JP2510086Y2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2510086Y2
JP2510086Y2 JP8275886U JP8275886U JP2510086Y2 JP 2510086 Y2 JP2510086 Y2 JP 2510086Y2 JP 8275886 U JP8275886 U JP 8275886U JP 8275886 U JP8275886 U JP 8275886U JP 2510086 Y2 JP2510086 Y2 JP 2510086Y2
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rhythm
sound
performance
automatic
switch
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広子 奥田
猛 中村
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、自動リズム演奏及びマニュアルリズム演奏
の可能な電子楽器に関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来から、電子楽器に各リズム音色に対応したパッド
スイッチを設け、このパッドスイッチを押圧操作するこ
とにより、マニュアルリズム演奏を行うことができるよ
うにしたものがある。
しかし、上記のようにしてマニュアルリズム演奏を行
う場合は、全てのリズム音色についてユーザーがマニュ
アルリズム演奏を強いられるため、初心者にとってはた
いへんな負担となり、満足のゆくマニュアルリズム演奏
を行うことができないというのが実情であった。
このような実情を考慮すると、自動リズム演奏を構成
する各リズム音のうち、特定の音色のリズム音のみをキ
ャンセルし、該キャンセルしたリズム音のみをユーザー
に担当させ、ユーザーはキャンセルされた1乃至2程度
のリズム音色に対応するパッドスイッチのみを押圧操作
するだけで良いという様な仕様が考えられる(マイナス
Nパート)。
このような仕様により、ユーザーのパッドスイッチ操
作に対する負担はかなり軽減されるが、ユーザーは自動
リズム演奏のうち、予めキャンセルされたリズム音のみ
の担当をしているに過ぎないため、面白味に欠けるとい
う一面もある。
出願人は、上記のような状況に鑑み、実願昭61−8275
5号において新たな電子楽器の提案を行った。該新たな
電子楽器は、ユーザーが自動リズム演奏のうち、予めキ
ャンセルされたリズム音のみの担当をしている状態にお
いて、ユーザーが該キャンセルされているリズム音以外
のリズム音色に対応する操作子を操作した場合には、上
記自動リズム演奏に係るリズム音を全て停止させ、ユー
ザーが操作した操作子に対応するリズム音のみを発生さ
せるよう構成されている。従って、ユーザーは、予めキ
ャンセルされたリズム音のみの担当に単調さを感じたと
きには、該キャンセルされたリズム音以外のリズム音色
に対応する操作子を操作するだけでフルマニュアルのリ
ズム演奏に移行することができる。
しかしながら、上記マイナスNパートの状態からフル
マニュアルのリズム演奏に移行した場合、自動リズム演
奏は完全にストップされてしまうため、ユーザーがマニ
ュアルリズム演奏によりリズムのテンポをキープするの
が非常に難しくなってしまうという問題点があった。
[考案の目的] 本考案は、ユーザーのマニュアルリズム演奏のための
操作子(例えば、上記パッドスイッチや鍵盤等)の操作
に対する負担を軽減しつつ、該操作の単調さを解消する
ことができ、さらに、マニュアルリズム演奏のリズムキ
ープを容易ならしめることの可能な電子楽器を提供する
ことを目的とする。
[考案の要点] 本考案は、上記目的を達成するため、ユーザーが自動
リズム演奏のうち、予めキャンセルされたリズム音のみ
の担当をしている状態において、ユーザーが該キャンセ
ルされているリズム音以外のリズム音色に対応する操作
子(例えば、上記パッドスイッチや鍵盤等)を操作した
場合には、上記自動リズム演奏に係るリズム音のうち、
基本のリズムで発生している特定のリズム音を除く全て
のリズム音を停止させ、ユーザーが操作した操作子に対
応するリズム音及び上記特定のリズム音のみを発生させ
るようにしたことを要点とする。
[実施例の構成] 以下本考案の一実施例につき図面を参照して詳述する 第1図は電子楽器の全体回路構成を示すもので、図中
1はスイッチ部であり、このスイッチ部1にはキャンセ
ルスイッチ2、スタート/ストップスイッチ3、フィル
インスイッチ4、伴奏モードスイッチ5が設けられてい
る。
キャンセルスイッチ2は、自動リズム演奏の各リズム
音源別に、そのリズム音の放音を停止させるものであ
り、このうち、BDキャンセルスイッチ2aはバスドラム音
を、SN・RIMキャンセルスイッチ2bはスネアドラム音と
リムショット音とを、HB・LB・CLPキャンセルスイッチ2
cはハイボンゴ音とローボンゴ音とクラップ音とを、CY
・HHキャンセルスイッチ2dはシンバル音とハイハット音
とを夫々停止させ、各スイッチ2a〜2dはオンで停止、オ
フで放音となる。
スタート/ストップスイッチ3は自動リズム演奏をス
タートさせたり、ストップさせたりするもので、フィル
インスイッチ4は自動リズム演奏の内容に変化をつける
フィルイン演奏を行わせるものである。伴奏モードスイ
ッチ5は伴奏のモードを切り換えるものであり、このう
ちオフスイッチ5aは全鍵を通常のマニュアルによるノー
マル演奏を行うモードを、フィンガードスイッチ5bはコ
ードの構成全てを押さえたままで自動的に伴奏を行うモ
ードを、ワンフィンガースイッチ5cは指1本を押さえた
ままで自動的にコード伴奏を行うモードを夫々指定す
る。
また、リズムパッド部6の各パッドスイッチ6a〜6hは
押圧されることにより、スイッチング操作がなされ、単
発的なリズム音の放音指示を示すリズム音入力情報が入
力されるもので、BD(バスドラム)、SN(スネアドラ
ム)、RIM(リムショット)、CLP(クラップ)、HB(ハ
イボンゴ)、LB(ローボンゴ)、CY(シンバル)、HH
(ハイハット)の各リズム音について放音指示がなされ
る。このリズムパッド部6によるリズム演奏は、上記キ
ャンセルスイッチ2のオン、オフいかんにかかわらず可
能であるが、キャンセルスイッチ2でオフされているリ
ズム音と異なるリズム音がリズムパッド部6によって鳴
らされた場合には、バスドラム音以外のすべての自動リ
ズム演奏及びベースとコードの自動伴奏が停止して、リ
ズムパッド部6によってバスドラム音以外の全てのリズ
ム演奏を行うマニュアルフィルインモードとなる。この
場合バスドラム音だけ鳴らすのは、バスドラム音は全リ
ズム演奏の基本となる音だからであり、演奏テンポをわ
かるようにするためでもある。
また、第1図のリズムパターンROM7には、自動リズム
演奏用のリズムパターン情報が記憶されており、このリ
ズムパターン情報はCPU8によって読み出され、リズム音
作成部9に与えられてバスドラム音やハイハット音等の
各種リズム音信号が作成されて、アンプ10を介してスピ
ーカ11より放音出力されていく。リズムパッド部6の各
パッドスイッチ6a〜6hの各操作はCPU8によって検出さ
れ、対応するリズム音の放音指示を示すリズム音入力情
報がリズム音作成部9に与えられ、リズム音が作成放音
されていく。
コード・ベースパターンROM12には、コードとベース
の自動伴奏パターン情報が記憶されており、この自動伴
奏パターン情報は鍵盤14の操作鍵に応じた情報がCPU8に
よって読み出され、楽音作成部13に与えられてコード音
及びベース音の楽音信号が作成されて、アンプ10を介し
てスピーカ11より放音出力されていく。鍵盤14の各鍵の
操作はCPU8によって検出され、対応する音高情報が楽音
作成部13に与えられ、楽音が作成放音されていく。
プログラムメモリ15には、CPU8が各種制御処理を行う
ためのプログラムが記憶され、ワーキングメモリ16に
は、この各種制御処理に必要なデータが記憶される。
第2図は、このワーキングメモリ16の具体的な構成を
示すもので、ワーキングメモリ16には、小節カウントレ
ジスタPCNT、伴奏モードレジスタAFO、キャンセルリズ
ムレジスタCAN、リズムモードレジスタMが夫々設けら
れている。このうち、小節カウントレジスタPCNTは、設
定テンポに応じた速度で0〜47の範囲で1小節分のカウ
ントを行うもので、4拍目の裏は45〜47の範囲のタイミ
ングとなり、47まで達すると自動的に0に戻るようにな
っている。伴奏モードレジスタAFOは、上記伴奏モード
スイッチ5によって設定された伴奏モードがフィンガー
ドかワンフィンガーかの別と、上記スタート/ストップ
スイッチ3とフィルインスイッチ4の操作によるリズム
スタートとフィルイン中との各モード記憶するもので、
対応するビットに「1」が立てられる。キャンセルリズ
ムレジスタCANは、上記キャンセルスイッチ2の各スイ
ッチのオンによっていずれのリズム音がキャンセルされ
ているかを記憶するもので、対応するビットに「1」が
立てられる。リズムモードレジスタMは、現在のリズム
演奏の内容が、リズムパッド部6だけの操作によるマニ
ュアルフィルインモード(この時「1」となる)か、自
動リズム演奏がなされるノーマルモード(この時「0」
となる)かの区別が記憶される。
[実施例の動作] 次に本実施例の動作について述べる。
<全体処理> CPU8は電源投入により、第3図のメインフローの処理
を開始する。すなわち、CPU8はワーキングメモリ16等の
初期設定を行い(ステップG1)、鍵盤14の各鍵を走査し
て操作鍵に変化があると(ステップG2、G3)、この変化
のあった操作鍵に応じたメロディ用キーコード又は伴奏
用キーコードを作成して楽音作成部13に与え、楽音の発
音又は消音の処理を行う(ステップG4)。
次いで、スイッチ部1の各スイッチを走査して操作ス
イッチに変化があると(ステップG5、G6)、このスイッ
チの変化に応じた処理であるスイッチ処理を行い(ステ
ップG7)、さらにリズムパッド部6の各パッドスイッチ
6a〜6hを走査して変化があれば(ステップG8、G9)、対
応するリズム音を放音させたり、リズム演奏のモードを
変えたりする処理であるリズムパッド処理を行う(ステ
ップG10)。
そして最後にスタート/ストップスイッチ3がオンさ
れて伴奏モードレジスタAFOのMSB(最上位ビット)に
「1」が立っていれば、自動リズム演奏等を行うリズム
演奏処理を行い(ステップG11、G12)、以後これらのス
テップG3〜G12の処理を繰り返す。
<自動リズム演奏処理> 次に自動リズム演奏を開始させるには、スタート/ス
トップスイッチ3をまずオンすればよい。すると、CPU8
は上記第3図のステップG7のスイッチ処理のサブルーチ
ンである第4図の処理において、スタート/ストップス
イッチ3のオンを検出して(ステップB1)、伴奏モード
レジスタAFOのMSB(最上位ビット)を反転して自動リズ
ム演奏のモードとする(ステップB2)。そして、キャン
セルスイッチ2a〜2dはいずれもオンされていないので、
後述するステップB9〜B16のキャンセルリズムのセット
処理はなされない。
この場合、フィルインスイッチ4やフィンガードスイ
ッチ5b、ワンフィンガースイッチ5cもオンされれば(ス
テップB3、B5、B7)、伴奏モードレジスタAFOの5ビッ
ト目、7ビット目、6ビット目が夫々反転されて、それ
ぞれフィルイン中、ワンフィンガー、フィンガードの各
モードが設定される(ステップB4、B6、B8)。
続いて、CPU8は上記第3図のステップG12のリズム演
奏処理のサブルーチンである第6図の処理において、リ
ズムパターンROM7よりリズムパターン情報を読み出し、
ワンフィンガー又はフィンガードのモードであれば伴奏
パターン情報も読み出して(ステップD1)、BD(バスド
ラム)、SN(スネアドラム)、RIM(リムショット)、C
LP(クラップ)、HB(ハイボンゴ)、LB(ローボン
ゴ)、CY(シンバル)、HH(ハイハット)の各リズム音
につき、いずれもキャンセルされておらずキャンセルリ
ズムレジスタCANの対応ビットに「1」が立っていない
ことを判断し(ステップD2、D6、D9、D12、D15、D18、D
21、D24)、夫々が発音タイミングとなっていれば(ス
テップD3、D7、D10、D13、D16、D19、D22、D25)、その
リズム音の発音指示データをリズム音作成部9に送出し
て、当該リズム音の発音を行う(ステップD4、D8、D1
1、D14、D17、D20、D23、D26)。次いで、ベース音、コ
ード音についても、夫々発音タイミングとなっていれば
(ステップD27、D29)、そのベース音及びコード音の各
キーコード等を楽音作成部13に送出して、当該ベース音
及びコード音の発音を行う(ステップD28、D30)。
この場合、上記ステップD4のBD(バスドラム)音の発
音処理の後、CPU8はリズムモードレジスタMが「0」か
否かの判別を行うが(ステップD5)、現在は自動リズム
演奏の行われるノーマルモードで「0」となっているた
め、上述のステップD6〜D30の自動リズム演奏処理及び
自動伴奏処理を行っていくことになる。そして、CPU8
は、最後に小節カウントレジスタPCNTを1つインクリメ
ントする(ステップD31)。
<キャンセルリズムのリズムパッド演奏処理> 次に操作者が上述の自動リズム演奏者のうち、SN(ス
ネアドラム)とRIM(リムショット)のリズム音につい
てのみ、自分で演奏を行うには、キャンセルスイッチ2
のSN・RIMキャンセルスイッチ2bをオンすればよい。す
ると、CPU8は上記第3図のステップG7のスイッチ処理の
サブルーチンである第4図の処理において、上記SN・RI
Mキャンセルスイッチ2bのオンを判別して(ステップB1
1)、キャンセルリズムレジスタCANの6ビット目と7ビ
ット目とに「1」を立てて、SN(スネアドラム)とRIM
(リムショット)のリズムキャンセルを記憶しておく
(ステップB12)。
これにより、上記第6図のリズム演奏処理において、
ステップD6とステップD9においてのみ、キャンセルリズ
ムレジスタCANの対応ビットが「1」となっていること
が判別されて、ステップD7、D8、D10、D11のリズム音発
音処理が行われず、スネアドラム音とリムショット音は
自動リズム演奏が全くなされないことになる。この場
合、他のバスドラム、クラップ、ハイボンゴ、ローボン
ゴ、シンバル、ハイハットのリズム音については引き続
き自動リズム演奏が行われていくことになる。
次いで、SN(スネアドラム)又はRIM(リムショッ
ト)のパッドスイッチ6b又は6cを押圧してスイッチング
操作する。すると、CPU8は上記第3図のステップG11の
リズムパッド処理である第5図の処理において、上記パ
ッドスイッチ6b、6cのオンを検出して(ステップC1)、
このオンされたパッドスイッチ6b、6cに対応するリズム
音入力情報をリズム音作成部9に送出して、スネアドラ
ム又はリムショットのリズム音を発音させる(ステップ
C2)。そして、キャンセルリズムレジスタCANのスネア
ドラム又はリムショットに対応するビットが「1」とな
っているかどうか判別するが(ステップC3)、上記ステ
ップB12で「1」が立てられてキャンセル状態となって
いるので、以後の処理は行わずリズムパッド処理を終え
る。
こうして、自動リズム演奏のうちの特定のリズム音源
についてのみ自動リズム演奏を停止させて、操作者が自
由なパターンでリズム演奏を行っていくことができる。
この場合、他のリズム音についても自動リズム演奏を
停止させてマニュアルリズム演奏を行うには、対応する
キャンセルスイッチ2a、2c、2dをオンして、パッドスイ
ッチ6a、6d〜6hを操作していけばよい。そうすると、キ
ャンセルスイッチ2のオンによりキャンセルリズムレジ
スタCANの対応するビットに「1」が立ち、これにより
対応するリズム音の自動リズム演奏発音処理(ステップ
D13、D14、D16、D17、D19、D20、D22、D23、D25、D26)
が行われなくなり(ステップD12、D15、D18、D21、D2
4)、リズムパッド部6のオンによる自由なパターンの
マニュアルリズム演奏が行われていくことになる(ステ
ップC1〜C3)。
<マニュアルフィルインモードのリズム演奏処理> また、バスドラム音以外のすべての自動リズム演奏及
びベースとコードの自動伴奏を停止して、リズムパッド
部6だけで全てのリズム演奏を行うマニュアルフィルイ
ンモードとするには、キャンセルスイッチ2a〜2dのオン
されていないパッドスイッチ6a〜6hをオンすればよい。
するとCPU8は上記ステップC1、C2のパッドリズム音の発
音処理を行った後(ステップC1、C2)、キャンセルリズ
ムレジスタCANの操作パッドに応じたリズム音のビット
が「1」となっているかどうか判別する(ステップC
3)。この場合、キャンセルスイッチ2a〜2dのオンされ
ていないパッドスイッチ6a〜6hがオンされたのであるか
ら、対応ビットは「0」であり、CPU8はステップC4に進
んでリズムモードレジスタMが「0」となっているか否
か判断する(ステップC4)。
いままではノーマルモードで「0」であったから、CP
U8はステップC5に進み、リズムモードレジスタMに
「1」を立てて、マニュアルフィルインモードとする
(ステップC5)。
これにより、第6図のリズム演奏処理においてレジス
タMが「1」となるから(ステップD5)、以後のステッ
プD6〜D30の自動リズム演奏処理及び自動伴奏処理が行
われなくなり、リズムパッド部6だけで全てのリズム演
奏を行うことが可能となる。
なお、任意のリズム音の放音を停止させるキャンセル
手段は、リズムパターン情報を読み出しても(ステップ
D1)リズム音作成部9に送出させない形であったが(ス
テップD6、D9等)、リズムパターン情報自体を読み出さ
ないような形等、放音停止形態はどのようなものでもよ
く、リズム音入力手段は、リズムパッド部6以外に鍵盤
14としてもよいし、押圧式のもののほか打ち叩き式によ
るものや、外部接続機器からによりものとしてもよい
し、リズムパッド部6自体を電子楽器本体より着脱可能
としてもよく、パッドスイッチ6a〜6hの数を1つとし
て、入力できるリズム音の種類をキャンセルスイッチ2a
〜2dによって選択できるようにしてもよく、入力形式、
構造はどのようなものでもよく、このようなことは他の
手段、名称においても全く同様であり、上記実施例に何
ら限定されるものではない。
[考案の効果] 本考案は、ユーザーが自動リズム演奏のうち、予めキ
ャンセルされたリズム音のみの担当をしている状態にお
いて、ユーザーが該キャンセルされているリズム音以外
のリズム音色に対応する操作子を操作した場合には、上
記自動リズム演奏に係るリズム音のうち、基本のリズム
で発生している特定のリズム音を除く全てのリズム音を
停止させ、ユーザーが操作した操作子に対応するリズム
音及び上記特定のリズム音のみを発生させるようにした
ので、ユーザーは、マイナスNパートの演奏状態からマ
ニュアルリズム演奏の状態に移行した場合でも、上記特
定のリズム音に合わせてマニュアルリズム演奏を行えば
容易に該マニュアルリズム演奏のリズムをキープするこ
とができる。従って、本考案によれば、ユーザーのマニ
ュアルリズム演奏のための操作子の操作に対する負担を
軽減しつつ、該操作の単調さも解消することができ、さ
らに、マニュアルリズム演奏のリズムキープを容易なら
しめることの可能な電子楽器がが提供される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は電子楽器
の全体回路図、第2図はワーキングメモリ16の具体的構
成を示す図、第3図〜第6図は夫々メインフロー、スイ
ッチ処理、リズムパッド処理、リズム演奏処理のフロー
チャートの図である。 2……キャンセルスイッチ、6……リズムパッド部、7
……リズムパターンROM、8……CPU、9……リズム音作
成部、11……スピーカ、12……コード・ベースパターン
ROM、13……楽音作成部、16……ワーキングメモリ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各リズム音色毎のリズム演奏パターンに従
    って、自動リズム演奏を指示する自動リズム演奏指示手
    段と、 リズム音を発生するリズム音発生手段と、 各リズム音色毎に設けられた複数の操作子の押圧操作に
    よりリズム音の放音の指示を行うマニュアルリズム演奏
    指示手段と、 上記自動リズム演奏指示手段の指示に従って、上記リズ
    ム音発生手段から発生している複数のリズム音のうち、
    任意の音色のリズム音の発生を禁止する禁止手段と、 上記マニュアルリズム演奏指示手段の有する複数の操作
    子のうち、上記禁止手段により発生が禁止されたリズム
    音の音色に対応する操作子以外の操作子が操作されたこ
    とを検出する検出手段と、 この検出手段により当該操作子の操作が検出されると、
    上記自動リズム演奏指示手段の指示に従って、上記リズ
    ム音発生手段から発生している複数のリズム音のうち、
    基本のリズムで発生している特定のリズム音を除く全て
    のリズム音を停止して、上記マニュアルリズム演奏指示
    手段にて放音が指示されたリズム音及び上記特定のリズ
    ム音のみを上記リズム音発生手段から発生するよう制御
    する制御手段と を有することを特徴とする電子楽器。
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