JP2509483B2 - 長尺物のスライダ−位置決め方法、スライダ−機構および長尺物の連続曲げ加工装置 - Google Patents
長尺物のスライダ−位置決め方法、スライダ−機構および長尺物の連続曲げ加工装置Info
- Publication number
- JP2509483B2 JP2509483B2 JP3174764A JP17476491A JP2509483B2 JP 2509483 B2 JP2509483 B2 JP 2509483B2 JP 3174764 A JP3174764 A JP 3174764A JP 17476491 A JP17476491 A JP 17476491A JP 2509483 B2 JP2509483 B2 JP 2509483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- long object
- stopper
- piston
- pneumatic cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長尺物をクランプし
て搬送するスライダ−位置決め方法、スライダ−機構お
よび軸線方向に進退自在なセンタ−ガイドを不要時後退
させることによって、長尺物の連続曲げ加工を可能とし
た長尺物の連続曲げ加工装置に関する。
て搬送するスライダ−位置決め方法、スライダ−機構お
よび軸線方向に進退自在なセンタ−ガイドを不要時後退
させることによって、長尺物の連続曲げ加工を可能とし
た長尺物の連続曲げ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】センタ−ガイド、曲げロ−ラを備えたベ
ンダ−ヘッドをメインフレ−ム上に3個または5個並設
した長尺物の連続曲げ加工装置が知られており、ベンダ
−ヘッドの数に応じてスリ−ヘッドまたはファイブヘッ
ドの連続曲げ加工装置と称されている。
ンダ−ヘッドをメインフレ−ム上に3個または5個並設
した長尺物の連続曲げ加工装置が知られており、ベンダ
−ヘッドの数に応じてスリ−ヘッドまたはファイブヘッ
ドの連続曲げ加工装置と称されている。
【0003】この連続曲げ加工装置では、ベンダ−ヘッ
ドのセンタ−ガイドは軸線方向に進退自在にそれぞれ構
成され、3個または5個のベンダ−ヘッドのうち、曲げ
加工を行わないベンダ−ヘッドのセンタ−ガイドは後退
されて、曲げ加工での長尺物の軌跡(長尺物の曲げ軌
跡)から除かれる。
ドのセンタ−ガイドは軸線方向に進退自在にそれぞれ構
成され、3個または5個のベンダ−ヘッドのうち、曲げ
加工を行わないベンダ−ヘッドのセンタ−ガイドは後退
されて、曲げ加工での長尺物の軌跡(長尺物の曲げ軌
跡)から除かれる。
【0004】連続曲げ加工装置において、長尺物はその
径に応じて1〜10本ずつ搬入され、位置決めストッパ−
に当接するまで送られて長尺物の前端が整列される。ク
ランプ手段の装着されたスライダ−がメインフレ−ムの
長手方向(搬送方向)にスライド可能に設けられてお
り、長尺物は整列した状態でスライダ−にクランプされ
る。
径に応じて1〜10本ずつ搬入され、位置決めストッパ−
に当接するまで送られて長尺物の前端が整列される。ク
ランプ手段の装着されたスライダ−がメインフレ−ムの
長手方向(搬送方向)にスライド可能に設けられてお
り、長尺物は整列した状態でスライダ−にクランプされ
る。
【0005】スリ−ヘッド、ファイブヘッドのいずれに
おいても、通常、中央のベンダ−ヘッドは固定され、左
右のベンダ−ヘッドは移動可能となっている。
おいても、通常、中央のベンダ−ヘッドは固定され、左
右のベンダ−ヘッドは移動可能となっている。
【0006】たとえば、フ−プ筋をスリ−ヘッドの連続
曲げ加工装置で成形する場合を仮定すると、左右のベン
ダ−ヘッド(可動のベンダ−ヘッド)がフ−プ筋の加工
形状(縦辺+横辺の長さ等)に応じて位置決めされる。
曲げ加工装置で成形する場合を仮定すると、左右のベン
ダ−ヘッド(可動のベンダ−ヘッド)がフ−プ筋の加工
形状(縦辺+横辺の長さ等)に応じて位置決めされる。
【0007】そして、左右のベンダ−ヘッドで長尺物両
端のフック加工が行われ、スライダ−が長尺物を把持し
たままスライドされて長尺物を所定位置に搬送する。そ
の後、長尺物の搬送に連動して中央のベンダ−ヘッド
と、左右のベンダ−ヘッドのうち、搬入サイドのベンダ
−ヘッドとを適当に動作させれば、曲げ加工が連続的に
施されて所望のフ−プ筋が成形される。
端のフック加工が行われ、スライダ−が長尺物を把持し
たままスライドされて長尺物を所定位置に搬送する。そ
の後、長尺物の搬送に連動して中央のベンダ−ヘッド
と、左右のベンダ−ヘッドのうち、搬入サイドのベンダ
−ヘッドとを適当に動作させれば、曲げ加工が連続的に
施されて所望のフ−プ筋が成形される。
【0008】スリ−ヘッド、ファイブヘッドのいずれに
おいても、可動のベンダ−ヘッドの位置を一旦設定すれ
ば、曲げ加工中可動のベンダ−ヘッドをさらに移動させ
る必要がなく、スリ−ヘッドの場合でも、スライダ−の
スライドによる長尺物の搬送に連動してベンダ−ヘッド
を動作させるだけで連続曲げ加工が行える。そのため、
スライダ−のスライド、ベンダ−ヘッドの動作を制御す
れば、所定の曲げ加工が何度でも繰り返され、同一形状
の成形品(たとえばフ−プ筋)が多数成形できる。
おいても、可動のベンダ−ヘッドの位置を一旦設定すれ
ば、曲げ加工中可動のベンダ−ヘッドをさらに移動させ
る必要がなく、スリ−ヘッドの場合でも、スライダ−の
スライドによる長尺物の搬送に連動してベンダ−ヘッド
を動作させるだけで連続曲げ加工が行える。そのため、
スライダ−のスライド、ベンダ−ヘッドの動作を制御す
れば、所定の曲げ加工が何度でも繰り返され、同一形状
の成形品(たとえばフ−プ筋)が多数成形できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】位置決めについていえ
ば、上記のように、可動のベンダ−ヘッドの位置を一旦
設定すれば、スライダ−をスライドさせるだけで連続曲
げ加工が行え、フ−プ筋成形の場合でも、連続曲げ加工
の一サイクル中に、スライダ−は左右方向に往復1回ス
ライドされる。
ば、上記のように、可動のベンダ−ヘッドの位置を一旦
設定すれば、スライダ−をスライドさせるだけで連続曲
げ加工が行え、フ−プ筋成形の場合でも、連続曲げ加工
の一サイクル中に、スライダ−は左右方向に往復1回ス
ライドされる。
【0010】スライダ−の駆動手段として、ある程度の
精度が要求される場合、通常、サ−ボモ−タが採用され
る。サ−ボモ−タでスライダ−を駆動させれば、スライ
ダ−の送り(スライド)が正確に得られるとともに、再
現性に優れ、位置ずれを考慮することなく、同一の成形
加工が繰り返し行える。
精度が要求される場合、通常、サ−ボモ−タが採用され
る。サ−ボモ−タでスライダ−を駆動させれば、スライ
ダ−の送り(スライド)が正確に得られるとともに、再
現性に優れ、位置ずれを考慮することなく、同一の成形
加工が繰り返し行える。
【0011】しかし、サ−ボモ−タは精密機器であり、
温度、湿度という使用環境の影響を受けやすい。また、
サ−ボモ−タはボ−ルねじのようなドライブシャフトと
組み合わせて組み込まれ、ドライブシャフトが鉄筋から
の剥離片のような塵芥によって損傷しやすく、ドライブ
シャフトが損傷すると、正確な送りがもはや確保できな
い。
温度、湿度という使用環境の影響を受けやすい。また、
サ−ボモ−タはボ−ルねじのようなドライブシャフトと
組み合わせて組み込まれ、ドライブシャフトが鉄筋から
の剥離片のような塵芥によって損傷しやすく、ドライブ
シャフトが損傷すると、正確な送りがもはや確保できな
い。
【0012】そのため、使用環境(温度:-50〜40°C
、温度:30〜90%等)が限定され、サ−ボモ−タを採用
したスライダ−機構付の連続曲げ加工装置は、室内に据
え付けて適切な使用環境を維持することを要求されてい
る。しかし、現実には、ユ−ザ−は連続曲げ加工装置の
使用環境をさほど考慮せず、許容される環境以外で使用
することが多いため、スライダ−の正確な送りが確保し
難い。
、温度:30〜90%等)が限定され、サ−ボモ−タを採用
したスライダ−機構付の連続曲げ加工装置は、室内に据
え付けて適切な使用環境を維持することを要求されてい
る。しかし、現実には、ユ−ザ−は連続曲げ加工装置の
使用環境をさほど考慮せず、許容される環境以外で使用
することが多いため、スライダ−の正確な送りが確保し
難い。
【0013】また、サ−ボモ−タは比較的高価であるた
め、サ−ボモ−タで駆動する構成のスライダ−機構が高
価となり、連続曲げ加工装置の高価格化を招いている。
め、サ−ボモ−タで駆動する構成のスライダ−機構が高
価となり、連続曲げ加工装置の高価格化を招いている。
【0014】この発明は、サ−ボモ−タを使用すること
なく正確な送りの確保できるスライダ−位置決め方法お
よびスライダ−機構の提供を目的としている。
なく正確な送りの確保できるスライダ−位置決め方法お
よびスライダ−機構の提供を目的としている。
【0015】また、この発明は、正確な送りを確保でき
る安価な連続曲げ加工装置の提供を別の目的としてい
る。
る安価な連続曲げ加工装置の提供を別の目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、使用環境の影響を受け難い空気
を利用している。つまり、空圧シリンダを使用し、伸長
位置(最前進位置)、後退位置(初期位置)間の位置決
めは、ピストンをストッパ−に突き当てて行い、ストッ
パ−はたとえば油圧シリンダを利用してロックされる。
に、この発明によれば、使用環境の影響を受け難い空気
を利用している。つまり、空圧シリンダを使用し、伸長
位置(最前進位置)、後退位置(初期位置)間の位置決
めは、ピストンをストッパ−に突き当てて行い、ストッ
パ−はたとえば油圧シリンダを利用してロックされる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
【0018】正面図を示す図1からわかるように、長尺
物の連続曲げ加工装置10は、形鋼を組み合わせて形成さ
れたメインフレ−ム12を具備し、このメインフレ−ム上
に、この発明に係るスライダ−機構14をはじめとする各
種の構成部材が配設されている。
物の連続曲げ加工装置10は、形鋼を組み合わせて形成さ
れたメインフレ−ム12を具備し、このメインフレ−ム上
に、この発明に係るスライダ−機構14をはじめとする各
種の構成部材が配設されている。
【0019】たとえば、3個のベンダ−ヘッド16(16-1
〜16-3) がメインフレ−ム12の長手方向(左右方向)に
並設され、左右のベンダ−ヘッド16-1、16-3 はメインフ
レ−ムにスライド可能に、中央のベンダ−ヘッド16-2は
メインフレ−ムに固定して、それぞれ設けられている。
〜16-3) がメインフレ−ム12の長手方向(左右方向)に
並設され、左右のベンダ−ヘッド16-1、16-3 はメインフ
レ−ムにスライド可能に、中央のベンダ−ヘッド16-2は
メインフレ−ムに固定して、それぞれ設けられている。
【0020】ベンダ−ヘッド16の構成はこの発明の要旨
でなく、たとえば特公平02-034220号公報に開示するよ
うに公知であるため、詳細な説明は省略する。
でなく、たとえば特公平02-034220号公報に開示するよ
うに公知であるため、詳細な説明は省略する。
【0021】概略的に述べると、ベンダ−ヘッド16は、
ほぼ水平に配設されて軸線方向に進退自在なセンタ−ガ
イド、たとえば、センタ−ロ−ラと、センタ−ロ−ラの
回りを回動して長尺物18を曲げる曲げロ−ラとをそれぞ
れ備えて構成されている。
ほぼ水平に配設されて軸線方向に進退自在なセンタ−ガ
イド、たとえば、センタ−ロ−ラと、センタ−ロ−ラの
回りを回動して長尺物18を曲げる曲げロ−ラとをそれぞ
れ備えて構成されている。
【0022】曲げロ−ラは、長尺物18を垂直面で上方に
曲げるように水平なセンタ−ロ−ラの回りを回動(公
転)するため、スライダ−機構14が長尺物18をクランプ
して搬送するとき、上方に曲げられた長尺物がセンタ−
ロ−ラに突き当たる虞れがある。そのため、スライダ−
機構14のスライドに先立って、対応するセンタ−ロ−ラ
が後退される。なお、実施例では、左のベンダ−ヘッド
16-1、中央のベンダ−ヘッド16-2の曲げロ−ラは時計方
向に、右のベンダ−ヘッド16-3の曲げロ−ラは反時計方
向にそれぞれ回動可能となっている。
曲げるように水平なセンタ−ロ−ラの回りを回動(公
転)するため、スライダ−機構14が長尺物18をクランプ
して搬送するとき、上方に曲げられた長尺物がセンタ−
ロ−ラに突き当たる虞れがある。そのため、スライダ−
機構14のスライドに先立って、対応するセンタ−ロ−ラ
が後退される。なお、実施例では、左のベンダ−ヘッド
16-1、中央のベンダ−ヘッド16-2の曲げロ−ラは時計方
向に、右のベンダ−ヘッド16-3の曲げロ−ラは反時計方
向にそれぞれ回動可能となっている。
【0023】左右のベンダ−ヘッド16-1、16-3 は、成形
すべき形状に合わせて、ハンドル操作による手動で適当
にスライドされる。そして、ベンダ−ヘッド16-1、16-3
のためのドライブシャフトは設けられない。
すべき形状に合わせて、ハンドル操作による手動で適当
にスライドされる。そして、ベンダ−ヘッド16-1、16-3
のためのドライブシャフトは設けられない。
【0024】実施例では、長尺物18を図1の右方から搬
入して左方に搬送する構成となっているため、位置決め
ストッパ−20が左のベンダ−ヘッド16-1の左サイドで、
ホルダ−22が中央のベンダ−ヘッド16-2、右のベンダ−
ヘッド16-3の間で、メインフレ−ム12上に移動可能にそ
れぞれ設けられている。なお、幅の狭いフ−プ筋の成形
等においては、ホルダ−22は省略される。
入して左方に搬送する構成となっているため、位置決め
ストッパ−20が左のベンダ−ヘッド16-1の左サイドで、
ホルダ−22が中央のベンダ−ヘッド16-2、右のベンダ−
ヘッド16-3の間で、メインフレ−ム12上に移動可能にそ
れぞれ設けられている。なお、幅の狭いフ−プ筋の成形
等においては、ホルダ−22は省略される。
【0025】位置決めストッパ−20、ホルダ−22は公知
の構成をしており、同一長さの1〜10本の長尺物18が右
方から連続曲げ加工装置10に搬入され、ホルダ−上、曲
げロ−ラ上を滑って左方に送られる。そして、長尺物18
の先端が位置決めストッパ−20に当接することによって
一連の長尺物が整列される。位置決めストッパ−20の位
置は長尺物18の全長に対応して予め決められる。
の構成をしており、同一長さの1〜10本の長尺物18が右
方から連続曲げ加工装置10に搬入され、ホルダ−上、曲
げロ−ラ上を滑って左方に送られる。そして、長尺物18
の先端が位置決めストッパ−20に当接することによって
一連の長尺物が整列される。位置決めストッパ−20の位
置は長尺物18の全長に対応して予め決められる。
【0026】図1からわかるように、スライダ−機構14
は、長尺物18をクランプして搬送するスライダ−23を備
え、クランプ手段24がスライダ−に装着されている。ク
ランプ手段24は公知の構成、たとえば、水平面に設けら
れた前後移動用シリンダを駆動し遮蔽ブロックを伸ばし
て長尺物18の上方を覆った後、垂直面に位置する昇降用
シリンダ25を駆動し押圧ブロックを上昇させて、遮蔽ブ
ロック、押圧ブロック間で長尺物を挟持するように構成
されている。
は、長尺物18をクランプして搬送するスライダ−23を備
え、クランプ手段24がスライダ−に装着されている。ク
ランプ手段24は公知の構成、たとえば、水平面に設けら
れた前後移動用シリンダを駆動し遮蔽ブロックを伸ばし
て長尺物18の上方を覆った後、垂直面に位置する昇降用
シリンダ25を駆動し押圧ブロックを上昇させて、遮蔽ブ
ロック、押圧ブロック間で長尺物を挟持するように構成
されている。
【0027】図2〜図5に示すように、ガイドシャフト
26、レール27がメインフレーム12上に並設されて
おり、スライダー23は、ガイドシャフトに遊嵌され、
2個一組のローラ28によってレールに上下から懸架さ
れている。空圧シリンダ30がメインフレーム12の左
半部に配設され、図6からわかるように、空圧シリンダ
のピストン32の先端はスライダー23に連結されてい
る。
26、レール27がメインフレーム12上に並設されて
おり、スライダー23は、ガイドシャフトに遊嵌され、
2個一組のローラ28によってレールに上下から懸架さ
れている。空圧シリンダ30がメインフレーム12の左
半部に配設され、図6からわかるように、空圧シリンダ
のピストン32の先端はスライダー23に連結されてい
る。
【0028】空圧シリンダ30を駆動して、そのピストン
32を伸縮させると、ピストンの伸縮に連動してスライダ
−23がロ−ラ28を転動させながらガイドシャフト26にガ
イドされてレ−ル27上をスライドされる。
32を伸縮させると、ピストンの伸縮に連動してスライダ
−23がロ−ラ28を転動させながらガイドシャフト26にガ
イドされてレ−ル27上をスライドされる。
【0029】なお、スライダー23のスライド範囲がメイ
ンフレ−ム12のほぼ右半部全域にわたるため、空圧シリ
ンダ30としてストロ−クの長いものが採用される。
ンフレ−ム12のほぼ右半部全域にわたるため、空圧シリ
ンダ30としてストロ−クの長いものが採用される。
【0030】また、図2、図3に示すように、無端部
材、たとえばエンドレスチェーン34が、空圧シリンダ
のピストン32と同一方向に駆動可能に、メインフレー
ム12の右半部でレール27の下方に配置されている。
つまり、スプロケット36がメインフレーム12の前面
の右端および中央にそれぞれ設けられ、これらのスプロ
ケット間にエンドレスチェーン34が架設されている。
材、たとえばエンドレスチェーン34が、空圧シリンダ
のピストン32と同一方向に駆動可能に、メインフレー
ム12の右半部でレール27の下方に配置されている。
つまり、スプロケット36がメインフレーム12の前面
の右端および中央にそれぞれ設けられ、これらのスプロ
ケット間にエンドレスチェーン34が架設されている。
【0031】エンドレスチェ−ン34の端は直接相互に連
結されておらず、ストッパ−38にたとえばボルト止めに
され、ストッパ−を介在して無端状に連結されている。
ストッパ−38は突き当て部38a を有した略L字形に形成
され、突き当て部はスライダ−23の進路上にのびてスラ
イダ−と突き当て可能に位置している。
結されておらず、ストッパ−38にたとえばボルト止めに
され、ストッパ−を介在して無端状に連結されている。
ストッパ−38は突き当て部38a を有した略L字形に形成
され、突き当て部はスライダ−23の進路上にのびてスラ
イダ−と突き当て可能に位置している。
【0032】ショックアブゾ−バ−40が、スライダ−2
3、ストッパ−38のいずれか一方、実施例ではストッパ
−の突き当て部38a に対向してスライダ−に設けられて
いる(図2参照)。このショックアブゾ−バ−40は、突
き当て時の衝撃を吸収して、突き当てによるスライダ−
23、ストッパ−38の破損、変形を防止している。また、
センサ−がショックアブゾ−バ−40に内蔵されており、
センサ−でショックアブゾ−バ−、ストッパ−38の当接
を感知して、スライダ−23が所定位置にスライドしたこ
とを確認した後、対応するベンダ−ヘッド16が動作して
所定の曲げ加工が行われる。
3、ストッパ−38のいずれか一方、実施例ではストッパ
−の突き当て部38a に対向してスライダ−に設けられて
いる(図2参照)。このショックアブゾ−バ−40は、突
き当て時の衝撃を吸収して、突き当てによるスライダ−
23、ストッパ−38の破損、変形を防止している。また、
センサ−がショックアブゾ−バ−40に内蔵されており、
センサ−でショックアブゾ−バ−、ストッパ−38の当接
を感知して、スライダ−23が所定位置にスライドしたこ
とを確認した後、対応するベンダ−ヘッド16が動作して
所定の曲げ加工が行われる。
【0033】ハンドルホイ−ル41が左のスプロケット36
のシャフトに固定されており、ハンドルホイ−ルを回転
すると、エンドレスチェ−ン34は、ピストン32の伸縮方
向つまりはスライダ−23のスライド方向に駆動され、エ
ンドレスチェ−ンの駆動に伴って、ストッパ−38が動か
される。ストッパ−38の移動距離は、たとえば、スライ
ダ−23に設けたインデックスと、ストッパ−上のスケ−
ルとによって確認される。
のシャフトに固定されており、ハンドルホイ−ルを回転
すると、エンドレスチェ−ン34は、ピストン32の伸縮方
向つまりはスライダ−23のスライド方向に駆動され、エ
ンドレスチェ−ンの駆動に伴って、ストッパ−38が動か
される。ストッパ−38の移動距離は、たとえば、スライ
ダ−23に設けたインデックスと、ストッパ−上のスケ−
ルとによって確認される。
【0034】ハンドルホイ−ル41でストッパ−38を移動
させる代わりに、他の手段でストッパ−を移動させても
よい。また、ストッパ−38をエンドレスチェ−ンのよう
な無端部材に連結することなく移動可能としてもよい。
しかし、無端部材を利用すれば、構成的に簡単化でき
る。
させる代わりに、他の手段でストッパ−を移動させても
よい。また、ストッパ−38をエンドレスチェ−ンのよう
な無端部材に連結することなく移動可能としてもよい。
しかし、無端部材を利用すれば、構成的に簡単化でき
る。
【0035】ハンドルホイ−ル41を回転してストッパ−
38を適当な位置に動かした後、ストッパ−38に位置ずれ
を生じないように、ストッパ−が強固にロックされる。
そして、空圧シリンダ30を駆動し、後退位置からピスト
ン32を伸長させてスライダ−23をスライドさせれば、ス
ライダ−はストッパ−の突き当て部38a に突き当てら
れ、ピストンのストロ−クの途中でスライダ−の前進が
阻まれる。
38を適当な位置に動かした後、ストッパ−38に位置ずれ
を生じないように、ストッパ−が強固にロックされる。
そして、空圧シリンダ30を駆動し、後退位置からピスト
ン32を伸長させてスライダ−23をスライドさせれば、ス
ライダ−はストッパ−の突き当て部38a に突き当てら
れ、ピストンのストロ−クの途中でスライダ−の前進が
阻まれる。
【0036】このようにロックしたストッパ−38にスラ
イダ−23を突き当て、空圧シリンダ30の押圧力に抗して
スライダ−の前進を阻止する構成では、ストッパ−の位
置(突き当て位置)を適宜設定することにより、ストロ
−クの途中でスライダ−を確実に停止でき、スライダ−
の位置が任意に設定できる。
イダ−23を突き当て、空圧シリンダ30の押圧力に抗して
スライダ−の前進を阻止する構成では、ストッパ−の位
置(突き当て位置)を適宜設定することにより、ストロ
−クの途中でスライダ−を確実に停止でき、スライダ−
の位置が任意に設定できる。
【0037】また、スライダ−23を空圧シリンダ30でス
ライドさせる構成では、作動媒体である空気が圧縮され
難いため、温度、湿度のような使用環境が変動しても、
空圧変動を生じることなく、所定の送りが確保できる。
そのため、ユ−ザ−は、使用環境を考慮することなく、
連続曲げ加工装置10を使用できる。そして、スライダ−
23にドライブシャフトを組み合わせる必要もなく、鉄筋
の剥離片等の塵芥によるドライブシャフトの損傷を考慮
することもない。
ライドさせる構成では、作動媒体である空気が圧縮され
難いため、温度、湿度のような使用環境が変動しても、
空圧変動を生じることなく、所定の送りが確保できる。
そのため、ユ−ザ−は、使用環境を考慮することなく、
連続曲げ加工装置10を使用できる。そして、スライダ−
23にドライブシャフトを組み合わせる必要もなく、鉄筋
の剥離片等の塵芥によるドライブシャフトの損傷を考慮
することもない。
【0038】なお、ピストン32を後退位置に一旦戻し、
ストッパ−38を別の位置に移動しロックした後、ピスト
ンを再度伸長させて、スライダ−23の位置が変えられ
る。
ストッパ−38を別の位置に移動しロックした後、ピスト
ンを再度伸長させて、スライダ−23の位置が変えられ
る。
【0039】実施例では空圧シリンダ30にオイルコン
バーター42を連結している。図8に示すように、空圧
シリンダ30のピストンサイドのチャンバー30aをオ
イルコンバーター42のオイルチャンバーに連通させて
オイル(油)で充填させている。他方、空圧シリンダ3
0のピストンヘッドサイドのチャンバー30bは、二位
置電磁弁44を介在してオイルコンバーター42のエア
ーチャンバーに連通され、コンプレッサーCで加圧空気
を流路に供給している。
バーター42を連結している。図8に示すように、空圧
シリンダ30のピストンサイドのチャンバー30aをオ
イルコンバーター42のオイルチャンバーに連通させて
オイル(油)で充填させている。他方、空圧シリンダ3
0のピストンヘッドサイドのチャンバー30bは、二位
置電磁弁44を介在してオイルコンバーター42のエア
ーチャンバーに連通され、コンプレッサーCで加圧空気
を流路に供給している。
【0040】このように、オイルコンバ−タ−付空圧シ
リンダ30を採用すれば、ピストンサイドのチャンバ−30
a に充満されたオイルによって、スライダ−23の円滑な
スライドが確保され、スライダ−の速度が一定化され
る。
リンダ30を採用すれば、ピストンサイドのチャンバ−30
a に充満されたオイルによって、スライダ−23の円滑な
スライドが確保され、スライダ−の速度が一定化され
る。
【0041】なお、オイルコンバ−タ−付空圧シリンダ
30において、油(オイル)を使用しているが、油は緩衝
媒体として機能し、スライダ−23の位置決めに油は直接
関与していない。そのため、使用環境によって油の粘度
が変動しても、スライダ−23の位置決めに悪影響を及ぼ
すことはない。
30において、油(オイル)を使用しているが、油は緩衝
媒体として機能し、スライダ−23の位置決めに油は直接
関与していない。そのため、使用環境によって油の粘度
が変動しても、スライダ−23の位置決めに悪影響を及ぼ
すことはない。
【0042】スライダ−23がストッパ−38に突き当たっ
たとき、ストッパ−が位置ずれを生じると、ストッパ−
の位置決めが正確に行えない。そのため、所定位置に移
動したストッパ−38をその位置に確実にロックする必要
がある。
たとき、ストッパ−が位置ずれを生じると、ストッパ−
の位置決めが正確に行えない。そのため、所定位置に移
動したストッパ−38をその位置に確実にロックする必要
がある。
【0043】実施例では、図4、図9からわかるよう
に、油圧シリンダ50をストッパー38にほぼ直交させ
てストッパーのサイドに配設し、そのピストン52に対
向してストッパーの向こう側に固定板54を設け、ピス
トン先端に摩擦板56を取り付けている。
に、油圧シリンダ50をストッパー38にほぼ直交させ
てストッパーのサイドに配設し、そのピストン52に対
向してストッパーの向こう側に固定板54を設け、ピス
トン先端に摩擦板56を取り付けている。
【0044】そのため、油圧シリンダ50を駆動し、ピス
トン52を伸長させれば、ピストン先端の摩擦板56と固定
板54との間でストッパ−が挟持され、ロックされる。特
に、ストッパ−38をサイドから挟持してロックしている
ため、大きな摩擦力(ロック力)が得られ、空圧ピスト
ン30の押圧力に抗してストッパ−を強固にロックでき
る。
トン52を伸長させれば、ピストン先端の摩擦板56と固定
板54との間でストッパ−が挟持され、ロックされる。特
に、ストッパ−38をサイドから挟持してロックしている
ため、大きな摩擦力(ロック力)が得られ、空圧ピスト
ン30の押圧力に抗してストッパ−を強固にロックでき
る。
【0045】ストッパ−38をロックする構成は図示のも
のに限定されず、たとえば、ハンドルホイ−ル41または
エンドレスチェ−ン34をロックして、ストッパ−を間接
的にロックしてもよい。
のに限定されず、たとえば、ハンドルホイ−ル41または
エンドレスチェ−ン34をロックして、ストッパ−を間接
的にロックしてもよい。
【0046】しかし、実施例のようにストッパ−38を直
接ロックすれば、ストッパ−の位置ずれが生じ難く、ス
トッパ−の位置が正確に決まり、結局、スライダ−23の
位置が正確に設定できる。
接ロックすれば、ストッパ−の位置ずれが生じ難く、ス
トッパ−の位置が正確に決まり、結局、スライダ−23の
位置が正確に設定できる。
【0047】実施例では、ストッパ−38に面する摩擦板
56の面を凹凸面とし、摩擦板の摩擦力(ロック力)を増
加させて、強固なロックを確保している。ストッパ−38
に面する固定板54の面を凹凸面としたり、ゴム板をスト
ッパ−38との対向面で摩擦板56、固定板にそれぞれ固着
して、摩擦力を増加させてもよい。
56の面を凹凸面とし、摩擦板の摩擦力(ロック力)を増
加させて、強固なロックを確保している。ストッパ−38
に面する固定板54の面を凹凸面としたり、ゴム板をスト
ッパ−38との対向面で摩擦板56、固定板にそれぞれ固着
して、摩擦力を増加させてもよい。
【0048】油圧シリンダ50でストッパ−38をロックし
ているが、油圧シリンダの代わりに空圧シリンダを使用
してもよい。しかし、油圧シリンダ50でストッパ−38を
ロックすれば、大きな押圧力のもとで確実にロックでき
る。
ているが、油圧シリンダの代わりに空圧シリンダを使用
してもよい。しかし、油圧シリンダ50でストッパ−38を
ロックすれば、大きな押圧力のもとで確実にロックでき
る。
【0049】この発明のスライダ−の位置決め方法、ス
ライダ−機構は、長尺物の連続曲げ加工装置に適すると
はいえこれに限定されず、長尺物をクランプして搬送す
る種々の装置(たとえば、搬送装置)にも応用できるこ
とはいうまでもない。
ライダ−機構は、長尺物の連続曲げ加工装置に適すると
はいえこれに限定されず、長尺物をクランプして搬送す
る種々の装置(たとえば、搬送装置)にも応用できるこ
とはいうまでもない。
【0050】上述した実施例は、この発明を説明するも
のであり、この発明を何ら限定するものでなく、この発
明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこ
の発明に含まれることはいうまでもない。
のであり、この発明を何ら限定するものでなく、この発
明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこ
の発明に含まれることはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】上記のように、この発明の長尺物スライ
ダ−位置決め方法およびスライダ−機構では、空圧シリ
ンダの作動媒体である空気が圧縮され難いため、温度、
湿度のような使用環境に影響されることなく、長尺物の
送りが確保できる。
ダ−位置決め方法およびスライダ−機構では、空圧シリ
ンダの作動媒体である空気が圧縮され難いため、温度、
湿度のような使用環境に影響されることなく、長尺物の
送りが確保できる。
【0052】無端部材の駆動によってストッパーが所定
位置に容易に設定でき、ストッパーの位置を適宜設定す
れば、ストロークの途中でスライダーを確実に停止で
き、スライダーの位置が任意に設定される。
位置に容易に設定でき、ストッパーの位置を適宜設定す
れば、ストロークの途中でスライダーを確実に停止で
き、スライダーの位置が任意に設定される。
【0053】また、サ−ボモ−タを利用していないた
め、スライダ−機構が安価に構成でき、たとえば、長尺
物の連続曲げ加工装置にスライダ−機構を装着すれば安
価な長尺物の連続曲げ加工装置が得られる。
め、スライダ−機構が安価に構成でき、たとえば、長尺
物の連続曲げ加工装置にスライダ−機構を装着すれば安
価な長尺物の連続曲げ加工装置が得られる。
【0054】スライダーそのものをストッパーに突き当
てているため、スライダー上の長尺物の径、本数等に拘
らず、偏心加重の発生が防止される。また、空圧シリン
ダが突き当て時の衝撃を吸収して突き当て時の破損、変
形が防止される。
てているため、スライダー上の長尺物の径、本数等に拘
らず、偏心加重の発生が防止される。また、空圧シリン
ダが突き当て時の衝撃を吸収して突き当て時の破損、変
形が防止される。
【0055】ストッパ−のサイドに設けた油圧シリンダ
のピストン先端の摩擦板と、固定板との間にストッパ−
を挟持してロックすれば、大きな摩擦力(ロック力)が
得られ、空圧シリンダの押圧力に抗してストッパ−を強
固にロックできる。
のピストン先端の摩擦板と、固定板との間にストッパ−
を挟持してロックすれば、大きな摩擦力(ロック力)が
得られ、空圧シリンダの押圧力に抗してストッパ−を強
固にロックできる。
【図1】この発明の長尺物のスライダ−機構の装着され
た長尺物の連続曲げ加工装置の概略正面図である。
た長尺物の連続曲げ加工装置の概略正面図である。
【図2】長尺物の連続曲げ加工装置に装着された長尺物
のスライダ−機構の左半部の一部破断の概略正面図であ
る。
のスライダ−機構の左半部の一部破断の概略正面図であ
る。
【図3】長尺物の連続曲げ加工装置に装着された長尺物
のスライダ−機構の右半部の一部破断の概略正面図であ
る。
のスライダ−機構の右半部の一部破断の概略正面図であ
る。
【図4】長尺物の連続曲げ加工装置に装着された長尺物
のスライダ−機構の左半部の一部破断の概略平面図であ
る。
のスライダ−機構の左半部の一部破断の概略平面図であ
る。
【図5】長尺物の連続曲げ加工装置に装着された長尺物
のスライダ−機構の右半部の一部破断の概略平面図であ
る。
のスライダ−機構の右半部の一部破断の概略平面図であ
る。
【図6】ガイドシャフト、空圧シリンダを示す長尺物の
スライダ−機構の左半部の部分正面図である。
スライダ−機構の左半部の部分正面図である。
【図7】ガイドシャフト、空圧シリンダを示す長尺物の
スライダ−機構の右半部の部分正面図である。
スライダ−機構の右半部の部分正面図である。
【図8】オイルコンバ−タ−付空圧シリンダの概略回路
図である。
図である。
【図9】長尺物の連続曲げ加工装置に装着された長尺物
のスライダ−機構の一部破断の左端面図である。
のスライダ−機構の一部破断の左端面図である。
10 長尺物の連続曲げ加工装置 12 メインフレ−ム 14 スライダ−機構 16 ベンダ−ヘッド 18 長尺物 20 位置決めストッパ− 23 スライダ− 24 スライダ−のクランプ手段 30 空圧シリンダ 32 空圧シリンダのピストン 34 エンドレスチェ−ン(無端部材) 38 ストッパ− 38a ストッパ−の突き当て部 40 ショックアブゾ−バ− 41 ハンドルホィ−ル 42 オイルコンバ−タ− 50 ロック用の油圧シリンダ 52 油圧シリンダのピストン 54 固定板 56 摩擦板
Claims (6)
- 【請求項1】 長尺物をクランプして搬送するスライダ
ーを空圧シリンダのピストンに連結してスライドさせ、
無端部材に固着されて空圧シリンダのピストンの進退方
向に移動し、ロックされたストッパーに、スライダーを
突き当ててスライダーの位置決めを行う長尺物のスライ
ダー位置決め方法。 - 【請求項2】 長尺物をクランプして搬送するスライダ
ーと; スライダーをピストンに連結してスライドさせる空圧シ
リンダと; 空圧シリンダのピストンと同一方向に駆動される無端部
材と; スライダーの進路上に位置してスライダーの突き当てら
れる突き当て部を有して無端部材に固着され、無端部材
の駆動に伴ってシリンダのピストンと同一方向に移動し
ロックされるストッパーと; を備えた長尺物のスライダー機構。 - 【請求項3】 センサーの内蔵されたショックアブゾー
バーをスライダー、ストッパーのいずれか一方に設けた
請求項2記載の長尺物のスライダー機構。 - 【請求項4】 対向する固定板との間でストッパーを挟
持しロックする摩擦板をピストン先端に取り付けて、ス
トッパーのサイドに配設された油圧シリンダをさらに具
備した請求項2または3記載の長尺物のスライダー機
構。 - 【請求項5】 長尺物をクランプして搬送するスライダ
ー機構と;軸線方向に進退自在なセンターガイドとセン
ターガイドの周りを回動して長尺物を上方に曲げる曲げ
ローラとを備えてメインフレーム上に並設された複数の
ベンダーヘッドと;を具備し、スライダー機構で所定位
置に搬送した長尺物を適当なベンダーヘッドによって連
続的に曲げ加工する長尺物の連続曲げ加工装置におい
て、スライダー機構が 長尺物をクランプして搬送するスライダーと; スライダーをピストンに連結して連動させる空圧シリン
ダと; 空圧シリンダのピストンと同一方向に駆動される無端部
材と; スライダーの進路上に位置しスライダーの突き当てられ
る突き当て部を有して無端部材に取り付けられたストッ
パーと; を備えて構成されたことを特徴とする長尺物の連続曲げ
加工装置。 - 【請求項6】 長尺物をクランプして搬送するスライダ
ー機構と;軸線方向に進退自在なセンターガイドとセン
ターガイドの周りを回動して長尺物を上方に曲げる曲げ
ローラとを備えてメインフレーム上に並設された複数の
ベンダーヘッドと;を具備し、スライダー機構で所定位
置に搬送した長尺物を適当なベンダーヘッドによって連
続的に曲げ加工する長尺物の連続曲げ加工装置におい
て、スライダー機構が 長尺物をクランプして搬送するスライダーと; スライダーをピストンに連結して連動させるオイルコン
バーター付空圧シリンダと; 空圧シリンダのピストンと同一方向に駆動される無端部
材と; スライダーの進路上に位置しスライダーの突き当てられ
る突き当て部を有して無端部材に取り付けられたストッ
パーと; センサーを内蔵しスライダー、ストッパーのいずれか一
方に配設されたショックアブゾーバーと; を備えて構成されたことを特徴とする長尺物の連続曲げ
加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3174764A JP2509483B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 長尺物のスライダ−位置決め方法、スライダ−機構および長尺物の連続曲げ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3174764A JP2509483B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 長尺物のスライダ−位置決め方法、スライダ−機構および長尺物の連続曲げ加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584522A JPH0584522A (ja) | 1993-04-06 |
JP2509483B2 true JP2509483B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=15984266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3174764A Expired - Fee Related JP2509483B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 長尺物のスライダ−位置決め方法、スライダ−機構および長尺物の連続曲げ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509483B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107030153A (zh) * | 2017-05-12 | 2017-08-11 | 张家港亿联金属科技有限公司 | 一种基于弯管机的加工方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6340616A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 曲げ用位置決め装置 |
JPH0510975Y2 (ja) * | 1988-06-30 | 1993-03-17 | ||
JPH0716742B2 (ja) * | 1988-12-30 | 1995-03-01 | 石原機械工業株式会社 | 長尺物の連続曲げ加工装置 |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP3174764A patent/JP2509483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107030153A (zh) * | 2017-05-12 | 2017-08-11 | 张家港亿联金属科技有限公司 | 一种基于弯管机的加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0584522A (ja) | 1993-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6698159B2 (en) | Adjustable shuttle stop apparatus | |
JP5513849B2 (ja) | 矯正装置、およびこの矯正装置によって矯正加工を施された部材を備える運動案内装置 | |
CN106531674B (zh) | 引线框架上料装置 | |
KR100818840B1 (ko) | 장척재의 절곡 가공 장치 | |
JP2509483B2 (ja) | 長尺物のスライダ−位置決め方法、スライダ−機構および長尺物の連続曲げ加工装置 | |
CN111032242A (zh) | 在加工和核验设备中处理细长体的系统和方法 | |
US3510040A (en) | Work indexing apparatus for cutoff saws | |
US4350033A (en) | Method and mechanism for constant-measure feed of rod materials | |
CN217412005U (zh) | 一种铜排设备的折弯工装 | |
CN215845152U (zh) | 用于在型材上精确冲孔的系统 | |
CN113894194A (zh) | 一种管道成型一体机 | |
EP0533998B1 (en) | Bending machine | |
JPH0768322A (ja) | 中空枠縁に曲げ部分を形成する曲げ方法及び曲げ装置 | |
CA2431299C (en) | Transfer device | |
JPH084199Y2 (ja) | 加工機械用ワーク又は工具類の押引移送装置 | |
CN114509041B (zh) | 用于载带生产的在线检测机构 | |
US20020076285A1 (en) | Cutting-processing machine | |
CN215315432U (zh) | 劈槽收口机 | |
CN220392437U (zh) | 一种cnc精准定位装置 | |
US20210129289A1 (en) | Line catcher type water jet cutting apparatus with product fixing pusher | |
CN217913378U (zh) | 一种多轴移动的超声波焊接设备 | |
JPS6397315A (ja) | 曲げ装置 | |
CN219944978U (zh) | 一种定位上料结合式激光打标机构 | |
JP3687450B2 (ja) | ワーク搬送装置 | |
JP2543832Y2 (ja) | 折曲げ機におけるフロントテーブル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |