第12−2図のトリミ
ング領域の最小点12−bの座標を(0,0)にするべくト
リミング領域4点のX座標、Y座標から点12−bのX座
標、Y座標の値を引き、その新たな座標差を移動ポイン
ト12−b″,12−c″とする(第12−4図)。その後、
変倍指定であれば、拡大、縮小の行程が行なわれる。例
えば第12−5図は縮小、第12−6図は拡大を示す図で、
第12−4図の12−b″点は、原点そのままである。
次にセンタリングの場合の説明をする。トリミングポ
イントの設定により、入力されたデータ(第12−2図の
点12−a,点12−bの座標)に基づき、移動ポイントを決
定するこの手順を第12−7図に示す。第12−8図はセン
タリングで倍率はMX,MY共に2倍の拡大率とした場合を
示す図である。第12−7図においてPSX,PSYは、それぞ
れコピー用紙のX方向、Y方向の長さである。ステップ
12−aaでTXMAX−TXMINとTYMAX−TYMINでX方向、Y方向
のそれぞれ有効トリミング幅を表わす。よって、それぞ
れに倍率を掛ければ、実際にコピーされるトリミング領
域のX方向、Y方向の長さを表わす。よって、TXM,TYM
は、第12−8図に示す通りである(第12−8図では倍率
はMX=MY=2)。
又、第12−8図ではX方向、Y方向ともに0か正であ
る。よってステップ12−bbにおいてTXM0かつTYM0
でなければ、座標が原稿台に存在しないので、ワーニン
グ表示をする。又、TXM0かつTYM0であれば、第12
−2図の点12−bにおいて、TXMINをTXMに、TYMINをTYM
になるように移動すると第12−8図のようになる。
次に、編集のモードでマスキングの説明を行なう。第
13−1図はそのフローチャートである。表示状態が第11
−2図の11−aaにおいて“マスキング?"に対応するファ
ンクションキーSK3又はSK4を押すとマスキングのモード
になる(第13−2図の表示状態13−a)。
ここで、SK1かSK2を押すと、白でマスキングされるこ
とになり、SK3かSK4を押すと黒でマスキングされること
になり、両者とも、キー入力により、表示状態13−bに
遷移する(第13−1図ステップ13−aa)。ここで、“YE
S?"に対応するSK4のキーを押すと(第13−1図ステップ
13−bb)、表示状態は13−cとなり以下“ETC"に対応す
るSK5を押すことにより、13−c→13−d→13−e→13
−c…と順次遷移する。又、表示状態13−a〜13−eに
おいて、SK6を押せば、キャンセルキーなので、13−a
からは第11−2図の表示状態11−aaに戻り、再設定がで
きる。又、13−bでSK6を押すと、表示状態13−aに戻
る。又、表示状態13−c,13−d,13−eにおいて、SK6を
押すと表示状態13−bに戻る。なお表示状態13−eのMI
NはミニサイズのことでLTRはレターサイズ、LGLはリー
ブルサイズ、LDRはレジャーサイズのことである。今、
例えば、表示状態13−dにおいて“B4?"に対応するソフ
トキーSK4を押され(第13−1図ステップ13−cc)、ス
テップ13−ddにおいてマスキングポイントが、指定され
るとB4サイズを、選択されている紙カセットサイズにな
るように自動変倍してコピーする。第13−1図のステッ
プ13−bbで、原稿サイズが非定型である場合、つまり、
第13−2図の表示状態13−bで“NO?"に対応するキーSK
5を入力した場合、第13−2図の表示状態13−fに遷移
する。ここでSK6を押すと、第13−2図の表示状態13−
bに戻り、再設定できる。以下、テンキーにより設定
し、第13−1図のステップ13−ddで前述のトリミングポ
イントと同様に、マスキングポイントを設定する。設定
の1例を第13−2図表示状態13−gに示す。これは、白
マスキング、倍率オートなので、“100%”に対応する
ソフトキーSK4を押しても、変倍設定はできない。
次にDPAD DOCUMENT POSITION AUTODETECTION原稿位置
自動検知について説明する。
第14−1図は、第1−1図、第1−2図で示されるリ
ーダAの原稿台上に原稿が置かれている状態を示す。基
本的には原点を基準にして、載置位置は決まっている
が、図の如く斜めにも置ける。第11−2図の表示状態11
−aaにおいて“ETC"に対応するキーSK5を押すと、表示
状態は第14−5図のようになる。ここで“DPAD?"に対応
するSK1を押すとDPADモードになる。DPADは、原稿を原
稿台の基準位置に合わせなくとも、原稿台上の任意の位
置に置けば、必要な部分のコピーがとれるモードであ
る。
第14−1図において、この場合原稿台上の基準座標SP
から主走査方向をX、副走査方向をYとした時の4点の
座標(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3),(X4,Y4)をプ
リンタの前回転動作期間中に、光学系を前走査して検出
する。これにより原稿の大きさや位置を判別できる。こ
れによりマルチコピー中のスキヤナスキヤンストローク
を決めたり、所望カセットを選択したりできる。原稿の
置かれている領域外の画像データは必ず黒データになる
様に、原稿カバー904(第1−2図)が鏡面処理されて
いる。前走査はガラス面全域を行なうべく、主走査、副
走査を行ない、その後引続きプリントの為の走査を行な
う。この副走査速度はプリント時より速い。
第14−2図の回路図に前記座標を検出する論理を示
す。前走査により2値化された画像データVIDEOはシフ
ト・レジスタ501に8ビット単位で入力される。8ビッ
ト入力が完了した時点で、ゲート回路502は8ビットデ
ータの全てが白画像かのチェックを行ない、Yesならば
信号ラインに1を出力する。原稿走査開始後、最初の8
ビット白が現われた時F/F504がセットする。このF/FはV
SYNC(画像先端信号)によって予めリセットされてい
る。以後、次のVSYNCの来るまでセットし放しである。F
/F504がセットした時点でラッチF/F505にその時の主走
査カウンタ551の値がロードされる。これがX座標値に
なる。又ラッチ506にその時の副走査カウンタ552の値が
ロードされる。これがY1座標値になる。従ってP1(X1,Y
1)が求まる。
又信号503に1が出力する度に主走査からの値をラッ
チ507にロードする。この値は直ちに(次の8ビットが
シフトレジスタ501に入る迄に)クラッチ508に記憶され
る。最初の8ビットの白が現われた時の主走査からの値
がラッチ508にロードされると、ラッチ510(これはVSYN
C時点で“0"にされている)のデータとコンパレータ509
で大小比較される。もしラッチ508のデータの方が大な
らばラッチ508のデータすなわちラッチ507のデータがラ
ッチ510にロードされる。又、この時副走査カウンタの
値がラッチ511にロードされる。この動作は次の8ビッ
トがシフト・レジスタ501に入る迄に処理される。この
様にラッチ508とラッチ510のデータを全画像領域につい
て行なえば、ラッチ510には原稿領域X方向の最大値が
残り、この時のY方向の座標がラッチ511に残ることに
なる。これがP2(X2,Y2)座標である。
F/F512は各主走査ライン毎に最初に8ビット白が現わ
れた時点でセットするF/Fで水平同期信号HSYNCでリセッ
トされ最初の8ビット白でセットし、次のHSYNCまで保
持する。このF/F512がセットする時点で主走査カウンタ
の値をラッチ513にセットし、次のHSYNC迄の間にラッチ
514にロードする。そしてラッチ515とコンパレータ516
で大小比較される。ラッチ515にはVSYNC発生時点でX方
向のmax値がプリセットされている。もしラッチ515のデ
ータの方がラッチ514のデータより大きいならば信号517
がアクティブになりラッチ514すなわちラッチ513のデー
タがラッチ515にロードされる。この動作はHSYNC−HSYN
C間で行なわれる。以上の比較動作を全画像領域につい
て行なうとラッチ515には原稿座標のX方向の最小値が
残ることになる。これがX3である。又、信号ライン517
が出力する時、副走査からの値がラッチ518にロードさ
れる。これがY3になる。
ラッチ519と520は全画像領域において8ビット白が現
われる度にその時の主走査カウンタの値と副走査カウン
タの値がロードされる。従って、原稿前走査完了時では
最後に8ビット白が現われた時点でのカウント値がカウ
ンタに残っていることになる。これが(X4,Y4)であ
る。
以上の8つのラッチ(506,511,520,518,505,510,515,
519)のデータラインは第6図のCPUのバスラインBUSに
接続され、CPUは前走査終了時にこのデータを読み込む
ことになる。そして、これらのデータのうち、X2,X3,
Y1,Y4の領域が原稿領域として判別し、トリミング処理
をプリントの為の原稿走査時に行なうようになってい
る。即ち原稿の座標成分のX2,X3,Y1,Y4によって点線
の、原稿位置P1〜P4を囲む長方形の座標が認識でき、従
ってそれに対応したサイズのシートが少なくとも必要で
あることが分かる。
以下、原稿自動検知を行ない倍率オート指令を入力し
ておきこの部分をカセットのシートに適合する様な大き
さに変倍を施してプリントする実施例を示す。
第14−3図の如くカセットシートのX方向、Y方向の
サイズPx,Pyに対する原稿のX方向、Y方向のサイズΛ
x,Λyの各々の比率mx,myを求める。そして比率の小さ
い方をX,Yに関する共通の倍率としてRAMにセットし、前
述の変倍処置を行なう。従ってシートの一方向を基準に
したオート変倍のコピーが得られる。
又、第14−4図では、シートのX,Y方向に対する原稿
のX,Y方向の各比率を求め、X方向の倍率、Y方向の倍
率を各々独立にセットする。従ってシート一杯に原稿像
をコピーできる。それら2種類のオートは前述のトリミ
ング座標を指定して行なうオート変倍と同様である。
又、送信のモードにおけるサイズ指定もカセットシー
トのサイズの指定のことである。
次に黒枠消しのモードの説明を行なう。これは例えば
第12−1図において、原稿の外側を白としてプリント再
生するものである。第14−5図において、“クロワクケ
シ?"に対応するキーSK2又はSK3を押すと第12−1図の表
示状態15−aのようになりクロワクケシモードになる。
以下第15−2図のフローチャートを参照に説明する。原
稿サイズが定型であり第15−1図の表示状態15−aにお
いて、“YES?"に対応するソフトキーSK4を押すと(第15
−2図ステップ15−aa)、表示状態は表示状態15−bに
遷移する、所望の原稿サイズが表示されるまでETCキー
のSK5を押す。その場合、表示状態は15−b,15−c,15−
d,15−b…と遷移する。そして所望の原稿サイズ例えば
A3の場合は、表示状態15−bであるので、表示状態15−
bにおいて例えば“A3?"の表示に対応するソフトキーSK
4を押すことにより(第15−2図ステップ15−bb)原稿
サイズデータがA3としてRAMに設定される。又、前記SK4
を押したことにより、表示状態は第15−1図の倍率オー
ト選択のための表示状態15−eとなる(第15−2図ステ
ップ15−cc)。ここで“YES?"に対応するキーSK4を押す
と前記変倍のモードで述べたように、第14−3図、第14
−4図のサブルーチンSUB AT2,SUB AT1の手法により倍
率が自動的に決定し、クロワクケシモード設定は終了す
る。又、ステップ15−ccで表示状態15−eで“NO?"に対
応するソフトキーSK5を押すと表示状態は15−fにな
り、等倍(倍率100%)モードになる。しかし、この倍
率をテンキーで変更することができる(ステップ15−e
e)。つまり表示状態15−fにおいて、“100%!!!"に対
応するソフトキーSK4を押すことによりできる。
又第15−2図のステップ15−aaで原稿サイズが非定型
の場合つまり、第15−1図の表示状態15−aで“NO?"に
対応するソフトキーSK5を押すことにより、表示状態が1
5−gになる。従ってテンキーによりデータを入力する
ことにより原稿サイズが決定される(ステップ15−e
e)。ステップ15−cc以下は、前述の原稿が定型サイズ
の場合と同様である。要するにクロワクケシモードは、
原稿全体のトリミングに対応する。又、それぞれの表示
状態において、“CANC"に対応するソフトキーSK6を押す
ことにより、表示状態の設定段階を前段階に戻すことが
できる。
次にブックモードについて説明を行なう。第11−2図
の表示状態11−aaにおいて、“ETC"に対応するファンク
ションキーSK5を押すと表示状態は第14−5図に遷移す
る。その中で“ブック?"に対応するファンクションキー
SK4を押すとブックモードになる。以下第16−2図のブ
ックモードセットのフロー及び表示の状態を示す第16−
1図を参照に説明する。
キーSK4をオンすると表示は16−bとなり、コピーモ
ードが表示される。つまり左半分のみ(ハーフL)、右
半分のみ(ハーフR)、左と右を順次別シートにコピー
(ハーフLR)、左と右を1枚にコピー(フル)が表示さ
れる。その内の1つをオンすると表示は16−cになる。
オンしたキーに応じて(16−aa〜16−dd)コピーモード
のフラグRAMにセットされる。これはテンキーにより座
標データを入力するためのものであり、又プリントサイ
クル更新のためのものである。16−cは本のサイズが定
型か否かを問うもので(16−ff)、Yesの場合は表示が1
6−dとなる。その場合サイズとしてA6〜A4が表示さ
れ、ETCによりB7〜B5が表示され、更にETCによりMIN,LT
Rが表示される。例えばA4のとき(16−gg)A4データを
セットし、表示は倍率オートか否かを問う16−jとなる
(16−hh)。所望のサイズがない場合又は非定型の場合
表示は16−cから16−gに変化する。つまりまずX方向
の長さ入力を要求する(カーソル点滅)。テンキーで例
えば“175"をセットしエンタキーをオンすると16−hと
なり、Y方向の長さ入力を要求し、例えば250をセット
すると16−iとなる(16−jj)。この時点でデータ間違
いに気付いた場合、SK1をオンすればXをSK3をオンすれ
ばYを訂正できる。X,Y方向を限界以上の長さにセット
するとエンタキーをオンしたとき“ミスブックサイズセ
ット”のメッセージが表示される。そうでない場合16−
iでOKの付したキーSK5をオンすると16−jの倍率ステ
ップに進む。16−jにて倍率オートの場合、XYオート
(AT2)か否かが表示される(16−k)。この場合前述
の如くYes,Noの場合前述AT2,AT1により原稿の大きさと
紙の大きさとで倍率が計算して求められ、例えば各々表
示16−l,16−mとなる。倍率オートでない場合16−nを
表示し、等倍がセットされる。尚、16−nでは前述の如
くして倍率変更ができる。ステップ16−hh以下は前述ク
ロワクケシモードと同様である。表示16−l〜nではコ
ピーモードも表示してブックデータの設定完了を表示す
る。
第16−3図はブックとプラテン面との関係を示した図
で、本のとじしろをBOOK点に合してかつプラテン有効端
部に沿って載置する。Lは左半分の、Rは右半分又はフ
ルのプリントを行う場合の光学ユニットのスキヤンスト
ロークを示す。
第16−2図において倍率オートのステップ前に、サイ
ズデータによりコピーモードに応じた座標変換(1次変
換)を行うが、それはLモードの場合TYMiN←Y1,TYMAX
←(Y2+Y1)×1/2に変換し、Rモードの場合TYMiN←
(Y2+Y1)×1/2,TYMAX←Y2に変換し、フルモードは変
換せず、フルモードではLとRの変換データの両方を記
憶する。そして倍率オートのルーチンのラストにて前述
センタリングのルーチンを行うが、上記変換座標と上記
倍率によりセンタリングをして最終座標を決定するので
ある。又L,Rの場合の光学ユニットの反転位置を変換座
標から求めてセットする。つまりLでは(Y1+Y2)1/2
+r、R,フルではY2+rである。ハーフLRではL分の1
サイクルのスキャン終えて戻ると、メインCPUはLRフラ
グがRAMにセットされているか否かを判定し、セットの
とき引続きR分のデータを読出して2サイクル目のスキ
ャンを開始し右半分のプリントを行う。L,R分いずれも
シートの中央部にプリントされる。
尚前述のDPADモードはブックモードと殆ど同じで、DP
ADでは原稿の位置,大きさを自動認識してRAMにセット
したものであり、ブックでは原稿の位置を固定しその大
きさをソフトキーにより入力してセットしたものであ
る。つまり第16−2図の定型,非定型のルーチンがな
く、又倍率オートセット時の倍率表示がでない。
従ってDPAD時の座標変換処理は、コピーキーをオンし
た後光学ユニットを前走査して原稿座標を読取る際に行
う。つまり第16−2図の一次座標変換,センタリング,
反転位置セットは前走査中及び本走査開始前に行うので
ある。
尚DPAD,ブックにおいて、自動的に黒ワク消し(トリ
ミング)処理がなされる。
尚前述マスキングにおいて、実際のCCDからの読取デ
ータのマスク処理,反転処理は第18図の回路による。CC
D1系VIDEO,CCD2系VIDEOは2つのCCD出力をデイザ処理等
の画質変換したもので、X方向1ライン分のシフトメモ
リ(1),(2)に格納される。変倍データ,移動デー
タに応じ、シフトメモリからイメージデータVIDEOは出
力される。
第18図において、90,91は画像領域を決めるための排
他オアゲート、OFはそれを制御する信号で、1のときST
カウンタ、ENカウンタで決まるワク内をマスクし、外を
出力画像とし、0のときはそのワク内を出力画像としワ
ク外をマスクする。92は先のイメージデータを出力制御
するアンドゲート、93は前述マスクを黒として出力する
か、白として出力するかを決めるためのアンドゲート、
BBはそれを制御する信号で、1のとき黒、0のとき白を
出力する。95はゲート92,93により出力されるイメージ
出力をVIDEOとして出力するオアゲート、94はイメージ
データを白黒反転制御する排他オアゲート、INはそれを
制御する信号で1のときオリジナルの生イメージ、0の
とき反転させる。各信号は、CPUがソフトキーにより、
マスキング、白、黒、ネガの入力のあったことを判定し
て出力される。
即ちマスク信号1の場合STカウンタのアップでフリッ
プフロップ82のQが1となるとゲート90の出力が0とな
って、ゲート92はENカウンタがアップする迄つまりQが
0となる迄ゲート92の出力はない。つまりマスクされ
る。替りにゲート91の出力はその間1なので黒/白信号
BBを1の場合ゲート93は1であり、従ってイメージ出力
ゲート95は1を続けて出力する。つまりマスクされる。
逆にOF=1、BB=0とすると白マスクされる。またOF=
0とするとゲート90,91の出力が各々その間1,0となるの
で、BB=1とするとトリミング外が黒、OFF=0、BB=
0とするとトリミング外が白となる。尚ST,ENカウンタ
は前述マスクポイントセットデータによりプリセットさ
れる。
以上、モードの設定手順について説明したが、以下、
設定したモードを登録しておくプリセットキーについて
説明をする。倍率,編集モード,ポジ/ネガ,送信先及
び送信サイズ,コピーサイズ,原稿画質,コピー枚数,
濃度の8種類の登録が可能である。第8−1図の表示状
態のように“トウロク”と表示されたフアンクシヨンキ
ーSK5を押すと、第17−1図の表示状態になる。押され
た時点のコピーモードがプリセットキーによりそっくり
登録される。又、プリセットキーによって登録されたも
のを組合わせ、新たにそれを登録することもできる。し
かし、互いに相反するようなモードがある場合、その優
先度を考慮しなければならない。これらはすべて、前記
フラグの比較により行われている。
以下、登録の説明のため、装置全体のフローチャート
を第17−2図に示す。ここでタイプ1は第7−1図の表
示状態のことを示す。タイプ2は第8−1図の表示状態
のことを示す。タイプ4は第17−1図の表示状態のこと
を示す。編集モードは前述で説明済であるので、ここで
は説明を省略する(ステップS1)。“ETC"のSK6キーを
押すことで、タイプ2液晶表示に移る。又前述のネガ/
ポジ反転モードの設定段階(ステップS2)の次は、前述
の送信モードである(ステップS3)。
又、タイプ1,タイプ2表示状態においてのみコピーが
可能であり、それぞれの段階において、“CANC"キーを
押すことにより、そのモードの設定以前の段階に戻るこ
とが可能である。登録のモードはステップS4の位置にあ
る。登録のモードは第17−3図以下で説明する。
第17−3図に登録フローチャートを示す。以下登録の
フローチャートの説明を行う。PKはプリセットキーを表
わす。第17−3図において、“トウロク”に対応するSK
5を押すと表示状態は登録のモード(タイプ3)となり
(ステップ17−a)、第2図302のプリセットキーに対
応した6つの表示器303が点滅する(ステップ17−
b)。この状態で“CANC"に対応するSK6を押すと登録の
プロセスは中断され、表示は再び第8−1図のようにタ
イプ2になる。つまりキャンセルキー(リセットキーの
1つ)によりモードの設定が1段階前に戻ったわけであ
る。一方ステップ17−bの状態で、プリセットキー(第
2図302)の任意のキーPKi(i=1〜6)を押すと、ス
テップ17−cにおいて、PKj(j=1〜6,i≠j)のプリ
セットキー表示器302はオフする。そしてPKiのプリセッ
トキーの表示器302は点灯する。ステップ17−dで登録
されれば1となるRAM上のPSi STATUSというフラグを1
にセットし、ステップ17−eでRAM上のMAIN−MODE(第1
7−4図に示す11種のフラグで構成されている)が、RAM
上のPSi MODE(第17−5図に示す11種のフラグで構成
されている)にそれぞれ対応してストアされる。ステッ
プ17−fでは送信用データであるRAM上のMAIN SD TBL
がRAM上のPSi SD TBLにストアされ、ステップ17−g
では、編集用データであるRAM上のMAIN EDIT TBLがRA
M上にPSi EDIT TBLにストアされる。
そしてPKiにプリセットモードが登録されたことを示
すRAM上のフラグPSi STATUSが1にセットされる。
プリセットのために、フラグはバッテリーでバックア
ップされており、電源が切れても消えることはなく、又
RAMへの初めての書きこみ時以外0クリアされることは
ない。
ステップ17−hで示すようにRAM上のフラグCOPY MOD
Eは2i+1にセットされ、登録先として選択されたPKiのモ
ードとなり対応するプリセットキー表示器が点灯し、他
のプリセットキー表示器は消灯する。
液晶表示はタイプ2の第8−1図の液晶表示状態とな
り、登録プロセスは終了する。
次に、プリセットキーにより登録されたモードを呼び
出す手順を第17−6図,第17−7図を参照して説明す
る。
電源をオンした時、又は標準モード復帰キー(第2図
301)を入力した時、モードは標準モード(等倍リセッ
ト)で、その標準モードはRAM上のメインモードエリ
ア、基本モードエリアにメモリされる(第17−7図参
照)。そして、プリセットのモードの優先度の比較はメ
インモードとプリセットキーのモードとで行われる。第
17−6図のPSi(i=1〜6)のモードメモリはプリセ
ットキーPKi(i=1〜6)によりモードを登録するた
めのRAM上のプリセットモードメモリのことである。
今、電源をオンし、表示状態が標準モードである場合
において、PS1とPS2とPS3のモードメモリにだけあるモ
ード登録されていたとする。例えば、まずPS1には「ト
リミング,倍率,100%」が登録されていたとすると、PK
1キーを押すと、第17−7図のステップ17−aaではYES,
ステップ17−bbではPS1は初めての入力であるからNO,そ
してステップ17−ccでは、初めての入力であるからNOで
ある。ステップ17−ddでは、メインモードであるからNO
となる。ステップ17−ffではメインモードは標準モード
であるから等倍であり、YES。そしてステップ17−hh
で、PS1のモード「トリミング,倍率,100%」の呼び出
しが許可され、第17−6図でメインモードと基本モード
のエリアにこのPS1のモードがメモリされる(第17−7
図ステップ17−kk)。ここで更にもう1度PS1を入力し
ようとしても、第17−7図のステップ17−bbにおいてYE
Sとなり、PS1の入力は許可されない。又、PS4等のモー
ドメモリにモードの登録されていないプリセットキーを
押しても第17図のステップ17−aaにおいてNOとなりPK4
等のキー入力は許可されない。
又、PS2のモードメモリには「倍率200%」の変倍モー
ドがメモリされていたとする。PK2のキーを押すと、第1
7−7図ステップ17−aaではYES,ステップ17−bbではNO
となり、ステップ17−ccではNOである。ステップ17−dd
では、メインモードはPS1の編集モードがメモリされて
いるためYESとなる。ステップ17−eeではPS2のモードは
倍率だけのモードであるからNOとなる。ステップ17−ff
ではメインモードはPS1の編集モードがメモリされては
いるが、倍率は等倍であるためYESとなり、PS2のモード
「倍率200%」は許可され(ステップ17−hh)第17−6
図において、メインモードと基本モードのエリアにこの
PS2のモードが新たに加わり、メモリされる(ステップ1
7−ll)。
更に、PS3のモードメモリには、「変倍150%」の変倍
モードがメモリされていたとする。PK3のキーを押すと
第17−7図のステップ17−aaではYES,ステップ17−bbで
はNO,ステップ17−ccではNO,ステップ17−ddではメイン
モードはPS1のモードの「トリミング,変倍200%」であ
り、編集モードであるのでYES。ステップ17−eeでは、P
S3のモードは、変倍150%だけであるのでNOとなる。ス
テップ17−ffは、倍率は200%変倍であるからNO。ステ
ップ17−ggでは、PS3のモードは、変倍150%であり、変
倍のモードであるのでNOとなり、このPK3のキー入力は
許可されない。よって、メインモードには、PK1とPK2の
2つのキー入力により、2つのPS1モード,PS2モードの
合成されたモード「トリミング,変倍200%」がメモリ
されている。又、ここで倍率だけを変えたければソフト
キーにより152%なら「152」をテンキーより入力する
と、メインモードは「トリミング,変倍152%」とな
る。よって、これを新たにプリセットキーに登録したけ
れば、プリセットキーを押して、PS4ならPS4のプリセッ
トモードを登録する。
第17−6図の基本モードエリアは、メインモードエリ
アとの比較により、違いがあれば、対応プリセットキー
を点滅させ、違いがなければ、対応プリセットキーを点
灯させるための制御用である。又、コピー送信等の動作
はメインモードのデータにより行われる。
第19図に画像転送機能を実現するシステム例を示す。
191A,192A,193Aは前述のリーダー,191B,192B,193Bは前
述のプリンター,191C,192C,193Cは前述のCCUである。19
1A,191B,191Cから構成されるステーション1と192A,192
B,192Cから構成されるステーション2と193A,193B,193C
から構成されるステーション3は同軸ケーブルや光ファ
イバーケーブルで実現される通信回線194を介してネッ
トワークシステムを構成する。例えばステーション1の
リーダ191Aの操作部において前述のような手順、第10−
1図、第10−2図に示すようなフローでステーション1
からステーション2,ステーション3への送信設定を行な
った後191Aのコピースタートキー101を押すとリーダー1
91Aで読み取られた画像情報がCCU191C,回線194及びCCU1
92C,193Cのそれぞれを介してステーション2,ステーショ
ン3へ送られプリンター192B,193Bのそれぞれで設定さ
れたサイズのコピー用紙に複写される。
この時ステーション2或いはステーション3の操作部
では、画像受信を許可した時にそれぞれの操作部の割り
込みコピー表示第2図の102fが点滅して他ステーション
のリーダーから送られてきた画像情報の受信及び複写を
自ステーションのプリンターが始めたことをオペレータ
ーに伝える。第20図は、ステーション1からの送信枚数
が設定枚数20枚の内,12枚であることを表示している図
である。ソフトキー部200,プリセットキー部300,カセッ
ト段選択キー112,画質処理選択キー113,濃度調整レバー
104及びテンキー108,クリアリセットキー114,エンター
キー109を用いて102fが点滅を始める前から像形成モー
ドを設定していたステーション2或いはステーション3
のオペレーターは、102fが点滅を始めた後も像形成モー
ドの設定作業を中断されることなく続行できる。ステー
ション2又はステーション3ではコピーキャンセルキー
111,又は割りこみキー110を押すことによって自プリン
ター192B又は193Bにおけるステーション1のリーダー19
1Aからの画情報の像形成処理をキャンセルできる。キャ
ンセルすると192B又は193Bは像形成処理を止めキャンセ
ルキー111を押した時第2図の102fは消灯し、わりこみ
キー110を押した時102fは点灯する。
ステーション2又はステーション3において102fが点
滅中、すなわちステーション1からの情報の像形成処理
を行なっている時に上記のようにキャンセルキー111或
いはわりこみキー110によるプリンターの像形成処理の
キャンセルをしないで、コピースタートキー101を押す
と、情報表示部202には例えば第20図のようにステーシ
ョン1からの情報を受信中であり、受信予定枚数20枚の
うち現在のところ12枚受信を完了した旨表示される。第
20図の表示は一定時間経過後またはクリアリセットキー
114を押すことによってクリアされ、第7−1図から第
7−4図に示されるような基本の表示に戻る。
ステーション2又はステーション3のわりこみ表示10
2fは、受信の像形成処理を予定枚数分完了するか、何ら
かのエラーによって中止するか送信側ステーション1又
は自ステーションでのキャンセルキー,わりこみキーに
よって中止するまで点滅を続ける。
もし受信側ステーション2又はステーション3におい
て、受信中紙づまり、或いは紙なし、カセットなし、そ
の他サービスマンコールエラーが発生すると、従来の複
写機と同じく、受信側でかつそれらの状況の発生したス
テーション2又はステーション3では受信処理を中止
し、エラー状況に対応した紙づまり表示102a,紙セット
なし表示102b,サービスマンコールエラー表示102eが点
灯する。一方送信側ステーション1でも、受信側のエラ
ー内容に応答して、紙づまり表示102a,紙カセットなし
表示102b,サービスマンコールエラー表示102eが点滅し
て、受信側ステーションのいずれか1つ或いは複数にお
いてエラーの発生したこと及び受信処理を中止したこと
をオペレーターに伝える。送信処理は、全ての受信ステ
ーションが処理を中止するまで行なわれる。
受信中に受信側のトナーが不足したり、排トナーが一
杯になっても受信処理は中止しないが、受信が完了する
か、或いは、その他の理由で処理を中止すると受信側で
かつそれらの状況の発生したステーション2又はステー
ション3では、エラー状況に対応してトナーなし表示10
2c又は排トナー回収表示102dが点灯し、かつ、送信側ス
テーションでも102c又は102dが点滅し、受信側ステーシ
ョンのいずれか1つ又は複数においてトナーがなくなっ
た旨或いは、排トナーを回収すべき旨をオペレーターに
伝える。
ステーション1からステーション2,ステーション3へ
の送信を開始する以前或いは送信を終了した後も、ステ
ーション1の操作部においてステーション2又ステーシ
ョン3への送信のモードが設定されており、かつステー
ション2又はステーション3において紙づまり,紙カセ
ットなし,トナーなし,排トナー回収要求,サービスマ
ンコールエラー及びウエイト中等の状況が発生していれ
ばステーション1の操作部の対応する表示102a〜102gが
点滅して送信先として予定しているステーションのいず
れかにそれらの状況が発生していることをオペレーター
に伝える。
ステーション1からステーション1,ステーション2,ス
テーション3の各プリンターに送信するべくステーショ
ン1の操作部でモードが既に設定されている場合或いは
実際に送信処理を行なっている場合もステーション2,ス
テーション3での紙づまり等の発生状況は前述の如くス
テーション1の対応する表示が点滅してオペレーターに
伝えるが、さらにステーション1でも紙づまり等が発生
するとステーション1では自ステーションの状況の表示
を最優先して、対応する表示を点灯する。
ステーション1において送信が設定されていない時
は、ステーション1の操作部では自ステーションの状況
のみ表示する。
以下にステーションの状態表示、つまりエラー等の警
告表示処理について第21図を用いて説明する。
今1.紙送り点検2.紙補給3.トナー回収4.トナー補給5.
コントロールから均一点検6,サービスマンコールエラー
7.ウエイトの計7つの警告表示があるとする。
まず、自ステーション,他ステーションも含め、送信
可能なステーションのいずれかに、何らかのエラーがあ
るかどうかチェックする(ステップ21−1)。もし何の
エラーもなければ7つの表示ランプを全て消灯して処理
を終わる(ステップ21−2)。もし何らかのエラーがあ
れば、まず1つ目のエラー例えば紙づまりエラーがいず
れかでおこっているかどうかチェックする(ステップ21
−3),(ステップ21−4)。もし、どのプリンタでも
紙づまりがおきてなければ紙送り点検表示を消灯する
(ステップ21−5)。紙づまりエラーがいずれかでおき
ていればそれが自ステーションでおきているかどうかチ
ェックする(ステップ21−4)。もし自ステーションで
ないなら、他ステーションでおきたエラーとして紙送り
点検表示を点滅表示する(ステップ21−5)。(ステッ
プ21−4)において、自ステーションで紙づまりエラー
がおきていればたとえ他ステーションで紙づまりエラー
がおきていようと紙送り点検表示を点灯する(ステップ
21−5)。紙づまりについてのチェックが終了したので
次には、紙なしエラーのチェックを行なう(i=2),
(ステップ21−7)。
以下同様に7つの警告表示の各々について点滅,点
灯,消灯の制御を行なってステップ21−6でi=7にな
れば処理を終了する。
以上によって、1つの警告表示ランプによって自ステ
ーションでおきたエラーか他ステーションでおきたエラ
ーか区別が可能で、オペレーターが多くのプリンターを
用いている時もオペレーターのエラー処理が容易にな
る。又、ステップ21−3のエラーの有無判定を行なうに
あたって、対象とするステーションを送信可能な全ての
ものにする以外に、そのうちの任意の何台かで構成され
るグループや、同じ部屋やフロアーにあるステーション
に限ることも容易に可能で又、エラーチェックの数は、
いくつであってもよい。
以下に第22図を用いて液晶表示部における表示内容と
キー処理の関係について述べる。
まずステップ22−1においてキー入力の有無をチェッ
クする。何らかのキー入力があればその時点で液晶部に
表示されている内容をステップ22−2においてチェック
する。液晶部に表示される内容には大きく分けて2種類
ある。1方は複写伝送モードを設定或いは規定するとこ
ろのソフトキーラベル及び種々のデータ(倍率,座標
等)、他方は、オペレーターに対して設定手順を伝える
オペレーターガイダンスや操作上のミスやリーダー,プ
リンターで起こったエラー内容を伝えるエラーメッセー
ジがある。ステップ22−2において、表示内容がソフト
キーラベルやデータであればYESに進み入力されたキー
は必ずしも無視されず、それに応じた処理がされ、又液
晶部表示内容も変化して、複写伝送モードの設定を続け
る(ステップ22−4)。一方ステップ22−3において表
示内容がエラーメッセージ或いはオペレーターガイダン
スであれば入力キーがテンキー部の数値クリアキーかど
うかチェックする。
もし数値データクリアキーであれば表示中のメッセー
ジ及びガイダンスを消去し、本来表示されるべきソフト
キーラベルやデータを表示する(ステップ22−7)。場
合によって、設定枚数や倍率や座標等のクリアに使用さ
れるクリアキーがメッセージ,ガイダンス表示中には液
晶表示内容のクリアにも用いられる訳である。ステップ
22−3においてクリアキー入力でないなら、キー入力は
受け付けられない。
もしステップ22−1においてキー入力なしと判定され
た場合は、ステップ22−5において、液晶表示内容がチ
ェックされる。ソフトキーラベル及びデータが表示され
ているならYESに進み、何の処理も行なわないが、オペ
レーターガイダンスやエラーメッセージであればNOに進
み、その表示が一定時間例えば5秒間続いているかどう
かチェックする(ステップ22−6)。5秒間表示してい
ないならやはり何も処理を行なわないが5秒間表示した
のならクリアキー入力があった場合と同様にメッセージ
又はガイダンスをクリアしてソフトキーラベルやデータ
を表示する。
[効果] 以上、詳述したように本発明によれば画像処理を行な
う自己の装置と画像処理を行なう他の装置の間で画像情
報及び装置の状態を示す情報を転送することができ、自
己の装置の状態をその装置において表示できるだけで無
く、他の装置から伝えられた他の装置の状態を示す情報
に基づく他の装置の状態をも同じ表示手段上で識別可能
に表示できる画像処理装置を提供することが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1−1図は本発明の一実施例である複写機全体の外観
を示す図である。第1−2図は本発明の一実施例である
複写機全体の構造図を示す。 第2図は第1図の複写機の操作装置を示す図である。 第3図は第2図の操作装置における表示器202、ファン
クションキー201の詳細図である。 第4図は第3図の表示器202の拡大図である(第3図の
実線部分)。 第5図は本実施例における液晶表示のブロック図であ
る。 第6図は第5図のドライバ4の詳細図である。 第7−1図は電源オン又は等倍リセットキー301を押し
た場合のソフトキー部200の表示器202の表示状態を示す
図である。第7−2図は表示器202の編集モード名表示
エリアに表示される文字の種類を示す図である。第7−
3図は表示器202のオート表示エリアに表示される文字
を示す図である。第7−4図は表示器202の倍率表示エ
リアに表示される文字を示している図である。 第8−1図は第7−1図からの遷移状態の1つを示す図
である。第8−2図は第8−1図のd部で表示される文
字を示す図である。第8−3図は第8−1図のe部に表
示される文字を示す図である。 第9−1図は第7−1図でSK4のキーを押した場合に遷
移する表示状態を示す図である。第9−2図は変倍モー
ド設定のフローチャートである。第9−3図は第9−1
図において、SK5を押した場合に遷移する表示状態を示
す図である。第9−4図は第9−3図の表示状態9−c
において、SK4を押した場合の遷移する表示状態を示す
図である。 第10−1図は送信を行う場合のフローチャートである。
第10−2図は第8−1図SK2のキーを押した場合の遷移
する表示状態を示す図である。 第11−1図はトリミングモード設定フローチャートであ
る。第11−2図は第11−1図のステップ11−bで、画像
領域の不要部分を白にするか黒にするかを設定する場合
の遷移する表示状態を示す図である。 第12−1図は原稿を原稿台に置いた状態の図である。第
12−2図は原稿12−aにおけるトリミングポイントを設
定した場合の図である。第12−3図はトリミング領域の
移動先を設定した場合の図である。第12−4図は原点移
動をした場合の図である。第12−5図は第12−4図のよ
うに原点移動したものを縮小した場合の図で、第12−6
図は逆に拡大した場合の図である。第12−7図はセンタ
リングの手順を示すフローチャートである。第12−8図
はセンタリング(倍率2倍)した原稿のコピー位置を示
した図である。 第13−1図はマスキングのフローチャートである。第13
−2図は第11−2図で表示状態11−aaにおいてSK3キー
を押した場合の表示の遷移状態を示す図である。 第14−1図は第1−1図,第1−2図のリーダAの原稿
台903上に原稿が置かれている状態を示す図、第14−2
図はDPADの回路図である。第14−3図はDPADモードにお
けるオート変倍のフローチャートである。第14−4図は
DPADモードにおけるX方向,Y方向のそれぞれのオート変
倍のフローチャートである。第14−5図は第11−2図の
表示状態11−aaにおいてSK5のキーを押した場合の表示
状態を示す図である。 第15−1図は第14−2図の表示状態においてSK2のキー
を押した場合の黒枠消しモードにおける表示状態を示す
図である。第15−2図は黒枠消しのフローチャートであ
る。 第16−1図は第14−5図においてSK4を押した場合のブ
ックモードにおける表示状態を示す図。第16−2図はブ
ックモード設定のフローチャートを示す。第16−3図は
ブックと原稿台との関係を示した図である。 第17−1図は第8−1図の表示状態においてSK5のキー
を押した場合の表示状態を示す図である。第17−2図は
本実施例の複写機の機能の全体のフローチャートであ
る。第17−3図は登録のフローチャートである。第17−
4図は、RAM上のメインモードのフラグの図である。第1
7−5図はRAM上のプリセットモードのフラグの図であ
る。第17−6図はプリセットキーにより登録されたモー
ドを呼び出す場合の説明図である。第17−7図はプリセ
ットキーにより登録されたモードを呼び出す場合のフロ
ーチャートである。 第18図はイメージデータ処理回路図である。 第19図は画像転送機能を実現するシステム例を示した図
である。 第20図は送信モードにおける表示の1例を示した図であ
る。 第21図はステーションの状態表示のフローチャートであ
る。 第22図は液晶表示部における表示内容とキー処理のフロ
ーチャートである。 Aはリーダ,A−1は操作装置,7はメインCPU,Bはプリン
タ,109はエンターキー,101はコピーボタン,108はテンキ
ー,114はクリアセットキー部,200はソフトキー部,201は
ファンクション(ソフト)キー,202は液晶表示器,300は
プリセットキー部,301は標準モード復帰キー,303はプリ
セットキー表示器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像処理を行う自己の装置と画像処理を行
    う他の装置との間で画像情報及び装置の状態を示す情報
    の転送を行うための転送手段と、 前記転送手段によって転送される前記他の装置の状態を
    示す情報或は自己の装置の状態を示す情報を表示する表
    示手段と、 前記表示手段において、前記自己の装置の状態を示す情
    報に基づく自己の装置の状態の表示と、前記転送手段に
    よって転送される前記他の装置の状態を示す情報に基づ
    く前記他の装置の状態の表示とを識別可能に行なうべく
    前記表示手段を制御する表示制御手段とを有したことを
    特徴とする画像処理装置。
JP58063860A 1983-04-12 1983-04-12 画像処理装置 Expired - Lifetime JP2510483B2 (ja)

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JPS55110464A (en) * 1979-02-19 1980-08-25 Ricoh Co Ltd Digital line control unit
JPS55155147U (ja) * 1979-04-24 1980-11-08
JPS5837259A (ja) * 1981-08-29 1983-03-04 住友金属工業株式会社 ねじ鉄筋の継手工法
JPS5837259U (ja) * 1981-09-01 1983-03-10 株式会社東芝 ファクシミリ装置

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