JP2509587Y2 - 大型車両の後輪巻込防止装置 - Google Patents
大型車両の後輪巻込防止装置Info
- Publication number
- JP2509587Y2 JP2509587Y2 JP1990101525U JP10152590U JP2509587Y2 JP 2509587 Y2 JP2509587 Y2 JP 2509587Y2 JP 1990101525 U JP1990101525 U JP 1990101525U JP 10152590 U JP10152590 U JP 10152590U JP 2509587 Y2 JP2509587 Y2 JP 2509587Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- carrier
- side guard
- rear wheel
- guard bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は大型車両の後輪巻込防止装置の改良に関す
る。
る。
(従来の技術) トラックなどの大型車両にあっては左折時などでの後
輪の巻込み事故を防止するため、フレームまたはボディ
にサイドガードが取り付けられる(実開昭62−170357号
公報)。
輪の巻込み事故を防止するため、フレームまたはボディ
にサイドガードが取り付けられる(実開昭62−170357号
公報)。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このような車両において、サイドガードの
内側でフレームにスペアタイヤキャリアを配設した場
合、スペアタイヤをキャリアに装着しようとすると、直
接キャリアの受け部に入れられず、サイドガード上に一
度タイヤをのせてからキャリア方向にスライドさせるこ
とになるが、それでも重いタイヤをキャリアに対してセ
ンタを合わせながら押し込むのに大変苦労するという問
題点があった。
内側でフレームにスペアタイヤキャリアを配設した場
合、スペアタイヤをキャリアに装着しようとすると、直
接キャリアの受け部に入れられず、サイドガード上に一
度タイヤをのせてからキャリア方向にスライドさせるこ
とになるが、それでも重いタイヤをキャリアに対してセ
ンタを合わせながら押し込むのに大変苦労するという問
題点があった。
(課題を解決するための手段) この考案はこのような問題点を解消するため、フレー
ムまたはボディにスティを介してサイドガードバーを取
り付けた大型車両の後輪巻込防止装置において、サイド
ガードバーの内側でフレームにスペアタイヤキャリアを
固定すると共に、サイドガードバー上にてスペアタイヤ
キャリアに対応する車両前後方向位置にタイヤを落とし
込む段差を備えたガイド部を設けた。
ムまたはボディにスティを介してサイドガードバーを取
り付けた大型車両の後輪巻込防止装置において、サイド
ガードバーの内側でフレームにスペアタイヤキャリアを
固定すると共に、サイドガードバー上にてスペアタイヤ
キャリアに対応する車両前後方向位置にタイヤを落とし
込む段差を備えたガイド部を設けた。
(作用) スペアタイヤをキャリアに装着しようとする場合、サ
イドガードバー上にガイドの段差下に落とし込むように
してタイヤを載せることによりタイヤとキャリアとのセ
ンターが合致するので、そのまま奥へとタイヤを押し込
むことによりタイヤをキャリア上に正しく設置すること
ができる。
イドガードバー上にガイドの段差下に落とし込むように
してタイヤを載せることによりタイヤとキャリアとのセ
ンターが合致するので、そのまま奥へとタイヤを押し込
むことによりタイヤをキャリア上に正しく設置すること
ができる。
(実施例) 第1図において、1はトラック後輪の巻込み事故を防
止するためのサイドガードバーで、荷台側面下方の所定
位置でスティ2を介してフレーム3に支持される。
止するためのサイドガードバーで、荷台側面下方の所定
位置でスティ2を介してフレーム3に支持される。
4はサイドガードバー1の内側でフレーム3に固定し
たスペアタイヤキャリアで、タイヤ5外周の一部を受け
入れて支持する枠状部6と、この枠状部6で支持したタ
イヤ5のホイールディスクをボルトで締着するためのブ
ラケット7とから構成される。
たスペアタイヤキャリアで、タイヤ5外周の一部を受け
入れて支持する枠状部6と、この枠状部6で支持したタ
イヤ5のホイールディスクをボルトで締着するためのブ
ラケット7とから構成される。
サイドガードバー1上にはスペアタイヤキャリア4へ
のタイヤ5の装着移動を案内するガイド部として、キャ
リア4のセンタを中心として片側のスティ2からタイヤ
5の外径分だけ離れる位置に段差8(折曲部)が設けら
れる。
のタイヤ5の装着移動を案内するガイド部として、キャ
リア4のセンタを中心として片側のスティ2からタイヤ
5の外径分だけ離れる位置に段差8(折曲部)が設けら
れる。
このように構成すると、スペアタイヤ5をキャリア4
に装着しようとする場合、第2、3図でも示すようにサ
イドガードバー1上の段差8と片側のスティ2の間(バ
ー1の下段部)にタイヤ5をのせて押し込むと、それだ
けでタイヤ5をキャリア4の枠状部6にきちと納めるこ
とができる。つまり、サイドガード1上でキャリア4に
対してタイヤ5のセンタを合わせたりしなくてもすむの
で、スペアタイヤ5のキャリア4への設置作業は容易と
なる。
に装着しようとする場合、第2、3図でも示すようにサ
イドガードバー1上の段差8と片側のスティ2の間(バ
ー1の下段部)にタイヤ5をのせて押し込むと、それだ
けでタイヤ5をキャリア4の枠状部6にきちと納めるこ
とができる。つまり、サイドガード1上でキャリア4に
対してタイヤ5のセンタを合わせたりしなくてもすむの
で、スペアタイヤ5のキャリア4への設置作業は容易と
なる。
そして、キャリア4の枠状部6で支持したタイヤ5は
これをブラケット7側に起こして、ホイールディスクを
ボルトで締め付けることにより、所定の搭載状態に固定
される。
これをブラケット7側に起こして、ホイールディスクを
ボルトで締め付けることにより、所定の搭載状態に固定
される。
なお、スティ2がタイヤガイドとして使用可能な位置
に取り付けられない場合には、サイドガードバー1上に
段差8を2つ配設してもよい。
に取り付けられない場合には、サイドガードバー1上に
段差8を2つ配設してもよい。
(考案の効果) 以上要するにこの考案によれば、サイドガードバーの
内側でフレームにスペアタイヤキャリアを固定すると共
に、サイドガードバー上にてスペアタイヤキャリアに対
応する車両前後方向位置にタイヤを落とし込む段差を備
えたガイド部を設けるものとしたので、スペアタイヤの
装着作業が容易になるという効果が得られる。また、サ
イドガードバー上の段差は曲げ加工等により容易に形成
できるので、ガイドを設けるためのコストを最小限度に
抑えられるという利点もある。
内側でフレームにスペアタイヤキャリアを固定すると共
に、サイドガードバー上にてスペアタイヤキャリアに対
応する車両前後方向位置にタイヤを落とし込む段差を備
えたガイド部を設けるものとしたので、スペアタイヤの
装着作業が容易になるという効果が得られる。また、サ
イドガードバー上の段差は曲げ加工等により容易に形成
できるので、ガイドを設けるためのコストを最小限度に
抑えられるという利点もある。
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2、3図は
同じくスペアタイヤの取付作業説明図である。 1…サイドガードバー、2…スティ、3…フレーム、4
…スペアタイヤキャリア、5…タイヤ、8…段差。
同じくスペアタイヤの取付作業説明図である。 1…サイドガードバー、2…スティ、3…フレーム、4
…スペアタイヤキャリア、5…タイヤ、8…段差。
Claims (1)
- 【請求項1】フレームまたはボディにスティを介してサ
イドガードバーを取り付けた大型車両の後輪巻込防止装
置において、サイドガードバーの内側でフレームにスペ
アタイヤキャリアを固定すると共に、サイドガードバー
上にてスペアタイヤキャリアに対応する車両前後方向位
置にタイヤを落とし込む段差を備えたガイド部を設けた
ことを特徴とする大型車両の後輪巻込防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990101525U JP2509587Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 大型車両の後輪巻込防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990101525U JP2509587Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 大型車両の後輪巻込防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0458468U JPH0458468U (ja) | 1992-05-19 |
JP2509587Y2 true JP2509587Y2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=31845055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990101525U Expired - Lifetime JP2509587Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 大型車両の後輪巻込防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509587Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101222618B1 (ko) * | 2011-08-03 | 2013-01-21 | 신혜정 | 화물차의 능동형 방호 프로텍터 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS609109U (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-22 | 岩崎電気株式会社 | 埋込形照明器具の取付構造 |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP1990101525U patent/JP2509587Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0458468U (ja) | 1992-05-19 |
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