JP2509986B2 - コンテナ供給装置 - Google Patents

コンテナ供給装置

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JP2509986B2
JP2509986B2 JP24051588A JP24051588A JP2509986B2 JP 2509986 B2 JP2509986 B2 JP 2509986B2 JP 24051588 A JP24051588 A JP 24051588A JP 24051588 A JP24051588 A JP 24051588A JP 2509986 B2 JP2509986 B2 JP 2509986B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、側部に張り出し部を有するコンテナを順次
一個ずつ供給して一定の高さで支持するコンテナ供給装
置に関する。
「従来の技術」 コンテナを一定の高さで支持する従来のコンテナ供給
装置としては、例えば第8図に示すようなものがある。
すなわち、従来のコンテナ供給装置1は、引っ張りば
ね2がコンテナの重量とバランスをとることによってコ
ンテナを常に一定の高さに保持するものである。
コンテナa、bを台3に載せたときの上のコンテナa
の上端までの高さをHa、台3までの高さをhとし、コン
テナ1個の重量をW、コンテナ1個の高さをhi、引っ張
りばね2のばね常数をK、コンテナaを取り除いたとき
のコンテナbの上端までの高さをHbとすると、Haおよび
Hbは以下の等式で示される。
Ha=h+2hi Hb=h+W/K+hi Haはコンテナbの上に重ねられたコンテナaを使用す
るときの作業位置となり、Hbはコンテナaを取り除いた
ときのコンテナbの作業位置となる。作業位置は常に一
定であることが望ましいので、 Ha=Hb すなわち、K=W/hi……(1) であることが望まれる。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のコンテナ供給装置で
は、引っ張りばねのばね常数は一定であるため、扱うコ
ンテナの高さが変わったり、一個当りの重量が違ってく
ると、引っ張りばねが上式(1)の条件を常に満たすこ
とができず、台の上のコンテナの個数によって作業位置
が変化し、使い勝手が悪いという問題点があった。
また、従来の装置では、台の上にコンテナがのってい
ない状態では台が高い位置にあり、コンテナを供給する
には最初にこの高い台の上にコンテナを載せなければな
らないため多大なる労力を必要とし、使い勝手が悪いと
いう問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着
目してなされたもので、コンテナを常に一定の高さで支
持することができるとともに、コンテナを装置に載せる
ことが容易で、円滑かつ確実にコンテナの供給ができる
ようにしたコンテナ供給装置を提供することを目的とし
ている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするとこ
ろは、 側部に張り出し部を有するコンテナを順次一個ずつ供
給して一定の高さで支持するコンテナ供給装置におい
て、 前記コンテナを正面または背面から収容することがで
きる支持基台と、 前記支持基台の対向する両側面に設けられ、動力によ
り共に同じ高さで昇降する一対の昇降器と、 前記支持基台の前記正面および前記背面の内側で対称
で、各対がほぼ前記コンテナ一個分の高さだけ隔てて設
けられており、前記コンテナの張り出し部の下部に当接
して支持可能に内方に付勢され、前記張り出し部が下方
から押すとき該張り出し部より外方に逃げることが可能
な複数対の第一支持部材と、 前記一対の昇降器の内側で対称で、各対がほぼ前記コ
ンテナ一個分の高さだけ隔てて設けられており、前記コ
ンテナの張り出し部の下部に当接して支持可能に内方に
付勢され、前記コンテナが側方または下方から押すとき
外方に逃げることが可能であって、前記昇降器が前記支
持基台の内部で最下位にあるときの最下位の対が、前記
複数対の第一支持部材のうちで最下位のものより、ほぼ
前記コンテナ一個分の高さだけ下方の位置に設けられて
いる複数対の第二支持部材とから成ることを特徴とする
コンテナ供給装置に存する。
「作用」 コンテナ供給装置で、コンテナを供給するとき、支持
基台の内部に正面または背面から、重ねたコンテナを収
容する。コンテナが側方から押すとき、各対の第二支持
部材は、外方に逃げるため、コンテナの収容を妨げな
い。
最上位のコンテナを使用し終えたならば、そのコンテ
ナを最上位の第一支持部材から取り除く。
そして、昇降器が、上昇する。このとき、昇降器は、
各対の第二支持部材が、各コンテナの張り出し部の下部
に当接して、それぞれ両方向から各コンテナを支持した
状態で上昇する。
上昇して各コンテナの張り出し部が各対の第一支持部
材を下方から押すとき、第一支持部材は、張り出し部よ
り外方に逃げ、コンテナを上方へ通過させる。
次に、昇降器は、上昇したのと同じ高さだけ、下降す
る。第一支持部材は、内方に付勢されているため、それ
ぞれ下降してきたコンテナの張り出し部の下部に当接し
てコンテナを両方向から支持する。
こうして、各第一支持部材は、すぐ下の第一支持部材
が支持していたコンテナを、各第二支持部材から受け渡
され、最上位の第一支持部材は、新たなコンテナを使用
可能に支持する。
下降する第二支持部材は、コンテナの張り出し部によ
り下方から押されて、張り出し部より外方に逃げ、張り
出し部より下方に通過する。そして、第二支持部材は、
次のコンテナを上昇させる位置に準備される。
このようにして、コンテナが、順次供給される。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
各図は本発明の一実施例を示している。
第1図に示すように、コンテナ供給装置10は、支持基
台20と昇降器30とから成っている。
供給されるコンテナ40は、第2図に示すような、上部
41に凹部42を有する直方体状の容器である。コンテナ40
は、上部の周囲に張り出し部44を有し、下部の周囲に張
り出し部45を有する。張り出し部45の下部には、上部に
設けられた凹部46と嵌合する凸部47が設けられている。
支持基台20は、コンテナ40を収容する空間を内部に有
するようコンテナ40の4つの角部43a,43b,43c,43dに対
応して配置された4本の支柱21a,21b,21c,21dを有す
る。
支柱21a,21b,21c,21dは、鋼鉄製で断面がコの字状を
なして側部に溝22a,22b,22c,22dをそれぞれ有する。溝2
2aと22d,22bと22dは、それぞれ向かい合っている。
各支柱21a,21b,21c,21dの下端には、コンテナ供給装
置10の床の上を滑らかに移動できるようにするたのキャ
スタ53が、設けられている。
支柱21aと21d,21bと21cとの間には、それぞれ3本の
横木23a,23b,23cがそれぞれ上部、中部、下部に平行に
架設されている。支柱21dと21cとの間には、最上部から
最下部まで順に横木24a,24b,24c,24dが架設されてい
る。
コンテナ供給装置10で、横木23a,23b,23cが架設され
た面を側面とし、横木24a,24b,24c,24dが架設された面
を背面とする。
コンテナ供給装置10の正面には、縦木65a,65bと、そ
の間の上部、中部、下部に架けられた3本の横木62a,62
b,62cとからなる四角形上の枠体のドア61が、横木23aと
横木23bとの正面側端部に蝶番55によって開閉自在に取
付けられる。
縦木65a,65bの内面には、横木62b,62cが取付けられた
位置のすぐ上部に凹部64が設けられている。凹部64に
は、シャフト66a,66bがそれぞれ横木62bと62cの上部に
嵌合している。
シャフト66a,66bには、第一支持部材67a,67bが枢着さ
れている。シャフト66aとシャフト66bとの間の間隔は、
ほぼコンテナ一個分の高さであり、従って、第一支持部
材67aと第一支持部材67bとの間の距離もほぼコンテナ一
個分の高さである。第一支持部材67a,67bは、上端の端
部が深く面取されている。
支持基台20の背面の横木24b,24cの間には、支持棒26
a,26bが交叉して設けられており、支持棒26a,26bの間に
横木24b,24cの上部で掛けられたシャフトによって、第
一支持部材67a,67bと同様の第一支持部材28a,28bが、枢
着されている。
背面側の第一支持部材28a,28bは、支持基台10の正面
側の67a,67bと対称にそれぞれ同じ高さで設けられてい
る。
第一支持部材28a,28bおよび67a,67bは、重力によって
内方に付勢され、コンテナ40の張り出し部44の下部に当
接可能に、位置している。過度に傾斜しすぎるのを防止
するため、横木24b,24cおよび62b,62cの上部に当るスト
ッパ71が、第一支持部材28a,28bおよび67a,67bの内面に
固定されている。なお、ストッパ71は、第3図で示す形
状のものであってもよい。
第一支持部材28a,28bおよび67a,67bは、重力に抗して
張り出し部44より外方に逃げることが可能である。
縦木65aの内面には、ラッチ59aが設けられており、支
柱21aの外面には、ラッチ59aと係合する係合部を有する
ハンドル59bが、設けられている。
支持基台20の横木23aの内面には、滑車51b,51d,51eが
正面側から順に枢支されており、横木23cの内面には滑
車51a,51c,51fが正面側から順に枢支されている。
これらの滑車には、51a,51b,51c,51d,51e,51f,51aの
順でチェーン50が掛けられている(第5図参照)。な
お、第1図では、片面のチェーン50は、図示省略してあ
る。
滑車51dの枢軸は、横木23aの外面から挿入されたモー
タ52の回転軸であって、モータ52の回転によってチェー
ン50が駆動されるようになっている。右側面のチェーン
50は、左側面の滑車51eと右側面の滑車51eとの中心軸
を、シャフト54によって接続してある。
滑車51a,51b,51c,51dは、滑車51aと51bとに掛けられ
たチェーン50の直線部分50aと、滑車51cと51dとに掛け
られたチェーン50の直線部分50bとが平行になるように
位置付けられている。
昇降器30は、支持基台20の左右の側面にそれぞれ配置
され、互いに平行な縦木31a,31bの間に横木32a,32b,32c
をそれぞれ上部、中部、下部に平行に架設してなる。
縦木31aは外面にL字形の係合部33a,33bを備え、縦木
31bは外面にL字形の係合部33d,33cを備えている。係合
部33a,33bは、溝22dに嵌って溝内で転動するころ34a,34
bをそれぞれ枢支し、係合部33d,33cは、溝22aに嵌って
溝内で転動するころ34d,34cをそれぞれ枢支している。
昇降器30の横木32a,32b,32cの上部には、第二支持部
材37a,37b,37cが、枢着されている。
横木32b,32c間の間隔は、ほぼコンテナ一個分の高さ
であり、従って、第二支持部材37b,37c間の距離もほぼ
コンテナ一個分の高さである。横木32a,32b間の間隔
は、コンテナ一個分の高さより短くなっており、第二支
持部材37a,37b間の距離も短くなっている。第二支持部
材37a,37b,37cは、上端が面取されており、特に正面側
が深く面取りされている。
第二支持部材37a,37b,37cは、重力によって内方に付
勢され、コンテナ40の張り出し部44の下部に当接可能に
位置している。過度に傾斜しすぎるのを防止するため、
横木32a,32b,32cの上部に当るストッパが、第一支持部
材のストッパ71と同様に、第二支持部材37a,37b,37cの
内面にも固定されている。
昇降器30の内側の第二支持部材37a,37b,37cは、左側
面と右側面とで対称に、共に同じ高さでそれぞれ設けら
れている。
第二支持部材37cは、最下位にあるとき、第一支持部
材28b,67bより、ほぼコンテナ40の1個分の高さhxだけ
下方に位置している。
チェーン50の直線部分50aの一点50cと、一点50cと同
じ高さの直線部分50aの点50dとには、結合部材35b,35a
がそれぞれ固定され、結合部材35b,35aは、昇降器30の
横木32bの正面側側部と背面側側部とにそれぞれ固定さ
れている。
従って、昇降器30は、チェーン50の移動に伴なって垂
直方向に上昇または下降するのである。
昇降器30は、ころ34a,34bが溝22bに嵌り、ころ34d,34
cが溝22cに嵌ることによって、コンテナ供給装置10の両
側面で対称になるように対に設けられており、モータ52
の回転により共に同じ高さで昇降するものである。
昇降器30は、上昇の場合には、一対の第二支持部材37
cが張り出し部44の下部に当接してコンテナ40を両方向
から支持することが可能である。
昇降器30の上昇は、電源スイッチ73をオンにしてから
スイッチ75をオンにすることにより、モータ52が駆動し
て行われる。電源スイッチ73がオンになると表示ランプ
74が点灯する。
昇降器30の縦木31aの上部には、長溝82が穿設されて
おり、ボルト81によって縦木31aの内面に、上限リミッ
ト当接部78を所定の位置で固定している。横木23aの内
面には、この上限リミット当接部78が当接して、モータ
の回転を逆回転させる上限リミット装置76が、固定され
ている。
また、昇降器30の係合部33bの下端には、下限リミッ
ト当接部79が、固定されている。横木51fの内面には、
この下限リミット当接部79が当接して、モータの回転を
停止させる下限リミット装置77が、固定されている。
昇降器30が、次のコンテナを供給するのに十分なだけ
上昇すると、上限リミット装置76によって、モータ52
は、逆方向の回転に切り換わり、昇降器30を下降さる。
昇降器30が最下位まで下降すると、下限リミット装置77
によって電源が切れ、昇降器30は停止する。
昇降器30は、第二支持部材37cが最下位から第一支持
部材67b以上に高い位置に達する距離だけ上昇したのち
同じ距離だけ下降する。
なお、縦木65a,65bにおける横木62b,62cの位置および
シャフト66a,67bの位置、支柱21c,21dにおける横木24b,
24cの位置、ならびに縦木31a,31bにおける横木32a,32b,
32cの位置は、縦木および支柱に嵌合固定のための凸部
または凹部をいくつか設けることによって調節すること
ができるようにしてもよい。
また、第一支持部材および第二支持部材は、それぞれ
1対ずつ、例えば、第一支持部材として28b,67b、第二
支持部材として24aのみしかなくともよい。
次に作用を説明する。
第6図において、上記のように構成されたコンテナ供
給装置で、まず、ハンドル59bを操作してラッチ59aとの
係合を外し、ドア61を開く。
コンテナ40a,40b,40cは、凸部47が凹部46に嵌合し
て、上のコンテナの張り出し部45と下のコンテナの張り
出し部44との間に段差がなく重なりあう。
コンテナ40を作業時の高さに合わせて4段から5段の
高さに重ねて開かれた開口部内に収容する。このとき、
コンテナを床に直接積み上げた状態でコンテナ供給装置
10を移動させるようにすると収容が容易である。
昇降器30の第二支持部材37a,37b,37cは、上端部が面
取りされているので、コンテナの側部を滑ってコンテナ
40a,40b,40cの収容を妨げることはない。
第二支持部材はコンテナ40cの張り出し部45の側面に
接触し、第二支持部材37b,37cはそれぞれコンテナ40a,4
0bの張り出し部44の下端付近に位置する。
第一支持部材28a,28bは、それぞれコンテナ40b,40cの
張り出し部44の側面付近に位置する。
コンテナ収容後、ドア61を閉じてハンドル59bを操作
してラッチ59aと係合させる。第一支持部材67a,67bは、
それぞれコンテナ40c,コンテナ40bの張り出し部44の側
面付近に位置する。
コンテナ40cの上にもう1個コンテナを重ねた状態で
あればそのコンテナの位置を作業位置とすることができ
る。
そのコンテナを使い終えたならばコンテナ40cの上か
ら上方に持ち上げて取り除く。
次のコンテナ40cを作業位置に供給するときには、電
源スイッチ73をオンにし点灯ランプを点灯させてから、
スイッチ75をオンにする。これによって、モータ52が回
転してチェーン50を駆動し、昇降器30は、最下位にある
第二支持部材37cが最下位から第一支持部材28b,67b以上
に高い位置に達する距離だけ上昇する。
このとき、一対の第二支持部材37cがコンテナ40aの張
り出し部44の下部に当接してコンテナを両方向から支持
し、第二支持部材37bがコンテナ40bの張り出し部44の下
部に当接してコンテナを両方向から支持した状態で共に
上昇する。
なお、コンテナ40cの荷重は、コンテナ40bの上に重な
った状態で第二支持部材37bにかかっている。
コンテナ40c,40b,40aが上昇して張り出し部44,45が第
一支持部材28a,67a,28b,67bを下方から押すとき、第一
支持部材28a,67a,28b,67bは、張り出し部44,45より外方
に逃げ、コンテナを上側へ通過させる。
コンテナを通過させた後には、第一支持部材28a,67a,
28b,67bは重力によって内方に倒れ、張出し部44より内
側に位置する。
次に、昇降器30は上限リミット当接部78が上限リミッ
ト76に当接して上昇したのと同じ距離だけ、すなわち最
下位まで下降して、第一支持部材28a,67a,28b,67bはコ
ンテナ40b,40aの張り出し部44の下部に当接してコンテ
ナを両方向から支持する。最下位まで下降すると、下限
リミット当接部79が下限リミット77に当接して昇降器30
を停止させる。
コンテナ40c,40bを使い終えたならば、前述の場合と
同様に、下のコンテナ40の上から上方に持ち上げて取り
除くことにより、前述と同様にして、次のコンテナ40を
作業位置に供給することができる。
但し、コンテナ40bを使い終えてコンテナ40aを上昇さ
せる時には前述の場合と多少異なっている。すなわち、
コンテナ40aは第一支持部材28a,67aによって支持されて
いるが、コンテナ40aの下にはコンテナが存在しないた
め、張り出し部47が現われて張り出し部45に段差が現わ
れる。
このため、昇降器30が上昇するとき最上部の一対の第
二支持部材37aがコンテナ40aの張り出し部45の下部に当
接してコンテナを両方向から支持した状態で共に上昇す
る。
この場合、第二支持部材37aが張り出し部45の下部に
当接してコンテナを支持する構成のため、張り出し部44
で支持するよりも第二支持部材が横木23aより上方に突
出することがなく、作業の邪魔にならない。
なお、第一支持部材28a,28bおよび67a,67b並び対称の
第二支持部材37a,37b,37cは、重力によって内方に付勢
されているが、ばねによって付勢されていてもよい。
また、第一支持部材を2対、第二支持部材を3対、設
けたものを例示しているが、この数に限定するものでは
なく、何対設けられていてもよい。
なお、コンテナの高さが変わる場合には、上限リミッ
ト当接部78の位置をボルト81によって変えるとともに各
支持部材の高さを調節すればよい。
また、装置10にコンテナ40を供給するときには、ドア
61の下の空間から装置10内に挿入することにより行って
もよい。
また、作業を便利にするため、最上位のコンテナを傾
ける部材を横木23aの上面に設けてもよい。
「発明の効果」 本発明に係るコンテナ供給装置によれば、位置が固定
された第一係合部材によりコンテナを支持するので、コ
ンテナを常に一定の高さで支持することができるととも
に、動力によって上昇する昇降装置によりコンテナを上
昇させるので、労力を用いてコンテナを装置に載せるこ
となくコンテナを供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本発明の一実施例を示しており、第
1図は本発明に係るコンテナ供給装置の分解斜視図、第
2図はコンテナの斜視図、第3図はコンテナと支持部材
との関係を示す断面図、第4図はモータの位置における
装置の横断面図、第5図は第1図の装置のV−V線にお
ける断面図、第6図はコンテナを装置に収容したときの
装置断面図、第7図はコンテナを第1支持部材によって
支持したときの装置断面図、第8図は従来例である。 10……コンテナ供給装置 20……支持基台 28a,28b,67a,67b……第1支持部材 30……昇降器 37a,37b,37c……第2支持部材 50……チェーン 52……モータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側部に張り出し部を有するコンテナを順次
    一個ずつ供給して一定の高さで支持するコンテナ供給装
    置において、 前記コンテナを正面または背面から収容することができ
    る支持基台と、 前記支持基台の対向する両側面に設けられ、動力により
    共に同じ高さで昇降する一対の昇降器と、 前記支持基台の前記正面および前記背面の内側で対称
    で、各対がほぼ前記コンテナ一個分の高さだけ隔てて設
    けられており、前記コンテナの張り出し部の下部に当接
    して支持可能に内方に付勢され、前記張り出し部が下方
    から押すとき該張り出し部より外方に逃げることが可能
    な複数対の第一支持部材と、 前記一対の昇降器の内側で対称で、各対がほぼ前記コン
    テナ一個分の高さだけ隔てて設けられており、前記コン
    テナの張り出し部の下部に当接して支持可能に内方に付
    勢され、前記コンテナが側方または下方から押すとき外
    方に逃げることが可能であって、前記昇降器が前記支持
    基台の内部で最下位にあるときの最下位の対が、前記複
    数対の第一支持部材のうちで最下位のものより、ほぼ前
    記コンテナ一個分の高さだけ下方の位置に設けられてい
    る複数対の第二支持部材とから成ることを特徴とするコ
    ンテナ供給装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0671098A (ja) 1992-01-29 1994-03-15 Ejnar Jensen & Soen As アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置

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JPH0671098A (ja) 1992-01-29 1994-03-15 Ejnar Jensen & Soen As アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置

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JPH0289726A (ja) 1990-03-29

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