JPH072368Y2 - 荷室の床構造 - Google Patents

荷室の床構造

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JPH072368Y2
JPH072368Y2 JP3845888U JP3845888U JPH072368Y2 JP H072368 Y2 JPH072368 Y2 JP H072368Y2 JP 3845888 U JP3845888 U JP 3845888U JP 3845888 U JP3845888 U JP 3845888U JP H072368 Y2 JPH072368 Y2 JP H072368Y2
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JP
Japan
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floor
luggage compartment
spare tire
frame
underfloor
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JP3845888U
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JPH01142379U (ja
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重孝 田中
康秀 鈴木
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、フラットフロアを実現する荷室の床構造に関
する。
〈従来の技術〉 ワンボックス車等の荷室には後輪のタイヤホイールハウ
スが形成され、荷室の床面が平坦(フラットフロア)と
はならず、荷物の大きさや積み込める数に制限があっ
た。
そこで、フレームを曲げて荷室部分を上方に配置してフ
ラットフロアを実現することが考えられている。この場
合、フレームが上方に配された分床面が上昇し、床面と
タイヤホイールハウスの上面とが一平面状となってフラ
ットフロアが実現できる。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、最近乗用車として使用するワンボックス車が
増加しており、荷室をフラットフロアにする必要がない
場合もある。このため、フラットフロアを実現するため
に専用のフレームを作製すると、設備が増加して新たに
強度設計等が必要になってコストが非常に高いものとな
ってしまう。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、現行のフレ
ーム構造を用いて設計変更を少なくしてフラットフロア
が実現でき、しかもスペアタイヤの収納スペースを確保
することができる荷室の床構造を提供することを目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案の構成は、フレーム上
にアンダフロアを設けると共に該アンダフロアの一部に
上方に突設するスペアタイヤウエルを設け、前記アンダ
フロア上に中間フレームを設け、該中間フレームの上面
と前記スペアタイヤウエルの上面とに亘りアッパフロア
を設けたことを特徴とする。
〈作用〉 スペアタイヤウエルと中間フレームによってアッパフロ
アの床面が上昇し、アッパフロアがタイヤホイールハウ
スを覆ってフラットフロアが実現でき、スペアタイヤウ
エル内にスペアタイヤを収納できる。
〈実施例〉 第1図には本考案の一実施例に係る荷室の床構造を表わ
す斜視、第2図には第1図中のII-II線矢視を示してあ
る。
車体のフレーム1上にはアンダフロア2が設けられ、車
体の後方側におけるアンダフロア2には上方に突設する
スペアタイヤウエル3が設けられている。アンダフロア
2上には枠状の中間フレーム4が設けられ、中間フレー
ム4の厚さ(高さ)はスペアタイヤウエル3の高さと等
しくなっている。中間フレーム4の上面とスペアタイヤ
ウエル3の上面とに亘りアッパフロア5が設けられ、ア
ッパフロア5は図示しないタイヤホイールハウスを覆う
ようになっている。つまり中間フレーム4とスペアタイ
ヤウエル3とでアッパフロア5を支えるフレームを構成
している。アッパフロア5はタイヤホイールハウスを覆
うため、フラットフロアが実現できる。
ワンボックス車では荷室の容積に限度があるため、アッ
パフロア5を高くしてフロア面を上昇させると、荷室の
容積が小さくなってしまいフラットフロアが実現できて
も積み荷に制限が生じる場合がある。そこで、後輪の径
を小さくしてタイヤホイールハウスを低くすることでフ
ラットフロアの荷室の容積を確保している。前輪と後輪
の径が異なる場合、二種類のスペアタイヤを搭載する必
要がある。本考案の床構造によると、床下のスペアタイ
ヤウエル3内にもスペアタイヤを収納することができる
ので、この床構造を備えた車両では二種類のスペアタイ
ヤを容易に搭載することができる。
上述した荷室の床構造は、フレーム1の上方に中間フレ
ーム4とスペアタイヤウエル3を設け、この上にアッパ
フロア5を設けたので、現行のフレーム1を用いて少な
い設計変更でフラットフロアを実現することができる。
また、アンダフロア2とアッパフロア5の間にスペアタ
イヤウエル3を設けたので、床下のスペアタイヤウエル
3内にもスペアタイヤを収納することができ、二種類の
スペアタイヤの搭載が容易に行なえる。
〈考案の効果〉 本考案の荷室の床構造は、現行のフレーム構造を用いて
設計変更を少なくしてフラットフロアが実現できるの
で、フラットフロアを実現するための設備投資を少なく
することができる。また、アッパフロアを支えるフレー
ムとしてスペアタイヤウエルを設けたので、床下のスペ
アタイヤウエル内にもスペアタイヤを収納することがで
き、二種類のスペアタイヤの搭載が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る荷室の床構造を表わす
斜視図、第2図は第1図中のII-II線矢視図である。 図面中、 1はフレーム、2はアンダフロア、3はスペアタイヤウ
エル、4は中間フレーム、5はアッパフロアである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム上にアンダフロアを設けると共に
    該アンダフロアの一部に上方に突設するスペアタイヤウ
    エルを設け、前記アンダフロア上に中間フレームを設
    け、該中間フレームの上面と前記スペアタイヤウエルの
    上面とに亘りアッパフロアを設けたことを特徴とする荷
    室の床構造。
JP3845888U 1988-03-25 1988-03-25 荷室の床構造 Expired - Lifetime JPH072368Y2 (ja)

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JPH01142379U JPH01142379U (ja) 1989-09-29
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