JP2509760Y2 - 貝係止具 - Google Patents

貝係止具

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JP2509760Y2
JP2509760Y2 JP1993024432U JP2443293U JP2509760Y2 JP 2509760 Y2 JP2509760 Y2 JP 2509760Y2 JP 1993024432 U JP1993024432 U JP 1993024432U JP 2443293 U JP2443293 U JP 2443293U JP 2509760 Y2 JP2509760 Y2 JP 2509760Y2
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locking
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protrusion
scallop
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弘昭 杉山
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弘昭 杉山
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は帆立貝とか真珠貝等の各
種貝の養殖に使用される貝係止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より帆立貝の養殖方法の一つとして
耳吊養殖がある。これは図5に示すように海中に張った
のしロープAに予め帆立貝Bを取付けた編ロープCを吊
すようにしたものである。
【0003】編ロープCへ帆立貝Bを取付けるには図7
のように、ビニール、ナイロン等の合成樹脂製の紐を
本編んでなる編ロープCの編み目に、合成樹脂製の係止
紐Dを差込んで結びつけ、その係止用紐Dを帆立貝B
の耳Eに開けてある孔F(図6)に通し、更に同係止用
紐Dを図7のように帆立貝Bの外側で結んで抜け止め
の結び玉を作って、帆立貝Bが紐Dから抜け落ちないよ
うにしている。
【0004】しかしこの方法は7〜8mの一本の網ロー
プCに100〜120本もの係止用紐Dを一本一本手作
業により結び、更に各係止用紐Dに帆立貝Bを一ケづつ
手作業により取付けなければならないため作業に多くの
人員と多大な時間を要するという難点がある。
【0005】そこで本件出願人は先に図8のような貝係
止具を開発した。これはプラスチック製のものであり、
ロープCに取付ける取付け部Hの両側に帆立貝Bを係
止する貝係止突子Iを、それより内側の保持突子J側に
向けて次第に外側拡がりにな且つ外側に湾曲するよう
に突設したものである。
【0006】また本件出願人は先に図9のような貝係止
具も開発した。これもプラスチック製であり、基材Kの
中央部にロープCに係止する取付け突子Lを形成し、
取付け突子Lの両側に同突子L側に向けて次第に外側拡
がりに突出する貝係止突子Mを形成し、基材Kの長手方
向両端につまみ用突子Nを形成したものである。
【0007】図8、9の貝係止具は編ロープCに差込
むだけでロープCから外れなくなるため、従来の係止
紐Dのように編ロープCに結ぶ必要がない。また帆立
貝Bを貝係止突子I(図8)、M(図9)より内側まで
差込むだけで帆立貝Bが抜けなくなるため、帆立貝Bを
差込んだ後に従来の係止用紐Dのように結ぶ必要もな
い。そのため図8、9の貝係止具を使用すれば帆立貝
Bの取付け作業が非常に容易になる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】図8、図9の貝係止具
では係止突子I、Mの根元の内側部分O、Pが鋭利な刃
物で切り裂かれたように鋭角に形成されているため、係
止突子I、Mに帆立貝Bの荷重が加わると、その荷重に
より係止突子I、Mが根元の内側部分O、Pから裂けて
しまい、帆立貝Bが脱落することがあった。
【0009】本考案の目的は、図8、図9の貝係止具を
更に改良して、貝係止突子が根元の内側部分から裂けに
くくなるようにした貝係止具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案のうち請求項1の
貝係止具は図1に示すように、基材1の中央部にロープ
に係止する取付け突子2を形成し、同基材1のうち取付
け突子2より長手方向端部側に同突子2側に突出する貝
係止突子3を形成し、基材1から立ち上がる貝係止突子
3の根元5の内側部分4にRを付けて同内側部分4を滑
らかな弧状の湾曲面に形成してなるものである。
【0011】本考案のうち請求項2の貝係止具は図1に
示すように、請求項の貝係止突子3がその根元5側から
先端側に次第に外側に湾曲しているものである。
【0012】
【作用】本考案の貝係止具を使用するには、貝係止具を
その長手方向一端からロープCに差し込んでロープ
Cに係止させ、その後に同貝係止具をその一端から帆立
貝Bの耳Eに開けた通孔Fに通して、同帆立貝Bを貝係
止突子3の内側まで引き寄せる。このとき貝係止突子3
は帆立貝Bにより取付け突子2側に一旦押し倒される
が、貝係止突子3は帆立貝Bが通り過ぎると自己の弾性
により元の状態に起立して帆立貝Bが抜け落ちないよう
になる。しかもこの貝係止突子3は図3に示すように帆
立貝Bによって外側に押されても、同貝係止突子3の根
元5の内側部分4にRを付けて同内側部分4を滑らかな
弧状の湾曲面に形成してなるため、同内側部分4から裂
けにくくなり、貝の脱落が防止される。
【0013】
【実施例】本考案の貝係止具の一実施例を図1〜図4に
基づいて説明する。本考案の貝係止具はプラスチック製
の基材1の中央部にロープCに係止する取付け突子2
が形成され、同基材1の取付け突子2より両端側に同突
子2側に突出し且外側に湾曲する貝係止突子3が形成さ
れている。
【0014】基材1は中央部10が丸棒状に成形され、
その両端側部分11の夫々が中央部10側から貝係止突
子3のある所までテーパ状に肉薄に成形され、さらに貝
係止突子3から先端部12へと向かって先細に形成され
ている。
【0015】取付け突子2は基材1の中央部10よりや
や細い丸棒状に形成されており、基材1の中央部10側
に向けて次第に外側拡がりに突設してある。
【0016】貝係止突子3は取付け突子2より両端側に
同突子2側に向けて突設されており、その根元5側から
先端側に次第に外側に湾曲させて、図1の矢印方向(湾
曲方向)に弾性をもたせ、さらに基材1から立ち上がる
根元5の内側部分4にRを付て滑らかな弧状の湾曲面
に形成してある。
【0017】図1の貝係止突子3は取付け突子2の両外
側に一個づつしか形成されていないが、貝係止突子3は
取付け突子2の左右に夫々二以上形成してもよい。
【0018】以上の説明は帆立貝を吊す場合の説明であ
るが、本考案の貝係止具は帆立貝に限らず、真珠貝やそ
の他の貝の係止にも使用できる。
【0019】
【考案の効果】本考案の貝係止具では貝係止突子3の根
元5の内側部分4にRを付けて同部分4を滑らかな弧状
の湾曲面に形成してあるので、貝係止突子3が基材1か
裂けにくくなり、貝係止突子3に係止されている帆
貝が脱落しにくくなり、養殖貝の歩留が向上し、収穫量
が多くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の貝係止具の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の貝係止具の使用状態を示す斜視図。
【図3】図1の貝係止具の貝係止突子3部分を拡大した
正面図。
【図4】(a)は図1の貝係止具の正面図、(b)はそ
の平面図、(c)はその底面図
【図5】帆立貝の耳づり養殖の説明図。
【図6】帆立貝の説明図。
【図7】従来の帆立貝の吊り下げ状態の説明図。
【図8】(a)は本件出願人が先に開発した貝係止具の
第一例を示した斜視図、(b)はその使用説明図。
【図9】本件出願人が先に開発した貝係止具の第二の例
を示した斜視図。
【符号の説明】 1 基材 2 取付け突子 3 貝係止突子 4 内側部分 5 根元

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材1の中央部にロープに係止する取付
    け突子2を形成し、同基材1のうち取付け突子2より長
    手方向端部側に同突子2側に突出する貝係止突子3を形
    成し、基材1から立ち上がる貝係止突子3の根元5の内
    部分4にRを付けて同内側部分4を滑らかな弧状の湾
    曲面に形成してなることを特徴とする貝係止具。
  2. 【請求項2】 前記貝係止突子3がその根元5側から先
    端側に次第に外側に湾曲していることを特長とする請求
    項1記載の貝係止具。
JP1993024432U 1993-04-13 1993-04-13 貝係止具 Expired - Lifetime JP2509760Y2 (ja)

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JP2006129754A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Shinwa Kagaku Kogyo Kk 貝類挿入止具

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