JP2510452Y2 - 移動農機における作業機駆動装置 - Google Patents
移動農機における作業機駆動装置Info
- Publication number
- JP2510452Y2 JP2510452Y2 JP1990015896U JP1589690U JP2510452Y2 JP 2510452 Y2 JP2510452 Y2 JP 2510452Y2 JP 1990015896 U JP1990015896 U JP 1990015896U JP 1589690 U JP1589690 U JP 1589690U JP 2510452 Y2 JP2510452 Y2 JP 2510452Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- hitch
- working machine
- machine
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
作業機駆動装置に関する。
を駆動するようにしたもの、及び該本体用エンジン以外
に本体に連結した作業機の駆動を目的とした作業機専用
のエンジンを別個に設けたものは既に知られている。
ては、エンジンの出力も小さく、作業機駆動用のPTO
(動力取出)軸の出力もトランスミッション中にトルク
リミッターを内蔵していて小さいため、中・大型の作業
機を装着すると出力不足を来たし、使用不可能であっ
た。また作業機駆動専用エンジンを別個に設けたもので
も、本体もしくは作業機側に固定されたものが多く、着
脱自在に装着されていないため、取り外して他の作業機
に交換したり、単体エンジンとして使用することが煩わ
しかった。
にエンジン架台を着脱可能に装着し、該架台に搭載した
エンジンを多種多様の作業機の動力源として使用出来る
ように構成して前述の問題点を解決した。
チに、その後部を作業機ヒッチに連結され、該エンジン
架台の上面に搭載されたエンジンの動力はエンジン取出
軸から適宜に伝動機構を介してPTO軸に伝達され、PTO軸
は後部に連結された作業機を駆動する。
結されているから前後のヒッチから容易に取外して単体
エンジンとして使用することが出来る。
付けしてロータリー耕耘、パワーデスク作業等の重作業
を行なうことができる。
植付装置、播種装置、又は施肥装置等の軽トルク作業機
を連結し、本体エンジンの動力により作業機を駆動しな
がら各種の作業を行なうことができる。
本体エンジンEを搭載した移動農機本体1の後方に作業
機としてロータリ耕耘装置Aを装着するため、上部リン
ク2及び下部リンク3,3が装着され、両リンク2.3はその
後端に平面で逆コの字状をなしていて後部にフック4aを
有し、下部に連結孔4bを有するヒッチ4を着脱可能に取
付けた状態で本体の油圧シリンダにより前部を中心とし
て上下回動する。
前記ヒッチ4に取付けられ、後部は上下2本のピンによ
りロータリ側のロータリヒッチ16に着脱可能に連結され
ている。
で固定され、下部内側にはホルダ5aが取着され、ベアリ
ングでPTO軸7を回転自在に支持している。
ンジンVプーリ10,Vベルト9及びPTOのVプーリ8を経
てPTO軸7に伝えられる。更にPTO軸7の後部に装着され
たジョイント14を介してロータリ耕耘装置A側の入力軸
15へ動力が伝達され、ロータリ軸が駆動される。
ムを揺動自在に軸支し、アームはワイヤ12によって本体
側シートの後部に設けたバー13に連動連結されている。
しているが、エンジン6が回転してもVベルト9を緊張
しないので、動力を伝達するに至らない。
プーリ11が働いてVベルト9は緊張状態になり、エンジ
ン6の動力をPTO軸7に伝えクラッチ・インの状態にな
る。
テンションプーリ11がVベルト9から離れて、Vベルト
9の緊張が弛みPTO軸7のVプーリ8との間に隙間を生
じ、クラッチ・オフの状態となる。
4本のピンとジョイント14を外すことによりヒッチ4及
びロータリヒッチ16から容易に取外し単体エンジンとし
て使用することができる。
した場合、エンジン架台5の後部をロータリヒッチ16に
上下2本のピンにて連結するとともにジョイント14をロ
ータリ耕耘装置Aの入力軸15に接続し、本機側のヒッチ
4のフック4aを架台5の前側上部に突設された受ピン5
a,5aに引掛けて持上げ、この状態で下部の孔に連結ピン
を挿入するとエンジン架台5を介装した状態で作業機を
連結することができる。
た状態で接地させると共に前方のヒッチ4を外し、ロー
タリヒッチ16からエンジン架台を取外すことにより、単
体エンジンとして使用することが出来る。更に、この状
態でヒッチ4に植付装置、又は播種装置等の軽負荷作業
機を連結してトルクリミッターを内装した本機本来の作
業を行なうこともできる。
ント14を外すだけで、多種多様の作業機例えば駆動式の
除草ロータ又はパワーディスク等との交換が可能であ
る。
のPTO軸7に自在継手を介して連結した中間軸19と前記P
TO軸7をジョイント18で連結すると、本体エンジンEの
不足出力を作業機駆動専用のエンジン6が補足し、相乗
的に高出力を得ることが出来る。
装し、作業機側の高負荷のため、本体側の中継軸19の回
転速度が低下し、Vプーリ8の回転速度より低くなる
と、PTO軸7のメタル7aに付設した回転速度感知装置21
が感知し、電気的にシリンダ22を作動させワイヤ23でエ
ンジン6のスロットルレバー24を開きを大きくし、一方
向クラッチ20を働かせ回転速度を上げ、中継軸19の低下
回転速度を元の回転速度に復帰させる。このようにして
本機のエンジンの出力不足をエンジン6が補足するので
ある。
ッチ16との間にエンジン架台5を着脱可能に装着し、該
エンジン架台5にエンジン6を搭載し、このエンジン6
により作業機を駆動するので、作業機が植付装置,播種
装置又は施肥装置のように小動力で作動するものである
場合は、エンジン架台5を装着することなく上記ヒッチ
4,16を直接連結して本体エンジンEにより走行装置及び
作業機を駆動することができるものでありながら、作業
機がロータリ耕耘装置又はパワーディスク若しくは駆動
式除草ハローの如く大動力を要するものである場合は、
エンジン6が搭載されたエンジン架台5を前記両ヒッチ
4,16の間に装着することにより、上記エンジン6の動力
により各種の作業機を確実に駆動し得て移動農機の適用
範囲を拡大することが出来る。
にしたので、エンジン架台5を本体側のヒッチ4に装着
した状態で各種の作業機を容易に交換出来るようになっ
た。
体として利用することができる。
部の分解側面図、第3図はヒッチ部の他の例の分解斜視
図、第4図は他の実施例の要部の分解側面図、第5図は
回転数検出部及び動力付加部の断面図である。 図中、1は本体,4はヒッチ,5はエンジン架台,6はエンジ
ン,7はPTO軸,10はエンジンVプーリ,11はテンションプ
ーリ,14はジョイント,15は入力軸,16はロータリヒッチ,
19は中間軸.20は一方向クラッチ,21は回転速度感知装置
である。
Claims (1)
- 【請求項1】移動農機の本体側のヒッチ4と作業機側の
ヒッチ16との間にエンジン架台5を着脱可能に装着し、
該エンジン架台5に搭載したエンジン6を多種多様の作
業機の動力源として使用出来るように構成した移動農機
における作業機駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990015896U JP2510452Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 移動農機における作業機駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990015896U JP2510452Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 移動農機における作業機駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03107230U JPH03107230U (ja) | 1991-11-05 |
JP2510452Y2 true JP2510452Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=31519185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990015896U Expired - Lifetime JP2510452Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 移動農機における作業機駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510452Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011200167A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Iseki & Co Ltd | 乗用型作業車両 |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP1990015896U patent/JP2510452Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011200167A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Iseki & Co Ltd | 乗用型作業車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03107230U (ja) | 1991-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2847924A (en) | Tine for power driven tiller | |
US2750859A (en) | Rotary tiller | |
JP2510452Y2 (ja) | 移動農機における作業機駆動装置 | |
JPH1042601A (ja) | 畝成形機 | |
JP2004154011A (ja) | ロータリー耕耘装置 | |
GB714394A (en) | Manually-guided motor-cultivator | |
JP3569459B2 (ja) | 農作業機の作業機器駆動装置 | |
JP3990973B2 (ja) | 部分正逆転ロータリ装置 | |
JPS6235312Y2 (ja) | ||
JPH0455464Y2 (ja) | ||
JP2017212883A (ja) | ロータリ耕耘装置 | |
KR850002841Y1 (ko) | 동력예초기의 높이조절장치 | |
JPH019361Y2 (ja) | ||
JPS5878501A (ja) | 作業機用スタンド | |
JPH05184203A (ja) | サイドドライブ式ロータリ | |
JP3481982B2 (ja) | 農作業機のオフセット機構 | |
JPH0610732Y2 (ja) | 牽引型農作業機の連結装置 | |
JPH08256509A (ja) | 畦立播種機 | |
JPS6345856Y2 (ja) | ||
JPH0717566Y2 (ja) | トラクタ作業機の動力取出装置 | |
JP2513393Y2 (ja) | トラクタの作業機着脱機構 | |
JPH0691761B2 (ja) | トラクタ−の作業機装着装置 | |
JPH0312714U (ja) | ||
JPH10295104A (ja) | 農作業機におけるチェン伝動ケースの配置構造 | |
JPH0979331A (ja) | 耕耘機におけるクラッチ構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20041101 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20060425 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060508 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |